きついことを乗り越えて、それが実力になって結果が出て、そして満足や自信に繋がると思ってます。
『THIS IS AOGAKU』#青学駅伝 #adidasrunning #THISISAOGAKU #ゴーゴー大作戦 pic.twitter.com/nDsmA8qdOJ— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) December 20, 2018
第95回箱根駅伝2019の各大学のメンバー詳細と
戦力分析、区間オーダー予想を行っています。
エース・山・選手層…5連覇へ準備整う
青 山 学 院 大 学
青学大陸上競技部(長距離ブロック)Twitter(https://twitter.com/aogaku_rikujyou)
前年度は出雲と全日本は苦しみました。1区のランナーが決まらず後手を踏んでしまいました。箱根は”ハーモニー大作戦”と称し戦場へ。序盤から好位置につけると、山を起点に綺麗に流れるような攻撃を完成させ、4連覇を達成しました。
そして今季はますます充実しています。出雲駅伝は1区からトップで完全優勝!昨年ライバル校にやられたことをやり返しました。比較的苦手とする全日本大学駅伝は、ライバル校に先行されるも、しっかりとついていき終盤に逆転しねじ伏せました。今回の箱根駅伝は5の数字にかけて”ゴーゴー大作戦”だそうですが、そのくらいの勢いを感じます。
エントリー選手紹介&独断戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
森田歩希④28分44秒62≪18:全7区2位、出3区2位、箱2区1位、17:全4区3位、箱4区2位、16:全6区1位≫
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
小野田勇次④28分57秒30≪18:全1区3位、箱6区1位、17:全7区3位、出4区2位、箱6区2位、16:全5区1位、箱6区2位≫
竹石尚人③29分22秒79≪18:出6区2位、箱5区5位、17:全6区4位≫
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
橋詰太慧④28分28秒08≪18:全2区5位、出1区1位、17:出6区6位≫
梶谷瑠哉④28分39秒07≪18:全8区3位、箱4区9位、17:全3区4位、出1区8位、箱1区4位≫
4点:主要区間で区間上位でいける選手
林 奎介④28分40秒11≪18:全4区2位、箱7区1位≫
鈴木塁人③28分31秒66≪18:全3区3位、出2区1位、箱1区5位、17:全8区4位、16:出1区5位≫
吉田圭太②28分27秒40≪18:全6区1位、出4区1位、日本IC5千m3位≫
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
吉田祐也③29分17秒48≪18:全5区1位、日本IC1万m3位≫
岩見秀哉②28分49秒13
飯田貴之①5千14分07秒55≪18:全国1区13位≫
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
橋間貴弥④29分08秒85≪18:箱10区2位≫
山田滉介④29分21秒74
神林勇太②29分23秒52≪17:出5区3位≫
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
生方敦也③29分08秒39≪18:出5区2位≫
湯原慶吾①28分53秒57≪18:全国1区5位、17:IH5千16位、千五9位≫
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
上位10人合計:47点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
春のシーズンインはそこまでの結果ではなかったのですが、じわじわ好結果がチーム内に拡がっていきましたよね。故障者も強豪校の中では一番少なかったです。夏を超えて、いつの間にか過去最強じゃないの?と思うような布陣になっています。
平地はエース級が続々。中心は4年森田選手でしょう。2年全日本で大学駅伝デビューでMVP獲得。3年時には箱根2区区間賞を獲得し、4年全日本は軽い故障もありながらも優勝を決定づける走りで再度MVP獲得!これだけ駅伝で特に高レベルで安定できる選手は、そんなに数えられる程いないのでは?ラストの箱根駅伝でどんな走りになるかは大きく注目です。
それから、今年前半区間の要になっている4年橋詰選手。5000m13分30秒台のスピードは伊達ではなかったですね。箱根まだ経験ないのは意外ですが、好調はキープしているので楽しみな選手。更に、どの区間でもそつなく走れる3年鈴木選手も頼もしい存在です。全日本が悔しかったと思うので、リベンジ期待。
集大成となる4年生はまだまだ主力がいます。前回7区区間新の衝撃デビューの林選手も、徐々に練習を継続して詰めるようになってきて、充実。満を持して自信ある区間への登場でしょうか。また、力強さが増したのは4年梶谷選手。関東ICで故障するまでの勢いは凄かったですね。しばらく離脱も全日本で、断トツトップにも関わらず鬼気迫る走り!箱根でも大いに力になりそう。
これに山がどちらも強いのですよね。山登りは前回痙攣しながらも区間5位と奮闘した3年竹石選手が成長。かつての”山の神”よりも練習でタイムがいいとも言われていて、爆発すれば本当に驚異的な存在に。これに4年連続山下りが濃厚の小野田選手は、区間記録57分台をターゲットに…。平地も強力なのに山も他校より強いかな?
