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引き続き、全日本大学駅伝の区間オーダー予想を行っていきます。
今度は、残っている箱根予選経由のチームより!
順天堂大&國學院大&明治大
順 天 堂 大 学
エントリーメンバー
選手名・学年・1万m持ちタイム≪過去の駅伝・箱根予選・今年のインカレの成績など≫
塩尻和也④27分47秒87≪18:予2位、アジア大会3障3位、箱2区10位、17:全2区3位、出3区1位、箱2区5位、16:出3区2位、五輪3障出場、箱2区5位、15:全2区4位、予8位≫
山田 攻④29分47秒14≪18:予66位、箱5区4位、17:全7区9位、箱5区5位≫
野田一輝③28分52秒39≪18:予363位、箱8区5位、17:全5区15位、出5区3位、箱3区16位、16:出5区6位≫
橋本龍一③28分59秒32≪18:予74位、箱3区7位、17:全1区23位、出6区4位、箱6区10位≫
難波皓平③29分22秒55≪18:予45位、箱4区17位、17:全8区8位、箱7区16位≫
藤曲寛人③29分24秒92≪18:予56位≫
鈴木雄人③29分58秒09≪18:予105位≫
清水颯大②29分02秒47≪18:箱7区18位、17:全3区7位、出1区15位≫
野口雄大②29分47秒95≪18:予18位≫
多久和能広②29分55秒66
澤藤 響②29分56秒14≪18:予70位≫
牧瀬圭斗①30分22秒30
小島優作①31分10秒61≪18:全国1区44位、17:高4区13位≫
全日本予選は何とか8位通過、一転箱根予選は2位通過。塩尻選手以外の主力がうまくいかない中、長距離にかけていた上級生の力が強かったですね。全日本本選のエントリーでは、その時の4年生の多くを外して、かなり下級生中心のエントリーとなりました。
4年生が2人だけですね。大エース塩尻選手は、3障を9月上旬まで走ってからの10月ハーフ61分前半は驚きました。今回は比較的短めの距離で稼ぐ役割になるだろうかね。もう一人の4年生が山登りの山田選手というのはびっくり。他の4年生を外して、彼は外さなかったのはどういう意図があるのか考えこんだり??
そのあとは3年生が多いですね。箱根予選でも出走した5名です。その予選では難波選手が久しぶりに長い距離うまく走れましたね。成長株の藤曲選手も良かったです。鈴木選手も少しずつ来ています。橋本・野田選手が本調子ではまだないのですが、全日本で出番があるかどうか。
2年生は4人、まずは覚醒びっくりの野口選手。1500mを軸にすると思いきや初ハーフ63分前半は…いきなり駅伝でも主軸候補です。澤藤・多久和選手も成長株の選手、これに清水選手の状態が上がってくると学年として盛り上がりますね。
また箱根予選でエントリーしていなかった1年生が今回エントリー。10000m複数回経験ある牧瀬選手と、高校駅伝4区2位のスピード実績がある小島選手が入ってました。もしかすると経験させる全日本になるのかも。そんなことも思いました。
1区(9.5㎞)清水颯大②29分02秒47
2区(11.1㎞)塩尻和也④27分47秒87
3区(11.9㎞)橋本龍一③28分59秒32
4区(11.8㎞)山田 攻④29分47秒14
5区(12.4㎞)小島優作①31分10秒61
6区(12.8㎞)澤藤 響②29分56秒14
7区(17.6㎞)藤曲寛人③29分24秒92
8区(19.7㎞)難波皓平③29分22秒55
さて、スピード抜群の野口選手をさっそく1区に…と思ったのですが、27日(土)順天堂記録会で5000m15分オーバーに…。一応3000mまで先頭集団、その後3分20秒ペースとなったのでもしかすると、何か設定があったかもですが、どうなんでしょう?ここで14分10秒台で走り切った清水選手を当てておきます。何事もなかったら野口選手で。
そして塩尻選手は、今回は比較的短めの距離になるのかな。負担がかかるというのもあるのですが、やはり序盤きついかなと。橋本・野田選手が好調で2区3区置けるなら、塩尻選手を残すこともありえるのですが、まず塩尻選手で前に出てほしいところ。
先日の #箱根駅伝予選会 で日本人トップをとった #塩尻和也(#順大)。笑顔の向こうで何を思うのか。11月4日の #全日本大学駅伝 が楽しみになる記事です。#学生三大駅伝 #オリンピアン #順天堂大学 #伊勢崎清明
