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【結果】2022(第30回)金栗記念選抜陸上中長距離大会(4月9日)

2022年4月9日(土)に、
第30回金栗記念選抜陸上中長距離大会が行われます。

最初のグランプリシリーズが行われ、いよいよ新シーズンという感じがしますね。

9時から競技開始で、昼過ぎからシニア種目がぼちぼち始まります。なお、LIVE配信もあるようですね。

男女長距離ともかなり強い選手がエントリーしていますので、見応え充分です。

上位組の結果や、大学駅伝チームのまとめを記載します。

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【結果】2022(第30回)金栗記念選抜陸上中長距離大会

競技日程【男子長距離中心】
13時25分:高校男子5000m7組
13時55分:男子1500m1組2組
14時50分:男子5000m1組
15時10分:男子5000m2組
15時30分:男子5000m3組
16時00分:男子1500m3組4組
(16時20分:女子10000m)
17時00分:男子10000m1組
17時35分:男子5000m4組
(17時55分:女子5000m3組)
18時15分:男子5000m5組
18時35分:男子10000m2組

上位組の結果です

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上位組結果まとめ

[全体の結果速報]

男子1500m1組2組

1組
谷本昂士郎(大牟田)3分51秒07
鈴木雄登(中京大)3分51秒82
市林佳育(関西大)3分52秒15
上位3名

2組
伊藤健太(アスリートエージョン)3分45秒20
田村丈哉(CROSSBRACE)3分46秒48
辻村公佑(大阪ガス)3分47秒51
風戸啓希(GRlab関東)3分47秒67
浜田泰輔(大和精機)3分48秒78
前田陽向(環太平洋大)3分50秒60
楠本拓真(大阪経済大)3分50秒93
村本龍彦④(山梨学院大)3分54秒90
以上8名

 2組から大きくタイムが伸びてくるようにました。Youtubeランナーたむじょこと、田村選手が残り1周でスパートをかけて単独トップに立った場面は大きく盛り上がったところです。

 最終的には伊藤選手が組トップ、田村選手が組2位。3分46秒48は自己ベスト。日本選手権の標準3分45秒00にぐっと近づいてきました。

男子5000m1組

レース展開
1000m:安川電機古賀選手が引っ張って縦長になる。
3000m:8分22秒通過。11名先頭集団
トヨタ紡織聞谷選手や第一工科大サレー選手が先頭付近
4000m過ぎ:サレー選手が抜け出していく

1位アニーダ サレー④(第一工科大)13分56秒75
2位大川歩夢④(東京経済大)13分58秒95
3位伊東夢翔①(中央大)14分01秒78
4位石川裕之(愛三工業)14分03秒28
5位中山雄太④(日本薬科大)14分04秒80
6位橋本 崚(GMOインターネット)14分05秒17
7位古賀淳紫(安川電機)14分05秒41
8位神 直之(北星病院)14分07秒44

9位江島峻太(三菱重工)14分07秒61
10位甲斐翔太(西鉄)14分07秒92
11位聞谷賢人(トヨタ紡織)14分08秒02
12位北村友也(OBRS)14分20秒38
13位真船恭輔(SUBARU)14分32秒64

 気温が25度前後と高めでしたが、1組目から13分台が出ましたね。このあたり、本当に全体的なレベルが上がってきたなと思います。

 実力者の古賀選手やトヨタ紡織聞谷選手が、マラソン上がりながら途中まで先頭を引っ張る頑張り。途中からは学生選手も上位に残って争っていました。

 最後に抜け出したのは第一工科大サレー選手。ほぼ自己ベストに近いタイムで駆け抜けて力の付いているところを見せましたね。東経大大川選手も日本人では一人13分台と高パフォーマンス。

