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箱根駅伝2022予選会振り返り【拓殖大・大東大・城西大】来年度へ

今年残念ながら箱根駅伝本戦に手が届かなかったチームもあります。

いくつか厳選して、
今一度箱根駅伝2022予選会の分析、
それと、直近の大会をも交えながら
来年に向けての分析ができればと思います。

まずは、惜しくも連続出場ならなかった&届かなかった
拓殖大学大東文化大学城西大学です。

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【拓殖大学】箱根駅伝2022予選会振り返りと来年へ向けて

 評価は高かったのですよね。前半戦、全日本予選を安定した戦いで通過。秋口の記録会では、大エースラジニ選手が、1万mで日本学生新記録!これはビッグニュースでしたね。

 日本人ランナーも、主力選手がややまばらだったのが気がかりでしたが、概ねベスト更新。怪我が長かった桐山選手もエントリーに復帰。通過は大丈夫そう…に思えましたが…。

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箱根駅伝2022予選会振り返り

個人順位 名前学年 走破タイム
5位 ジョセフ ラジニ③ 61分52秒
37位 合田 椋④ 63分31秒
79位 桐山 剛④ 63分59秒
118位 山田拓人③ 64分34秒
137位 江口清洋③ 64分44秒
145位 新井遼平④ 64分54秒
160位 竹蓋草太④ 65分10秒
176位 富永悠生① 65分25秒
217位 吉村 陸③ 66分09秒
236位 佐藤広夢④ 66分18秒
合計:11位・10時間46分36秒
251位 小山晴空① 66分26秒
280位 根岸 賢② 67分06秒

順位データ
5km通過-10㎞通過(5㎞間)-15㎞通過(5㎞間)-18㎞通過-FINISH(6.195km間)
23位-10位(3位)-12位(9位)-12位-11位(11位)

 5km-10km間を3位で駆け抜け、この時点で総合10位浮上。ここからしっかり安全圏へ入っていく…と思われたのですが、15㎞で12位に転落。圏内に浮上することは叶いませんでした。

5㎞ごと個人順位参考(Twitter)

 大エースラジニ選手は、先頭集団で勝負して、最終的に5位61分52秒。9月の記録会からすると不満ですが、腰に痛みを抱えていたそうです。どのみち、大きくタイムは稼いでいますので、本来なら通過圏内まで浮上する力はあったはずですが…。

 日本人は、エース合田選手は5㎞88位14分56秒で通過。そのほかは、2つに集団を分けていました。山田・新井・竹蓋・小山選手が5㎞220位台15分09秒、

 桐山選手ら他の選手は5㎞15分18秒の300位付近でした。10㎞ではそれぞれ30分00秒83位、30分11秒の130位付近、30分23秒の180位付近まで浮上していました。

 問題の15㎞以降。上がっている選手は上がっています。一人単独走の合田選手はじわじわと順位を上げていき、最終的に37位63分31秒、まで上がっています。

 また、前方集団の山田選手と後方集団の桐山・江口選手が15㎞で大幅順位アップし100位付近45分31秒に付けます。ゴールでは桐山選手がひと伸びし、63分59秒77位。山田江口選手はやや失速し、117位64分34秒と137位64分44秒。こう見ると、100位以内3名ですので、苦しかったかなぁ。

 6番手には145位64分54秒新井選手、7番手158位65分10秒竹蓋選手、箱根駅伝主要区間を走っていて、本来は上位で稼ぎたい選手がここ。竹蓋選手は15㎞116位45分38秒通過も、以降ぐっと落ち込んでしまい、勿体なかった。

 8番手はルーキー富永選手が176位65分25秒、そして9番手10番手に吉村・佐藤選手の箱根駅伝出走組。217位66分09秒、235位66分18秒かかってしまいました。100以内3名で、200位以下も2名となると、ラジニ選手が稼いでいても、通過ラインにはもっていけないですね…。

 山下監督も仰っておられましたが、やはり”調整ミス”なんでしょうね。良かった選手とそうでなかった選手の差がかなりありました。チームとして、次年度に生かすしかありません。

