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箱根駅伝2020予選会【展望&戦力分析②】~トップ通過候補!

New:【箱根駅伝2020】改めて展望・区間オーダー&順位予想をしてみました

第96回箱根駅伝2020予選会のエントリーが発表されました。

箱根駅伝2020予選会【出場校&14人エントリー一覧!10000mタイムも!】

10枠を43チームが争います。

ここでは、特に箱根本戦で上位候補のチームは箱根本戦出場を目指せる20チームを詳しく紹介します

ここでは、主が今年の箱根駅伝予選会でトップ通過&上位通過するのではと思うチーム

中央大学・早稲田大学・日本体育大学・東京国際大学・神奈川大学を紹介します。

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箱根駅伝2020予選会【展望&戦力分析②】~トップ通過候補

第96回箱根駅伝予選会公式サイト

日テレ箱根駅伝サイト

関東学生陸上競技連盟

ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(20㎞換算:~57分10秒/84回:1位)

SSS(9点)60分20秒~60分59秒(20㎞換算:57分11秒~57分49秒/95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(20㎞換算:57分50秒~58分27秒/95回:2位、94回:3位、93回:1-2位)

S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/95回:3-8位、94回:4-5位、93回:3-4位)

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)

参考:過去3年間(95回、94回、93回)
トップ通過:54点、35点、39点
10位通過:31点、27点、33点

上記の得点で、ここ最近のトップ通過やボーダーの合計得点を算出。タイムなので気象条件で変化はするものの、30点以上は通過にほしいところとなります。

以下、戦力分析となります。

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[前回本戦11位]中央大学

【過去3年間の成績】
95回予選8位10:42:55⇒箱根駅伝11位
94回予選3位10:06:03⇒箱根駅伝15位
93回予選12位10:17:01(ボーダーまで44秒差)

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
森 凪也②29分09秒57

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)
池田勘汰③29分22秒02≪19:箱4区9位、18:予35位、箱9区18位、17:予74位≫
三浦拓朗②29分27秒78≪18:予53位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)
三須健乃介③29分18秒94≪19:箱3区16位、18:予110位≫
畝 拓夢③29分25秒98≪18:箱5区10位、17:予33位≫
矢野郁人③29分43秒49≪19:箱8区8位、18:予95位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
舟津彰馬④29分30秒28≪19:箱6区17位、18:予99位、箱1区12位、17:予14位≫
大森太楽③29分33秒92
川崎新太郎③29分34秒71≪19:箱10区6位、17:予126位≫
千守倫央①29分18秒56≪19:全国1区30位、18:高校1区18位≫
助川拓海①29分21秒42≪19:全国4区4位、18:高校3区20位≫
井上大輝②29分22秒35

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
手島 駿②29分46秒81
岩原智昭③29分58秒15≪19:箱5区20位≫

主なエントリー漏れ:加井虎造③29分08秒09

上位10人得点:40点(昨年35点)

参考:過去3年間(95回、94回、93回)
トップ通過:54点、35点、39点
10位通過:31点、27点、33点

特徴①1万29分台勢ぞろい、4年生1人も穴感じず

 分厚い選手層ですね。確かここ2年は、エース頼みで選手層の薄さが難点だったのですが、その様子はなくなってきました。10000m29分台ずらりと揃えることができたのは、中央大のみです。

 逆に、エース級が少なくなったのが難点であり、今年の全日本予選はそこで泣いてしまったのですが、箱根予選ともなれば、総合力での戦いというのがとても大事になってきます。最近の記録会では10000m29分前半中盤に多くの主力・新戦力が揃います。箱根予選戦いやすいはずです。

 学年構成を見ると4年1人、3年7人、2年4人、1年2人と、4年生が舟津主将一人となっていますが、箱根を経験している3年生の世代がしっかり成長しているので、そのあたりはあまり問題ではないですかね。

特徴②2年森、1年千守選手ら、下級生にも勢い

 先ほどもあげたように、3年生が非常に多いですね。主要区間を走り続けている池田選手、今年箱根を経験した三須・川崎・矢野選手ら。元々エース候補で今年復活してきた畝選手、全日本予選での好走が光る大森選手と、バラエティに富んだメンツです。ロードと言う面では矢野・畝選手あたりが大化け可能性あるかな?

