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【4区】第92回箱根駅伝を振り返る

第92回箱根駅伝2016の振り返りをしています。

続いては、4区の定点間分析です。

青学連取 順大・早大ジャンプアップ

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第92回箱根駅伝2016【4区定点間分析】

定点間色分け:1位 2位3位 4位5位6位 7位8位 15位16位17位 18位19位20位

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【二宮8.9㎞地点】

参考:田村(91回)25分50秒(2分54秒1)

1位田村(青学)26分14秒①(2分56秒8)
3位小笹(東洋)26分31秒②1:52
8位高本(駒大)26分58秒③3:32
9位田代(山学)26分59秒③3:32
11位新井(中学)27分06秒⑤5:03(3分02秒6)
4位栃木(順大)26分34秒⑥5:58
9位酒井(城西)26分59秒⑥5:58
6位城越(日体)26分54秒⑧6:15
14位山本(拓大)27分26秒⑧6:15
17位瀬戸口(帝京)27分30秒⑧6:15
5位永山(早大)26分48秒⑪6:20(3分00秒6)
7位江頭(明大)26分55秒⑫7:05
2位石橋(東海)26分29秒⑬7:10(2分58秒5)
15位清水目(日大)27分27秒⑭7:50
12位鈴木修(中大)27分09秒⑮8:15
OP村瀬(麗澤)27分13秒(⑯)8:15
16位永信(神大)27分28秒⑯9:02
13位鈴木博(東国)27分25秒⑯9:02(3分04秒8)
20位中神(大東)27分51秒⑱11:56(3分07秒7)
18位井上(上武)27分35秒⑲13:12
19位坂東(法大)27分36秒⑳14:15

前回区間新記録を打ち立てた選手がトップをひた走る。そんな選手がトップで走っているわけなので、他校はかなうはずもない。青学・田村選手は、5㎞14分33秒のペース。暑さもあってか、定点は前回のタイムよりは下回っているものの、全選手の中でトップのタイムで通過。さすがの走りだ。総合2位を走る東洋・小笹選手は離されはしたものの、ここまで区間3位。直前に調子が上がっての起用だそうだが、よく頑張っていると言えるだろう。並走となっている駒大・高本、山学田代選手や単独走になっている中学・新井選手は区間中位だ。

その後ろが大混戦になっている。総合10位で襷を受けた順大・栃木選手がすでに4つ順位アップ。城西・酒井選手を引き連れて飛ばしていく。日体・城越選手も好調で栃木選手に抜かれたがその後に2人抜いている。逆に拓大・山本選手と帝京・瀬戸口選手はスローペース。瀬戸口選手はもう少しいけると思っていたのでやや心配な入り。すぐ後ろ、ルーキー早大・永山選手が迫る。

後ろでは、3区で悪い流れを切った東海・石橋選手が更に加速。前哨戦主要区間の選手をここに置けるのはとても心強い。中大・鈴木、連合・村瀬選手を置き去りにし、日大・清水目選手を寄せ付けなかった。すぐ目の前には実力者の明大・江頭選手。明大は予想外の展開となったが、ここからしっかり追い上げ態勢を気づきたい所だろう。

【酒匂橋15.3㎞-二宮8.9㎞=6.4㎞】

参考:田村(91回)19分02秒(2分58秒4)

2位田村(青学)19分27秒①
10位小笹(東洋)19分44秒②2:09
7位高本(駒大)19分39秒③3:44 (3分04秒2)
7位田代(山学)19分39秒③3:44
15位新井(中学)20分12秒⑤5:48(3分09秒3)
4位栃木(順大)19分32秒⑥6:03
1位永山(早大)19分26秒⑦6:19
6位城越(日体)19分36秒⑧6:24
13位酒井(城西)19分57秒⑨6:28(3分07秒0)
11位山本(拓大)19分46秒⑩6:34
12位瀬戸口(帝京)19分49秒⑪6:37
3位石橋(東海)19分29秒⑫7:12
5位江頭(明大)19分34秒⑫7:12
OP村瀬(麗澤)19分24秒(⑭)8:13(3分01秒8)※トップタイム
19位清水目(日大)20分45秒⑭9:09(3分14秒5)
7位鈴木(東国)19分39秒⑮9:14
20位鈴木(中大)20分47秒⑯9:35
18位永信(神大)20分43秒⑰10:18
16位中神(大東)20分33秒⑱13:02(3分12秒6)
17位井上(上武)20分39秒⑲14:24
14位坂東(法大)20分02秒⑳14:50

田村選手はこの間はペースを落として、この定点間は2番目のタイム。というのも、10㎞すぎに脱水症状気味になりかけていて、給水で何とか復活したとか。それでも結構なタイムだ。この田村選手を上回るタイムで通過したのが、早大・永山選手。先ほどの定点から一気に4人のごぼう抜き。酒井・山本・瀬戸口選手に好調城越選手まで突き放し、栃木選手を追い上げている。出遅れが不安だったものの、さすがのチーム力と言える。

