【結果】2019.4.14第34回焼津みなとマラソン/大学対抗ペアを箱根駅伝ファンが語る

2019年4月14日には、一つ大事なハーフマラソンが行われます。

第34回焼津みなとマラソンです。

特に大学生ペア対抗が大いに盛り上がります

箱根駅伝や大学駅伝に関連するチームの選手が、最大3人で上位2人の出走タイムで対抗します。

今年の箱根駅伝2019の優勝の東海大は、前年の大会で好成績でした。

そして、2区5区9区と要の区間で全員快走しました。

今年も要チェックです。

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【概要】第34回焼津みなとマラソン

第34回焼津みなとマラソン公式HP

第34回焼津みなとマラソン開催要項

大学対抗ペアは9時スタート、そのほかのハーフは9時05分スタートです。

成績優秀者にはカツオがもらえるらしいです。

なお、大学対抗ペアマラソンは、最大3名出場、上位2名の総合タイムの少ない順番に勝敗が決定します。また、対抗以外で、オープン参加も認められています。

参加予定チーム:東海大、青山学院大、駒澤大、法政大、國學院大、拓殖大、中央学院大、日本体育大、東京国際大、明治大、大東文化大学、山梨学院大、上武大、麗澤大、亜細亜大、専修大、東京農業大、駿河台大などなど

箱根駅伝の強豪校やシード校、惜しくも出場を逃していたチームなど様々な大学が参加予定です。

第34回焼津みなとマラソンコース

高低差は6m弱!平坦で比較的走りやすいそうですが、風などもあって、例年タフさがもとめられています。

【結果】第34回焼津みなとマラソン

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大学生対抗ペアマラソン結果

1位東海大学2:06:14

1位名取燎太③63分04秒(大会新記録)
2位松尾淳之介④63分10秒(大会新記録)
3位西田壮志③63分27秒

元々強いと言われていた東海大ですが、3人が63分台でワンツースリー独占。しかも63分台はその3人だけだという…。本当に強くなってきましたね。

しかも、今年の箱根5区で好走した西田選手ではなく、惜しくも箱根駅伝のメンバーに選ばれなかった、名取・松尾選手がペア対抗でいい記録を出すという。

松尾選手は1年時からいい記録を持っていましたが、名取選手は故障がちで大学駅伝もまだ見出走です。そんな選手が1㎞3分切の63分04秒!3年生が強くなれば、東海大本当に無敵になってくるはずです。

2位東京国際大学2:09:07

4位栗原卓也③64分09秒
11位山瀬大成④64分58秒

2位はチーム力上昇で話題の東京国際大が獲得してきましたねー。しかも今年の箱根駅伝で8区を出走した山瀬選手を、駅伝未出場の栗原選手が上回って64分09秒で全体の4位!これは今後の注目株ですね。

今年の箱根駅伝出走メンバーが多く残っている東京国際大ですが、新戦力が出てくると、本当にいいチームになってくるはずです。

3位駒澤大学2:09:25

7位神戸駿介③64分38秒
9位佃 康平②64分47秒
32位大坪桂一郎④67分40秒

3位は駒大。62分台ベストの神戸・大坪選手をもって、東海大にどこまで迫れるか挑戦しに行ったようですが、今回は少し差が付きました。

神戸選手は最低限64分台で走れる感じでしょうか。大坪選手は練習は良かったですが、疲労の抜き方の部分でうまくいかなかったとか。このあたりまた修正が必要でしょう。

9位に入った佃選手が一番の収穫かもしれませんね。新2年の選手はまだまだレギュラー陣と差がありましたが、対抗戦で64分台は自信にしていっていいと思います。

4位拓殖大学2:10:39

10位清水崚汰③64分52秒
15位竹蓋草太②65分47秒
40位吉原遼太郎③68分50秒

拓殖大も長い距離の強さは見せてきましたね。今年の箱根駅伝で9区を走った清水選手はしっかりと64分台。これに最近好調の2年竹蓋選手がまずまず走れたのは収穫。これから戦力。吉原選手は我慢の時期でしょうか。

5位國學院大學2:11:16

6位茂原大悟④64分33秒
24位山城ケイン③66分43秒
44位田中義己④69分10秒

今年の箱根駅伝で往路の4区を走った茂原選手は安定して64分半ば。まずは状態キープ。残り2名は新戦力候補の選手。少し差が離れましたが、今回は山城選手が何とか踏ん張ったところです。

6位青山学院大学2:11:31

5位新号健志③64分14秒
29位森川弘康③67分17秒
41位生方敦也④68分55秒

青学大も新戦力候補で挑戦。今回はやや順位としては下がったでしょうか。その中で新号選手が、ほぼレギュラーに当確といっていいほど、冬からずっと安定して成績を残してますね。森川・生方選手は今回は苦しかったです。