 中大ルーキーの伊東選手も奮闘、箱根の激走が記憶に新しい日薬大中山選手も14分04秒。この組は学生が奮闘します。

男子5000m2組

1000m2分45秒、大阪ガス中村選手や三菱重工の選手が引っ張る。
1000m過ぎて日薬大キプリモ選手が抜け出す。三菱重工吉岡選手ら、何人かの選手がじわじわ追いついてくる
2000m5分26秒通過、キプリモ選手がペースアップ。つくのは吉岡選手のみ。後方3位集団は5秒以上離れる
3200m8分43秒通過、キプリモ選手独走になる。2位は10秒以上後方で九電工赤﨑選手とマツダ臼井選手。4位集団に上野選手ら
残り1周12分32秒で通過

1位ノア キプリモ④(日本薬科大)13分37秒57
2位上野裕一郎(セントポールクラブ)13分56秒33
3位臼井健太(マツダ)13分56秒97
4位赤﨑 暁(九電工)14分06秒64
5位吉岡遼人(三菱重工)14分07秒26
6位鬼塚翔太(メイクス)14分10秒72
7位吉田裕晟(三菱重工)14分16秒87
8位内田健太(埼玉医科大G)14分18秒26

9位吉元真司(黒崎播磨)14分23秒01
10位東 優汰(中電工)14分23秒67
11位畝 歩夢(埼玉医科大G)14分24秒28
12位亀田仁一路③(関西大)14分28秒41
13位北村宙夢(戸上電機製作所)14分37秒38
14位小田部真也(黒崎播磨)14分44秒72
15位中村友哉(大阪ガス)14分47秒86
16位加藤拓海(RFA Japan)15分00秒22

 キプリモ選手が途中から独走!この組ではとびぬけていましたね。13分37秒はこの気象条件で本当に強いと思います。もっと上のレベルでも良かった。

 さて日本人トップ争いは、終盤に抜け出したマツダ臼井選手…かと思われましたが、後方から猛烈な追い上げで差し切ったのは、立教大上野監督!

 もう監督になってから3年以上経つのですが、まだまだ一線級のスピードを持っています。現役選手でもまだ中々及ばないレベルでは!?本当に名ランナーです。

 このほか、序盤先頭を引いた九電工赤﨑選手や中盤留学生に食いついた三尾重工吉岡選手なども上位で粘りました。

男子5000m3組

1500m過ぎ:中電工ドナルド選手が抜け出す
2000m先頭ドナルド選手5分23秒通過、2位集団は3秒差、黒崎播磨ムァゥラ選手に富士山オニエゴ選手が引っ張る
3000mドナルド選手を、ムァゥラ・オニエゴ選手が追いかける展開に

1位ドナルド ミティ(中電工)13分32秒77
2位ジョエル ムァゥラ(黒崎播磨)13分38秒43
3位ポール オニエゴ(富士山の名水)13分44秒13
4位松村陣之助(コモディイイダ)13分49秒37
5位上田結也(ひらまつ病院)13分49秒97
6位加藤 淳(住友電工)13分52秒63
7位楠 康成(阿見AC)13分54秒07
8位川端千都(SGホールディングス)13分57秒06

9位及川瑠音④(東洋大)13分58秒41
10位土井大輔(黒崎播磨)14分01秒84
11位野村優作④(順天堂大)14分05秒45
12位西 研人(大阪ガス)14分05秒85
13位秦 将吾(大塚製薬)14分08秒89
14位藤井寛之(愛三工業)14分12秒99
15位鶴川正也②(青山学院大)14分14秒28
16位浅岡満憲(日立物流)14分15秒72

17位石井優樹(NTT西日本)14分20秒77
18位中村信一郎(九電工)14分29秒78
19位森田歩希(GMOインターネット)14分44秒32
20位若林宏樹②(青山学院大)14分49秒14

 留学生の選手が強さを発揮しましたね。中電工ロナルド選手が13分32秒の好タイムでトップ!そして黒崎播磨ムァゥラ選手に、実業団新人オニエゴ選手が13分44秒とまずまずのタイムです。

