2018ホクレンディスタンスの第3戦深川の結果掲載用記事になります。
晴れの予想ですが、日没を皮切りに気温が下がり、メイン種目の時には、非常に良い気象条件になりそうです。
田村和希 (住友電工)27:58.35 #ホクレン深川 #10000m
27分台に突入! pic.twitter.com/USNACcSoT9— EKIDEN News (@EKIDEN_News) July 11, 2018
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タイムテーブル・スタートリスト
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結果
全結果(https://www.jaaf.or.jp/files/upload/201807/11_214050.pdf)
男子1500m、男子5000mD・C
男子1500m
1位楠 康成(阿見AC)3分46秒78
2位加藤 光(JR東日本)3分48秒31
3位杉本龍陽(札幌日大高)3分49秒96
4位田中佑典(札幌学院大)3分51秒67
5位宮平健太郎(日本薬科大④)3分52秒76
6位木村直也(滝川市役所)3分53秒98
楠選手も安定して1500mで上位に入りますよね。フリーになって更にスピードに磨きをかける事ができるでしょうか。また、札幌日大高校の杉本選手の3分50秒きりも良かったと思います。
男子5000mD
1位遠藤靖士(北極星AC)14分27秒61
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3位相沢悠斗(東京国際大③)14分34秒69
4位佐々木守(上武大③)14分38秒14
5位根岸祐太(慶應義塾大④)14分41秒79
内田 光(東京国際大②)14分51秒28
森野 滉(平成国際大②)14分52秒72
真船恭輔(東京国際大③)14分56秒50
児玉朋大(筑波大②)15分03秒43
大学生の出場も多かった組です。チームの主力になりつつある東国の相沢選手と上武大の佐々木選手が健闘しています。
男子5000mC
1位湊谷春紀(東海大④)14分04秒87
2位三浦洋希(日清食品)14分15秒00
3位森田清貴(NTT西日本)14分16秒34
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実近力丸(環太平洋大)14分29秒98
佐伯 涼(東京国際大②)14分39秒40
渡邊和也(東京国際大②)14分43秒28
藤田黎士(筑波大③)14分50秒75
野田啓太(日本大②)14分51秒50
相馬崇史(筑波大②)14分52秒45
太田黒卓(上武大④)14分53秒77
池田 親(筑波大③)15分02秒67
岡山 翼(上武大③)15分05秒02
中島哲平(東京国際大②)15分10秒50
武田悠太郎(日本大②)15分30秒22
東海大の湊谷選手が出場。ずっとロードに出続けていましたが、5千のスピードはC組では抜けていましたね。ダントツでトップです。2位は三浦選手、3位NTT西日本の森田選手は健闘ではないでしょうか。
また、環太平洋大実近選手もよく食らいつきましたね。この組は東京国際大・佐伯&渡邊選手、筑波・相馬&藤田、日大・野田、上武・太田黒&岡山選手ら関東地区の大学の選手も多く出場しています。全日本予選開けとはいえ、彼らに勝ったのも自信になるのでしょうか。
男子10000mC、男子3000mSC、女子5000mA
男子10000mC
1位鈴木大貴(YKK)29分37秒32
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大倉秀太(日本薬科大②)30分22秒70
時任一輝(平成国際大②)30分57秒95
今川深透(日本薬科大②)31分00秒89
上村一真(皇學館大)31分20秒04
松木之衣(日本大③)31分21秒22
溜池勇太(日本薬科大③)31分36秒78
まだ1万mの記録が出にくい中でしたが、YKK鈴木選手がトップ!彼もなかなか安定感が高いように思います。
その他、学生も出場。日本薬科大は日本人の主力3選手が出場しましたが、大倉選手が非常によく健闘していますかね。学生連合に期待でしょうか。
男子3000mSC
東 遊馬(九電工)8分39秒98
松本 葵(大塚製薬)8分47秒09
近藤聖志(トヨタ自動車)8分50秒27
神 直之(北星病院)8分54秒93
三上嵩斗(東海大④)8分57秒71
高橋流星(愛知製鋼)9分11秒10
九電工の東選手が高レベルで安定していますね。複数回8分40秒きりしています。しかも、今回は終盤で独走している中でのタイムです。これは1年後楽しみになってきますね。