塩尻和也 順大マルチランナーの挑戦 https://t.co/pwTejOUZiY— 4years. (@4years_media) October 27, 2018
その次に橋本選手を置きました。箱根予選ではチーム上位とはいきませんでしたが、本来はスピードはエース級。3区でうまく走りたいところ。4区アップダウンが多い区間には、山男の山田選手。箱根の山に比べれば平地ですが、平地の走力もついてきていますので面白い区間になるかなと思います。
5区6区誰を起用したらいいか悩んだのですが、5区は1年生小島選手デビューさせてみるのもいいかもですね。高校駅伝下っている区間良かったですし、少しくだりもあるこの区間あるかなぁと。それと澤藤選手もデビューさせたいですね。箱根予選は二桁順位でしっかり走り切っています。いい結果がほしい。
残りの2区間はロードのイメージが強い3年生の選手にしています。7区は藤曲選手、春はトラックのベストを出して、長い距離もしっかり走りました。大学駅伝経験ないですが主要区間あるかなと。アンカーは今の調子なら2年連続難波選手でいいかなと。ロードで自信をつけてほしい。
ここは選手の調子や、今後の育成を考えて結構オーダーが変わるのかもしれませんね。鈴木・多久和選手らも起用あるか。また、塩尻選手も走った区間で、しばらく破られないだろう区間記録を狙うと思うので、そういうところも注目していきたいですね。
國 學 院 大 學
エントリーメンバー
選手名・学年・1万m持ちタイム≪過去の駅伝・箱根予選・今年のインカレの成績など≫
江島崚太④29分16秒28≪18:予38位、箱10区5位、17:全3区11位、予49位、16:予139位、15:全3区14位、予93位≫
芹澤昭紀④29分24秒61
小中駿祐④29分38秒19≪18:予128位≫
長谷勇汰④29分46秒77≪18:予75位、17:予111位≫
蜂屋瑛拡④30分03秒27≪18:予81位、16:全7区6位≫
土方英和③28分44秒28≪18:予27位、箱4区3位、17:全4区12位、予31位、箱3区18位、16:全5区4位、予79位≫
浦野雄平③28分51秒91≪18:予7位、箱1区2位、17:全1区8位、予30位、箱6区17位、16:予114位≫
青木祐人③29分22秒96≪18:予132位、箱3区5位、16:全3区10位≫
茂原大悟③29分41秒58≪18:予65位≫
稲毛暉斗③29分46秒74≪18:予245位≫
臼井健太②29分30秒96≪18:予51位、箱6区19位、17:全5区9位≫
河東寛大②29分43秒89≪18:予167位≫
藤木宏太①29分37秒02
ここ数年確実に強くなってきていますよね。箱根予選は昨年よりも高い順位で通過、他校と戦える選手が出てきて、長い距離で粘りを発揮するかつての育成型の選手も出てきています。駅伝でも戦っていけるかもしれません。
メンバーは4年と3年が中心ですね。エースは3年生浦野・土方選手、特に浦野選手がトラックでも駅伝でもハイアベレージを残しており、箱根予選も上位で戦った選手だ。これに4年江島選手や、2年生の成長株の臼井選手が続く選手です。
あとは育成選手ですね。4年長谷・蜂屋・小中選手が箱根予選しっかりと粘りの走り。蜂屋選手の復活は嬉しいですね。これに3年茂原選手が予選の順位では上回ったのですよね。長い距離での強みがある選手が何人も出てきているのはいいことです。
これに10000mのベストは中堅選手と変わらない3年稲毛選手、2年河東選手、1年藤木選手も、箱根予選出走者の調子次第では走る可能性ありそうですかね。箱根も見据えながらのオーダーになってくるでしょうか。
1区(9.5㎞)臼井健太②29分30秒96
2区(11.1㎞)浦野雄平③28分51秒91
3区(11.9㎞)青木祐人③29分22秒96
4区(11.8㎞)藤木宏太①29分37秒02
5区(12.4㎞)芹澤昭紀④29分24秒61
6区(12.8㎞)茂原大悟③29分41秒58
7区(17.6㎞)土方英和③28分44秒28
8区(19.7㎞)江島崚太④29分16秒28
1区は前半戦の頃より希望している臼井選手に任せてもいいかもですね。アップダウンはありますが、距離が短くなったため、新戦力が挑戦しやすくなっていると思います。このまま順当に上がってくれればと。
そのうえで順位を狙うために、主力選手を前半と後半に分けています。2区は箱根を見据えて浦野選手を起用。ここのところ1区ですので、2区で前後がいる展開で走ってくれれば。3区は箱根予選良くなかったですが、スピードランナーの青木選手で。これから調子上げてくる選手と思うのですよね。今度こそうまく戦いたい。
