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【見所まとめも!】第100回関東インカレ陸上長距離5種目1部エントリー

2021年(令和3年)5月20日(木)~23日(日)にかけて、

待ちに待った第100回関東学生陸上競技対校選手権大会(通称:関東インカレ)が行われます。

コロナ禍の中ですが、今年はそれほど縮小はせずに、通常通りにかなり近い形で行えそうなのは何より。節目の100回を迎えられそうです。

箱根駅伝ファンとしては、1500m・5000m・10000m・ハーフ・3000m障害の長距離5種目のエントリーが気になりますよね。

1部の大学(陸上競技が強い16校)と2部の大学(それ以外)別にそれぞれ5種目のエントリーをまとめ、見所を簡単まとめたいと思います。

こちらは1部です。2部はこちら

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【見所まとめも!】第100回関東インカレ陸上長距離5種目1部エントリー

関東学連公式HP

第100回関東インカレ番組編成

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東洋大学

※箱根駅伝2021総合3位
1500m
1組増田涼太①
2組腰塚遥人④
2組甲木康博①

5000m
児玉悠輔③
松山和希②
及川瑠音③

10000m
宮下隼人④
九嶋恵舜②
柏 優吾③

ハーフ
蝦夷森章太④
前田義弘③
佐藤真優②

 2年生以上の主力選手はほとんどエントリーされ、しかも色んな種目に分かれましたね。春先の記録会に主力が一部出場してませんでしたが、ここは調整していると思っています。

 5000mに主力選手が集まり、箱根1区と2区を担当した児玉・松山選手で勝負にいきます。両者ともトラックで上位入賞するポテンシャルはあるはず。ここに来て好調の及川選手がどこまで絡んでいけるか。トラックのスピードは昨年から磨いています。

 ハーフも楽しみで、箱根往路3区で結果を出した主力の前田選手がエントリー、さらに実力がありながら今年の箱根惜しくも走れなかった蝦夷森・前田選手が復活を期します。蝦夷森選手は2大会前の入賞者です。

 その2大会前の関東インカレ1部ハーフで表彰台に立った宮下選手はトラックの1万mにエントリー。ロードタイプですが、最終学年トラックで満を持して菖蒲に。若手九嶋選手、びっくりエントリー副寮長柏選手と共に点数を取りに行きます。

 中距離に近い1500mは、全日本駅伝6区で粘走が印象的だった腰塚選手がまず注目。大きな舞台で一つ結果を残したい。またここにはルーキー増田・甲木選手が登場。ルーキーは石田選手がエントリーされなかったのですが、ここはじっくりとというところでしょうか。

 全体的には今の戦力が非常に分かりやすいエントリーです。どこまで得点を稼げるか。

東海大学

※箱根駅伝2021総合5位
1500m
1組飯澤千翔③
1組溝口 仁②
2組花牟礼隆汰③

5000m
市村朋樹④
喜早駿介②
徳丸寛大①

10000m
濱地進之介③
石原翔太郎②
神薗竜馬②

ハーフ
竹村拓真③
入田優希②
松尾昴来②

3障
1組杉本将太③
2組松崎健悟④

 トラックで記録を出していた4年市村・2年石原選手がどの種目に来るか、あるいは複数の種目になるか注目していました。結果、1万m28分03秒を出して日本選手権にも出場した市村選手が5千へ。5千で13分30秒を叩き出した石原選手が1万mへのエントリーになりました。

 市村選手は連戦の影響もあってのことですかね。5千mも13分40秒台の走力は持っています。長距離華型種目でどこまでいけるか。5千mは少しずつ波に乗って来た2年喜早選手に、ルーキーで唯一エントリーしている徳丸選手にも注目です。

 石原選手は、トラックもロードもマルチで活躍しているイメージですが、長めの1万mで勝負。強気の走りが活きるでしょうか。他、昨年28分台を記録している濵地・神園選手もエントリー。このあたりに4年本間・3年宇留田選手が入らなかったのがやや意外ですが、最近の調子にかけましかたね。

 ハーフは、箱根アンカーの竹村選手がエントリーするのは予想通り。ここにトラックで好調だった2年生の松尾・入田選手が入ったのはびっくり。特に松尾選手は今季1万m28分21秒とチーム2番手の記録をマークしたばかり。ハーフもその勢いで行けるか?

