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29.5.21までの結果【ゴールデングランプリ・平成国際大記録会】

真夏のような日が続いている中、試合が行われています。
29.5.21 セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎(http://goldengrandprix-japan.com/ja-jp/)
男子中長距離を抜粋します。
3000mSC
1位ジェイラス ビレチ(ケニア)8分19秒54
2位ニコラス ベッド(ケニア)8分21秒71
3位テスファイエ ギルマ(エチオピア)8分32秒18
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5位松本 葵(大塚製薬)8分36秒40 7位山口浩勢(愛三工業)8分43秒24
9位石橋安孝(SGHグループ)8分46秒50 10位荻野太成(神大2)8分55秒86
 さすが世界は強い。結果的にはベテランの域に入ってきた松本選手が頑張りました。また、神大の荻野選手が出場しましたが、今回はうまくいきませんでした。
3000m
1位ポール タヌイ(九電工)7分52秒67
2位エバンス ケイタニー キプトゥム(ケニア)7分52秒68
3位松枝博輝(富士通)7分54秒33
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4位關 颯人(東海2)7分55秒44 5位鎧坂哲哉(旭化成)7分58秒40
7位戸田雅稀(日清食品G)8分06秒66 8位鬼塚翔太(東海2)8分08秒73
9位上野裕一郎(DeNA)8分10秒44 10位平 和真(カネボウ)8分14秒87
 中々のレースでしたね。上野選手が序盤引っ張って1㎞2分34秒のレースペース。さすがに持たなかったですが大きな存在感でしたね。中盤からは海外勢と松枝・鎧坂選手、それに東海・關選手が大健闘し食らいつきます!残り250mからの海外勢のスパートに一瞬反応した松枝選手が見事日本人トップの3位。8分切りはまずまずかな。これにラスト100mで猛追した關選手が日本人2位の大健闘!日本選手権5000mの出場権にはあともう少しで及びませんでしたが、冬にスピード強化していたのが活きましたね。同チームの勢いのある鬼塚選手も悪くなかったですが、今回はつけませんでした。関東IC日本人トップの可能性も出てきましたね。
800m
1位ティモシー キトゥム(ケニア)1分47秒03 2位川元 奨(スズキ浜松AC)1分47秒28 3位村島 匠(順大4)1分47秒88
 川元選手が、PMと残り200mから出たキトゥム選手にしっかりとついていきましたが、ラストの強烈な向かい風で標準記録突破を阻まれました。調子は悪くないと思うので何とか今後のレースで切れればと思います。また、順大の村島選手が続きましたね。走力面は川元選手にもう少しですが、彼はラストの切れ味は武器になりそうに見えました!
29.5.20 第62回平成国際大学長距離競技会(http://hiukirokukai.web.fc2.com/2017/0520/top.html)
灼熱地獄の中、行われた記録会です。
○早稲田大学
伊澤優人②14分48秒00 三上多聞②14分52秒93
○中央学院大学
5千
福岡海統③14分30秒55 須永康幸②14分47秒26 金井優介②14分48秒80
 中川 賢③14分51秒50
1万
4組2位實政瑛久③29分47秒50★ 釜谷直樹③30分33秒95 城田 航②30分50秒93
   由見光道④30分57秒47 石井 海③30分58秒89
 福岡選手が5千で組トップです。やっぱり全日本駅伝出走し、箱根もあと一歩までいっただけに安定して結果を出すなぁという印象です。1万では實政選手が最終組2位!今までベストは30分台だったのですが、この暑さの中29分台のベストということで今後注目したい選手になりましたね。
○法政大学
磯田和也④14分35秒83 矢嶋謙悟③14分52秒98 岡原仁志②14分54秒76
細川翔太郎④15分01秒69
1万2組後藤大樹④31分27秒70
 磯田選手がまあまあかな?それと主力の細川・矢嶋選手が久々に出場しました。あと1か月でどれくらいあげてこれるでしょうか。
○東海大学
1500
阪口竜平②3分46秒92(全体トップ)
3千
西川雄一朗②8分22秒16
三上嵩斗③8分29秒39 西田壮志①8分30秒21 小林和弥④8分30秒83
5千
廣瀬泰輔④14分39秒60 小野稔彦④14分45秒30 鈴木雄太①14分47秒99
1万
4組1位郡司陽大②29分43秒65 小松陽平②30分00秒99 島田良吾④30分20秒17
   高田凜太郎②30分33秒54 中園誠也②30分41秒58
 阪口選手が全体のトップ!3分46秒も独走で中々のタイム。関東ICからのエントリーに漏れていましたが、それだけ部内でレベルの高い争いが行われているということですねー。3千には5千エントリーの西川選手が日本人トップ、3障エントリーの三上・西田・小林選手もひとまずほぼ設定どおりだったでしょうか。また、1万では郡司選手が全体のトップのタイム。中々大舞台といきませんが、彼も安定感ありますよね。