女子5000mA
グレース ブティエ キマンズィ(スターツ)15分20秒95
新谷仁美(NIKE TOKYO TC)15分35秒19
新谷選手が復帰2戦目!しかも5000mに登場しています。さすがにスターツの留学生の選手には突き放されたものの、しっかりと組2位の15分35秒をマークしてくるあたり、強いですよね。
男子5000mB、男子10000m
男子5000mB
1位TULU MERGA(安川電機)13分56秒47★
2位川澄克弥(大東文化大③)13分57秒71★
3位我那覇和真(日清食品)14分04秒59
4位牧 良輔(SUBARU)14分04秒89
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大池竜紀(日本大①)14分56秒02
芳賀宏太郎(東京国際大①)15分18秒40
安川電機の留学生選手と競い合った大東・川澄選手が初めて5000mで13分台をマーク。一人だけついていっていますし、価値あるものではないでしょうか。箱根予選で爆発といきたいところです。
男子10000mB
PM:ABIYOI ABINET(八千代工業)
1位竹ノ内佳樹(NTT西日本)28分36秒44★
2位照井明人(NDソフト)28分57秒64
3位的場亮太(小森コーポレーション)28分58秒28
4位木津晶夫(DeNA)29分03秒10
5位荻野皓平(富士通)29分04秒16
6位新庄翔太(Honda)29分04秒84
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伊東颯太(駒澤大②)29分06秒69★
白頭徹也(駒澤大④)29分14秒33★
下 史典(駒澤大④)30分19秒60
NTT西日本の竹ノ内選手が素晴らしい走りでしたね!マラソンの活躍で名を一気に上げましたが、スピードもじわじわついていきています。PMに一人だけ対応できた点もポイントです。2位以下も照井・的場選手が安定感を発揮、木津選手も渋い走りが光ります。
また、学生では駒大3選手が出場。2年伊東選手が素晴らしい走りで29分一けた、これは箱根予選も戦力になるかな?白頭選手も再びレギュラーを狙えるタイムです。下選手が今季いいところなしのが気がかりです。
Prj-A男子3000m、男子5000mA
Prj-A男子3000m
PM:ジョン マイナー(富士通)
1位ベナート コエチ(九電工)7分54秒39
2位MWEI Robert Kipchirchir(旭化成)7分55秒40
3位田中秀幸(トヨタ自動車)7分55秒45
4位荒井七海(Honda)7分56秒35
5位竹内大地(トーエネック)7分57秒42
6位藤本 拓(トヨタ自動車)7分59秒30
7位中村信一郎(九電工)8分00秒75
8位秦 将吾(大塚製薬)8分09秒05
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鬼塚翔太(東海大③)8分11秒84
PMマイナ選手と、九電工と旭化成の留学生が引っ張る中、4人の日本人ランナーが8分切しましたね。トヨタ・田中&藤本選手とHonda・荒井選手の実力者に、実業団ルーキー竹内選手が間に割って入りましたね!今季は本当に順調、トラック中心の練習が肌に合っているでしょうか?東海・鬼塚選手は今回はちょっと遅れる形となってしまいました。
男子5000mA
PM:ABAYNEH DEGU(安川電機)
1位ドミニク ランガット(コニカミノルタ)13分29秒53★
4位河合代二(トーエネック)13分45秒91★
5位村山紘太(旭化成)13分50秒92
6位光延 誠(九電工)13分52秒62★
7位戸田雅稀(日清食品)13分53秒31
8位松尾淳之介(東海大③)13分54秒65★
9位原 法利(Honda)13分57秒79★
10位岡本雄大(JFEスチール)13分59秒54
11位橋爪孝安(SGHグループ)14分01秒99
12位武田凜太郎(ヤクルト)14分08秒42
安川電機のデグ選手がハイペースで引っ張り、上位3選手が13分29秒・30秒台と好タイムをマーク。続いたのがトーエネックの河合選手!1万mで日本選手権出場しちょっとびっくりしていたのですが、5銭も大幅にタイムを伸ばしてきました。年齢的には中堅ですが、今後面白そうです。
また、大卒ルーキーでは光延選手と原選手が僅かながらベスト更新、村山&戸田選手ら実力者と一緒に戦えたのは良かったでしょうか。また、東海・松尾選手が再び13分台でベスト更新!彼もまた激しいレギュラー争いの真っただ中、一つアピールになるでしょうか?