 短めの距離で、3障は1組杉本選手が楽しみ、順調に記録を伸ばしています。1500mは中距離専門の選手でエントリーしています。直近では溝口選手が3分45秒と好調。2大会前覇者の飯澤選手がやや不調ですが、どこまで戻してくれるか。

 エース力ということで、石原選手や市村選手あたりでまずは得点ゲットしていきたいところ。どの種目も平均的に走力が高い選手が入ったので、どこまで他校と勝負できるかが見物になりますね。

早稲田大学

※箱根駅伝2021総合6位
1500m
1組菖蒲敦司②
2組半澤黎斗④
2組石塚陽士①

5000m
千明龍之佑④
井川龍人③
伊藤大志①

10000m
太田直希④
中谷雄飛④
辻 文哉②

ハーフ
河合陽平④
向井悠介④
佐藤航希②

3障
1組菖蒲敦司②
1組諸冨 湧②
2組北村 光②

 フルエントリーの早稲田大ですが、何気に3障が一番楽しみになりそう!諸冨・北村選手は、昨年の日本インカレ2位3位と表彰台を獲得した選手。箱根駅伝なども経験して一回り成長していると思います。8分40秒台での決勝決着なるか。

 これに菖蒲選手もエントリー。色んな種目をそつなくこなすイメージですが、1500mと3障ダブルエントリーなんですね。1部のレベルでどちらも入賞レベルまでいければかなりの快挙だと思いますが果たして?1500mは最終学年となる半澤選手も注目です。

 さて、5千と1万mは絶好調ならW入賞は狙っていけます。絶好調なのが5千mエントリー千明選手、直近記録会で13分31秒と日本選手権標準を上回るベストを出したばかり。どこまでいけるか。

 春先1万m27分台をマークし、日本選手権に出場した井川選手も調整がしっかりあえば十分に入賞争いができる実力者。ラストの切れ味が見れるか。大器と言われる伊藤選手もインカレエントリーへ。本調子へあげていっている途中ですが、現時点でどこまで大学レベルで通用するか。

 1万mは本調子なら楽しみな中谷&太田選手の27分台組。日本選手権は両者とも怪我のため欠場となってしまいました。現状の調子が分かりにくいですが、最後の関東インカレ間に合えば。これに競り合いが得意という2年辻選手がエントリー。どれだけ他校の実力者に食い下がれるか。

 ハーフマラソンは一転して渋いエントリー。じっくり力は付けたものの、まだ駅伝未経験の河合・向井選手4年生、札幌チャレンジハーフに出場した佐藤選手が入りました。全日本・箱根両アンカーの山口選手は今回は合わなかったかな。

 また、箱根以降調子が上がり切らなかったかロード鬼の鈴木選手、5千13分41秒のスピードがある小指選手ら何人かがエントリー漏れが気になるかなぁ。ほとんどの種目で得点可能ですが、調子がいいのは誰か。

順天堂大学

※箱根駅伝2021総合7位
1500m
1組小島優作④
2組三浦龍司②
2組油谷航亮①

5000m
平 駿介③
三浦龍司②
石井一希②

10000m
伊豫田達弥③
西澤侑真③
野村優作③

ハーフ
近藤亮太④
津田将希④
四釜峻佑③

3障
1組服部壮馬①
2組榎本大倭④
2組斎藤舜太②

 先日、3000m障害で日本新記録を打ち立てた三浦選手は、その3000m障害にはエントリーせず。1500mと5000mのWエントリー。どちらにも出場するかは分かりませんが、いい刺激を受けるレースになれば。三浦選手の持っているスピードからすれば、十分入賞は可能ですが、どういうプランで挑むか?

 その1500mは今年箱根7区走っている小島選手もエントリー、元来スピードタイプですが、ここで発揮できるか。5000mはこちらも有望な若手2年石井選手がエントリーここで目立てるか。長門監督が往路タイプとポイントに挙げる平選手もようやく調子が上がって来たか。まずはしっかり勝負したい。

 1万mが非常に楽しみで、箱根2区3区で継走した野村・伊豫田選手がエントリー。実績では野村選手ですが、1万m28分06秒を記録した勢いでは伊豫田選手ですね。両者の争いと他校のエースの争いが楽しみ。これに安定感のある西澤選手がどれだけ粘れるか。

 ハーフマラソンはちょっと意外、1万m28分36秒を記録して復調したと思われた吉岡選手が外れ、箱根5区出走の津田選手に、まだ駅伝未経験の近藤・四釜選手がエントリー。直前で1万m28分台を出したのも評価されたでしょうか。彼らが結果を残すと選手層が非常に厚くなりますがどうか。