○創価大学
蟹沢淳平④14分39秒60 米満 怜②14分52秒74 古場京介③14分59秒35
 関東ICハーフにエントリーしている蟹澤・米満選手が出場。スピードのある蟹澤選手は14分40秒を切るまずまずのタイムで走破しました。
○大東文化大学
5千
藤岡謙蔵①14分47秒39 阿比留魁①14分47秒41
1万
3組1位奈須智晃③30分14秒98 山本翔馬④30分21秒03 佐藤弘規②30分34秒18★
    山崎 光③30分42秒95 立石 悠③30分51秒19 大久保陸人③30分53秒23
 3組に大人数が出場。そのうち、奈須選手がいい走り。じわじわと学内で上院日はいるようになってきましたね。箱根走った山本選手に先着したのは収穫でしょう。それから大久保選手がゆっくりと復活の道をたどっているようです。
○上武大学
1万3組松下恭一郎③31分03秒54 弘光伶次④31分26秒86
○國學院大學
1万4組3位土方英和②29分57秒09 磯邊翔太④30分06秒03 松永拓馬④30分07秒14
   河野敢太④30分17秒55 木下 巧①30分21秒09★ 小田智哉④30分22秒88
  田代恭一④30分26秒08 渡邊 貴④30分35秒35 中山貴裕③30分46秒51
  小中駿祐③30分47秒24 柳田大輔①31分09秒57 芹澤昭紀③31分17秒39
 國學院大は多くのランナーが出走しましたね。箱根駅伝3区以来のレースとなった土方選手が29分台でゴールできたのは良かったですね。全日本予選前に頼もしいランナーが戻ってきました。他にも4年間積み上げた磯邊・松永・河野選手がまずまず、初1万の1年生木下選手が続くなど収穫が多いレースです。
○山梨学院大学
1500
千田怜央③3分58秒63 荒武知樹③3分59秒83
3障
朝日 翔②9分28秒87
5千
永戸 聖③14分43秒82
藤田義貴③14分46秒10 出木場風吹③14分49秒30 斎藤有栄①14分52秒68
1万
4組古賀裕樹④29分59秒55 池田眞臣③30分34秒92 片山優人③30分54秒83
   首藤貴樹②31分21秒18
3組横井翔吾④30分19秒60★ 関川大悟②31分06秒89
 永戸選手が5千に出場、調整としてどうだったでしょうか?また1万にも何人かの選手が出場、古賀選手が29分台でゴール。だいぶ継続してレースに出られるようになったでしょうか。また3組でしたが横井選手が大きく自己ベストを縮めました。
○日本大学
野田克哉③14分57秒81 菅野将矢③14分58秒06
1万
3組阿部 涼①30分21秒49 遠田光太郎①31分19秒67
○中央大学
1500
川崎新太郎①3分52秒38 堀尾謙介③4分04秒94
5千
加井虎造①14分36秒75 中山 顕③14分42秒83 堀尾謙介③14分47秒10
1万
4組安永直斗②31分00秒39 関口康平②31分15秒74 
 堀尾選手が復帰。何とか関東IC5千に間に合えばと思います。あと安永・加井選手など若手が次につなげたいところです。
○専修大学
1万4組吉田裕晟④31分23秒72
 持ちタイムチームトップレベルの吉田選手が久々に試合出場。まずは1万を走れるところまででしたね。
○東京国際大学
3千
タイタス モグス②8分13秒47
 3000m全体のトップですね。関東ICに向け手ごたえはどうだったでしょうか?
○亜細亜大学
1500
鹿居二郎②3分55秒71 古川 舜③3分56秒21 森木優摩①3分57秒58
米井翔也③4分00秒27 上土井雅大②4分05秒30
1万2組兼次祐希①31分17秒16
 関東IC1500mや3障にエントリーされている選手が1500mに出場。残り1週間しっかり調整したい。また1万で期待の兼次選手が出場。これからあげていきたい。
○日本薬科大学
1500
千葉勇輝①3分56秒98
1万
時川昌也①31分00秒92★ 今川深透①31分02秒13★
 1年生が奮起。時川・今川選手が暑い中、粘りのある走りを見せました。時期を考えるとまずまずでしょう。
○駿河台大学
5千
吉里 駿①14分37秒73 福谷 駿②14分48秒36
 吉里選手が自己ベストまであと少し…ってこれ前の記録会でも書いた??気象条件に恵まれませんが、強くなっていきそう?
○麗澤大学
1万2組渡邉紘也③30分51秒68 植田陽平①31分21秒01★ 早川朋輝①31分27秒31★
 麗澤大も多く出場。渡辺選手が調子がいいですかね。1年生も頑張ってくらいついています。
○筑波大学
1万
4組河野 誉④31分02秒14
3組武田勇美④31分26秒29 渡辺珠生①31分39秒09★
2組中川 凛④31分28秒18★
 暑い中、自己ベストを出した選手もいますが、31分切りは何とかしたかったかな。
○関東その他
1500
中山玄基(東経1)3分55秒98
5千
下田季矢(武蔵1)14分49秒35
中村亮介(立大2)14分53秒14★
1万
2組矢澤健太(芝工4)31分15秒71
 東経大の1年生の選手がまずまずいい記録。5千でも若い選手が14分台出しています。
○立命館大学
1万
4組村武慎平⑤31分02秒43 岩﨑祐也31分34秒46 森 太一31分46秒39
 立命館大の今年の主力選手が最終組に挑戦しましたが、今回は厳しかったですかね。


