第95回箱根駅伝山手線ラッピング電車内告知VTRより
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— kujira (@0911Kujira) December 28, 2018
第95回箱根駅伝2019の各大学のメンバー詳細と
戦力分析、区間オーダー予想を行っています。
これがラストです!!
掴み取った流れを離さずに
日 本 大 学
陸上・駅伝記録会速報(日大専用)(https://twitter.com/doo1205)
前回の箱根予選は力負けで次点。次年度への巻き返し…と普通はなります。その中で、関東インカレ陸上競技の5年間の総合得点の最も高いチームに出場権を与える”関東インカレ枠”で出場という、史上初の出場の仕方で出場権を射止めた日大。ここは陸上競技部全体の功績です。
その直後の全日本予選は8枠の最後の枠を勝ち取り、長距離部での力での出場となりました。ここは自信にしたいところ。迎えた全日本本戦は、エース選手の力走もあり、終盤にシード権争いに参加。8位選手が視界に入っている中、11位で終えました。箱根へ向けて手ごたえを掴めたでしょうか。
エントリー選手紹介&独断戦力分析
8点:ジョーカー的存在の選手
P.M.ワンブイ④27分49秒96≪18:全7区1位、関東IC5千1万3年連続2冠、17:予4位、箱2区7位、16:全2区4位、予1位≫
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
阿部 涼③29分38秒52≪18:全8区8位、箱10区6位相当、17:予92位≫
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
加藤拓海④29分03秒68≪15:全3区5位、予53位≫
横山 徹②29分18秒17≪18:全1区7位≫
武田悠太郎②29分20秒52≪18:全2区12位、17:予119位≫
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
北野太翔①29分51秒84≪18:全6区13位、全国5区12位、17:高1区3位≫
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
佐藤玲偉④30分00秒02≪17:予175位≫
松木之衣③29分37秒48≪18:全5区18位、17:予110位、16:全7区14位≫
金子智哉③29分42秒20≪17:予195位、16:予220位≫
野田啓太②29分13秒51≪18:全3区17位、17:予168位≫
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
小林陸大②29分55秒92
遠田光太郎②30分26秒94
宮崎佑喜②30分31秒01
鈴木康平①29分42秒18≪18:全4区18位、17:高3区32位≫
大池竜紀①30分24秒47
山本起弘①30分26秒28
上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
・エース力は全大学ナンバーワン!?
なんといっても大エースの4年ワンブイ選手が楽しみですよね。2年時の大学駅伝が、箱根予選のケガの影響もあり不本意な走りとなってしまいました。本来の威力を発揮した時の駅伝の走りが、俄然見たくなりましたが、チーム状況もあり中々その機会は訪れませんでした。
今回の全日本7区が久々の出場でしたが、凄まじかったですね。シード権ラインから4分半あったのですが、1分少しまで詰め寄る驚異の追い上げ。MVP獲得選手よりも1分半早かったのも注目ポイントですね。アップダウンの適性が分かりませんが、箱根のエース区間での区間賞は筆頭候補になるのではないでしょうか。
続くのは3年阿部選手。前回の学生連合で出走し、長い距離に得意なところを見せました。今年はそれに磨きがかかり、全日本アンカーを任され、シード権ラインを最後まで追い上げ続ける見事な走りを見せていました。特に後半の登りの部分が光りました。
中堅どころや選手層の面で日大は課題に挙がっていましたが、2年生に勢いがありますね。特に武田選手が全日本2区・上尾ハーフ64分台好走し、一定の安定感を示しています。これに全日本1区びっくりの好走の横山選手に、1万mのスピードが高い野田選手が注目選手になりますかね。
2年生以下は非常に多くエントリーされていて、1万29分台の走力を身につけてきた小林選手、長い距離に適性がある遠田選手、山を希望している宮崎選手も2年。1年は、全日本予選4組・本戦6区起用で期待が高い北野選手、1万m29分台で全日本ばあっ適された鈴木選手、大池・山本選手も一定の安定感がありメンバー入り。2年生以下で10人はなかなかみないエントリーですね。
上級生も力を付けている選手がいて、関東ICハーフ健闘していた4年佐藤選手が復調気味、3年は練習を詰めていて全日本5区抜擢の松木選手、1500mのスピードがある金子選手と、あともう少しで飛躍のきっかけを掴めそうな選手たちエントリーとなっています。
そして、硝子のエースと言われた加藤主将。1年時にエース候補言われながらも、故障に苦しみ続け、4年目も例外ではなかったです。しかし、全日本予選・箱根本戦と照準を絞って、じっくり調整中。最後の箱根出走なるか大変注目になっています。その加藤選手らうまく主力選手たちの力を利用して戦っていきたい。
最終!区間エントリー予想
1区横山 徹②
2区P.M.ワンブイ④
3区加藤拓海④
4区北野太翔①
5区阿部 涼③
6区金子智哉③
7区野田啓太②
8区松木之衣③
9区武田悠太郎②
10区佐藤玲偉④
・大エースの後の区間を大事にして