全日本大学駅伝2021振り返り

 拓殖大としては、今シーズンラストの駅伝となった全日本大学駅伝。その時点でのベストオーダーで臨みました。

14位拓殖大学5時間22分31秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区9.5㎞ 13位 工藤 翼③ 27分34秒 12位 29秒
2区11.1㎞ 12位 合田 椋④ 32分43秒 11位 1分22秒
3区11.9㎞ 2位 ジョセフ ラジニ③ 33分21秒 5位 1分36秒
4区11.8㎞ 16位 山田拓人③ 35分27秒 10位 2分18秒
5区12.4㎞ 15位 新井遼平④ 37分51秒 12位 3分07秒
6区12.8㎞ 10位 小山晴空① 38分53秒 13位 4分15秒
7区17.6㎞ 17位 山崎晃志郎④ 55分06秒 14位 7分09秒
8区19.7㎞ 16位 桐山 剛④ 61分36秒 14位 9分33秒

1区工藤選手…今年の箱根駅伝10区を走った3年工藤選手が出走。箱根予選は走っていないですが、トラック1万mの伸びは早かったです。何とかスパート合戦の手前までついて、トップと29秒差の区間13位で繋ぎます。

2区合田選手…日本人エース合田選手を2区起用しました。先頭集団と後方集団の間の難しい位置で襷をもらう形になりました。単独走の場面もありましたが、終盤は追いついてきた東海松崎選手と並走。青学大らを視界に捉える位置で襷リレー。総合11位、個人では区間12位でした。

3区ラジニ選手…大エースラジニ選手を3区に配置して追い上げを図ります。2.5㎞で青学大を交わすと、6㎞過ぎには駒大東洋中大の集団をまとめて交わして7位に浮上。

 終盤には、明大と國學院大もまとめて交わして、5位に浮上!区間2位の走りで6人抜き。拓殖大のオレンジのユニフォームが躍動、エースの役割を果たします。

4区山田選手…箱根予選でチーム4番手。崩れる選手も多かった中、安定した走りを見せた選手です。ただ、スピード勝負の4区は厳しかったですかね。区間16位の走りで、3区で抜いたチームの奥に抜き返され、総合10位後退します。

5区新井選手…昨年度、大きく成長した4年生の主力選手の一人ですね。でしたが、予選後も調子は上がり切ってなかったですかね。区間15位の走りで、中大と東海大に交わされ、総合12位に後退します。

6区小山選手…唯一ルーキー起用。箱根予選はチーム11番手も、1万m29分09秒を出して駅伝ファン沸かせた選手です。後方の帝京中村選手が爆走したため、総合13位に落としましたが、個人順位は10位。一つ収穫があった区間と言えますね。

7区山崎選手…4年生、この全日本大学駅伝が最初で最後の大学駅伝となる山崎選手。箱根予選は脚に不安があるということで欠場でした。

 走り出してから、中央学大に交わされて以降、中々ペースが上がらなかった感じですかね。区間17位と厳しい結果になりました。

8区桐山選手…ガラスのエースと呼んでもいい4年桐山選手がアンカーを務めました。故障期間が非常に長かった中、箱根予選2年連続二けた順位、学生連合にも今年度は選出されています。

 前も後ろも全く見えない位置でしたが、何とか61分半ばで走り終えました。学生連合で走れなかったら、これが最初で最後の大学駅伝です。

来年度へ向けて~3年生以下で分析

3年生以下の秋の記録会の主なまとめです。

箱根駅伝予選会 
5位ジョセフ ラジニ③61分52秒
118位山田拓人③64分34秒
137位江口清洋③64分44秒
176位富永悠生①65分25秒
217位吉村 陸③66分09秒
251位小山晴空①66分26秒
280位根岸 賢②67分06秒