 3障は服部選手ら新戦力ルーキーや、4年生になってチャンスをつかんだ榎本選手ら。順大は比較的この種目の強化は得意。決勝に進出できる選手が出るか。

 トラックの種目、ロードの種目とともに、箱根駅伝でシード権争いからその上にいくために、大事になってくる選手がしっかりとエントリーされていると感じました。どこまで得点を獲れるでしょうか。

中央大学

※箱根駅伝2021総合12位
1500m
1組山田俊輝②
2組居田優太②
2組中野倫希①

5000m
園木大斗②
山平怜生①
阿部陽樹①

10000m
森 凪也④
助川拓海③
若林陽大③

ハーフ
倉田健太④
田井野悠介③
湯浅 仁②

 中央大はスピード核の主力選手が外れてしまったのが気になりますね。事前に調子が上がっていないと感じた2年吉居選手、それ以外にも千守・三浦・井上選手、手堅い走りをする手島選手もいません。とはいえ、全日本予選の通過も悲願です。しっかりと合わせていく選手は分けているかもしれません。

 さて、その中で注目は1500mや1万mになってくるのではと思います。1500mは高校時代からスピードを磨いている山田選手、居田・ルーキー中野選手もスピードがあります。

 10000mは箱根2区を走ったエース森選手がしっかりとエントリー。もう一度箱根2区を見据えてどこまでつけるか。最近好調の若林選手ら3年生の選手もエントリーしています。

 5000mは若手の選手。園木選手に、ルーキー山平・阿部選手がエントリー。実績的には高校駅伝4区2位でトラックでも14分04秒を持っている山平選手が一番気になるかな?

 ハーフマラソンは駅伝未経験組。倉田・田井野・湯浅選手。他の大学もそういうエントリーがありますね。どこまで通用するかです。全体的に得点というと1500mの山田選手以外がどこまでいけるか…。いい挑戦の場になればと思ってます。

日本体育大学

※箱根駅伝2021総合14位
1500m
1組廣澤優斗③
2組佐藤慎巴④
2組水金大亮②

5000m
佐藤慎巴④
藤本珠輝③
漆畑徳輝②

10000m
大畑怜士④
藤本珠輝③
村越凌太③

ハーフ
岡嶋 翼④
加藤広之④
盛本聖也③

3障
1組九嶋大雅③
1組分須尊紀①
2組富永椋太①

 今年度から一人エースとなった藤本選手が5千mと1万mにWエントリー。どちらも走ってもおかしくないかなと思っています。大会の成績も安定し始めているところ、しっかり入賞以上を狙っていきたいところ、

 びっくりしたのが4年佐藤選手も1500mと5千mでWエントリー。チーム内でスピードはある方でしたが、さて得意分野どこまでいけるか。1500mでは最近の記録会好調の廣澤・水金選手、ぐっと自己ベストを縮めてきた漆畑選手が勝負にでます。

 1万mは藤本選手以外では、今年になって1万m28分台を記録した売り出し中の4年大畑選手、さらに箱根5区山登り出走の村越選手がどこまで通用するか。ハーフの3選手は、いずれももう少しでレギュラーに届きそうで届かない選手。上級生も多いので、長い距離での粘りを見せたい。

 3障が何気に注目、1万m29分15秒の走力がある九嶋選手に、昨年の代替IH優勝の分須選手がエントリー。上位入賞できるかどうか。全体的には耐える年、全日本予選以降に向けて一つでも弾みのつく結果となれば。

城西大学

※箱根駅伝2021総合16位
1500m
1組林 晃燿①
2組栗原直央①

5000m
宮下璃久④
砂岡拓磨④
山中秀真②

10000m
砂岡拓磨④
藤井正斗③

ハーフ
小島大輝②
野村颯斗②
山本唯翔②

3障
1組北村歩夢④
1組木村吉希③
2組山本 嵐④

 城西大は一人エースとなった砂岡選手が5000mと10000mにWエントリー。昨年の秋頃の調子に戻っていれば十分に入賞ができる走力があるランナーです。ハーフマラソンで結果が出ている事を考えると10000mに特に注目でしょうか。1部残留に向けて得点したい。

 この他はちょっと意外なエントリーに。1万mはフルエントリーではなく、残りは藤井選手のみ。藤井選手は今年柱の一人となってほしい選手。1万m29分01秒まで上がった走力どこまで通用するか。