7区8区には長い距離が得意だろう選手を入れます。7区は攻めの区間として土方選手を入れます。1万m28分台なるなど走力もあげてきています。駅伝には強い選手なので、ちょっと楽しみだったり。アンカーは、箱根も10区だった江島選手ですかね。総合順位を狙うなら彼ら2人を残したい。
間の4区から6区ですが、今回箱根予選出走していない選手を入れています。4区は全日本予選からもエントリーに入っている1年藤木選手。10000mの走力はチームでも高い方だと思うので4区へ。同じくトラック型かなと思う芹澤選手を5区へ。下りの適性ないかなぁとか思うのですがどうでしょうか。
6区は箱根予選で結果を出している茂原選手を入れています。ここで駅伝経験を得られれば。あと長谷・蜂屋・小中選手は、箱根復路で絶対必要な選手、迷って温存しています。しっかりと戦っていける準備をしていきたい。
明 治 大 学
エントリーメンバー
選手名・学年・1万m持ちタイム≪過去の駅伝・箱根予選・今年のインカレの成績など≫
角出龍哉④29分34秒83≪18:予116位、17:予134位≫
阿部弘輝③28分27秒56≪18:予8位、日本選手権1万m入賞、17:全7区1位、予103位、箱4区13位、16:全1区17位、予35位≫
中島大就③28分37秒35≪18:予85位、17:箱4区16位相当、全8区12位、予43位、16:全5区3位、予43位≫
三輪軌道③29分11秒88≪18:予59位、17:予DNF、箱3区13位、16:全3区11位、予69位≫
佐々木大輔③29分19秒35≪18:予48位、17:全4区15位、予86位≫
南 俊希③29分29秒26≪18:予280位、17:全1区21位、予44位≫
斉藤寛明③29分48秒70≪18:予107位≫
岸 哲也③30分01秒97≪18:予206位≫
前田舜平②29分03秒35≪17:予210位≫
小袖英人②29分22秒91≪18:予46位、17:予223位≫
村上純大②29分28秒95≪18:予118位≫
鈴木聖人①29分40秒56≪18:予49位、全国4区2位、17:高1区5位、国体5千4位、IH5千10位≫
中嶋大樹①30分24秒16≪18:予138位、17:高2区15位≫
昨年の今頃は箱根予選落ち、全日本大学駅伝も関東地区最下位…本当にどん底だったのですよね。その中で7区区間新で駅伝ファンを驚かせた阿部選手が、3年生になり完全にエース。学生長距離界の顔の一人になったのは本当に凄いですよね。
全体的にその3年生が中心になっているのですよね。入学当時から注目されていた三輪・中島選手は色々ありながらも今回二桁順位へ。これからあがるはず。そして佐々木選手が成長してきましたよね。主力の仲間入りです。これに地道に上がってきた斎藤・岸選手も少しずつ戦力に。南選手の調子が戻ったらかなり駒数が増えてきます。
他の学年は人数は少ないのですが、それぞれ1人は楽しみな選手がいます。期待のルーキー鈴木選手、今年の成長株2年小袖選手、いぶし銀の走りをする4年角出選手が駅伝でみたい選手。走れば全員大学駅伝デビューとなります。
勿論他の選手も走る可能性はあり、2年は村上選手が復調しています。スピードはエース級の前田選手は回復していれば得意な距離のはず。また、箱根予選意外な選出だった1年中嶋選手も面白い存在。浮上している最中の明治大、上位で沸かせられるオーダーを考えてみたい。
1区(9.5㎞)鈴木聖人①29分40秒56
2区(11.1㎞)阿部弘輝③28分27秒56
3区(11.9㎞)三輪軌道③29分11秒88
4区(11.8㎞)中島大就③28分37秒35
5区(12.4㎞)村上純大②29分28秒95
6区(12.8㎞)角出龍哉④29分34秒83
7区(17.6㎞)小袖英人②29分22秒91
8区(19.7㎞)佐々木大輔③29分19秒35
最初の2区間は、この2人でしょう。1年鈴木・2年阿部選手でいきたいです。箱根もこの2人でと思っています。鈴木選手は夏前からペースをつかんで、主要大会で確実に仕事をしています。やはりここは1年生らしからぬところですよね。しっかりと先頭に近い位置で渡してほしい。
そして阿部選手、いけるところまで行ってほしい!久々ですね。明治大で流れを作れる可能性がある選手が出てきたのは。距離的には10㎞あたりは非常にあっているかなと思う。区間上位でしょう。流れさえできれば、明大は駅伝慣れしている選手がいます。