 その3年生を上回るかもしれない2年生もいて、森選手が前半戦は完全にエース、インカレの健闘、全日本予選での自己ベストなど本当に伸びてます。大学でのロードの実績が少ないですが、それでもチームトップ候補。初ハーフでも63分切りは狙えるのではないでしょうか。

 同じく2年の三浦選手もエース候補の選手。トラックは1万m28分台相当の力はある選手。勢いが戻ってくれば、彼も強いはずです。また、前年度苦戦していた井上選手もようやく波に乗ってきて、チームの力になりそうです。

 1年生は2人エントリー。記録会で、千守・助川選手が29分20秒前後という素晴らしい記録!高校時代に、全国駅伝の経験はありますが、中堅どころの選手のイメージでしたが…これは強い上級生に箱根予選で食らいつけるかもしれません。

特徴③至近、箱根11位、全日予選6位と次点続き

 中央大はここのところ、主要大会で悔しさが非常に残る成績が続いているのですよね。昨年の全日本予選は当時の主将が棄権、箱根本戦は11位とシード権に次点、全日本予選は最後の争い上がれず次点で出場を逃す…

 これだけ悔しい思いをしたら上がるしかないですよね。チーム力は確かについてきていますので、箱根駅伝予選会まずは一つ結果を残したいところ。2大会前びっくりの3位通過でしたが、今回はそれ以上で通過しても不思議ではない力がついていきています。

[前回本戦12位]早稲田大学

【過去3年間の成績】
95回箱根駅伝12位
94回箱根駅伝3位
93回箱根駅伝3位

S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/95回:3-8位、94回:4-5位、93回:3-4位)
太田智樹④28分56秒32≪19:箱2区21位、18:箱2区6位、17:全1区3位、出1区7位、箱8区14位、16:全7区3位≫

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
中谷雄飛②28分50秒77≪19:箱1区4位、18:全3区2位、出3区4位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)
千明龍之佑②29分03秒19≪19:箱3区10位、18:全1区12位≫
井川龍人①29分42秒03≪18:高校1区4位、国体5千2位、IH5千5位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)
太田直希②29分21秒83≪19:箱8区10位、18:全4区10位、出5区7位≫
三上多聞④29分46秒49
鈴木創士①29分26秒34≪19:全国5区9位、18:国体5千16位≫
伊澤優人④29分31秒93
吉田 匠③29分58秒90≪17:全7区15位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
宍倉健浩③29分19秒98≪18:全2区13位、17:全5区20位≫
向井悠介②29分32秒41
遠藤宏夢④29分39秒27≪18:全7区16位≫
山口賢助②29分52秒11

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
尼子風斗④30分22秒94

主なエントリー漏れ:新迫志希④29分07秒06、半澤黎斗②29分25秒05、大木皓太④29分39秒90、真柄光佑④29分54秒25、小指卓也①30分03秒53

上位10人得点:46点(昨年–点)

参考:過去3年間(95回、94回、93回)
トップ通過:54点、35点、39点
10位通過:31点、27点、33点

特徴①一部中堅がはずれるも、3本柱がしっかりエントリー

 エントリーを見ていると、一部実績のある選手が外れてしまい、おや?と思う部分はありましたが、全日本大学駅伝にはエントリーされている選手(新迫選手)もいて、作戦の部分もあったようで少し安心しました。

 さて、早大がトップ通過し本戦につなげるには、3本柱の快走が不可欠です。4年エース太田選手が復活。全日本予選で留学生につくくらいの走りをして上位、全日本インカレでも入賞。これなら留学生や他の大学のエース選手と競り合って、かなり好タイムを出せそうです。

 さらに前年度、当時ルーキーながら実質エース級の働きをしていた中谷選手が健在。トラック中心の希望でしたが、春が思うようにいかなかったことで、後半シーズンはロードに専念するとのこと。ロードとの相性はいいだけに、初ハーフは記録として楽しみです。

 これに積極性が持ち味の千明選手も上がってきました。細かい故障はありますが、今年の箱根はレベルが高い3区で10位、全日本予選も故障上がりも最終組で29分03秒の自己ベスト。ハーフでも面白い結果が出そうな感じがします。

特徴②井川選手ら期待の1年、宍倉選手ら復調の推薦組がいる

 他にもいいですね。昨年三大駅伝すべて出走した2年太田選手は飛躍候補、同学年で丸亀ハーフ64分台の向井、学生ハーフ65分少しの山口選手も戦力として計算できるはずです。

 ルーキーとしては非常にレベルが高い井川・鈴木選手もしっかりエントリー。井川選手は5000m13分台のスピードがある中、高校駅伝での健闘も光るランナーです。鈴木選手はトラック10000mに強く、春先に早くも29分26秒。全日本予選ではローペースの中2組1位。初ハーフでも安定した走りをしてくれそうだ。

 3年では、3障で活躍が光る吉田選手はハーフも64分きりの経験あり。その脚力が楽しみだ。さらに同学年では宍倉選手も復調。持ち前のスピードで走り切ってくれればというところです。

