2019年7月21日(日)に、第33回サフォークランド士別ハーフマラソン大会があります。
9時30分スタートです。
各大学夏合宿前に、箱根駅伝を狙うチームが数多く参加していて見物です。結果と、駅伝ファンとしての簡単なコメントをします。
また、最近おこなれた海外レースの結果も記載します。
ページコンテンツ
【結果】2019.7.21第33回サフォークランド士別ハーフマラソン大会
士別ハーフマラソン公式サイト
士別ハーフ2019大会要項
士別ハーフ2019招待選手
関東大学有力選手
7/21 士別ハーフ
関東有力校のエントリーをまとめてみました。ランナーズアップデートから手作業で検索したので、漏れがあるかもしれません🙇🏻♂️ pic.twitter.com/fhiCqW9UNF
— ぶっっ@大学駅伝 (@tururinnko) 2019年7月18日
上位結果
#士別ハーフ
ハーフの部スタートしてます。 pic.twitter.com/3r2UiTmy3K— はたのまき (@machakin77) 2019年7月21日
#士別ハーフ 結果 pic.twitter.com/l1CStgeGX9
— はたのまき (@machakin77) 2019年7月21日
5㎞14:58-10㎞30:06-15㎞45:15-20㎞60:15
1位ラジニ レメティキ①63分25秒 拓殖大
2位早川 翼63分42秒 トヨタ自動車
3位神野大地63分46秒 セルソース
4位岡本直己63分53秒 中国電力
5位ボニフェス ムルア①64分03秒 山梨学院大
6位飯沼健太64分17秒 SGHグループ
7位湯澤 舜64分36秒 SGHグループ
8位北島寿典64分39秒 安川電機
気温28度とかなり高い条件だったため、苦戦する選手も多かったですね。そんな中、優勝したのはやや予想外の選手。拓大の新留学生レメティキ選手がほぼ1㎞3分のペースを維持する走りで優勝!この条件下での63分20秒台は価値があるでしょう!トラックよりロードの選手なのかもしれません。秋の駅伝はこちらが思っているよりやれるのかも…?
そのあと、日本人トップ争い。制したのは、トヨタの早川選手。本当に地方のロードレースに多く出場し、ほとんど上位に食い込んでいます。この安定感は見逃せませんね。続いてプロランナーの神野選手がゴール。比較的暑い中で63分台でゴールということは、心身はかなり充実していると言えそうですかね?
更に復活してきた中国電力の岡本選手も、ここにきて63分台は嬉しい。MGCどこまでやれるか。またSGHベテラン飯沼選手と新人の湯澤選手、復帰してきた安川電機の北島選手が64分台でゴールしています。
大学チーム別結果
東海大学
鈴木雄太③65分41秒
郡司陽大④66分55秒
中嶋貴哉②68分21秒
本間敬大②69分43秒
田中康靖②72分23秒
ロード型と思われる選手が出場。鈴木選手は65分後半でしたが、全体の結果からすると粘れた方かな?郡司選手は66分台かかりましたが、復活途上でハーフ走り切れたのは収穫。本間選手らは夏次第でしょうか。
帝京大学
増田 空③67分45秒
順天堂大学
髙林遼哉④67分24秒
小畠隆太郎④68分55秒
牧瀬圭斗②69分48秒
近藤亮太②72分18秒
拓殖大学
1位ラジニ レメティキ①63分25秒
中井槙吾④66分42秒
ロード型と思われる選手を中心に出場。全体的にタイムは伸び悩みましたが、髙林選手が踏ん張りました。ここは上級生が力を見せますね。
拓大は復帰したばかりの中井選手がハーフ挑戦。途上で66分台でまとめ上げた所、やはり2年時に復路のエース区間9区一桁で走り切った選手だなと思います。夏を順調に過ごせれば貴重な戦力になるはずです。
中央学院大学
長山瑞季④65分45秒
OP石綿宏人③66分58秒
川田啓仁①67分39秒
小島慎也①67分47秒
大濱 輝④67分50秒
松井尚希②68分07秒
鞍野陸人①69分12秒
青柳達也②71分14秒
戸口豪琉③72分22秒
ここは毎年大量に出場してきますね。長山選手は力通りの走りを見せ65分台でゴール。夏次第では箱根復路で面白そうな存在。続いてオープン出場の石綿選手が何とか66分台、前回8区出走の大濱選手は67分台。このあたりの競い合いが今後どうなるか。
収穫は1年生。元々力のある小島選手、入学してから一気に伸びてきた川田選手がともに67分台。この結果は、本人たちにとって大いに自信になるのではないでしょうか。秋の駅伝のメンバー入りもありえそうです。
国士舘大学
福田有馬④67分56秒
荻原陸斗②67分57秒
折原崚斗②68分35秒
濱田 錬④68分54秒
三代和弥②69分47秒
大東文化大学
豊田紘大④67分04秒
稲留涼斗③70分44秒
山梨学院大学
ボニフェス ムルア①64分03秒
ポール オニエゴ②66分08秒
国士大は一部の主力選手とともに複数出場。福田・荻原選手と言った箱根予選で鍵になりそうな選手が現状を確認する事ができたでしょうか。