女子10000mA、男子10000mA
女子10000mA
1位カルム バウリン カベケ(ルートイン)30分41秒85
2位前田穂南(天満屋)32分13秒87
3位萩原歩美(豊田自動織機)32分17秒54
4位大森菜月(ダイハツ)32分24秒27
5位林田みさき(豊田自動織機)32分29秒11
6位AN, SEUL KI(韓国)32分33秒61
7位谷本観月(天満屋)32分33秒76
8位棟久由貴(東京農業大)32分34秒37
女子の方もタイムが続々と出ていますね。トップのルートインの留学生選手は日本記録より早いタイム…こりゃ強いです。
日本人も32分台がかなり出たようですね。マラソンの天満屋前田選手は良かったですし、豊田自動織機の萩原選手も復活してきています。ダイハツの大森選手もぐっと実力をつけてきていますし、また、秋以降の駅伝でもいい走りが見られるのではないでしょうか。
男子10000mA
PM:アレクサンダー ムティソ(NDソフト)
1位LOROT ANOREW(SUBARU)27分52秒39★
2位レダマ キサイヤ(桜美林大③)27分52秒74★
4位田村和希(住友電工)27分58秒35★
5位サイモン カリウキ(日本薬科大④)28分08秒01
6位宇賀地強(コニカミノルタ)28分17秒63
8位山本浩之(コニカミノルタ)28分18秒39
9位小松巧弥(NTT西日本)28分24秒39★
10位山本修平(トヨタ自動車)28分27秒10
11位阿部弘輝(明治大③)28分27秒56★
12位渡辺力将(NTT西日本)28分32秒31★
13位櫻岡 駿(NTN)28分36秒53
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小島海斗(駒大②)29分39秒91★
田村くん27.58おめでとうございます!!! pic.twitter.com/HNlXz79fkw
— ちはる (@kabi_kabichan) July 11, 2018
NDソフトのアレクサンダー選手が引っ張り、27分台がギリギリ出るかどうかでのペースメイク。これにSUBARUのロロット選手が食いつき27分52秒、更に桜美林のキサイヤ選手が初の27分台!トラックでもどんどんあがってきています。日薬大のサイモン選手の安定感もさすがですね。
そして嬉しいニュースがいくつも!まず、住友電工の田村選手が27分58秒で初の27分台!そして青学大関係者の中でも初の27分台ですね。8000m付近でちょっと苦しいかなと思いましたが、見事な切り替えでした。得意のトラックに集中で素晴らしいタイムが出ています。
それからコニカミノルタのベテラン勢も良かったですね。マラソンの山本選手だけでなく、宇賀地選手が本当に復活してきています。駅伝エース区間に返り咲くことができるでしょうか。トヨタ山本選手も良かったです。
それにNTT西日本も何気に今回活躍していますね。小松選手がぐっと伸ばして28分24秒、そしてロード型と思われた渡辺選手もいい記録です。古豪の復活にも注目していいかもしれませんね。
学生では、明大・阿部選手が学内トップとなる28分27秒を記録!しかも前半14分を切るくらいのペースに食いついた中ですので価値あると思います。駒大の小島選手も挑戦し、さすがに組最下位にはなりましたが、自己ベストは更新しています。
コメント
田村君、ついにやりましたね!今年は悪天候の影響もあったからか、10000Ⅿ27分台が一人も出ていない状況の中での記録達成ですからかなり価値観が高いと思います。あとはアジア選手権の追加選考に入ればいいんですが、どうなりますかね?二日後にはホクレン士別大会もあるので、期待したいです。
田村和希痺れた。最終レースだけライブ放送で見たんですけど体が動いてましたね。阿部選手もその時付いてたんですけど上体の使い方が田村選手の方が力感が無く前傾になっていて足が自然に出てた印象です。ラスト厳しいかなと思いましたがこの選手の強さが爆発したレースだと思います。
何より彼は住友電工に行って大正解だったと思いますよ。青学で培ったものを渡辺康幸監督の指導で爆発した印象です。遠藤選手と共にこれからトラックを荒らしてほしいですね。
学生では駒澤がしっかりと下地を作っていってるところですかね。2年生が今年度どれだけ伸びるかで駒澤の未来が変わってきます。
しかし加藤選手が行方不明ですね…駒澤は高校時代に強い選手が伸び悩んでスランプやケガに陥ることが多いのが気掛かりです。
>りっくさん
田村選手の身体の使い方なり技術がとても良かったのですかね。4年間青学大で培ってきたものがうまくはまっています。そして…残り1周の切り替えは根性ですね。自分のやりたい種目をとことん追求できる住友電工で更に力を伸ばせそうです。
駒大は加藤選手はともかくとして、今春は比較的順調に選手が育ったような感じです。まずは箱根予選しっかりトップ通過付近でいきたいところです。
田村選手の27分台はビッグインパクトでしたが、NTT西日本勢もなかなかのタイムを残したと思います。小松選手のスピードを考えると可能性はあると思えましたが、スタミナ型の渡辺選手も28分30秒近くまでもってくるとは・・・。
ニューイヤー予選は関西地区も激戦区なので、是非1枠を確保するためにこのスピードを活かしてもらいたいです。
最後に日清食品の戸田選手がようやく復帰してきて安心しました。ぜひ本業?の1500メートルでの快走を期待します。戸田、舟津、村山、舘澤選手の中から誰が日本記録を更新するのかも楽しみです。
>たけぽっぽさん
田村選手は素晴らしかったですね。そして仰る様にNTT西日本の頑張りも目立ちましたね。小松選手、更に竹ノ下・渡邊選手素晴らしかったですね。NY駅伝での活躍も見えますので、是非とも予選突破してほしいです。
1500mは大いに盛り上がっていますね。誰が日本記録更新してもおかしくありません!