特徴③三上・伊澤選手ら叩き上げ組と融合できれば

 早大と言えば、推薦組のスピードも楽しみですが、一般の叩き上げ組選手の粘りの走りも特徴です。彼らがしっかり締めることができれば、十分トップ通過が見えてきます。

 中心になるのは、昨年の上尾ハーフで63分台の好走がある伊澤選手、今年の日本学生ハーフで63分台を出している三上選手。彼らが推薦組に割って入ることができるか。前年の全日本7区で悔しい走りとなった遠藤選手も負けられないところ。

 また、増刊秋号で絶好調と言われていた4年尼子選手は秘密兵器になりうる存在か。エース選手、そのほかの推薦組・一般組、彼らがしっかりと融合した時は早大は戦力が上がってくる。

 至近、箱根予選の経験がないのだけが難点ですが、かつての渡辺監督時代は、1位・2位・1位通過と非常に相性は良かった。また、近年も上尾ハーフでずらりと上位に入ることもあり、この時期のハーフは早大は強い。伝統校の意地を見せてくれるはずです。

[前回本戦13位]日本体育大学

【過去3年間の成績】
95回箱根駅伝13位
94回箱根駅伝4位
93回箱根駅伝7位

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
池田耀平③29分13秒11≪19:箱1区12位、18:全1区13位、出1区14位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)
中川翔太④29分14秒70≪19:箱10区16位、18:全2区17位、箱10区3位、17:箱8区12位≫
山口和也④29分16秒79≪19:箱2区13位、18:全8区18位、出3区11位、18:箱8区3位、17:出2区9位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)
廻谷 賢④29分25秒75≪19:箱4区18位、18:全7区4位、出4区3位、箱6区15位≫
藤本珠輝①30分14秒18≪19:全国1区25位、18:高校1区11位、IH5000m15位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
白永智彦④29分40秒41
冨田真佑④29分44秒63
大内宏樹②29分45秒08
佐藤慎巴②29分56秒03

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
嶋野太海③29分48秒47
盛本聖也①29分54秒86
野上翔太③30分15秒29
太田哲朗③30分23秒39
名村樹哉①30分26秒96

主なエントリー漏れ:森田諒太④29分18秒75、岩室天輝③29分20秒58、濵田 諒④29分27秒67、亀田優太朗③29分27秒87

上位10人得点:38点(昨年–点)

参考:過去3年間(95回、94回、93回)
トップ通過:54点、35点、39点
10位通過:31点、27点、33点

特徴①多くの中堅層が外れるも、層の暑さはさすが

 エントリーを見たときはちょっとびっくり。前年箱根駅伝を走っている岩室・濱田・森田選手、さらに同等の持ちタイムがある亀田選手がエントリー漏れ。特に濱田選手は、9月記録会で自己ベスト好調だったので驚き。中堅どころが複数外れたのは、ちょっと痛手ではあります。

 それでも部員数が多く、また多くの人数の選手が29分台を持っているのがまた日体大の特徴。29分50秒前後の持ちタイムの選手がかなり集まっていて、65分きりの集団走はできそうな感じです。

 全日本予選でも好調の選手をうまく使って、ここ2年間持ちタイム平均が決して高くなくてもしっかりと通過。このあたり選手の起用の仕方が巧いのも日体大の特徴だ。

特徴②エース池田選手、4年中川・山口選手が引っ張る

 主力選手がしっかり稼げるかが大事ですが、一番頼りになるのが3年池田選手。前年度の大学駅伝すべて1区を担当した選手ですが、走るごとに成長していたのが光りました。関東IC・全日本予選でもしっかり戦い抜いて、しっかり他校との主力との勝負できるはず。

 これに2人の4年生の柱がいます。1年時から箱根駅伝を走っている中川選手と3障をしながらも箱根本戦めっぽう強い山口選手がいます。中川選手はやや不安定な面がありますが、今年は全日本予選4組好走、直近では5千13分台とおおむね好調、爆発力を活かすときです。

 山口選手は箱根8区3位、箱根2区13位と、箱根に強いですね。3障が得意ですが、アップダウンがあるコースでも生かされているでしょうね。スタミナ面が間に合うかどうかですが、箱根予選の立川公園内のアップダウンでの粘りが期待されます。

特徴③64分台で固まるか集団層、中堅の選手の稼ぎもキー

 最も中堅選手が多く抜けたのがあって、多くの選手が主要大会未経験ですかね。その中で4年冨田、2年大内選手が、今年の全日本予選経験しているのがポイント。64分台のベストがある4年白永、5千14分すこしのスピードがある佐藤選手あたりがキーでしょうか。

