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【箱根駅伝2021で総合2位!】創価大学の4度の箱根路を振り返ってみる

箱根駅伝2021が終わってから時間がたちました。

テレビ番組やネット記事に陸上雑誌で、監督・選手のコメントや、レース中の情報が多く公開されるようになりました。

今度は、わずか4度目の出場で、往路優勝し、あわや総合優勝となる総合2位を達成した創価大の特集です。

今大会だけでなく、初出場時から4度の箱根駅伝と箱根予選の様子を振り返ります。

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創価大学の4度の箱根駅伝を振り返ってみる

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箱根駅伝2015(1度目の出場)

箱根駅伝2015予選会(第91回)
10位創価大学10時間14分03秒
6位山口修平③59分25秒
49位後沢広大③60分47秒
71位セルナルド祐慈②61分07秒
73位蟹沢淳平①61分08秒
80位大山憲明①61分11秒
85位彦坂一成②61分13秒
128位山本真紗也③61分51秒
132位新村健太③61分54秒
169位沼口雅彦④62分38秒
183位小嶋大輝④62分49秒
218位山中福至②63分33秒
224位樋浦雄大④63分42秒
5㎞17位→10㎞14位→15㎞11位→20㎞10位

 これがびっくりの初出場だったのですよね。前年の90回記念大会増枠でのチャンスで逆に硬くなってしまい20位と惨敗。この年は山口選手ら3年生が主力、そして当時の創価大としては大物ルーキーだった大山・蟹沢選手がいました。来るとしたら92回大会では…と言われていました。

 実際序盤はエースの山口選手以外は目立った位置ではなく総合15位前後。それが15㎞で総合11位まで浮上して、出場ボーダー争いに絡んできます。それでも10位東京農業大からは1分半以上差があって厳しいと思われました。

 それがゴールでは山口選手の59分25秒はともかく、後沢選手が60分台、さらにセルナルド選手やルーキーの選手らが61分前半に雪崩れ込みます。この時の創価大はラスト1㎞でスパートをかける作戦でしたが、最後の最後に大きく順位を上げる選手が多くいました。

 結果発表、東京農業大を逆転して最後の枠に滑り込む10位!関東学連選抜では度々登場していた創価大ですが、見事に決めてきました。

箱根駅伝2015
総合20位創価大学11時間31分40秒
往路20位5:44:45/復路20位5:46:55
1区13位山口修平③62分46秒[13]0:46
2区20位後沢広大③72分26秒[17]5:28
3区19位蟹沢淳平①67分27秒[19]10:13
4区10位大山憲明①56分34秒[19]12:16
5区20位セルナルド祐慈②85分32秒[20]20:47

6区12位小島一貴④60分51秒[20]22:27
7区19位江藤光輝①66分33秒[20]26:20
8区20位新村健太③68分54秒[20]29:43
9区19位彦坂一成②73分07秒[20]34:46
10区19位沼口雅彦④77分30秒[20]42:13

 迎えた初の箱根路は、やはり厳しいものがありました。エース山口選手を1区に起用しスタートは13位。それでも徐々に順位を落とし、3区で最下位争いに。4区大山選手の区間10位力走がありましたが、順位アップならず。後のエースセルナルド選手が5区山登りで苦しみ最下位でのフィニッシュでした。

 復路は6区山下りの小島選手が頑張りました。元々1年時に選抜に選ばれるほどの実力者でしたが、その後はあまり名前を聞きませんでした。それが初出場が決まってから必死に間に合わせた選手。難しい6区を区間12位で滑り出します。

 その後はさすがに力不足を露呈しますが、あの青学大が初優勝に向けてトップを爆走している中、8区戸塚中継所までは母校の襷を繋いでいます。総合でも最下位でしたが、見た目も20番目でのゴール。初出場時は、やはりという成績でした。

箱根駅伝2017(2度目の出場)

箱根駅伝2016予選会(第92回)
14位創価大学10時間14分13秒
6位山口修平④59分26秒
25位セルナルド祐慈③60分18秒
60位後沢広大④60分45秒
109位三澤 匠②61分24秒
124位山本真紗也④61分34秒
157位古場京介①61分56秒
160位蟹沢淳平②61分58秒
161位大山憲明②61分58秒
168位二宗広大①62分02秒
221位姫宮大地②62分52秒
251位柴田拓人③63分36秒
342位彦坂一成③65分34秒
10km通過16位→15㎞通過15位(1分25秒差)
→17.5㎞通過15位(2分半前後?)→ゴール14位(2分09秒差)