大東大は、箱根予選で貴重な戦力になりそうな豊田選手が出走。4年目の秋に一気に飛躍なるでしょうか。
山学大は2人の留学生が出走。ムルア選手が勝って64分少しのタイム。夏の成長次第は箱根予選で63分切までならいけそうか。オニエゴ選手は走力的にはまだもう少しでしょうか。
創価大学
緒方貴典①69分36秒
三上雄太②70分02秒
永井大育②71分48秒
駿河台大学
堀内弘輝③67分09秒
田尻 健②71分29秒
高田海成③72分27秒
松本圭悟①73分13秒
創価大は緒方選手ら若手の選手が出走。タイムは伸びなかった中で収穫はあったでしょうか。駿河台大は全日本予選出走した堀内選手が好調、この時期に自己ベストに迫るタイムを出せたのはいいですね。手応えをもって夏に入れるでしょうか。
関東学院大学
渡辺拓海②68分24秒
東京経済大学
鈴木優斗④67分50秒
小山大輝④68分31秒
村上 滋④70分31秒
関東学院大は2年渡辺選手がベスト。箱根予選も楽しみ?東経大はエース鈴木選手ら4年生が出走。それぞれの思いをもって夏を迎えます。
その他の大学
福永恭平69分11秒 広島経済大
内生優斗71分02秒 札幌国際大
平沼 拳72分26秒 札幌国際大
関東地区以外のチームの参加もあり、全日本大学駅伝常連校の広島経済大福永選手がしっかり走り切りました。また札幌国際大からの参加もありました。
2019.7.20 第4回京都産業大学長距離競技会
【結果,男子】
7/20 京産大記録会https://t.co/gaEy8as27k※画像…男子1500m,3000m,5000mの各最終組、同3000mSC pic.twitter.com/cUJNk1OpH4
— ぶっっ@大学駅伝 (@tururinnko) 2019年7月21日
1500m
京都大のランナーが記録を出しましたね。木村・岡野・清原選手が3分49秒~3分50秒台。夏の成長次第では日本インカレ決勝でも見れるのかな?それにしても盛り上がっている種目です。
3000m
高校生の留学生2名が競い合って7分台をマーク。中々とんでもない選手を連れてきているものです。高校駅伝では名前を聞かないところだけに、逆に今後が気になったり。
豊川高校のランナー8分10秒とかなりのレベルのスピードを見せています。また、全日本大学駅伝予選会惜しくも通過ならなかったびわこ学院大の選手のランナーも多く出場しています。
5000m
山陽特殊製鋼の秋本選手がトップの14分17秒。更に立命館大注目のルーキー山田選手も14分22秒と高レベルの走りでした。
あとは大学生に絞ってみると広島大の河北選手、愛知大の石川選手が14分30秒台の好記録。石川選手は大学記録だったようですね。
3000mSC
こちらは名古屋大など東海地区のチームの参戦も多かったですが、一番成績が良かったのは9分10秒を出した立命館の岡田選手。ここは得意種目ということでしょうかね。
Boilermaker Road Race
15㎞のロードレース。昨年も中央大の選手が参加していましたね。
Boilermaker Road Race
Men’s 15k🥇 43:36 Gabriel Geay
16. 46:14 池田勘汰(中央大)
15:27-30:58(15:31)-46:14(15:16)18. 46:28 三浦拓朗(中央大)
15:19-30:50(15:31)-46:28(15:38)参考 2018
25. 47:11 中山顕(中央大)
26. 47:13 二井康介(中央大)
40. 51:10 大森太楽(中央大) pic.twitter.com/JZ82vvnQ3B— Y (陸上長距離) (@yrdbki) 2019年7月14日
全日本予選惜敗の中、特に個人で悔しい走りとなった池田・三浦選手が参戦。アップダウンが結構あるコースの中、池田選手と三浦選手が、昨年のエース中山選手らをタイムも順位も上回る走り。夏前に向けていい収穫となりました。
Meeting International de Liège
Meeting International de Liège リザルト
1500m
3:48.44 飯澤千翔(東海大)4:19.30 卜部蘭(NIKE TOKYO TC)
4:25.14 池崎愛里(順天堂大)
4:31.85 菊地梨紅(順天堂大)3000mSC
8:32.51 青木涼真(法政大) 学生歴代9位9:49.30 吉村玲美(大東文化大) 日本歴代4位 学生歴代2位 U20日本新 pic.twitter.com/NsbbUOe0lT
— Y (陸上長距離) (@yrdbki) 2019年7月17日
男子大学生では、1500m東海飯澤選手、3000m障害法大青木選手が出場。青木選手が8分32秒の大幅ベストで学生歴代9位の好走。8分35秒切りできる選手がガンガン増えてきて盛り上がっていますね!