 日本人は、コモディイイダ松村選手が好調で13分49秒と中々のタイム。ひまらつ病院の上田選手が、成長を感じる13分50秒切。また、学生では東洋大及川選手が持ち前のスピードを見せてきましたね。

男子1500m3組

1位岩﨑祐也(大阪ガス)3分47秒18
2位才記壮人(関彰商事)3分47秒87
3位井内優輔(M1)(筑波大)3分47秒93
4位石川聖也(川崎市陸協)3分47秒94
5位山崎優希③(広島経済大)3分50秒22
6位野口雄大(トーエネック)3分50秒69
7位甲木康博②(東洋大)3分51秒08
8位高村比呂飛②(日本体育大)3分52秒00

9位石川昌樹④(横浜国立大)3分53秒19
10位加藤 駆③(立教大)3分58秒02

男子1500m4組

400m56秒 早めの入り ペース設定(たむじょーなど)どおり 佐藤・飯島選手前方
800m1分55秒、PM外れる 駒大佐藤選手先頭
1000m2分24秒
残り400m住友電工遠藤選手が一気に抜け出すが、ゴール直前で順大三浦選手が差す展開!

1位三浦龍司③(順天堂大)3分36秒59 日本歴代2位&学生最高
2位遠藤日向(住友電工)3分36秒69
3位高橋佑輔(M1)(北海道大)3分40秒14
4位木村理来(愛三工業)3分40秒48
5位荒井七海(Honda)3分41秒20
6位森田佳祐(茨木陸協)3分41秒42
7位佐藤圭汰①(駒澤大)3分42秒02
8位砂岡拓磨(コニカミノルタ)3分42秒03

9位飯澤千翔④(東海大)3分42秒54
10位飯島陸斗(阿見AC)3分44秒38
11位的野遼大(三菱重工)3分45秒10
12位小林航央(新電元工業)3分49秒38
13位溝口 仁③(東海大)3分52秒07
14位片山直人④(環太平洋大)3分59秒49
DNF横田真人(TWO LAPS)

 とんでもないことになったのが、1500m。日本記録を狙えるペースで進み、残り1周から前年日本選手権5000m覇者遠藤選手が抜け出していきます。さすがスピードのキレがあるなぁと思っていたら、

 残り200mあたりからとんでもないスピードで追い込んできたのが、3000m障害日本記録保持者で東京五輪7位入賞の三浦選手、ゴール直前で差し切ってしまいます。

 タイムは3分36秒59と日本歴代2位!本職3000m障害のために、出走したと思われますが、それでもここまでくるのですから、本当に規格外、今年の活躍がさらに楽しみになります。

 遠藤選手も、毎年確実に自己ベストを更新して、1500mも日本歴代3位3分36秒69!世界陸上標準の3分35秒00が、見えてきたのではないでしょうか。続くレースに注目。

 このほかにも3分40秒少しとレベルの高いタイムでゴールしているランナーが複数、その中に駒澤大1年佐藤選手の名前もありますね。

男子10000m1組

1000m:2人抜け出して通過
2000m:5分40秒程 富士通横手選手が単独 後方2位集団に
3000m:横手選手単独先頭、2位集団5秒以上の差
4000m:先頭変わって、トーエネック河合選手に。キマニ選手らがつく
5000m5人ほどの集団、トヨタ紡織服部選手が引っ張る

終盤、キマニ選手が飛び出す。SUBARU照井選手が2番手
残り1周を切って、照井選手が猛スパート!照井選手がトップを差し切ってゴール!