 連続出場を目指しますが、甘くなかったのですよね。エース山口選手は2年連続59分20秒台、セルナルド選手が大きく成長して個人25位と健闘します。しかし、チーム4番手以下が100位以下となってしまい総合力で及ばず。出場ボーダーとは2分差の14位となってしまいます。

箱根駅伝2017予選会(第93回)
3位創価大学10時間10分09秒
4位ムソニ ムイル①58分51秒
11位セルナルド祐慈④60分00秒
28位大山憲明③60分30秒
66位彦坂一成④61分12秒
77位三澤 匠③61分22秒
86位吉留一喬①61分29秒
88位築舘陽介①61分30秒
106位蟹沢淳平③61分44秒
108位二宗広大②61分45秒
109位作田将希②61分46秒
125位姫宮大地③62分05秒
DNF古場京介②

5㎞3位-10㎞3位-15㎞4位-17.5㎞4位

 ここで2度目の出場の機運に乗ってきます。留学生ムイル選手を迎えて、さらに強化が進みます。6月の全日本予選は初出場をほぼ手中に収めるも、ムイル選手のまかさの棄権で初出場を逃しますが、総合力は付いてきていました。

 最初の5㎞でいきなり総合3位の滑り出しをするとその後も順位をキープします。ムイル選手が後半にペースアップする走りで後半も安泰。2年ぶり2度目の出場を果たします。

 ムイル選手は初20㎞で58分台とまずまずのタイム。セルナルド・大山選手が成長の個人11位と28位、彦坂選手ら長距離でコツコツ積んできた選手らも花開いて個人二けた。チーム10番手も109位でまとめる盤石ぶりでした。

箱根駅伝2017
12位創価大学11時間20分37秒
往路9位5:39:25/復路12位5:41:12
1区17位大山憲明③65分03秒[17]1:07
2区4位ムソニ ムイル①68分05秒[10]1:50  
3区7位蟹沢淳平③64分28秒[7]2:37
4区5位セルナルド祐慈④64分17秒[5]3:11
5区16位江藤光輝③77分32秒[9]5:40

6区19位作田将希②62分08秒[14]9:00
7区18位古場京介②67分23秒[15]10:43
8区3位米満 怜①66分33秒[12]12:55
9区14位三澤 匠③72分41秒[12]15:41
10区8位彦坂一成④72分27秒[12]16:27

 迎えた箱根路も躍進します。1区大山選手が出遅れますが、2区ムイル選手が予選で魅せたクレバーさをそのまま生かします。後半に一気に順位を上げて10位浮上。個人としても区間4位で走り切ります。

 すると流れができるのですね。2年ぶり3区の蟹沢選手が区間7位と粘って総合7位浮上。主将だったセルナルド選手が頑張って区間5位力走。途中駒大の主力選手を抜く際に”背中ポン”したのは語り草になっていますね(駒大とは実は前から縁があって夏合宿で主力選手が何度もお世話になっていたとか)。

 その4区で総合5位浮上は駅伝ファン沸きました。5区急遽山登りを務めた江藤選手は苦しい走りですが、往路9位!2度目の出場で往路9位は素晴らしい成績でした。復路、6区7区が区間下位に沈んでしまって総合15位まで後退。さすがにシード権は厳しくなります。

 ここで終わらないのが創価大。8区大抜擢だった当時ルーキー米満選手が3人抜き区間3位好走で総合12位浮上。長丁場の9区10区も三澤・彦坂選手ら箱根予選で区間二けたに入った選手がしっかりとまとめて総合12位キープしてゴールします。

 こうみると、出走メンバー中8人が3年生以下、さらに1年生2人が区間上位に食い込んでいます。次年度以降大いに躍進してもおかしくなかったのですよね。

箱根駅伝2018予選会(第94回)
12位創価大学10時間13分04秒
5位ムソニ ムイル②59分06秒
47位大山憲明④60分38秒
60位蟹沢淳平④60分51秒
113位三澤 匠④61分16秒
147位作田将希③61分35秒
156位鈴木大海①61分45秒
162位古場京介③61分49秒
166位二宗広大③61分49秒
187位棚橋建太③62分06秒
190位福田悠一①62分09秒
202位築舘陽介②62分21秒
230位上田結也②62分55秒