さらに新たな戦力が出てきているのですよね。3年吉田祐選手が日本IC1万3位に入ると、全日本で強豪選手相手に流れを渡さない走りで区間賞デビュー。セブンズヒルズでも良かったですね。また2年吉田圭選手が日本IC5千3位に入ると、出雲・全日本で連続して区間賞!さらに1万m記録会チームトップと波に乗っています。持ち前のスピードで初の箱根路に参戦します。
その2年生以下でも面白い選手が出て来ていて、岩見選手が世田谷ハーフ学生トップ!さらに1万mも一気に28分台に伸びて、目下注目株に。青学大の戦力で、初の大学駅伝は箱根往路の可能性もあるようです。飯田選手も1年生ながら、とてもいい練習が出来ていて、世田谷ハーフ63分台の結果にも表れていますね。
他、4年間積み上げて世田谷ハーフ63分台まで持ってきた山田選手、前回10区経験の4年橋間選手、1500m関東IC優勝し出雲枠を勝ち取った生方選手、自己ベストを重ね有名アイドルと親戚関係と話題になった2年神林選手、1万m28分台でスピードでポテンシャルの高さを見せつけた1年湯原選手と役者16名揃っています。力で他校を圧倒していきそうです。
最終!区間エントリー予想
1区橋詰太慧④
2区森田歩希④
3区吉田圭太②
4区岩見秀哉②
5区竹石尚人③
6区小野田勇次④
7区林 奎介④
8区鈴木塁人③
9区吉田祐也③
10区梶谷瑠哉④
1区橋詰選手…出雲1区区間賞のスピードランナーです。1万m勝った吉田圭選手も候補に挙がっていますが、手堅くいくのがいいと思います。前哨戦の出雲と全日本どちらも接戦の駅伝を経験しているのもポイントです。出雲は特に冷静に勝負ポイントを見極めていたと思います。区間賞を獲得することに集中できれば、いい結果が得られるはずです。
2区森田選手…2年連続で森田選手しかいないでしょうね。チームの中でずば抜けて走力が高いという印象はないのですが、駅伝になると不思議と力強さがツーランクくらいアップする選手なんですよね。心身を駅伝に合わせる能力に長けているのだと思います。今回も出入りが激しい2区になると思いますが、自分の力を出し切ってくれるのでしょう。まずは前回の自分の区間賞タイム67分15秒に近づいていくことになるでしょうか。
3区吉田圭選手…秋シーズンに完全に新戦力となった吉田圭選手に、青学ゆかりのある3区に抜擢。1区でも面白いのですが、過去の駅伝は、後半区間と言うこともあって単独走だったのですよね。特に全日本で前を追いかける走りができたのはポイントです。その時より、前後の選手は強くなりますが、吉田選手自身も走力が高くなっていますので、自信持って走ってもらえれば。
・5区~8区の波状攻撃、前年までの勝ちパターンで!
4区岩見選手…原監督がちらつかせていた4区岩見選手…本当にしてしまいました。いや、普通に行くなら前回出走者で力を付けた梶谷選手か、来期の2区候補と思われる鈴木選手がまず候補だと思いますよ。
ただ、前回4区失敗したにもかかわらず、最終的に圧勝しています。5区~8区の攻撃(7区は想定外だったそうですが)が凄まじかったのですよね。ならば、今年も復路に力のある上級生を残しておくのではないかなぁと。
岩見選手は大学駅伝の経験はないですが、長い距離を中心に鍛え上げていますし、世田谷ハーフで走れるなら、いきなり準エース区間の4区にチャレンジさせてもいいのではないかなと。多少離されても、5区6区が万全なら、変にプレッシャーを感じず、走れればいいかなと思います。
5区竹石選手…さて、練習で神野選手の時より良かったことから、夏から原監督から「山の神」と言われ続けている竹石選手。前回は序盤から突っ込み過ぎた影響もあり、思ったような走りとはならなかったそうですが、そんな中で72分台でセンスは間違いなく高いのだと思います。
11月からは山登りに専念して準備してさてどこまでいけるでしょうか?「山の神」と言うと69分台はほしくなりますが…、前回の区間賞よりもかなり早い71分前後あたりは期待してもいいのでしょうか?それくらいいければ2年ぶりの往路優勝は充分見えてくるかな?