エース力が強いので、勿論エース区間でしっかり前に出ることは大事なのですが、それ以上に大事なのはその次を受け持つ区間ですね。直後の3区で順位を大きく落とすと、一気に上昇ムードが沈んでしまいます。ここがうまくいけば、シード権に向けて希望が大きくなります。
実際、2大会前は、結果的に3区で一つ順位があがりました。それが往路終了時シード権内につながったと思います。エース区間以外にもポイントポイントでしっかり攻められるようにして、シード権を意識できる戦い方ができればと思います。
1区横山選手…最初は主力選手を考えていましたが、ここにきて面白いランナーが出てきていますね。この秋に1万29分20秒前後と急成長を見せ、更に全日本1区でトップと僅差で繋ぐ殊勝の走りでした。距離対応だけがよく分からないのですが、箱根1区も粘りの走りができればと思います。
2区ワンブイ選手…押しも押されぬエースですね。ワンブイ選手の驚異的な走り、ついに箱根2区で開花といきたいですね。全日本7区で見せたスピードは脅威です。平坦な区間なのでアップダウンの適性はちょっと分からないのですが、それでも66分台は充分ターゲットにできる選手だと思います。どこまで順位が上がるのか楽しみです。
3区加藤選手…さて、大事にしたいといった区間。武田・阿部選手ら、色んな主力選手の顔を思い浮かべましたが、全体を見て加藤主将がいければと思いますね。それにしても加藤選手が走るかもしれないというだけで、駅伝ファンとして感泣モノ…ですよ。大学駅伝は1年時の全日本3区のみ、箱根本戦は走れば初です。
基本的にはスピード系の選手だと思います。他の主力選手はバランス型やスタミナ型かなと思います。彼が調子がいい時の走りができれば、一気に日大全体のムードが高まるはずです。
4区北野選手…ここを武田選手にするかどうかで非常に悩んだのですが、将来のエース候補にこの区間任せたい。有力選手が多かった1年生の中では、北野選手が今のところ一番順調ですかね。結構重要な役割をここまで任せられていますし、往路もあり得ます。アップダウンには強いとのこと、この区間で踏ん張ることができれば、今大会も今後も大きいはずです。
5区阿部選手…いろんな区間を考えました。1区で2区に僅差で繋ぐ、2区エースの後の3区、準エース区間の4区…その中で今の日大は攻める区間でしっかり攻め切って貯金を作った方がいいと思います。上りの適性が高いと言われている阿部選手に、この区間を託してみたいです。うまく流れていれば往路一桁ターンは見えています。
6区金子選手…ここはスペシャリストが卒業して、分からない区間ですね。その中でなんとなく金子選手か宮崎選手の争いのような感じはします。監督もこの区間出走していることもありますので、復路のスタートうまく準備が進めばいいですね。
7区野田選手…スピードに関してはチームの中で長けている野田選手を、この区間に置きます。これまでの実績では、ロードよりトラックの方がいいのかなと思います。そういう選手が比較的好走することが多いのがこの区間かなと。この区間がうまくいけば、いい流れになるはずです。
8区松木選手…ここからはスタミナが特に重要になってくる区間です。しっかりと練習を詰めている選手にしたいと思うので、3年松木選手が一番手の候補に挙がりますかね。全日本5区は苦しい走りになりましたが、少なくともこの区間の方が向いているはずです。粘って他校と戦ってほしい。
9区武田選手…ここに残すのはやりすぎでしょうか?ただ、シード権獲得を本気で狙うなら、戦える選手を9区に残していないと獲れないと思います。スピードもスタミナもバランスがいい印象なので、どの主要区間を走っても不思議ではない選手。他校の選手との戦いが楽しみです。
10区佐藤選手…関東ICハーフ健闘で、彼に復路終盤任せたいなとその時から思っていました。一時大会のエントリーで名前を見なくなって心配しましたが、箱根前に復調気配がありましたが、走るでしょうか?スタミナはあると思うので、長丁場持ち味が発揮できる状態になっていれば。
勢いと言う面ではちょと気がかりなことがあって、ある程度記録を狙わせた12月日体大記録会が、伸び切らなかったのが、どう箱根に向けて影響があるかということでしょうか。全日本に一旦ピークを合わせてはいたと思うので、またここからとなればいいですかね。
とにかく、強力なエースがいるのは、他校に対して大きななアドバンテージにはなります。その他のメンバーも少しずつ成長してきていますので、うまく流れをもって繋いでいくことがシード校復帰に向けて大事になるはず。純粋な長距離の走力だけでない”インカレ枠”という批判もありますが、吹き飛ばす走りができればと思います。
1位青学大47点
2位東洋大43点
3位東海大42点
4位駒澤大39点
5位帝京大37点
6位順天堂34点
7位法政大33点
8位城西大32点
8位國學院32点
10位拓殖大31点
10位明治大31点
OP連合31点
12位中学大30点
13位日体大29点
13位中央大29点
13位神奈川29点
16位東国大28点
16位早稲田28点
18位大東大26点
18位山学大26点
18位日本大26点
21位国士大24点
21位上武大24点
ざっとこんな感じ。青学大が抜けていて、2位争いはやはり混戦。順大と連合が周囲の予想よりは高くなってますかね?ここは自分の中でどう消化するか、実際の区間オーダーを見ながらゆっくり考えます。そのあとは、16位17位の東国大・早大あたりまでは分からないですかね。18位以下のチームもエースが強いチームが複数あり、一発はあるかもしれません。
もう区間エントリー発表までもうすぐですが、楽しみですね。
なお、区間エントリー予想がここまで押してしまい申し訳ありません。
それと、コメント全く返信できずすみません。全部読んでます。
これからもまたコメントを下さればと思います。
コメント
横山ーワンブイー野田ー北野ー阿部
宮崎ー加藤ー松木ー武田ー佐藤
やはり、ワンブイの前後が大事となるかな
後、復路も7区以降がだ大事でしょう。最近は、悪いので