ほとんどのロードレースの中止が早々に決定していく中、初開催のロードレースが開催されました。
激坂最速王決定戦2020です
箱根の山を登る、仮想山登り5区を体感できるコースになっています。
13.5㎞(往復27㎞部門も)で981mも標高差があるきついレースに、青学大や東国大らが参戦を告知していましたが、その結果は意外な選手がトップに…?
また、最近気になる早稲田大が、部内でハーフマラソンTTを開催。その結果、そして駅伝ファンとしてのコメントを記載しました。
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2020.11.21結果【激坂最速王決定戦】大学駅伝詳細分析も!
激坂最速王決定戦2020公式サイト(リンク切れ?)
小田原料金所~箱根大観山口、片道13.5㎞ 標高差981m!
箱根山で実際の上りよりも傾斜がきつい7%平均!
登りの部が片道13.5㎞、ピストンの部が全27㎞となっています。
登りの部に箱根駅伝を目指すランナーが中心に走っています。
その結果を中心に、まとめてみます。
ロードレース登りの部
1位三上雄太③53分09秒 創価大 第1ウェーブ
2位津田将希③53分43秒 順天堂大 第1ウェーブ
3位村越凌太②54分14秒 日本体育大 第6ウェーブ
4位真砂春希④54分42秒 順天堂大 第1ウェーブ
5位竹石尚人④55分06秒 青山学院大 第1ウェーブ
6位脇田幸太朗②55分06秒 青山学院大 第1ウェーブ
7位四釜峻佑②55分11秒 順天堂大 第1ウェーブ
8位原 由幸55分15秒 第3ウェーブ
9位宮原 徹55分45秒 滝ケ原自衛隊 第2ウェーブ
10位森下 治①55分46秒 創価大 第1ウェーブ
11位福住賢翔④55分46秒 日本体育大 第6ウェーブ
12位荒井雄哉④55分49秒 東京国際大 第1ウェーブ
13位加藤純平④56分30秒 東京国際大 第1ウェーブ
14位薮下温司③56分53秒 筑波大 第1ウェーブ
15位島崎元希②58分21秒 東京国際大 第1ウェーブ
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館澤亨次58分53秒 横浜DeNA 第7ウェーブ
加藤広之③59分00秒 日本体育大 第6ウェーブ
高橋佐介④60分24秒 日本大 第5ウェーブ
大村 一64分52秒 塩尻市市役所 第7ウェーブ
ロードレースピストンの部
高林遼哉1時間40分53秒
大西 淳貴1時間43分54秒
山田佳史1時間45分43秒 東京陸協
激坂王になった#激坂王 #箱根 #優勝 #創価大学 pic.twitter.com/3GeRYik2XP
— 三上雄太 (@mikami_0610) November 21, 2020
創価大三上選手が初代激坂王!
いくつかの大学が山登り対策で出場する中、制したのは創価大の三上選手でした!タイムは53分09秒。昨年も山登りの控えとして箱根駅伝16人の中に名前を連ねていました。
トラックでベストを出していましたが、ここまで登りに関して強かったとは…!1年の森下選手も全体10位の55分46秒とまずまず。、創価大もできる準備をしています。
順大と日体大や東国大は新戦力台頭!
順天堂大と日体大は新戦力が台頭しています。前回の箱根駅伝5区山登り出走した真砂選手が54分42秒の全体4位まずまずの走りをするも…それを3年津田選手が上回りました!全体2位の53分43秒。登りに関しては彼のほうが良かった!山登りの人選は一つ課題でしたが、部内で加熱しそう。
それから日体大はちょっと予想外のランナーが好走。2年村越選手が54分14秒で全体の4位。全日本駅伝で粘っていた4年福住選手を上回りました。村越選手も箱根予選出走していましたが、なるほどという結果です。彼が5区なら平地の走力が厚くなりそうです。
東国大では4年生同士の争い。前々回5区山登り出走の4年加藤選手も頑張りましたが、同じく4年でロード型の荒井選手がわずかながら上回っています。東国大も5区山登りはまだまだ課題なので、最後まで争いたいところです。
青学大は竹石・脇田選手が一緒にゴール 飯田選手は…
青学大は原監督が飯田・竹石・脇田選手を参戦させると話題になっていました。結果的に、5区一番手候補の飯田選手は出走せず、竹石選手は「5割程度の力で」で、登りに適性あるという脇田選手に声をかけながら55分06秒で完走。
登りの部 (13.5km)
*竹石尚人 (青山学院大学)
*脇田幸太朗 (青山学院大学) pic.twitter.com/VrJ8W5GlzR— か え 🍁 (@k_7250) November 21, 2020
練習の流れなどもあるので、本気勝負はこの時点では回避したのでしょう。個人的に確実性ということで飯田選手が山登りかなぁと思ってますが、竹石選手も結構器用な選手なので、色んな区間で起用の可能性はあると思いますがどうでしょうか。
このほか、ピストンの部やゲストランナーでも盛り上がりましたね。ピストンの部(往復)は、今年の箱根駅伝9区を走った順大OB高林選手が優勝!2位には上武大OBで先日サンベルクス陸上部を引退したばかりの大西選手…!懐かしいですね。
そしてゲストの部では、箱根駅伝5区・8区・4区・6区と上りやアップダウンがある区間を中心に走った館澤選手や、法政大強風の中沸かせた大村選手の姿も…!
多くのロードレースが中止になる中、盛り上げてくれました。開催してくれて、そしてきてくれてありがとうと言いたいですね!
館澤亨次選手、福内櫻子選手ありがとうございました!最高の激坂最速王決定戦になりました!!
※レース自体はものすごくキツかった。
初めて足がつったり痙攣したりしましたが無事に目標の3時間切りで完走できました!!#DENA #twolaps #東海大学 #大東文化大学 pic.twitter.com/91lih6Y73V— スポーツファン@激坂最速王決定戦ピストンの部11/21 (@ekiden_first) November 22, 2020
2020.11.22結果【21.1㎞タイムトライアル】
所沢キャンパスで早稲田大の選手が、
およそハーフマラソンの距離のタイムトライアルが行われました。
その結果です。
2位吉田 匠④63分11秒
3位向井悠介③63分59秒
4位室伏祐悟③64分40秒
5位茂木凜平③65分43秒
6位住吉宙樹④66分31秒
トラック1万mとはまた少し違う結果が出ましたね。全日本駅伝6区を走った諸冨選手が62分53秒と、1㎞3分を切るペースでチーム内トップ!全日本駅伝も一定のペースで走り続けていましたが、長距離ロード向きでした!
2位には一時絶不調にも陥っていた4年吉田主将が63分11秒とほぼ1㎞3分ペースで走り切りました。長距離の安定感はさすがですね。山登りになるのか復路の終盤になるかはわかりませんが、出走候補まで上がってきました。、
あとは向井選手が63分台で走り切ったところまでかなぁ。室伏選手はやや息切れか。4年ラスト住吉選手は…メンバー入り遠のいてしまったか…。本当にこの時期の記録会は悲喜こもごもです。