 ところがそううまくいかないのが箱根駅伝の難しさなんですね。小雨で高速レースとなった94回予選。例年通り後半あげていく作戦でしたが、集団走があがってきません。

 エースムイル選手に、大山・蟹沢選手の4年生主力の健闘がありましたが、チーム4番手以下が100位台となってしまい、初の連続出場ならず12位敗れ去ります。

箱根駅伝2019予選会(第95回)
15位創価大学10時間50分39秒
54位鈴木大海②63分52秒
63位米満 怜③64分00秒
84位作田将希④64分23秒
94位上田結也③64分31秒
137位石津佳晃②65分05秒
145位築舘陽介③65分16秒
153位原富慶季②65分20秒
161位二宗広大④65分24秒
177位棚橋建太④65分37秒
256位秋山優樹④67分11秒
265位松本直樹②67分25秒
278位永井大育①67分52秒
5km3位-10km8位-15km11位-最終15位
5-10km11位/10km-15km16位/15km-最終18位

 この年は予選会のエントリーの段階で暗雲が立ち込めました。エースムイル選手が故障で外れてしまっていました。何とかボーダーライン目指して、今までになかったスタイル序盤から突っ込んでいく作戦を取ります。

 5㎞通過は3位と勝負に出ますが、15㎞で圏外の11位まで落ちると、最後は力尽き予選15位へ。本当に苦しみました。この時チームトップだった鈴木選手が、関東学生連合に選ばれ3区を出走しています。

箱根駅伝2020(3度目の出場)

箱根駅伝2020予選会
5位創価大10時間51分43秒
7位米満 怜④63分19秒
43位石津佳晃③64分46秒
52位福田悠一③65分01秒
56位葛西 潤①65分03秒
61位ムソニ ムイル④65分07秒
67位永井大育②65分13秒
81位築舘陽介④65分25秒
96位嶋津雄大②65分36秒
112位鈴木大海③65分53秒
141位大澤智樹③66分20秒上位10名
196位上田結也④67分06秒
240位鈴木ニムラ④67分49秒
5㎞-10km(5㎞間)-15km(5㎞間)-ゴール(7.195㎞間)
3位-4位(5位)-3位(3位)-5位(6位)

 ここで現監督の榎木監督にバトンタッチします。当時の創価大駅伝部を見て、箱根駅伝への思いの強さは見て取れましたが、故障者が多くポイント練習の参加の少なさが気になったそうです。

 そこで、月間練習量750㎞をノルマとし、さらにタイムや走った場所も分かるアプリを導入し、量と質をじっくりとあげていけるシステムを導入。秋になって徐々に戦力が整ってきていたのが分かりました。

 酷暑となった箱根予選、エースムイル選手が不発に終わるも、総合力は最高。エースに成長した米満選手が個人7位、さらに3年石津・福田選手が好走、大物ルーキー葛西選手も続くなど、個人100位以内に8名の選手をそろえ、危なげなく5位通過。3年ぶり3度目の出場を果たします。

箱根駅伝2020
総合9位創価大学10:58:17
往路7位5:27:34、復路9位5:30:43
1区1位米満 怜④61分13秒[1]
2区11位ムソニ ムイル④67分58秒[6]0:37
3区11位原富慶季③63分16秒[9]3:42
4区4位福田悠一③61分55秒[7]3:46
5区12位築舘陽介④73分12秒[7]6:18

6区16位葛西 潤①60分25秒[10]8:25
7区18位右田綺羅③65分15秒[11]10:17
8区9位鈴木大海③66分39秒[11]12:31
9区6位石津佳晃③69分43秒[11]14:01
10区1位嶋津雄大②68分40秒★[9]12:54

 シード権獲得候補の一角にもあげられた中スタート。1区にエース米満選手を起用するオーダーが的中。超高速となった1区で創価大史上初の区間賞を獲得!初のトップ中継を果たします。

