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今年度から、春の時期は、男子実業団駅伝チームの紹介をしていこうと思います。
勿論、箱根駅伝ランナーが多く所属しているから、というのもありますが、
昨今、実業団駅伝チームを閉鎖する企業さんが多くなってきています。
企業運営上仕方がないのですが、陸上長距離ファンとして何かできることはないかと思ったのが、現時点の実業団チームのまとめです。
3年連続予選落ち…休部の流れになった八千代工業、おそらく最初で最後の紹介です。
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■第63回東日本実業団陸上競技選手権大会
1500m
真船恭輔3分50秒72
5000m
イェネブロ ビヤゼン13分32秒56
丸山竜也13分42秒98
山本竜也14分12秒41
岡野佑輝14分18秒05
太田黒卓14分21秒15
白頭徹也14分21秒84
真船恭輔14分49秒33
10000m
吉原遼太郎30分03秒82
■第105回日本陸上競技選手権大会(兼 東京2020五輪代表選考会)
10000m
丸山竜也28分01秒80
■第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
1500m
真船恭輔3分53秒26
5000m
2位イェネブロ ビヤゼン13分24秒66
9位丸山竜也13分31秒59
チームの主力選手、ビヤゼン選手と丸山選手が大活躍していたのですね。ビヤゼン選手は東日本で13分32秒、全日本で13分24秒といずれも高レベルのタイム。丸山選手は、日本選手権で28分01秒と好レース、全日本でも13分31秒9位は日本人でも上位でした。走力高い選手はいたのですよね。
■第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会
16位 八千代工業 3時間49分18秒
1区(13.4km)9位真船恭輔 9位通過
2区(8.4km)16位イェネブロ ビヤゼン 15位
3区(16.8km18位丸山竜也 15位
4区(8.4km)16位猪浦 舜 15位
5区(8.4km)16位太田黒卓 16位
6区(8.4km)18位吉原遼太郎 16位
7区(12.6km)13位白頭徹也 16位
それが、東日本駅伝では噛み合いませんでした。1区真船選手が区間9位とまずまずのスタートも、ビヤゼン選手が区間16位で15位まで落とすと、3区丸山選手が区間18位と失速。この時点で、予選通過は厳しくなります。アンカー白頭選手も書き返せず16位。3年連続で本戦出場を逃してしまいました。
そして終わって間もない11月10日、”将来を見据え、新たな領域に経営資源を振り向ける必要があること(原文ママ)”から、陸上部を休部することを発表されました。少しは結果のこともあったかもしれません、無念です。
■第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
真船恭輔62分14秒
太田黒卓65分59秒
■第105回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走
OPイェネブロ ビヤゼン29分38秒
真船恭輔29分49秒
鈴木大海30分50秒
その後の大きな大会にも出場。ビヤゼン選手はクロカンでの好走がありましたね。真船選手はトラックもロードも満遍なく結果を出していた印象です。
1500m
真船恭輔3分53秒26 2021/09/26第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
3000m
吉原遼太郎8分21秒56 2021/04/29平成国際大記録会
真船恭輔8分45秒01 2021/04/29平成国際大記録会
5000m
イェネブロ ビヤゼン13分24秒66 2021/09/26第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
丸山竜也13分31秒59 2021/09/26第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
山本竜也13分53秒21 2021/11/14日本体育大記録会
イマネ メルガ13分54秒17 2021/07/03日本体育大記録会
吉原遼太郎13分55秒18 2021/12/05日本体育大記録会
真船恭輔13分58秒89 2021/11/28東海大学記録会