 箱根の山で沸かせた山本唯・野村選手は、今回はハーフマラソンでエントリー。山本選手は昨年から見せていた長い距離の適性を発揮したい。野村選手も箱根予選に向けては大事になってくるかな。

 箱根9区を走った宮下選手が5千mエントリーは意外でしたが、今季13分57秒をマークしていてスピードもついてきていました。この種目でどこまで勝負できるか。14分12秒を出している山中選手も飛躍のきっかけにしたい。

 3000m障害も得点のチャンス。高校時代からこの種目強かった山本選手が復活しエントリー。満を持して得点を狙うか。毎年積み上げてきた北村選手も注目の一人。1500mはルーキーより林・栗原選手がエントリーされています。

 一部残留に向けて長距離の得点も非常に大事になってくる城西大。砂岡・山本選手らで確実に加点していきたいところです。

法政大学

※箱根駅伝2021総合17位
1500m
1組北野大輔②

5000m
鎌田航生④
宗像直輝②
宮岡幸大①

10000m
鎌田航生④
川上有生③

ハーフ
清家 陸④
河田太一平③

3障
2組中園慎太郎③

 法政大は少数精鋭のエントリー…もとい記録会にあまり出場していないという事もありますかね。箱根1区区間賞に沸いた鎌田選手が5000mと10000mWエントリー。あの冷静ながら気迫がこもった走りが、関東インカレの舞台でも見る事ができるでしょうか。

 5000mと10000mに関しては主力に育ってほしい選手がエントリーしていますね。箱根9区を走った川上選手や、2年宗像選手あたり。箱根3区走った松本選手は残念ながら今回は未エントリーでした。

 ハーフマラソンをどうやら得点源としてにらんでいるか、今年箱根2区4区を走った河田・清家選手がエントリー。直近では河田選手の方が良かったですが、どこまで上位に行けるか。

 3障は8分台で記録が安定している中園選手一人で勝負。充分に上位入賞圏内で走る実力がある選手です。勝負できる選手に絞って来た法政大、エース選手の走りにより注目です。

国士舘大学

※箱根駅伝2021総合18位
1500m
1組山本龍神②
2組中島弘太①

5000m
清水拓斗④
綱島辰弥③
山本龍神②

10000m
荻原陸斗④
木榑杏祐④
三代和弥④

ハーフ
ライモイ ヴィンセント④
島村広大④
清水悠雅③

3障
1組中西真大②
2組長谷川潤④
2組安達京摩②

 大エースライモイ選手を複数種目起用して、大量得点をもくろむのでは…と思いきや、将来エース期待の2年山本選手が1500mと5000mのWエントリーになっただけで、あとは1人ずつとなりました。多くの選手が標準突破し、経験を積ますことができるということですかね。

 その山本選手や、5000mの清水・綱島選手は少しでも箱根往路などで戦える力をつけることができたかどうか。10000mは荻原・木樽・三代選手と箱根の主要区間を経験している4年生、その力を試したい。

 ハーフと3障は上位入賞チャンス。ライモイ選手は、勿論優勝を狙っていけます。3障は2組安達選手が記録会で8分50秒を切る高パフォーマンスを連発!表彰台の期待がかかります。長谷川・中西選手も平地の走力が高い選手で、覚醒しても不思議ではないでしょう。

 着々と強化が進んできています。得点は勿論ですが、上位にどれだけ近づけたかというのもポイントにして見てもいいかもしれません。

山梨学院大学

※箱根駅伝2021総合19位
1500m
1組都築勇貴③
2組村本龍彦③
2組加藤大成③

5000m
ボニフェス ムルワ③
ポール オニエゴ④
川口航士郎④

10000m
ボニフェス ムルワ③
松倉唯斗④
木山達哉③

ハーフ
ポール オニエゴ④
篠原 楓③
島津裕太②

3障
1組笛木慎之輔③
1組村上大樹①
2組中込 空②

 オニエゴ&ムルワ選手と2人の留学生をダブルエントリーして、大量得点を取りに行っていますね。ここは一部残留がかかっています。

 ムルワ選手がトラックの5千m・1万mどちらにもエントリーしているということは、かなり調子が戻っているのでしょうか?もともとトラックのスピードはあるだけに本調子なら面白い存在。

 オニエゴ選手は5千mとハーフにエントリー。ハーフは普段なら同日開催ですが、どちらもでるのかどうか?長距離ロードで覚醒しただけに、ハーフの方が上位にこれそう。格上と思われる国士大の留学生に勝負できるか??