全日本大学駅伝
1区13位工藤 翼③
3区2位ジョセフ ラジニ③
4区16位山田拓人③
6区10位小山晴空①

11/13-14 日体大記録会
4組
安村零音①29分30秒65★
山崎大地②29分34秒72★
関根大地③29分55秒69
5組
原田大希③29分15秒09★
6組
佐々木虎太郎③29分04秒47★
根岸 賢②29分32秒66★

5000m30組
ジョセフ ラジニ③13分18秒74★

11/23 1万m記録挑戦会
6組
佐々木虎太郎③29分34秒42
7組
小山晴空①29分30秒41

 4年生の主力選手が多いので、底上げは急務になってきますね。箱根予選の成績でいえば、ラジニ選手以外で二けた順位を獲得した選手はいなくなってしまいます。

 長い距離安定して走れる山田・江口選手や、トラックのスピードがある佐々木・工藤・吉村選手がいます。若手では根岸・小山・富永選手がいます。最近では山崎・安村選手が好記録。また原田選手など4年になって開花しそうな選手もいます。

 選手の人数は数えられるだけで、10名以上はいます。どれだけ予選会のハーフマラソンを粘り強く戦える選手に、育成することができるかです。ラジニ選手最終学年になりますので、何とか駅伝出走するところをみたいです。

【大東文化大学】箱根駅伝2022予選会振り返りと来年へ向けて

 2年間箱根駅伝から遠ざかっている大東文化大学。とはいえ、昨年は下級生主体でした。今年になって芽は出てきていました。

 全日本予選では3組まで通過圏内に付ける大健闘。箱根予選も、力を出し切ることが出来れば、通過ボーダー圏内に残るのではないか、という前評判まで上がっていました。

箱根駅伝2022予選会振り返り

個人順位 名前学年 走破タイム
46位 大野陽人③ 63分40秒
70位 谷口辰煕③ 63分56秒
95位 蟹江翔太③ 64分17秒
110位 木山 凌③ 64分27秒
113位 塩田祥梧③ 64分29秒
119位 久保田徹② 64分34秒
169位 西川千青① 65分20秒
189位 倉田 蓮③ 65分39秒
192位 北川慎一郎④ 65分41秒
213位 大谷章宏① 66分05秒
合計:12位・10時間48分08秒
222位 佐竹勇樹② 66分11秒
231位 ピーター ワンジル① 66分16秒

順位データ
5km通過-10㎞通過(5㎞間)-15㎞通過(5㎞間)-18㎞通過-FINISH(6.195km間)
4位-2位(4位)-5位(12位)-11位-12位(16位)

 5㎞通過4位、10㎞通過で2位まで浮上した時は、駅伝ファン「おおっ!?」となったのではないでしょうか。15㎞でも5位で行けると思ったのですが…一気に急落してしまいました。

5㎞ごと個人順位参考(Twitter)

 急落した原因の一つははっきりしていて、大東大初の留学生ワンジル選手が急失速してしまったこと。10㎞過ぎまで日本人先頭集団につけていましたが、最終的に66分オーバー。全日本予選同様ちょっと苦戦気味ですね…

 とはいえ、二人まで失敗しても大丈夫なのが箱根予選。そのほかの選手の推移をみてみましょう。

 5㎞4位通過だけあって、全体的に早かったです。大野・木山・塩田・久保田・倉田・北川選手が14分50秒台二けた順位で通過。10番手の西川選手らで15分04秒付近。昨年はゆっくり行き過ぎた面もあり、早かったですね。

 2位となった10㎞を見ると、大野・木山・久保田・北川選手が29分50秒前半で50位前後で通過。30分前後の80位付近で塩田・谷口選手、30分10秒前後120位付近で蟹江・西川・倉田選手らが通過しています。早めですが、ただ集団走はもう崩れていたようで、点々と通過しています。

 そこから15㎞以降一気にダメージが来たようですね。最終的にチームトップ3となる大野・谷口・蟹江選手以外は、全員大きく順位を落としてしまっています。塩田・北川・倉田選手あたりは10-15km間でかなり苦しんでいました。