 嶋野・盛本選手ら新戦力候補のランナーは先ほども言った通り、彼らに引っ張られて65分切りを果たすことができるかどうか。しっかり走り切れれば一安心だ。

 層が薄くなって不安な中堅層は4年廻谷選手、1年藤本選手が引っ張れるか。廻谷選手は昨年全日本7区好走をピークにしてちょっと不安定続き、ただ少しずつ上がってきているか。ルーキー藤本選手は持ち前のスピードで稼ぎたい。

 全日本予選ながら、予選の戦い方はうまいし、新しい体制になっても、それは引き継がれています。久しぶりの箱根駅伝予選会でも、ち密な采配で予選通過の切符を勝ち取ってくれるはずです。

[前回本戦15位]東京国際大学

【過去3年間の成績】
95回予選6位10:41:15⇒箱根駅伝15位
94回予選10位10:10:34⇒箱根駅伝17位
93回予選15位10:25:29(ボーダーまで9分12秒差)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(20㎞換算:57分50秒~58分27秒/95回:2位、94回:3位、93回:1-2位)
イエゴン ビンセント①28分04秒55

S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/95回:3-8位、94回:4-5位、93回:3-4位)
伊藤達彦④28分58秒58≪19:箱2区11位、18:予32位、箱2区15位、17:予28位、16:予166位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)
真船恭輔④29分34秒59≪19:箱3区11位、18:予80位、箱1区20位、17:予89位、16:予135位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)
丹所 健①29分30秒29
山瀬大成④29分30秒70≪19:箱8区6位、18:予88位≫
佐伯 涼③29分47秒74≪18:予91位、箱8区17位≫
菅原直哉④30分21秒55
相沢悠斗④30分38秒85≪19:箱4区17位、18:予20位、箱10区6位、17:予122位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
山谷昌也①29分42秒84≪18:高校4区14位、国体5千17位≫
佐藤雄志④29分55秒56
加藤純平③30分15秒41≪19:箱5区21位、18:予165位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
杉崎 翼③30分18秒37
草場大地③30分24秒92

A(6点)相当
ルカ ムセンビ①29分25秒22≪18:高校3区2位、IH5千2位≫

主なエントリー漏れ:内山涼太④29分28秒21、芳賀宏太郎②29分37秒81、栗原卓也③29分48秒62

上位10人得点:46点(昨年37点)

参考:過去3年間(95回、94回、93回)
トップ通過:54点、35点、39点
10位通過:31点、27点、33点

特徴①中堅落ちで全日本予選トップ通過!一気にトップ候補に

 東京国際大の評価はうなぎのぼりですね。今年の箱根駅伝は3度目の出場で過去最高の15位。そのメンバーの多くが残っている今季は勝負年と元々言われていました。

 留学生の選手の途中退部がありましたが、代わりに入ってきた2人の留学生がとても強力でした。全日本予選は複数の中堅選手が出走メンバー落ちしたものの、新戦力がとても働いて、まさかのトップ通過。堂々の初出場となりました。

 箱根予選は2人の留学生、エース選手や中堅選手がしっかりエントリー。新戦力候補も数多くいます。またここ2年間の箱根予選は、想像を上回る走りを10番手前後の選手がしていることから、ここでもトップ通過候補にあがってきています。

特徴②ビンセント・伊藤選手の2本柱、他主力選手もしっかりエントリー

 なんといってもビンセント選手が非常に強力です。春先から5000m13分30秒台、10000mは全日本予選でマークした28分04秒。なんかもう実業団レベルの選手と言ってもいいと思います。ロードの実力だけが分かりませんが、それでも62分きりはしてきそうな感じ。これは大きなアドバンテージでしょう。

 さらに4年伊藤選手が強い。箱根2区・日本学生ハーフの好成績でぐっと評価が上がりました。その後いったん調子が落ちるも、全日本予選で28分台、夏はユニバーハーフで3位銅メダル獲得。しっかり調子が合えば、62分きりもありえそうな感じです。

 また、同学年4年の主力選手も入ってきましたんえ。主要大会に強い真船選手、競り合いに強いとい相沢選手、昨年急成長した山瀬選手。彼らの昨年からの上積みというところは楽しみなところです。

特徴③勢いある1年と上級生がどうか、巧い予選の戦いを今回も

 さらに1年生の勢いも話題になりましたね。全日本予選2組でびっくりの走りを見せた丹所選手は秋も1万29分30秒と成長中、またスピード型の山谷選手も29分台をマークで今回メンバー入り、この勢いは楽しみ。