 日本人では、今年箱根1区を走った新井選手、全日本出走の坪井・橘田選手ら複数の主力候補がいないのが残念ですが、現時点で調子のいい選手を揃えています。

 1500m都築・村本・加藤選手は、毎週のように記録会に出走し実践感覚を養ってきています。1万m松倉選手は28分台を出したばかり。ハーフ篠原・島津選手は箱根からの上がり目を期待。3障は笛木選手ら当日覚醒なるか。2年連続箱根路に向けて、留学生以外の加点もあるといいですね。

筑波大学

※箱根駅伝2021予選会11位
1500m
1組吉田海渡①
2組小林竜也③
2組田中蒼大④

5000m
小林竜也③

10000m
岩佐一楽③
福谷颯太③

ハーフ
伊藤太貴④
杉山魁声④
皆川和範②

3障
2組松村匡悟③

 今年になって復活してきた小林選手が1500mと5000mとWエントリー!特に1500mは得点が狙えるのではないでしょうか。5000mも他校エースにどこまでやれるか。

 また長距離で引っ張るだろう岩佐・杉山選手はそれぞれ1万mとハーフマラソンにエントリー。走力は高いだけにどこまで食らいつけるか。福谷・伊藤・皆川選手ら中堅選手も気になります。

 1年生でエントリーとなった吉田選手や、先輩が強かった3障などにも一つ注目です。

駿河台大学

※箱根駅伝2021予選会15位
1500m
1組清野太成③
1組福田翔哉②

5000m
ブヌカ ジェームス④
清野太成③

10000m
ブヌカ ジェームス④
町田康誠③
新山舜心②

ハーフ
今井隆生④
田尻 健④
永井竜二③

 1部残留のためにエントリーを考えてきていると思います。ジェームズ選手は5000mと10000mでフル稼働。トラックの爆発力は下級生のころから高かっただけに、最後の関東インカレの成績には注目。

 他には箱根を走った町田選手の1万mや、1500m&5000mWエントリーとなった清野選手ら3年生の走り、将来期待の新山選手がどこまで通用するか。

 また、今年度が最後の箱根挑戦となる今井選手はハーフマラソンへ。30歳の今年もベストを更新するなど元気。1点でも加点できれば。

日本大学

※箱根駅伝2021予選会18位
1500m
1組山本起弘④

5000m
樋口翔太③
松岡竜矢③
橋口大希④

10000m
樋口翔太③
松岡竜矢③
若山 岳③

ハーフ
チャールズドゥング③
疋田和直④
武田悠太郎④

3障
2組大倉真亜玖④

 これはびっくり、ドゥング選手はハーフマラソン一本。留学生3名集まってさてどんな競争となるか。昨年の全日本駅伝あたりから覚醒気味でしたが果たして。

 日本人は、樋口・松岡選手の両名に5000mと10000m両方ともエントリーへ。2人とも1万mで28分前半のタイムを出していました。チーム内に他校のエースと通用する日本人選手が現れれば、チームも活性化するはず。

 他は4年生が多くなってきますね。チームに残っている武田選手ら集大成なるか。エース力ということでは、うまくいけばかなり加点できるはずです。

慶應義塾大学

※箱根駅伝2021予選会19位
1500m
1組安倍立矩①
2組河野慶太③

5000m
清水拓哉④
前原裕磨③

10000m
杉浦 慧④
森田剛史③

ハーフ
印藤 剛④
貝川裕亮③
田島公太郎①

3障
1組黒澤瑛紀②

 今年が勝負の慶應義塾大。杉浦・森田選手といった引っ張る選手は1万mにエントリー、印藤選手のハーフマラソンも楽しみ。

 さらにルーキーの田島選手には早くもハーフマラソンへ。現時点での力を試せるいい機会です。全体的にどこまで他校と戦っていけるかですね。

流通経済大学

※箱根駅伝2021予選会22位
1500m
1組梅谷康太③

5000m
ディランゴ サムソン①

10000m
ディランゴ サムソン①
宮下資大④

3障
1組市村 駿③

 流通経済大も一部残留がかかりますね。新加入のディランゴ選手に5000mと10000mで大暴れする元気があれば、十分狙っていけます。あわよくば、1500mの梅谷選手でも加点できれば…です。

※国際武道大は中長距離へのエントリーはありませんでした。