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【2020(第17回)国公立27大学対校駅伝・Sir Graeme Douglas International】結果・駅伝ファンとしてのコメントなど!

クロスカントリー以外で、2020年2月22日~24日の大会です。

国内の大会では、国公立大27大対抗駅伝がありますね。

海外レースなども追記していきます。

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第17回国公立27大学対校駅伝

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総合結果

1位横浜国立大1:58:08
2位東北大1:58:21
3位東京工業大1:58:28
4位茨城大1:59:14
5位千葉大1:59:44
6位信州大2:00:47
7位新潟大2:00:52
8位一橋大2:01:12
9位高崎経済大2:02:01
10位埼玉大2:02:12

 前年優勝校の信州大が伸び切らない中、びっくりですね。横浜国立大が優勝しましたか。院生が充実していますが、全日本駅伝によく出ている東北大や、箱根予選常連の東京工業大などに勝ったのはびっくりです。

 茨城大や千葉大も箱根予選出れなかったチームですが、ここで意地を見せる結果でした。次年度こそ出場にこぎつけてほしいですね。

区間成績

1区9.85㎞
1位松浦崇之④29分22秒 東北大
2位福原一将④29分36秒 千葉大
3位塩田 匠(M1)29分39秒 東京工業大
4位小野隼太(M2)29分41秒 茨城大
5位枡川健太郎(M2)29分44秒 横浜国立大
6位坪井響己④29分54秒 信州大
7位久慈清太朗(M2)29分55秒 群馬大
8位石澤由祐③29分57秒 高崎経済大
9位岡部 純③30分27秒 首都大
10位柿沼祐亮②30分44秒 宇都宮大
11位駒田光太朗③30分45秒 金沢大
12位杉山喜紀③30分46秒 静岡大
13位入野翔太④30分54秒 東京学芸大
14位高橋祐希①30分57秒 山形大
15位高島良平④31分01秒 一橋大
16位佐藤拓也②31分09秒 埼玉大
17位上田誠人④31分10秒 山梨大

 1区では、日本インカレ・全日本駅伝選抜メンバーで好走を見せていた東北大松浦選手が強かったですね。これに千葉大の2大エースの一人福原選手、箱根予選で健闘していた塩田選手、5千15分きりの走力をキープしている茨城大小野・横国大枡川の院生の選手らも区間上位です。

 他にも、30分きりくらいのタイムを出している選手もいて中々いいですね。信州大坪井選手は出雲とかでも頑張ってました。

 群馬大院生久慈選手は上尾ハーフで70分切っていましたかね。国公立大のエース選手の力は確実に上がってきています。

2区3.12㎞
1位青栁良英(M2)9分06秒 横浜国立大
2位井上暁人(M1)9分09秒 東京工業大
3位室井颯人②9分22秒 群馬大
4位小久井健将③9分23秒 茨城大
5位中島福尚④9分27秒 東京学芸大
6位清崎 佑②9分28秒 一橋大

 1500mでインカレの経験がある横浜国立大の青柳選手が3㎞強の区間中々強いですね。3秒差の東工大井上選手大健闘です。

3区7.57㎞
1位今江勇人④22分15秒 千葉大
2位石川昌樹①22分51秒 横浜国立大
3位小松崎海斗①23分29秒 首都大
4位伊藤颯吾②23分35秒 東京工業大
5位岩渕 健⑤23分37秒 新潟大
6位長友勇樹②23分38秒 一橋大
7位林 大輔②23分39秒 信州大

 千葉大のもう一人のエースがここに登場。3障で関東インカレ上位、そして箱根予選を通じて箱根本戦も狙った今江選手、夢は叶いませんでしたが、大きく抜けていますね。ここで千葉大がトップに立ちます。

 そしてこの今江選手に唯一ついていけたのが横浜国立大1年の石川選手。中距離をやるのかなと思っていましたが、ロードシーズン大活躍中ですね。来シーズンいろいろな意味で楽しみです。レースとしてはこの2校のマッチレースに。

4区5.00㎞
1位金子暖慈②15分17秒 茨城大
2位後藤 優(M2)15分19秒 横浜国立大
3位林 伸幸③15分27秒 埼玉大
3位森 基哉②15分27秒 東京工業大
3位立野佑太④15分27秒 東北大

 そして、この区間で横浜国立大が単独トップに立つのですよね。後藤選手が区間2位の走りで抜け出していきます。なお、茨城大の金子選手が区間賞はやや意外!茨城大としても思わぬ収穫かな?