1組
1位照井明人(SUBARU)28分34秒64
2位ベナード キマニ(コモディイイダ)28分36秒73
3位服部大睴(トヨタ紡織)28分40秒00
4位松山和希③(東洋大)28分42秒17
5位大塚祥平(九電工)28分44秒09
6位横手 健(富士通)28分56秒57
7位中村大成(富士通)29分11秒42
8位山野 力④(駒澤大)29分13秒19

9位東 瑞基(愛三工業)29分14秒65
10位横山 徹(日立物流)29分19秒77
11位中西玄気(愛三工業)29分29秒67b
12位山田滉介(トヨタ紡織)29分31秒96
13位四釜峻佑④(順天堂大)29分32秒27
14位金子晃裕(コモディイイダ)29分33秒60
15位河合代二(トーエネック)29分39秒99
16位清水颯大(大塚製薬)29分58秒83
DNF中村風馬(富士通)

 長い1万mは酷な条件でしたが、最初は富士通横手選手が飛び出し、中盤からはコモディイイダキマニ選手とトヨタ紡織の服部選手が引っ張るなどで、28分台中盤までタイムが伸びました。

 キマニ選手が勝つと思われましたが、最後の追い込みで照井選手が差し切りました。これは強かったですね。さすがNY駅伝2位のチームで主要区間を走った選手です。

 また、若手伸び盛りトヨタ紡織服部選手が3位健闘、さらにこれまで1万mをほとんど走っていなかった東洋大松山選手が28分42秒の好タイム。今年は調子よく積極的にレースに出場しているのもポイントですね。

男子5000m4組

1000m:九電工コエチ選手が先頭
2000m:ワイザカ選手が先頭、SG鈴木選手も前に出てくる

残り1周、留学生4名の争い、サンベルクス岡本選手が日本人先頭

1位フィレモン キプラガット(愛三工業)13分34秒50
2位ドミニク ランガット(コニカミノルタ)13分34秒54
3位コスマス ムワンギ(中国電力)13分35秒68
4位ンガンガ ワウエル(中国電力)13分37秒49
5位岡本雄大(サンベルクス)13分38秒08
6位市村朋樹(サンベルクス)13分41秒55
7位イェネブロ ビヤゼン(ひらまつ病院)13分42秒21
8位ベナード コエチ(九電工)13分42秒33

9位野中優志(大阪ガス)13分49秒39
10位鈴木勝彦(SUBARU)13分49秒80
11位梶谷瑠哉(SUBARU)13分50秒70
12位山田泰史(愛知製鋼)13分51秒42
13位池田耀平(カネボウ)13分51秒68
14位西川雄一朗(住友電工)13分52秒17
15位鈴木塁人(SGホールディングス)13分57秒15
16位井川龍人④(早稲田大)14分03秒67

17位鎧坂哲哉(旭化成)14分05秒27
18位阿部弘輝(住友電工)14分13秒55

 一気に全体のレベルが上がってきましたね、留学生は13分34秒~13分37秒の間に4選手が雪崩れ込んでくる展開。愛三工業キプラガット選手が非常に強かったですね。

 日本人では、サンベルクスのエースが入ってきました。岡本選手が13分38秒、さらに新入部員の市村選手が13分41秒の好記録!ここのところ、本当に調子がいいですね。今の環境が合っているかも?

男子5000m5組

1000m2分42秒、Honda留学生や、富士通坂東・塩尻選手ら
3000m8分02秒、留学生についているのは塩尻・塩澤選手に、駒大田澤選手
4400m、留学生3名先頭、3秒差後ろ3名の中に駒大田澤選手

1位キプランガット ベンソン(SUBARU)13分16秒48
2位スタンネリー ワイザカ(ヤクルト)13分17秒26
3位ジャクソン カベサ(Honda)13分18秒29
4位Y.ヴィンセント④(東京国際大)13分21秒02
5位田澤 廉④(駒澤大)13分22秒60
6位ジェームス ムオキ(コニカミノルタ)13分26秒67
7位塩澤稀夕(富士通)13分31秒31
8位ジョナサン ディク(日立物流)13分36秒41

9位塩尻和也(富士通)13分37秒77
10位坂東悠汰(富士通)13分43秒26
11位服部弾馬(トーエネック)13分43秒61
12位田中秀幸(トヨタ)13分44秒12
13位ジャスティス ソゲット(Honda)13分45秒05
14位小袖英人(Honda)13分45秒21
15位茂木圭次郎(旭化成)13分52秒17