岡野佑輝14分04秒80 2021/07/14ホクレンディスタンス北見大会
太田黒卓14分08秒40 2021/11/28東海大学記録会
鈴木大海14分08秒95 2021/11/28東海大学記録会
白頭徹也14分14秒22 2021/07/03日本体育大記録会
猪浦 舜14分23秒22 2021/09/19日本体育大記録会
中島哲平14分24秒26 2021/10/03日本体育大記録会
柳原貴大14分58秒26 2021/12/26平成国際大記録会
5000mは、先のビヤゼン・丸山選手の全日本実業団での記録が抜けていますね。全体としても非常にレベルの高い記録です。この他にも13分台でまとめていたランナーがいて、山本・吉原・真船選手がしっかり記録を出しました。いずれも休部が発表された後でした。
さらにロードの方が強いと見える太田黒選手や鈴木選手も14分一桁でまとめています。うまく合えばあえば力あるチームでしたね。他、ホクレンで中堅になりってきていた岡野選手も14分04秒を出しています。
10000m
丸山竜也28分01秒80 2021/05/03第105回日本陸上競技選手権
イェネブロ ビヤゼン28分28秒25 2021/11/27八王子ロングディスタンス
イマネ メルガ28分52秒67 2021/06/05日本体育大記録会
山本竜也28分55秒94 2021/12/04日本体育大記録会
吉原遼太郎28分59秒00 2021/07/14ホクレンディスタンス北見大会
真船恭輔29分04秒71 2021/12/04日本体育大記録会
鈴木大海29分08秒68 2021/12/04日本体育大記録会
白頭徹也29分24秒09 2021/12/04日本体育大記録会
太田黒卓29分29秒09 2021/12/04日本体育大記録会
岡野佑輝29分34秒01 2021/12/04日本体育大記録会
猪浦 舜30分14秒05 2021/07/14ホクレンディスタンス北見大会
10000mは全体を通しても、日本選手権の丸山選手が断トツトップでした。やはり強いですね。そのほかでは、吉原選手がホクレンで28分台をマーク。他は、12月日体大に大量出場、このあたりは就職活動も兼ねていた選手多かったでしょうね。
結果として山本選手が28分55秒と28分台。真船・鈴木選手が29分一桁とまずまずの結果を残している形でした。
ハーフマラソン
真船恭輔62分14秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン
鈴木大海65分13秒 2022/01/30大阪ハーフマラソン
白頭徹也65分23秒 2022/01/30大阪ハーフマラソン
太田黒卓65分59秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン
山本竜也68分10秒 2022/01/30大阪ハーフマラソン
フルマラソン
山本竜也2時間17分34秒 2021/12/19第52回防府読売マラソン大会
白頭徹也2時間18分52秒 2022/02/27大阪・びわ湖毎日統合マラソン
猪浦 舜2時間38分52秒 2022/02/27大阪・びわ湖毎日統合マラソン
ロードレースも立て続けに出場していましたね。全日本実業団ハーフ以外にも大阪ハーフに出場している選手がいました。フルマラソンは山本選手が防府読売マラソンで挑戦していました。
・山本竜也(小森コーポレーション)
・真船恭輔(SUBARU)
・丸山竜也(トヨタ)
・吉原遼太郎(愛知製鋼)
・鈴木大海(セキノ興産)
・太田黒卓(ひらまつ病院)
・イェネブロ ビヤゼン(ひらまつ病院)
気になった選手の移籍先も、八千代工業HPから発表されましたね。エース丸山選手は、強豪トヨタに!実はまだNY駅伝走っていない丸山選手、強豪トヨタから競争を勝ち抜けるか注目!
また、安定感のある真船選手は、今年のNY駅伝準優勝SUBARUへ。勢いのあるチームへの移籍になります。スピードある山本選手は小森コーポ、まだ若い吉原・鈴木選手は、それぞれ次点でNY駅伝を逃したチームに。太田黒・ビヤゼン選手は、ひらまつ病院で力になれるかですね。
・稲浦 舜
・岡野佑輝
・白頭徹也
・中島哲平
・柳原貴大
逆に社業専念という選手もいますね。ルーキーだった中島選手も競技引退という形でした。他、稲浦・岡野選手はスピード、白頭選手はロードのイメージが強かったですね。それぞれ、次の人生がよりよくなればと思います。
箱根駅伝ファンのための情報集
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