 この時点ではワンジル選手も入れて、6名が二けた順位をキープしていましたが、かなりまずい状態でした。そして、18㎞速報で一気に総合11位に下降しました。

 最終的に、46位大野選手63分40秒、67位谷口選手63分56秒、94位蟹江選手64分17秒の3名のみが100位以内。主力として期待された木山・久保田選手が15㎞地点の73位・60位から、ぐっと下がり、4番手108位64分27秒、6番手117位64分34秒まで下がったのも響いたか…。

 あとは15㎞から何とかあげた塩田選手64分29秒112位までがそこそこ。チーム7番手から169位65分20秒西川選手と差が開きました。10番手は213位66分05秒と粘れませんでした。

 集団走をする作戦だったのかどうか、分からないですが、早い段階で単独走になった選手が多かったということ。そして大東大も主力が失速する選手が多かったかなぁという印象です。

来年度へ向けて

3年生以下の、秋の記録会の結果です。

箱根駅伝予選会
46位大野陽人③63分40秒
70位谷口辰煕③63分56秒
95位蟹江翔太③64分17秒
110位木山 凌③64分27秒
113位塩田祥梧③64分29秒
119位久保田徹②64分34秒
169位西川千青①65分20秒
189位倉田 蓮③65分39秒
213位大谷章宏①66分05秒
222位佐竹勇樹②66分11秒
231位ピーター ワンジル①66分16秒

全日本大学駅伝
4区8位久保田徹②34分31秒(11.8㎞)

11/13-14 日体大記録会
10000m
6組
谷口辰煕③28分58秒24★
井田 春③29分17秒33

5000m
18組
西代雄豪①14分38秒20★
19組
中澤優希①14分41秒32
23組
木山 凌③14分08秒14★
西川千青①14分13秒26★
松村晴生②14分22秒69★
長島玲音②14分23秒54★
伊東正悟②14分27秒57
26組
大野陽人③14分11秒46

他、
金田龍心③29分13秒53
菊地駿介②1万mPB29分15秒78

 とはいえ、落ち込んでいる暇はありません。前回16位で今回が12位。そして箱根予選出走メンバーが11名、そして欠場した主力選手菊地・金田選手を合わせると、13名もの箱根予選経験者がいます。なにがなんでも来年は突破するしかないですよ。

 今年は3年生が主体のチームで、次年度4年生になります。順当なら学生連合にて、箱根駅伝に出走するであろう大野選手や、谷口・蟹江・塩田・倉田・金田選手と、多くの選手が集大成を迎えます。

 そして今の2年生で勢いがある選手が多いです。前回連合に選ばれた菊地選手や、全日本予選4組担当した久保田選手が、次年度こそ箱根予選で力になると思います。

 1年生も西川選手を中心に少しずつ軌道に乗り出している形(欲を言えば、ワンジル選手が安定して走れるようになれればいいんですが…)。来年度こそ復帰元年ですね。

【城西大学】箱根駅伝2022予選会振り返りと来年へ向けて

 このところ、本戦出場・不出場を繰り返していた城西大。主軸の選手が卒業した中、連続出場できるか正念場の年でした。

 例年、気象条件が良いと予選通過、気象条件が悪いと予選落ちとなっていました。今回の予選は、風がずっと吹いているというやや悪い条件。前評判を覆すことはできませんでした。

箱根駅伝2022予選会振り返り

個人順位 名前学年 走破タイム
33位 砂岡拓磨④ 63分29秒
81位 山本唯翔② 64分03秒
102位 山中秀真② 64分23秒
108位 野村颯斗② 64分27秒
152位 宮下璃久④ 65分02秒
174位 小島 拓③ 65分22秒
193位 中田侑希② 65分41秒
196位 木村吉希③ 65分41秒
197位 片渕大晴① 65分42秒
198位 平林 樹① 65分42秒
合計:15位・10時間49分32秒
202位 藤井正斗③ 65分50秒
284位 成田龍之介② 67分15秒

順位データ
5km通過-10㎞通過(5㎞間)-15㎞通過(5㎞間)-18㎞通過-FINISH(6.195km間)
21位-19位(14位)-16位(14位)-15位-15位(13位)