3区4区、ここに本当は主力になってほしい三輪・中島選手を投入。箱根予選はもう少しという成績でしたが、彼らは駅伝の方が強いはず。復調途上の三輪選手を3区、アップダウンが多い4区に中島選手。しっかりハマればここは面白い位置に入れるはずですよ。
流れの中、大学駅伝初参戦の選手を4名並べています。5区は非常に迷って村上選手。齋藤選手の方が僅かに箱根予選順位上なのですが、距離適性的に。前田選手が回復していればここかも。6区には、駅伝未経験の4年角出選手が適任な感じがします。しっかり流れを繋いでくれればと思います。
終盤には箱根でも面白そうな選手を残しています。7区は小袖選手、今年は記録会から主要大会各大会安定しています。箱根予選あけですが、主要区間で使いたくなる選手。アンカーには充実し始めた佐々木選手。昨年は4区で繰り上げ寸前のところを走行していたが、そうはならないはず。しっかり他校と戦い切りたい。
こちらも選手の調子や戦略次第でだいぶ変わってくるのでしょうかね。そんな中前半からある程度の位置が期待できるのが非常に楽しみなところ。元々高校時代から有名なランナーも多いだけに、ひとたび上位で流れ始めたら…楽しみなチームになってきっています。
コメント
野口選手があそこまでピークがずれるとは思いませんでした。駒澤勢についていった予選の走りは1区確定と思いましたが…直前まで見極めたいところ。更に吉岡選手まで外すとなるといよいよ後半2区間がわかりません。小島選手はロードが弱いので全日本の起用は無さそうかな(高校駅伝4区2位では無かったはずです)。もう一つ難波選手は前半につぎ込んだ方がいいかもしれません。
難波ー塩尻ー橋本ー藤曲ー野田(野口)ー多久和ー鈴木ー山田
國學院は調子が悪くてもしっかり走れる大エース浦野選手が鍵でしょう。土方選手は調子が上がりきってないのが気になるので中盤で起用したいかなぁ…調子上がらない中で長距離任せて怪我をしたら終戦なので。目指すのが優勝では無い以上前半に主力をつぎ込むのがベターかなとは思います。
臼井ー浦野ー江島ー土方ー青木ー芹澤ー茂原ー長谷
明治はすごい悩むのが鈴木選手と小袖選手の起用区間。自分は前期の調子を考えると小袖選手がスターターの方がいいと思ってます。そして鈴木選手を思い切って7区に配置してほしいです。鈴木選手が外さないタイプであるのと同時に彼には有村・大六野のような安心感を与えられるエースになってほしいという気持ちもあります。
小袖ー阿部ー三輪ー佐々木ー角出ー村上ー鈴木ー中島
順天堂の1区本当にどうしますかね。橋本、野口選手かなと考えていましたが橋本選手は去年1区で大失速で予選会も本調子ではなく、野口選手は予選会好走も記録会で急に失速…じゃあ1区は誰?となりますが区間変更後初の1区に塩尻選手は意外とアドバンテージを稼げるんじゃないかと。しかし監督のコメントを見るに塩尻は出来れば後半区間で使いたいとのこと。これじゃあ全く読めませんね。
とにかく1区がいない順天堂、バランスがいい國學院、そろそろ名門復活ののろしをあげたい
まず順天堂ですが
清水-藤曲-橋本-山田-小島-澤藤-難波-塩尻
とにかく1区、あの箱根予選で1区も安泰と思われた矢先に野口選手が記録会で15分オーバー、ポジティブな設定があるとすれば途中まで早い流れを走らせて後半は流した・・・それであれば1区もありますがさすがに今回は外しました。代わりは清水選手。去年の全日本を見る限りはやれるはずですが、塩尻選手抜きで7区までどの位置に付けるのか。
次に國學院ですが
臼井-浦野-青木-土方-藤木-蜂屋-江島-長谷
基本は前半型のオーダー、臼井選手は去年の浦野選手ルートを歩んでほしいと思い1区に。臼井選手の後3区間で3枚看板を使っていきます、浦野選手はここでも上位をとってくるなら箱根2区でも期待がもてます。後半は江島選手が締める形で4年生と1年生を起用しています。
最後に明治ですが
鈴木-阿部-小袖-三輪-前田-角出-佐々木-中島
ネームバリューからすればシードどころか3強に次ぐ存在であってもいいはずですが、鈴木選手は勝負勘がいい選手だと感じているので駆け引きの大きい1区でも自分の走りができる&将来のエース候補の期待を込めて1区へ。阿部選手は明治大では久々の満を持してのエース投入となるでしょうか。2区までで一気に上位を取りにいきます。流れの中でなら強い選手が多い明治ですので小袖選手を含め3区までが鍵ですね。