 最終組はやはり全体的なレベル高いですね。留学生選手は、世界陸上標準並みの記録まで伸びました。SUBARUのベンソン選手・ヤクルトワイザカ選手、Hondaカベサ選手が13分20秒を切るタイム、これは早かった。

 続いて、学生が2人。1人は東京大ヴィンセント選手、さらに駒澤大田澤選手が日本人全体トップのタイムとなる13分22秒!まずは日本選手権1万mを狙っていると思われますが、動きは凄く良かったのではないでしょうか。ラスト1周ももがけていたように見えました。

 その他、実力ある実業団ランナーも。富士通の主力選手が固まっており、塩澤・塩尻・坂東選手が13分30秒台~40秒台前半です。4月上旬でこの仕上がり、今後の主要大会が注目ですね。

男子10000m2組

2000m:5分32秒、ペースメーカーSGキベット選手ら。日本人はHonda伊藤選手が前
3000m:8分16秒、PM後ろ旭化成の留学生ら

6000m:16分42秒、ペースが上がり切らず、集団がまとまっている。日本人は伊藤・旭化成相澤・市田選手、三菱重工林田、トヨタ丸山、トヨタ紡織大池選手が先頭

7500m:伊藤選手が先頭に出て引いていく。27分台が出るかどうかのペース

残り1周:伊藤選手猛スパート、留学生や相澤選手が追いかける
残り100m伊藤選手もう一度スパート、留学生選手と接戦でゴール

1位エバンス ケイタニー(トヨタ紡織)27分42秒46
2位伊藤達彦(Honda)27分42秒48
3位サムソン ディラング(サンベルクス)27分43秒86
4位キプランガット デービス(旭化成)27分44秒92
5位相澤 晃(旭化成)27分45秒26
6位マゴマ ベヌエル モゲニ(旭化成)27分45秒26
7位ロロット アンドリュー(SUBARU)27分46秒73
8位市田 孝(旭化成)27分48秒22

9位エドウィン キプケモイ(SGホールディングス)28分00秒58
10位丸山竜也(トヨタ)28分03秒12
11位林田洋翔(三菱重工)28分09秒07
12位大池達也(トヨタ紡織)28分17秒50
13位イエゴ エバンス(サンベルクス)28分20秒39
14位大六野秀畝(旭化成)28分23秒19
15位小林 歩(NTT西日本)28分28秒48
16位中山 顕(Honda)28分47秒38

17位川瀬翔矢(Honda)28分47秒53
18位中村高洋(京セラ鹿児島)28分53秒53
19位荻久保寛也(ヤクルト)29分19秒91
20位川田裕也(SUBARU)29分36秒64
21位難波 天(トーエネック)29分43秒48
22位田村和希(住友電工)29分48秒64
23位相葉直紀(中電工)30分03秒87
前田将太(日立物流)DNF
アンディバス キベット(SGホールディングス)PM

 1万mも魅力たっぷりでした!序盤は、世界陸上標準ペース。暑さもあり中盤はペースが落ち込みましたが、最後のスパートで27分40秒台まで優勝タイムが上がってきました。

 残り1周で先頭集団にいたのは、前年東京五輪代表のHonda伊藤・旭化成相澤選手、NY駅伝エース区間出走の同市田選手でした。そこから伊藤選手が爆発的なスパート!留学生まで振り切ったのはびっくりのスピードです。

 最後の直線はトヨタ紡織のケイタニー選手と、死闘となりました。最後の100分の2秒差でケイタニー選手が制しましたが、本当に日本人トップランナーの見ごたえあるレースでした。

 3着に、流経大から戻ってきたディラング選手が昨年以上の強いレースで27分43秒。この選手の今後の活躍も注目。相澤・市田選手も高いレベルでゴール。

 次の日本人は28分かかりましたが、それでも今日の気象条件を考えると高パフォーマンスでしょう。トヨタに移籍したばかりの丸山選手が28分03秒、伸び盛りの三菱重工林田選手も今後注目ですね。