 2区ムイル選手が順位を落としますが、3区予選後に急浮上した原富選手が粘ってこの時点で総合9位。4区福田選手が61分台の好走で区間4位、総合7位に浮上し流れを作ると、入学時から5区山登り期待されていた築舘選手が踏ん張り往路7位。過去最高順位で折り返します。

 復路は準備不足だった山下りでシード権争いに下降すると、7区からは箱根常連校の中央学院大と激しい10位争いのバトルを展開。8区鈴木選手が9位、9区石津選手が6位と食い下がるも、9区終了時で300m程差を付けられます。

 アンカーは相手も有力選手を配置していて万事休すかと思われましたが、2年嶋津選手が猛追。「後半勝負」の榎木監督の指示も無視して、最初の定点から区間記録ペース。あっという間に中学大を交わして10位に浮上すると、終盤に東洋大も交わして総合9位へ。

 まさかの13年ぶり区間記録となる68分40秒を叩き出してのゴール、記録面もインパクトを残しての初シード権獲得でした。

箱根駅伝2021(4度目の出場)

箱根駅伝2021
2位創価大学10時間56分56秒
往路1位5:28分08/復路5位5:28:48
1区3位福田悠一④63分18秒[3]0:18
2区6位フィリップ ムルワ②67分18秒[2]0:59
3区3位葛西 潤②62分41秒[2]0:34
4区2位嶋津雄大③62分49秒[1]-1:42
5区2位三上雄太③72分05秒[1]-2:14

6区7位濱野将基②58分49秒[1]-1:08
7区2位原富慶季④63分12秒[1]-1:51
8区8位永井大育③65分10秒[1]-1:29
9区1位石津佳晃④68分14秒[1]-3:19
10区20位小野寺勇樹③73分23秒[2]0:52

 初のシード校として、三大駅伝に参加と思いきや、コロナ禍で思わぬ日程になります。出雲駅伝は中止が決定し、全日本大学駅伝は書類選考で予選落ちとなってしまいます。駒大との縁で、多摩川トラック対抗に出場しますがここではあまり目立ちませんでした。その為、創価大を箱根駅伝上位に推す声は多くありませんでした。

 それでも、エースムルワ・福田選手の成長、三上選手の山登りに目途、他にも非公認で1万m28分40秒を出す選手もいて、確かな手応えはチーム内にはあったようです。

1区福田選手…今回もエース選手を1区に持ってくる作戦。牽制1区だった場合に勿体ないことになるので、やや賭けになるのですが、今回も成功でした。

 スローとハイペースを繰り返すタフな展開、最終的には走力が非常に高い選手が上位にくる展開に。六郷橋で抜け出した法大・東海大には届きませんでしたが、第2集団最高位の3位で中継します。

2区ムルワ選手…序盤は第2グループで比較的ゆったりスタートしますが、後方から東国大ヴィンセント選手が抜くと果敢に食らいつきます。10㎞までにはマッチレースとなって貯金を作りにかかります。

 ただ、さすがに早かったか。権太坂手前で引き離され単独2位になると、最後の上り坂で東海・日体・東洋大のランナーらに追いつかれながらも何とか2位をキープします。ここは30秒ほど誤算だったらしいですかね。

3区葛西選手…”3区4区凌いで5区で勝負”が、戦前立てていたプランだったそうですが、ここからが凄かったのですよね。次期エース候補の葛西選手が、東海大には付けなかったものの、しっかり総合3位を走っていきます。

 湘南海岸に出てきてから東国大を交わして総合2位へ浮上。トップと34秒差で中継。タイムも、今回は全体的に伸び悩む中62分台の区間3位の会心の走りでした。

4区嶋津選手…そして前回10区間新でシード権奪取した嶋津選手が、今年もやってくれました。5㎞14分30秒と突っ込み気味で入ると、早くもトップの東海大の背中を捉えます。両角監督の声かけから、相手が後半勝負とにらむと加速しながら追い抜きます。

 終盤も脚が引きちぎれるのではないかというくらい追い込んだ走りで見事なトップ中継!しかも2位浮上の駒大と1分42秒の差をつけます。”人生のモブになりたくない”が座右の銘の嶋津選手今回も主役に。

5区三上選手…昨年度も山登りの候補に挙がりながらも、残念ながら補欠に泣いた選手。今季は、非公認で1万m28分40秒をマークし、激坂王で初代王者に輝くなど実績を積んで、満を持して山登りに挑戦。

 思わぬトップからのタスキリレー、後方から区間記録保持者が追いかける展開ですが、大きな追い上げは許しません。終盤の下りでは逆に突き放す快走!区間2位の走りで2位以下に2分以上の大差をつけて初の往路優勝のゴールテープへ!一躍名を上げましたね!

