3日の記録会はドラマチックでした!それまでのベスト30分31秒の相馬選手と31分35秒の小林選手が、2人とも29分台を出して、逆転での14年ぶり予選出場は盛り上がりましたね~。
もちろん、出場自体はギリギリ、持ちタイムの順位を見る限りは厳しい戦いになるかも。ひとまず4組は1500m関東IC4位&5千13分台のスピードを持つエース森田選手、昨年大幅にトラックのタイムを伸ばした才記選手と順当でしょう。3組も勢いのあるルーキー相馬選手と大学院に通いながら全日本本戦出場を夢見る吉成選手と今の主力は投入できたように思います。実力からすると苦しいですが、ひとまず30分を大きく超えないような粘る走りができるかどうかか。
それより若い組は補欠を含めて慎重に人選したい。現在入ってる2組河野選手はハーフ、川瀬選手は3障、1組村上・池田選手はともに1500mで関東ICを狙っていた選手。ただ、至近の1万はいずれも31分オーバー。いくら2組1組でも戦うのは少々厳しいか。補欠に入ってる中では小林選手が絶好調で、今期800m・1500・5千・1万いずれもベスト更新。関東IC1500m3位は記憶に新しいところだ。切り札的存在の彼をどこかで起用し、ボーダーラインに食らいつきたい。
現状では最下位にならないかどうかといった戦力ですが、トラックの強化に関しては出場校屈指だと思います。とにかく一つでも爪痕を残したいところでしょう。
専修大は監督も変わり、多くの卒業生もあり、全体的には若いチームですかね。今回の全日本予選は補欠を含めて2年生以下が6人となっていますが、そのあたりも含めてチーム構成を見ていきたい。
4組は現在のエースと言っていい岩田選手。1年時からは箱根予選に出ていてじっくり伸びてきた。関東ICも30分程でまとめていたので戦える実力はあるだろう。相方の長谷川選手は昨年末5千で大幅に自己ベストを更新した勢いのある選手。関東ICも無難に走っている。1万はほぼ初めてでいきなり最終組だが気負わずいきたい。ポイントとなるのは3組でロード型の川平選手、それからまだ試合に出ていない1年生の黒柳選手がエントリーでちょっと驚きました。順当なら補欠と交代でしょうか??さすがに4年生の宮尾選手あたりがまとめてほしいところ。なおそうなら昨年と同じ(30位宮尾、34位川平)、何とかあげたい。
若い組では1組がボーダーに食らいつけるかもしれません。1万29分台で関東ICハーフもそれほど悪くなかった4年生櫻木選手、1500mが得意なスピードランナーの横山選手がうまくいければ中位で食らいつけそうだ。2組は現状ではちょっと苦しいが若い小林選手と最近1万出走した1年生茅野選手が踏ん張れるか。補欠の後退もあるかもしれません。
こちらも現状では通過は苦しいですが、じっくりあがってきた4年生と若手の選手の粘りで何とか戦える部分を出していきたいですね。
タイムでは辛くも20番目で何とか出場権を得た亜大。割と1万は成績が良かった印象があったのですが、他校のレベルアップが凄いですね。ひとまず持ちタイム上位者の多くはエントリーできた感じですかね。
最も、辛いところは少なくとも2人は本調子ではないということ。一人とびぬけたエースの加藤選手は、関東IC欠場し3組エントリー。29分台を持っている梅本選手は関東ICを見る限り調子が落ちています。ここは現在絶好調の上土井選手や1万30分後半で安定している山口選手との交代もありそうですかね?何とか加藤選手だけでも走れればと思いますがどうでしょうか?代わりに4組に入ったのはスピードがあり復調途中の佐々木選手と3障の古川選手。あとは3組の米井選手を含めて、現在の亜大の主力選手たち。何とか他校のエースに食らいつく走りができれば。
2組1組は若手の選手の楽しみがありますかね。1組には800m・1500mで関東IC出場していたルーキー森木選手。直後の記録会1万でもいい走りをして非常に伸び盛りの選手です。また、2組こちらもルーキーの兼次選手は高校時代から1万30分台で走破しており長い距離に苦手意識はなさそうだ。田崎選手は走れば2年連続出場、昨年の1組34位より上にいきたい。
こちらも現状では最下位にならないようにというところだろう。勢いのある選手は複数いるので、失速する組を出さないようにして、まずは昨年の総合18位を上回るようにしていきたい。
エントリー選手でのランキングではまさかの最下位の上武大。元々ロード型のチーム構成に加え、今期1万30分少しで走っている選手が一部外れてしまったのでこの位置になっただろうか。
最も、今のエントリーだと戦える可能性がある組は結構ある。1組エントリーの岡山・熊倉選手は今期トラックで大きく記録を伸ばしている。共に5千で大幅自己ベストで熊倉選手は14分一桁を出している。それから1万を走っていないので37位30分23秒だが、もっと上にいける選手です。岡山選手はスカウト苦しんだ現2年生の中で春になって大幅に伸ばした選手。1組なら密かに面白い存在。2組は関東ICハーフ組。淵選手は19位と粘っていて、同じような走りが期待される。大森選手は関東ICは空回りしたが、昨年の全日本予選1組19位の選手。経験でしっかりした走りをしたい。
唯一気になるのが3組。橋立選手は箱根予選・本戦と出走しているものの、まだ目立った戦績は少ない。吉田選手は昨年末5千でベストを出したくらいです。補欠と交代かなと思ったが、関佑・松下選手共に今期の1万は31分オーバー…。誰が走っても苦しそうに見えますが、ここで粘れれば面白い。4組は少しずつ安定感が増してきた坂本選手と成長株の太田黒選手が控えており、粘りの走りができそうです。
ランク最下位ですが、この頁では上武大が一番上位進出の可能性はありますかね。あわよくば、ボーダーラインをかすめていくような活躍ができれば、今後も侮れない存在になっていけるかなと思います。