7位大東文化大学2:11:35

14位佐藤 陸②65分30秒
19位吉井龍太郎③66分05秒
23位佐藤弘規④66分39秒

今年の箱根駅伝5区で区間一桁と頑張った4年佐藤選手を、駅伝未出走の2人が上回りました。2年佐藤選手が最上位、吉居選手も66分少しで踏ん張りました。その後の主要大会、箱根予選までにもっと走力がつければ、次の箱根が見えてきます。

8位法政大学2:12:11

8位糟谷勇輝③64分40秒
31位中村雅史③67分31秒
47位増田蒼馬④69分52秒

もっとアピールしたい新3年は、糟谷・中村選手が出場。今回いい成績を残したのは糟谷選手の方。64分台で粘り、個人順位の8位もいい成績です。中村・増田選手はもう少し粘りたかったでしょうかね。

9位中央学院大学2:12:42

12位畝 歩夢③65分27秒
28位藤井雄大④67分15秒

まだ大学駅伝未出走の畝選手が65分少しで個人12位は健闘の部類でしょうか。一度全日本駅伝出走している藤井選手はやや悔しい成績か。このあたりから2人とも好走が少なくなってきています。

10位麗澤大学2:12:48

20位植田陽平③66分15秒
22位杉保滉太③66分33秒
OP6位山本蒼弥②67分32秒
OP7位宮田 僚④67分44秒
33位水野優希③68分02秒

杉保選手が、焼津ハーフ前に記事特集されていてびっくりしましたが、麗澤大も注目が高くなってきましたかね。好成績とまではいかなかったですが、植田選手と共に66分台をマーク。アベレージは上がってきているでしょうかね?

他、オープンでは2年山本選手が好走。新戦力として、このまま順調に成長してくれればと思います。

11位城西大学2:13:28

21位宮沢真太④66分18秒
26位田部雄作③67分10秒
42位佐藤忠俊④68分56秒

城西大は新戦力候補が出走。なんだかんだで箱根駅伝メンバーに入っていた宮沢選手が強かったですね。

12位日本体育大学2:14:03

17位冨田真佑④65分51秒
34位福住賢翔②68分12秒

冨田選手は全日本予選で好走した経験があるのですよね。ロード力も少しずつついてきましたかね?

13位専修大学2:14:16

18位宮下晴貴④65分55秒
37位辻 海里③68分21秒
39位茅野雅博③68分39秒

昨年末復帰した宮下選手が、ここにきて波が乗ってきました。育成チームなので、なんだかんだ4年生が大事になってきます。このまま走力で引っ張っていければ。

14位山梨学院大学2:14:35

27位荒井祐人③67分12秒
30位渡辺晶紀②67分23秒

日本学生ハーフで65分台を出して新戦力候補の荒井選手らが出場しましたが…今回は少し時間がかかってしまいました。

15位流通経済大学2:16:27

35位岡島慶典③68分13秒
36位三輪雄大④68分14秒
43位中原陸斗④68分57秒

出場した対抗3選手が68分台でまとめてきました。上級生も多いです。少しずつでもまとまっていければと思います。

16位以下、個人70分以内

16位桜美林大学2:17:19
25位前山晃太郎③66分58秒

17位上武大学2:18:01
16位野上 蓮④65分45秒

18位亜細亜大学2:19:21
13位河村 悠②65分28秒

19位帝京平成大学2:19:45
38位大久保友貴68分34秒

20位平成国際大学2:20:20
45位山口貴士②69分30秒

21位東京経済大学2:20:45
46位鈴木優斗④69分43秒

22位関東学院大学2:22:08

23位静岡大学2:32:17

ここからは片方がまずまず、もう片方は70分オーバーが多いですかね。桜美林大は前山選手が徐々に本格化。順調に練習が積めれば、学生連合候補になってくるはず。

箱根連続出場がかかる上武大は、野上選手が65分台力走、箱根予選までにもうワンランク上にいければ心強い。亜大は河村選手がしっかりと実力を付けてきていますね。

他、帝京平成大の大久保選手の68分台は非常に好走の部類ですね。

一般の部のみの出場

東京農業大学

小山日颯③68分40秒
桑原匠矢③69分20秒

【結果】かすみがうらマラソン男子10マイル

1位ニック ハーマン(シドニー)48分10秒
2位小森稜太(帝京大④)48分24秒
3位池田宗司(ヤクルト)48分52秒
4位石川拓慎(駒澤大②)49分32秒

シドニーからやってきたハーマン選手が優勝!これは良かったですね。14秒差で長距離が強い帝京小森選手が順調に2位。こういう方が安定しますね。駒大石川選手も少しタイム差がつきましたが4位。少しずつでもレギュラーに近づければと思います。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。