そんな中、女子3000m障害に出場した大東大吉村選手が快走!9分49秒30は日本歴代4位、U20では日本新!この種目、そして吉村選手本人もまだ発展途上の選手。これからに注目です!
Night of Athletics
Night of Athletics 男子
800m B
1. 1:46.93 川元奨800m National Heat 2
4. 1:52.50 鷹見聡1500m National Heat 3
9. 3:44.65 飯澤千翔5000m A
8. 13:22.72 田中秀幸 日本歴代11位
17. 13:58.49 服部弾馬(トーエネック)https://t.co/hjz0y11LKi— Y (陸上長距離) (@yrdbki) 2019年7月20日
男子800mでは川元選手が1分46秒台の好記録!先日、日本選手権で連覇を若手に阻止されましたが、まだまだ健在です。
1500mでは飯澤選手が海外連戦。3分44秒とタイムを伸ばしてきたのは良かったでしょうか。5000mはトヨタ田中選手がいい結果を残しましたね。13分22秒は日本歴代11位に相当する記録です。
Night of Athletics
女子800m National
Heat3
3. 2:08.40 菊池梨紅Heat4
3. 2:05.26 北村夢
7. 2:06.56 池崎愛里1500m National Heat3
4. 4:21.01 卜部蘭5000m
6. 15:20.03 新谷仁美
9. 15:33.45 倉岡奈々
11. 15:35.54 荘司麻衣
18. 15:55.35 矢田みくに
DNF 吉村玲美https://t.co/hjz0y11LKi— Y (陸上長距離) (@yrdbki) 2019年7月20日
女子も面白かったです。800mに北村選手が出場。先日の日本選手権は悔しい結果になりましたが、2分05秒ながら組3位、また少しずつあがってきているかも?
5000mには、結構多くの選手が出場する中、新谷選手がさすがの走り。15分20秒としっかりと世界標準レベルの走りをしてきています。
ダイヤモンドリーグロンドン大会
4 小池祐貴 🇯🇵 9.98 +0.5 PB!!!!!
「なんて言っていいか
わかんないです!」と!
#LondonDL pic.twitter.com/JAn08aJ5yp— EKIDEN News (@EKIDEN_News) 2019年7月20日
陸上最高峰レース ダイヤモンドリーグロンドン大会
小池祐貴選手(24) 9秒98!! pic.twitter.com/TXCIRXZZDA— TFchannel (@tf__channel) 2019年7月20日
小池祐貴 日本歴代2位の9秒98「そんなに驚きはない」日本人3人目の9秒台#小池祐貴https://t.co/Frey3Ruqpm
— スポーツナビ・陸上編集部 (@sn_gorin) 2019年7月21日
短距離に、ビッグニュースが飛び込んできましたね。男子100mは小池・桐生選手が挑戦。特に小池選手が絶好調で、追い風0.5mのコンディションの中、9秒98と日本人3人目となる9秒台をマーク!最も着順が4位だったことに対しての不満の方が大きかったそう。もう10秒の壁はありませんね。
【男子短距離欧州遠征✈️】
男子4x100mR 日本🇯🇵 37.78‼️
🏃♂️-🏃♂️-🏃♂️-🏃♂️💨 pic.twitter.com/e1cBWyPFgf— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2019年7月21日
DLロンドン400mR 37秒78で2位!
パフォーマンス日本歴代3位!
37.60 ‘16リオ五輪
山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジ
37.68 ‘16リオ五輪
山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジ
37.78 ‘19DLロンドン←New!
多田、小池、桐生、白石
37.85 ‘18GGP
山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジ pic.twitter.com/vSdPWbKYeW— 熊田大樹 @陸上 (@athletekuma) 2019年7月21日
さらに男子400mリレーも記録を出しました。多田-小池-桐生-白石選手と新戦力も交えながら戦った中、37秒78でイギリスに次ぐ2位でゴール!このタイムはリオ五輪の決勝予選に次ぐ、日本歴代3番目のパフォーマンス!これに山縣・サニブラウン選手も加わるだろう今後の世界レベルの大会が本当に楽しみになります。
最も、世界は高い。絶好調の状態で小池選手が男子200mに挑みますが、ここで中国の選手が19秒88の特大アジア新!周囲の国の選手も本当に頑張っていますね。日本もまだまだやれるはずです!