6区濱野選手…今期調子上がってきていたスピードランナー。創価大が苦手にしている区間でしたが、下りを過ぎてからまずまずの走り。後方から駒大が激しく追い上げますが、濱野選手も設定タイムを上回る力走。59分30秒設定から58分台の区間7位はまずまずの滑り出しでした。

7区原富選手…前回3区の原富選手を7区に回すのですから、今年の創価大はやはり選手層は厚かったですね。1分08秒差まで6区で追い詰めてきた駒大を、序盤こそ詰められますが、5㎞を過ぎてから徐々に突き放し始めます。4年生らしい走りで区間2位力走!駒大を1分51秒突き放します。

8区永井選手…昨年度の箱根予選でもまずまず走るなど長い距離台頭していたランナーです。序盤は駒大に詰め寄られるも、遊行寺坂からは互角の走りを見せます。最終的に1分29秒差にとどめて9区にバトンを繋ぎます。

9区石津選手…前回区間6位の力走を見せていた石津選手を2年連続で9区。創価大としては勝負区間でした。5㎞14分20秒を切るハイペースで突っ込んでいくと、区間記録ペースで猛然と走っていきます。後方との差は開く一方に。

 最終的に区間記録にはあと僅かに届かなかったものの、今大会創価大初の区間賞を獲得する見事な走り!2位駒大との差を3分19秒差まで広げる走りで、初優勝がついに目前に迫ってきました。

10区小野寺選手…あとは悠々と初優勝のゴールテープへ…とならないのが、箱根駅伝の難しいところ。比較的ゆったり入りますが、単独走が苦手だったりプレッシャーがかかったりして、中間点過ぎで思いのほかスタミナを消耗。

 15㎞を過ぎてから1㎞3分20秒もかかるラップが出てきてしまい、区間賞ペースの駒大に猛追を許します。後方に見えてからが早かった。見る見るうちに差がなくなっていき、20.9㎞でついに首位陥落。出場4度目の歴史に残るスピード優勝はなりませんでした。

まとめ

・箱根駅伝順位は、20位⇒12位⇒9位⇒2位うなぎのぼり
・瀬上監督が下地を作り、榎木監督が開花させた
・出場4度目の往路優勝は歴史に残るスピード!
・それでもシード権獲得までは連続出場がかなわなかった
・9区まで完璧だった箱根駅伝2021、総合は次回へ持ち越し

 箱根駅伝2015(第91回)で初出場した時は、あまり勝負にならず最下位だったチームが、まさか箱根駅伝2021(第97回)で往路優勝&総合2位に輝くとは予想付きませんでしたよね。

 現監督の榎木監督が非常に目立っています。スカウトに関していうと、強豪校に比べるとやはり高校時代有名な選手は少ないです。その中、焦りなどもなく、されど選手たちが質量ともに練習を追い込める環境にうまくできているのですよね。

それでも監督2年目で、また連続出場がおぼつかなかったチームがここまで来るとは…

このコメントもうまいなと思ってしまいます。

 とはいえ、前任者の瀬上監督がゼロをイチにして、少しずつ箱根駅伝常連校との差を詰めていっていたからこそ、今回華開いています。このことも流れを見ているとよくわかりますね。

 また、初出場してからすぐに差が詰まったのではないのも注目。箱根出場時の順位だけを見ればうなぎのぼりなのですが、箱根予選落ちを繰り返していて、苦汁を何度も舐めているのも、しっかり分かります。

 今回、ノーマークだった中から往路優勝!9区まではプレッシャーをものともせずに首位をひた走りました。最後をしのげなかったのは、チームとしての優勝経験値の差でしょうか。次年度は周囲の目が変わってくる中、榎木監督がどのように選手たちを引っ張っていくか、引き続き注目ですね!