 他にも本戦経験がある3年佐伯選手や、全日本予選好走の4年佐藤選手、日本学生ハーフで64分少しの4年菅原選手と中堅選手の層は厚くなりました。加藤・杉崎・草場選手も、ここ2年の東国大の予選の戦いを見ると秘密兵器が潜んでいそうです。

 92回大会に本戦初出場。その後少し足踏みしていましたが、今年になってから何か一つ壁を突破した形になっています。この予選もトップ通過やそれに準ずる成績を残して、全日本・箱根本戦で強豪校に勝負していく形にしたいですね。

[前回本戦16位]神奈川大学

【過去3年間の成績】
95回予選3位10:39:16⇒箱根駅伝16位
94回箱根駅伝13位
93回予選5位10:11:47⇒箱根駅伝5位

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
越川堅太④28分53秒11≪19:箱2区15位、18:全8区6位、予15位、箱3区11位、17:全5区1位、出4区7位、箱3区15位、16:予63位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)
井手孝一③29分25秒83≪19:箱3区9位、18:全7区9位、予43位≫
北﨑拓矢③29分27秒09≪19:箱9区4位、18:全4区16位、予98位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)
荻野太成④29分17秒50≪19:箱6区7位、18:全5区8位、予78位、箱5区20位、17:全3区5位、出2区5位≫
安田共貴④30分46秒21≪18:全2区9位、予44位、箱6区9位、17:全6区4位≫
小笠原峰人③30分16秒90≪19:箱5区22位、18:予112位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
森 淳喜④29分45秒30≪18:全6区7位≫
安田 響②29分54秒29≪19:箱8区15位≫
古和田響④29分46秒19
日野志朗④31分09秒47

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
安藤 駿④29分43秒51
原塚友貴③30分24秒50

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
長根浩太④30分23秒86
淵田凌一②30分34秒49

主なエントリー漏れ:藤村共広④29分19秒65、落合葵斗②29分25秒48、西方大珠②29分54秒35、島崎昇汰①30分11秒76

上位10人得点:40点(昨年41点)

参考:過去3年間(95回、94回、93回)
トップ通過:54点、35点、39点
10位通過:31点、27点、33点

特徴①昨年3位通過、そのメンバーのほとんどが残留

 大混戦と言われている中、予選の戦いを心得ている神奈川大も侮れない存在です。前年度は強力な卒業生が抜け、立て直しの年と言われていた中、見事3位通過。今年も上位で通過するかもしれません。

 エース選手や長い距離に強い選手、春の時期怪我していたものの復活してきた選手、叩き上げ組の選手とバランスよく入りましたね。一部日本学生ハーフの好走選手、若手の勢いある選手がメンバーから漏れましたが、そこまで気にするほどでではないでしょうか。

特徴②エース越川選手、そのほかの主力選手が脇を固める

 主力メンバーは全員昨年の箱根予選経験者、6名がそれぞれ上積みがありますので楽しみですね。エースは誰と言うと難しいですが、4年越川選手でしょうか。昨年62分台をマークし、箱根2区も経験しています。今年はやや不安定ですがきっちり合わせてくるはず。

 ロードでは彼とほぼ同等の力を持つのが3年井手選手。関東インカレでも健闘していて、さらに伸ばすことが期待されます。彼ら2人が全日本予選で失速してしまったのが気がかりですが、大事な大会、じっくり調整してくるはず。

 また箱根9区4位の好走が記憶に新しい3年北崎選手は、全日本予選でも好走。総合力がついてきて、面白い存在だ。また春は怪我して走れなかった3年荻野・安田選手がエントリー。ここは胸をなでおろすところだ。前回も64分前後で走り切っている2名の力は大事になってきます。

特徴③叩き上げの4年生が10番手前後、コース経験者で固める作戦

 他にも選手がいて、3年小笠原選手は、昨年の箱根予選・今年学生ハーフともに64分前後でまとめる安定感ある選手。今年の箱根8区出走の安田選手も上積みがあるはずです。

 あとは上級生が多いですね。前年全日本6区の好走が光る4年森選手、元々力のある4年安藤選手は気づけば最終学年、また今年の学生ハーフで65分前後で走った古和田・日野選手もまとめてくるはず。持ちタイムは低いですが4年長根・3年原塚・2年淵田選手も学生ハーフ出走。コース経験者でまとめてきたのも一つ特徴で、作戦ですね。

 走力もありますし、コースの経験もある。予選への調整の仕方も、大ベテランの大後監督の指導の深さがあるはず。ここもしっかり上位で決めて、本戦への弾みにしたいところです。