6区小野田選手…他校に「人間じゃねぇ」と言わしめた前回は、区間記録にあと僅かの58分03秒。今回は平地の全日本1区でそのスピードを見せつけました。1年時から58分半を出して、初の4年連続59分きり、そして現行の距離での初めての57分台を、この眼で見る瞬間は訪れるのでしょうか?
7区林選手…ここは変えない。原監督は成功している区間は、基本的には変えないですからね。本人は下りが得意ということなのですが、7区は前半下っているのでここでリズムに乗れるからでしょうか?ちなみに3区の控えも前回はかねていたそうです。得意な区間で、少なくとも62分台は期待してもいいのかなと思います。
8区鈴木選手…ここ最近の連覇は、8区で決定的な差をつけていたのが大きいかなと思っています。前回優勝メンバーも多く残っているので、戦いやすくするために主力を回してくるのではと思います。鈴木選手は、世田谷ハーフ61分台を過去に出しているので、上りに苦手なイメージもないです。64分台ならば十分に可能性はあるかなと思います。
9区吉田祐選手…基本的には勝負を決している状態と考えます。吉田祐選手は、今年ついに頭角を現した選手ですね。元々山の候補だったこともあり、長い距離やアップダウンには強い選手です。長丁場の9区でもしっかり走り切れるかなと思います。
10区梶谷選手…最後にまた強いランナーを残しておきます。暑さが苦手ということですが、全日本8区はぶっ飛ばした中で走り切りました。トップならそのままひた走るでしょうし、万が一接戦や劣勢になったときに、思い切って勝負を仕掛けていけるランナーです。今回のピクニックランは彼ですかね。
4区岩見選手にするなら、8区吉田祐選手、9区鈴木選手の方がバランス取れますかね(汗 まあ、今までの勝ちパターンに近づけるためということで。それにしても強いのかな。前回までなら山田選手あたりは間違いなくピクニックランできたでしょうし、飯田選手の8区デビュー。神林選手10区でもいいのですが…。
勿論、他校にも強力なエースがいるので、先手を奪われるなどということはあるでしょうし、体調面での自滅などはどこの大学にもあるリスク面はあるのですけど、今のところ優勝には一番近いのかなと思います。史上初の2度の3冠、そして箱根の歴史上にも残る5連覇を見る瞬間は訪れそうでしょうか?
そして…万全なら、個人的に狙ってほしい記録があります。91回大会初優勝時の10時間49分27秒。気象条件には左右されるものではありますが、青学大史上”最強チーム”と謳われる今回のチーム、個人・総合でどんな記録を残すか、楽しみです。
コメント
橋詰(鈴木、梶谷) 森田 吉田圭(橋詰) 鈴木(石見.梶谷) 竹石
小野田 林 吉田祐(鈴木) 梶谷(鈴木) 橋間(神林、梶谷)
1区橋詰は爆発力あるのでラストで東洋東海には勝ちたい森田は前回ほどのタイム出るか分かりませんが68分は切るはず3区吉田圭はタイム通りの走りをして欲しいです。4区僕は鈴木にしました。理由は石見でもいいですか往路3人箱根未経験というのは不安だからそうしました。山と7区林は問題ないでしょう。8区吉田祐はインカレと全日本の走りをしてほしいここに残しておいた梶谷負けていても勝負できるので区間賞とってアンカー二年連続橋間がピクニックランをしてほしいです。
往路2分負けてててももし鈴木が復路なら3分差ならなんとかしてしまいそうな選手層の厚さだと思います。
1区:橋詰、2区:森田、3区:吉田圭、4区:鈴木塁、5区:竹石
6区:小野田、7区:林、8区:飯田、9区:梶谷、10区:岩見
2・5・6・7を全開経験者で固めました。5区は下馬評が高い竹石選手。8区は夏合宿の登るコースで竹石・森田に続き、ハーフマラソンで63分台に入った飯田選手。3区吉田選手は前を追いかけられる選手ですし、10000mチームトップの持ちタイムを考慮して3区。