5区5.00㎞
1位宮本龍二①15分28秒 一橋大
2位加太宏明(D1)15分29秒 横浜国立大
3位田沼 怜③15分31秒 東北大
4位横山昇太郎①15分33秒 新潟大

 横浜国立大で中距離を主にしている加太選手が5㎞区間で頑張り区間2位好走。一橋大の宮本選手が区間賞獲得しますが、以前後方を大きくリードして逃げていきます。

6区8.00㎞
1位柚木友哉(M1)24分18秒 東北大
2位北條大地②24分46秒 茨城大
3位竹岡 大③24分55秒 東京工業大
4位蛭田翔太①25分01秒 新潟大
5位辻川侑馬②25分04秒 静岡大
・・・
9位宇佐美亮児(M1)25分39秒 横浜国立大

 アンカーは最後の最後までハラハラな展開だったようです。横浜国立大宇佐美選手もそれほど悪くなかったのですが、茨城大北條選手や、東国大竹岡選手がじりじり追い上げ、さらに、1分半後方から東北大柚木選手がダントツの区間賞で激走!

 視界に入るところまで行きましたが、辛くも横浜国立大が逃げ切り優勝!院生5人とルーキー1人と中々面白いチーム構成だった横浜国立大が見事な勝利を飾りました。

Sir Graeme Douglas International

5000m
1位松枝博輝13分37秒37 富士通
2位田中秀幸13分41秒05 トヨタ自動車
——————————–
4位坂東悠汰13分47秒93 富士通
5位千葉直輝13分55秒84 SGHグループ
9位菅原伊織③14分14秒24 城西大
 日本選手の海外レースの多くなってきていますよね。今月はいくつかレースが行われていますが、今回は特に記録が伸びました。富士通のスピードエースの松枝・坂東選手、さらにトヨタ自動車の実力ランナーの田中選手あたりがしっかり上位。松枝選手は安定して13分30秒台は出してきますね。他、大学生では城西大菅原選手もチャレンジできました。
 

3000mSC
1位山口浩勢8分31秒25 愛三工業
2位打越雄允8分38秒48 大塚製薬
——————————
5位潰滝大記8分44秒81 富士通
6位楠 康成8分47秒00 阿見AC
10位松本 葵9分10秒98 大塚製薬
 
 男子の3障も複数選手がチャレンジし、素晴らしい記録が出ています。愛三工業の山口選手が8分31秒と五輪標準にも迫ってくるタイム!ここにきてまたさらに実力を伸ばしていますか!?上がりの1㎞が2分44秒だったそうで、これもなかなかのタイムです。打越選手もしっかり状態をあげています。

女子5000m

1位新谷仁美15分07秒02 積水化学 東京五輪標準突破 日本歴代7位
2位田中希実15分24秒98 豊田自動織機TC
4位M.ダンカン15分50秒32 資生堂
PM樺沢和佳奈 慶應義塾大

 一番大きく話題になったのが女子5000mですね。新谷選手が、15分07秒と自己ベストを更新!これは日本歴代7位にあたり、15分10秒の東京五輪標準突破。そして…日本人女性30歳台最速記録だそうです。

 一旦競技をやめて、そのうえで日本歴代のパフォーマンスをすること、それが本当にすごいです。4月に1万mで18年ぶり日本記録を狙うとのこと、新谷選手ならきっとやってくれると願ってます。

 なお、5000mの東京五輪標準突破者は、15分00秒01田中選手、15分05秒40廣中選手含めて3名に。女子トラックが活気に満ちてきていますね!

 東京五輪開催ができるかどうかはともかく、女子中長距離がまた前進しそうでワクワクします。

Husky Classic2020

これはもっと前の記録会になりますね

1位Lopez Lomong7分45秒82
遠藤日向7分47秒99 住友電工

 トラックで東京五輪を狙っている遠藤選手が3000mに出場。7分47秒の好記録を出しました。このタイムは中々ですね。1500m・5000mに繋がっていけば!!