そして、計算してて驚いたのが、連合・村瀬選手。オープン参加なので順位は付かないが、この定点間真のトップタイムだ。スタート直後から並走していた中大・鈴木選手を一気に突き放し、日大清水目も置いてけぼり。確かに前回裏の7区を走ってはいるものの、大きく注目されていたわけではなかった。全体では区間8番目相当だが、この中間疾走は評価されるべきだろう。

もう一人、注目するべきは東国・鈴木選手。この定点間7番目の好走。東国は3選手鈴木選手がエントリーしていたが、一番実績は少なかっただけに驚きを隠せない。並走していた神大・永信選手を突き放すと、鈴木選手を抜いて清水目選手に迫り、総合14位争いを展開。駅伝になっているだと…!?この時点では思われた。逆に心配なのは抜かれた鈴木選手。前回経験者で中大の実力者なのだがこの間最下位。ここでもまた誤算が生まれてしまっており、復活シード権に黄色信号が灯ってしまった。

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【小田原18.5㎞-酒匂橋15.3㎞=3.2㎞】

参考:田村(91回)9分36秒(3分00秒0)

2位田村(青学)9分36秒①
12位小笹(東洋)9分55秒②2:28
1位田代(山学)9分26秒③3:34(2分56秒8)
9位高本(駒大)9分51秒④3:59
15位新井(中学)9分58秒⑤6:10
6位栃木(順大)9分47秒⑥6:14
3位永山(早大)9分40秒⑦6:23(3分01秒2)
7位城越(日体)9分49秒⑧6:37(3分04秒0)
10位酒井(城西)9分52秒⑨6:44
13位山本(拓大)9分57秒⑩6:55(3分06秒5)
14位瀬戸口(帝京)9分57秒⑪6:58
4位江頭(明大)9分41秒⑫7:17
5位石橋(東海)9分44秒⑬7:20

OP村瀬(麗澤)9分51秒(⑭)8:28
11位清水目(日大)9分53秒⑭9:26
8位鈴木(東国)9分49秒⑮9:27
20位鈴木(中大)10分27秒⑯10:24
18位永信(神大)10分10秒⑰10:52(3分10秒6)
16位中神(大東)10分03秒⑱13:29
19位井上(上武)10分22秒⑲15:10(3分14秒3)
17位坂東(法大)10分04秒⑳15:18

田村選手は一時苦しそうな表情を見せていたものの、最後まで大きくペースは落ちる事はなく走り切りトップ中継。タイムも区間賞。小笹選手が終盤に苦しい走りになったこともあり、差は2分28秒へ。ギリギリ間に合わせたという次走者へ貯金を作った。

その次、3位争い山学が抜け出していた。1万28分38秒を持つ田代選手がこの定点間トップタイムの強烈なスパートをお見舞い。自身過去2度出走の箱根ではいい思い出は無かったが最後に仕事ができた。高本選手は差し込みが来たこともあり、対応できず引き離されてしまった。このあたりは起用したかった下選手が怪我の影響で、選手層の不安が出てしまったと思われる。

5位は2分以上離れて、中盤から波に乗れていなかった中学・新井選手が何とかキープ。どうも最近の中学はこの区間が苦手だ。その後ろは1分10秒以内になんと総合13位のチームまでが通過する大混戦となっていた。栃木選手が4人抜き・全体で区間2位の快走で通過。10㎞地点ではチームメートで同級生の花澤選手から給水を受けたそうで、それも力になったようだ。次に永山選手が終盤もハイペースで乗り切り、こちらも4人抜き。適性があるという次走者へいい流れでタスキを渡した。

続いて、2人に隠れてしまったが、好走を続けていた城越選手。箱根予選走っていない選手がこれだけ走ったのは力になる。1年生へ貯金を作った。続いて順位を落としてしまった酒井・山本・瀬戸口選手。山本選手は実績からすると好走か。抜かれてからは粘った。瀬戸口選手は4つ順位を落としたが何とか終盤粘って10位と秒差。そして、程なくして競り合いながら好走を続けていた江頭・石橋選手がリレー。共に山登りに実力者を配置しているだけに次ぎ区間でのジャンプアップが期待できる。

ジャンプアップ候補と言えば、日大の5区もそうだ。村瀬選手をはさみ、清水目選手が10位とおよそ2分半の差でやってきた。3区4区が不満な展開だったが、清水目選手が最後に鈴木博選手と競った事もあり前回よりは良い位置。大砲炸裂しそう。逆に心配なのが、この区間で大きく遅れてしまった中大と神大。鈴木・永信選手が息も絶え絶えにやってきた。中大は3年連続の経験者を、神大はエースを持ってきたが、差が開いた。何とか復路へシード権の希望が持てる位置にもってこれるか。

最下位争いとなった3校では、ルーキー大東・中神選手が何とか粘って18位をキープ。そこから上武・井上選手がかなり離され総合19位。1500mで大活躍だったが、箱根は苦しかった。すぐ後ろ、長身のルーキー法大・坂東選手が粘りの走りを見せかなり迫っていた。2校とも5区は自信ある選手を置いており、少しでも前を追っていけそうな感じだ。レースは今年で見納めとなるかもしれない最長距離の5区へと移る。