女子レース結果まとめ

女子1500m
1位卜部 蘭(積水化学)4分13秒08
2位後藤 夢(豊田自動織機)4分13秒57
3位ツラカ エスタムソニ(ニトリ)4分15秒68
4位柳樂あずみ(名城大)4分15秒71
5位田島愛梨(神村学園)4分17秒87
6位米澤奈々香(名城大)4分18秒35
7位森 智香子(積水化学)4分18秒46
8位山本有真(名城大)4分18秒52
9位道下美槻(立教大)4分18秒73
10位山中柚乃(愛媛銀行)4分19秒63

女子5000mグランプリ
1位カマウ タビタ(三井住友海上)15分03秒51
2位ヘレン エカラレ(豊田自動織機)15分03秒94
3位アグネス ムカリ(京セラ)15分05秒89
4位ジェプングティチ ジュディ(資生堂)15分10秒43
5位オマレ ドルフィン ニャボケ(ユー・エス・イー)15分11秒09
6位田中希実(豊田自動織機)15分26秒53
7位川口桃佳(豊田自動織機)15分29秒78
8位五島莉乃(資生堂)15分30秒80

9位佐藤早也伽(積水化学)15分40秒41
10位シェイロ チェロティチ(明国医大)15分50秒07

女子10000mグランプリ
1位吉川侑美(ユニクロ)32分32秒83
2位小海 遥(第一生命G)32分55秒65
3位鈴木亜由子(JP日本郵政G)33分07秒41
4位小井戸涼(日立)33分14秒42
5位棚池穂乃香(大塚製薬)33分36秒25
6位湯澤ほのか(スズキ)34分32秒47
7位籔下明音(豊田自動織機)35分10秒73
8位清田真央(スズキ)35分17秒90
9位西川真由(スターツ)36分25秒23

大学生主な結果まとめ

1500m2組
前田陽向(環太平洋大)3分50秒60
楠本拓真(大阪経済大)3分50秒93
村本龍彦④(山梨学院大)3分54秒90
1500m3組
3位井内優輔(M1)(筑波大)3分47秒93
5位山崎優希③(広島経済大)3分50秒22
7位甲木康博②(東洋大)3分51秒08
8位高村比呂飛②(日本体育大)3分52秒00
9位石川昌樹④(横浜国立大)3分53秒19
10位加藤 駆③(立教大)3分58秒02
1500m4組
1位三浦龍司③(順天堂大)3分36秒59
3位高橋佑輔(M1)(北海道大)3分40秒14
7位佐藤圭汰①(駒澤大)3分42秒02
9位飯澤千翔④(東海大)3分42秒54
13位溝口 仁③(東海大)3分52秒07
14位片山直人④(環太平洋大)3分59秒49

5000m1組
1位アニーダ サレー④(第一工科大)13分56秒75
2位大川歩夢④(東京経済大)13分58秒95
3位伊東夢翔①(中央大)14分01秒78
5位中山雄太④(日本薬科大)14分04秒80

5000m2組
1位ノア キプリモ④(日本薬科大)13分37秒57★
12位亀田仁一路③(関西大)14分28秒41

5000m3組
9位及川瑠音④(東洋大)13分58秒41
11位野村優作④(順天堂大)14分05秒45
15位鶴川正也②(青山学院大)14分14秒28
20位若林宏樹②(青山学院大)14分49秒14
5000m4組
16位井川龍人④(早稲田大)14分03秒67
5000m5組
4位Y.ヴィンセント④(東京国際大)13分21秒02
5位田澤 廉④(駒澤大)13分22秒60★

10000m1組
4位松山和希③(東洋大)28分42秒17★
8位山野 力④(駒澤大)29分13秒19
13位四釜峻佑④(順天堂大)29分32秒27


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。