コメント

  1. りっく より:

    土方選手が関東インカレのエントリーに名前がなくてかなり不安でしたが10000mを無難にこなせていたので安心しました。暑い中でこのタイムなら全日本予選に間に合いそうですかね。
    しかし中央学院大学は層がどんどん厚くなりますね。特に寂しい印象があった3年生がここに来て一気に伸びてきてます。突き抜ける選手は不在ですが、光武選手、廣選手あたりがドカンと突き抜ければ今シーズンはかなり面白いと思います。
    しかし未だに森田選手の復帰の目処が見込めないのは不安です。(まあ、神奈川大学の大塚選手のように復帰できたら万歳ですが)

  2. ユーポン より:

    学生ではないですが、九州実業団で市田孝が27分台、井上大仁が28分台一ケタのタイムをたたき出したみたいです。

  3. hakonankit より:

    >りっくさん
    國學院大の土方選手の復帰はほっとしましたよね。あと1か月ありますから、3組あたりを走れるようになる可能性はあります。こうなると國學院大も通過できそうかな?
    中学大は確かに、森田選手の怪我の復帰が長引いていますが、その間に多くのランナーが出てきましたね。箱根走った廣選手以外にも、市山・光武選手ら多くの選手が台頭してきています。何気に多く起用できる選手がいる学年になりそうです。

  4. hakonankit より:

    >ユーポンさん
    ■九州実業団1万
    1位Joel Mwaura(黒崎播磨)27分52秒66
    2位Daniel Kipkemo(西鉄)27分56秒27
    3位市田 孝(旭化成)27分59秒76
    4位カレミ ズク(トヨタ自動車九州)28分00秒21
    5位井上大仁(MHPS)28分08秒04
    6位ABAYNEH DEGU(安川電機)28分13秒60
    7位高橋尚弥(安川電機)28分22秒98
    8位市田 宏(旭化成)28分43秒57
    だそうですね。情報ありがとうございます。
    市田孝選手はさすがですが、井上選手の記録にびっくりです。
    マラソン代表になった選手が、春シーズンにこれだけトラックで
    記録を出すのはあまり記憶にありません。
    更にパワーアップした姿が頼もしいですね!