 5㎞通過21位はともかく、10㎞通過19位でやや暗雲、15㎞通過で15位以内の速報に名前が出てこず…ゴールで、掲示板に乗る15位に何とかランクインしましたが、それが精一杯でした。

5㎞ごと個人順位参考(Twitter)

 5㎞通過は、日本人先頭集団に付いた砂岡選手が17位14分50秒、続いて15分前後の120位付近で、山本・野村・山下・藤井選手が通過。15分18秒300位前後で山中選手ら後方集団が通過する形でした。

 10㎞は21位29分50秒砂岡選手、67位29分54秒山本選手、90位宮下選手30分05秒、136位30分12秒野村選手。上位は点々と通過。後方は、211位30分25秒木村・平林・藤井選手、241位30分30秒小島選手、264位30分40秒成田選手で通過。スローな入りで、集団にあまりなっていないのが特徴的でした。

 そして問題の15㎞。砂岡選手は24位44分45秒上位集団、山本選手は48位45分02秒の次の集団。3番手がなんと100位台。宮下選手が後退し、野村選手と一緒に116位45分33秒通過。5番手160位45分41秒山中選手、6番手174位45分48秒平林選手。

 7番手以降は46分以上かかってしまい、選手の通過も点々としていました。向かい風の中これは浮上難しい。余程練習で距離に対して、走力に対して自信がないと…と素人ながら思ってしまいました。

 最終的に、砂岡選手33位63分29秒がチームトップ。81位山本選手64分03秒、100位以内は2名のみでした。3番手に、ラスト59人ゴボウ抜きした山中選手が101位64分23秒、108位64分27秒の野村選手の2年生組がまずまず健闘。

 少し間があいて、152位宮下選手65分02秒、174位小島選手65分22秒
。そして中田・片渕選手が大幅に順位を上げて、193位中田196位木村197位片渕198位平林選手と65分41秒~42秒になだれ込み、11番手藤井選手も202位65分50秒で入ったのは、何とか意地を…という形でした。

 今回は、全体的に若い選手が多い中で、風が強い中、後方から単独で追い上げていかなければならい場面が多くなってしまい、結果追い込むことができなかった…という風に見えました。

来年度へ向けて

3年生以下の、秋の記録会の結果です。

箱根駅伝予選会
81位山本唯翔②64分03秒
102位山中秀真②64分23秒
108位野村颯斗②64分27秒
174位小島 拓③65分22秒
193位中田侑希②65分41秒
196位木村吉希③65分41秒
197位片渕大晴①65分42秒
198位平林 樹①65分42秒
202位藤井正斗③65分50秒
284位成田龍之介②67分15秒

11/13 日体大記録会
4組
木村吉希③29分18秒06★
熊谷 奨③29分32秒50★
中田侑希②20分40秒36★
成田龍之介②30分04秒88
古川道斗③30分29秒99★
5組
藁谷誠矢③29分13秒28★
平林 樹①29分14秒30★
小島 拓③29分33秒64★
6組
山中秀真②28分57秒70★
片渕大晴①32分06秒49
7組
山本唯翔②28分48秒72★

 改めてみると、育成が間に合わなかったぁという感じもします。2年山本唯・山中・野村選手が何とかまとめました。新戦力の小島・中田・木村選手に、ルーキー片渕・平林選手とそれぞれ頑張ったけど、もう少しずつでした。明らかな失速は藤井選手くらいでした。

 そして、次に向けて走り出していますね。学生連合16番目に滑り込んだ山中選手、前回山登り5区で魅せた山本唯選手が28分台。これに春に28分台を出してた前回山下り6区の野村選手で、3人の新3年生トリオが出来ましたね。

 これに育成で徐々に上がってきている選手が出てきています。来年4年生になる3年生が、木村・小島選手がベスト。予選走っていない藁谷・熊谷選手も良かったですね。下級生も中田・平林選手らが急成長の様相です。今回の糧が、必ず生きてくるはずです。