起伏が多く、世田谷ハーフでの構想経験があるスズキを4区。学生ハーフや全日本のアンカーで活躍した梶谷を9区。今季破竹の勢いで上がってきた岩見をアンカーと予想しました。9・10は逆も考えましたが、全日本8区の走りを見ると梶谷を9区に入れたくなります。
橋詰 森田 吉田圭 鈴木 竹石
小野田 林 吉田祐 梶谷 竹石
橋詰は爆発力あるので東洋東海より前でリレーしたい。森田は前回と同じタイムでこれるかはわからないが67分台では来てくれそう。
吉田はトラックの持ちタイムを生かして追いかけてほしい。4区は石見でも面白いと思うが往路3人箱根未経験になるので鈴木にしました。山と林は全く心配してないです。吉田祐はインカレの時の走りをして65分台できてほしいです。梶谷は負けてても勝負できるしひっくり返す力はあると思います。橋間はピクニックランになるはずです。
石見入れるなら9区鈴木10区梶谷にします。
青学って比較的オーダーに規則性があると思ってます。
予想ですが
吉田圭→森田→橋詰→岩見→竹石
小野田→林→鈴木→吉田祐→橋間
基本的には選手個々の希望区間に遵守。
また往路→復路は1人のみ。成功した区間は変えないの3つが基本な気がします。
梶谷選手は残り区間が9、10区のみとなった時点で脱水症状のリスクを避けまして全日本は湿度が高くて呼吸しやすい状況だったので参考外にしました。
往路で注意しなければならないのが東洋大学、復路で注意しなければならないのが東海大学。戦力的にはダントツとはいえ、ある程度は往路復路のバランスをうまくとる必要性は大きいと考えます。
その上で橋詰ー森田ー吉田圭ー鈴木ー竹石、小野田ー林ー岩見ー梶谷ー吉田祐です。一番悩んだのは岩見選手の区間配置。あの世田谷ハーフを63分前半で走りきり、1万メートルも28分台と実力は本物でしょう。遊行寺の坂も世田谷ハーフのアップダウンに比べたら心配ないでしょう。第2の下田選手になるか?あとは個人的に湯原選手が走るのも見たいですが、来年メンバー入りすることを期待します。
結論としては、あえて言うことは何もありません。ただ、ここまでスキのない布陣が組めて、さらに神林、生方、湯原選手が来年も残るという青山学院の恐ろしいほどの選手層・・・。
みんな梶谷選手が暑さに弱いって言ってますけどこの時期の気温なら問題ないでしょう。今年の学生ハーフも暑かった中での優勝ですしそこまで神経質にならなくても良いのでは?これまでの青学のパターンを考えると1区に橋詰選手ではなく吉田圭太選手になると思います。また4区が読めないですが、鈴木・吉田祐・岩見の三選手が争うでしょう。残った選手で8区と10区かな?
あと原監督は林選手の調子が上がってきた場合9区の区間記録を狙わせるとかやりませんかね?
吉田圭–森田–橋詰–吉田祐–竹石
小野田–林–鈴木–梶谷–岩見
怪我人が出ない限りぶっちぎるんじゃないかなと。91回大会並みの差が出るかもしれません。
鈴木ー森田ー橋詰ー林ー竹石
小野田ー吉田圭ー岩見ー梶谷ー吉田祐
2区と山以外ははっきり言ってわからない
そして、もの凄い選手層
V5へひたすらに青山学院大学
橋詰-森田-吉田圭-岩見-竹石
小野田-林-鈴木-吉田祐-梶谷
管理人さんの予想と全く同じですなので特に書くこともありませんがもし変わるとしたら1区と9区でしょうか、9区は山田選手を入れることはあるかなと、また1区3区が逆であったり1区梶谷選手10区橋詰選手はあるかなと思います。
普通にいけば優勝すると思いますが、絶対はないので気を緩めることなくこの時期過ごしていればと思います。
1区はいかにも橋詰なのですが、4連覇中1区2区が共に4年の年がないのが気になっています。
次年度のことを考えどちらかは4年以外から選んでいる気がします。
なので1区は吉田圭か鈴木かなぁ、と。3区が橋詰で4区は1区を走らない方になるかと。
ただ毎回絶対に大方の予想が外れる原監督なので、特に往路はどう外してくれるかが楽しみです。