第89回箱根駅伝2013の定点別振り返りです。
続いて
2区
このあたりから、向かい風が強くなってきましたね。
≪参考≫
http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-2ku.htm
定点別総合
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第89回箱根駅伝2013【2区定点間分析】
定点間分析①:鶴見中継所~横浜駅前
横浜駅前8.2㎞2位設楽(東洋)23分52秒①(2分54秒6)11位窪田(駒大)24分19秒②0:52
12位大六野(明大)24分30秒②0:52(2分59秒3)
7位藤井(中学)24分07秒④0:569位本田(日体)24分13秒④0:56(2分57秒2)
10位村山(城西)24分14秒④0:561位ベン(日大)23分40秒⑦1:30(2分53秒2)16位片川(大東)24分51秒⑦1:30(3分01秒8)20位篠原(法大)25分07秒⑦1:30(3分03秒8)17位新庄(中大)24分55秒⑩1:4613位早川(選抜)24分37秒⑪1:57
13位西山(神大)24分37秒⑫2:01
15位小澤(順大)24分43秒⑫2:01(3分00秒9)
3位平賀(早大)23分53秒⑭2:05
3位大谷(青学)23分53秒⑭2:05
5位オム(山学)23分57秒⑭2:05
6位蛯名(帝京)24分05秒⑭2:05(2分56秒2)
8位竹内(農大)24分09秒⑱2:10
17位佐藤(上武)24分55秒⑲4:17
19位寺田(國學)24分57秒⑲4:17
この時点で既に日大・ベンジャミン選手が個人トップ。ただ、まだ大きくは抜けていないか。また、山学・オムワンバ選手はまだ淡々と走っているのか。むしろ後ろの早大・平賀、青学・大谷選手が追いついて風除けに使っていました。
展開としてはトップで貰った東洋・設楽選手が突っ込んで更に貯金を目論む。過去2年はこの時点では集団の中に埋没していたのでどういう走りになるか気になっていた。
追う駒大・窪田選手は今、思うとこの時点でピッチが上がっていなかったかも。明大・大六野選手に追いつき、さあ追い上げと思ったら、城西・村山、日体・本田選手ら後ろの集団が迫っていて驚いた記憶がある。
他、オムワンバ率いる14位集団はやはりかなり早かった。7位集団の大東・片川、法大・篠原選手はかなりゆったり。選抜・早川選手らの集団もそんなに速いペースではなかったか。なお、最後フラフラになった新庄選手翔選手は、タイムは17番ですが、この時点で走りがあまりよくないように見えました。
定点間分析②:横浜駅前~権太坂
権太坂15.2㎞-横浜駅前8.2㎞=7㎞4位設楽(東洋)21分47秒①1位ベン(日大)21分16秒②0:59(3分02秒3)5位藤井(中学)22分01秒③1:10(3分08秒7)
5位本田(日体)22分01秒③1:10
5位村山(城西)22分01秒③1:10
8位窪田(駒大)22分04秒③1:1012位大六野(明大)22分05秒③1:10
2位オム(山学)21分29秒⑧1:47(3分04秒1)
3位早川(選抜)21分41秒⑨1:51(3分05秒9)
8位大谷(青学)22分04秒⑩2:22
8位平賀(早大)22分04秒⑩2:22
8位蛯名(帝京)22分04秒⑩2:22
13位西山(神大)22分08秒⑩2:22
13位小澤(順大)22分08秒⑩2:2216位片川(大東)22分39秒⑩2:22(3分14秒1)
16位篠原(法大)22分39秒⑩2:22
15位新庄(中大)22分26秒⑰2:25(3分12秒3)
20位竹内(農大)23分24秒⑱3:47(3分20秒6)
18位佐藤(上武)22分48秒⑲5:18
18位寺田(國學)22分48秒⑲5:18
いよいよ向かい風が強くなってきました。ここの定点間のタイムは昨年より1分ほど遅くなってきています。その中で、留学生の威力が増してきました。ベンジャミン選手はこの時点で既に11人抜き。駒大・窪田選手や、箱根予選で追走した中学・藤井選手は追うことはできませんでした。
またオムワンバ選手もペースあげてきました。ただ、一人喰らいついた選抜の早川選手が、この間は日本人の中でトップのタイムで走破。ここで意地見せていた。またオムワンバ選手から引き離されましたが帝京・蛯名、早大・平賀選手らの集団が順大・小澤、神大・西山選手らを捉え大集団を形成。前を追いかけます。
基本的にこう着状態でしたが、3位集団の城西・村山、10位集団の中大・新庄選手がかなり苦しそうな表情で交代気味。村山選手は痛みのある部位が元々あったらしい。また、横浜駅で蛯名選手らの集団からこぼれた農大・竹内選手はオーバーペースなのか急失速していました。
定点間分析③:権太坂~戸塚中継所
戸塚23.2㎞-権太坂15.2km=8㎞
1位ベン(日大)23分50秒①(2分58秒8)6位設楽(東洋)24分50秒②0:01(3分06秒3)3位本田(日体)24分37秒③0:54(3分04秒6)2位オム(山学)24分06秒④1:04(3分00秒8)
9位窪田(駒大)25分02秒⑤1:23(3分07秒8)11位大六野(明大)25分08秒⑥1:2915位藤井(中学)25分21秒⑦1:42(3分10秒1)
4位片川(大東)24分39秒⑧2:1213位早川(選抜)25分13秒⑨2:15(3分09秒1)
5位西山(神大)24分47秒⑩2:208位大谷(青学)24分55秒⑪2:3110位平賀(早大)25分06秒⑫2:3818位村山(城西)26分24秒⑬2:45(3分18秒0)11位小澤(順大)25分08秒⑭2:48
14位蛯名(帝京)25分17秒⑮2:52
16位篠原(法大)25分41秒⑯3:14(3分12秒6)
7位寺田(國學)24分54秒⑰5:23
19位竹内(農大)26分29秒⑱5:27
20位新庄(中大)27分58秒⑲5:34(3分29秒8)
17位佐藤(上武)25分51秒⑳6:20
ベンジャミン選手強し。ラスト8kmだけで大きく失速したわけではない設楽啓選手よりも1分早く総合順位で逆転。12人抜きで日大が瞬間トップに立ちました。オムワンバ選手も一時3位まであがる走りをみせて今後が楽しみ。そこ一旦抜かれながらも逆転した日体・本田選手が総合3位に浮上し、この間日本人トップ。見事なラストスパート。逆に窪田・大六野選手あたりは最後まで伸びてこなかった感じだ。
なお、この間は大東・片川、神大・西山、國學・寺田選手が大きくペースアップ。片川選手は早川選手を抜き返す力走をみせた。そういえば、この3人とも、チーム状況が万全なら5区山登りの予定だった。序盤がそんなにタイムが早くなかったので溜めていたのはあるだろうが、適性はあったのだろうか。
後ろの方では1区出遅れた青学・大谷、早大・平賀選手がポジションアップ。大谷選手の区間4位は驚いた。それから順位は落としたが帝京・蛯名選手も悪くない。
逆に大きくダウンとしたのは城西と法大。法大・篠原選手は力不足だろうが、城西・村山選手は、完全に失速して3位集団から13位へ。また、アクシデントの中大・新庄選手は転倒しながら何とか襷リレーを果たしました。
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