スポンサーリンク

2018.6.30結果・記録【第50回全日本大学駅伝関東地区予選/法大がトップ!伝統校明大・日大も通過、中大は無念棄権…】

第50回全日本大学駅伝関東地区予選2018の結果が出ましたね!

詳細結果とコメントをしていこうと思います!

スポンサーリンク

第50回全日本大学駅伝関東地区予選2018詳細結果

詳細結果(http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/50zennichi/50zennichi_result.pdf)

ページコンテンツ

通過校

1位法政大学4:06:08.63

1組:4位坪井 慧③31分04秒01、5位増田蒼馬③31分04秒25
2組:3位岡原仁志③31分09秒89、12位松澤拓弥③31分18秒24
3組:1位坂東悠汰④30分40秒75、35位土井大輔④31分54秒80
4組:4位佐藤敏也③29分21秒21、6位青木涼真③29分35秒48
1組総合2位(組2位)⇒2組2位(3位)⇒3組5位(12位)⇒4組1位(1位)

8人中7人が12位以内、4組佐藤青木が4位6位!3組坂東も意地組トップ!見事トップ通過!

過去最高の炎天下の過酷な条件の中、主要大会での安定感がずば抜けている法政大の良さが最大限に発揮されましたね。スピードのある坪井・増田選手が組4位5位と最高のスタートを切ると、2組岡原選手がうまくレースをし組3位、松澤選手も僅差で繋げます。

キーポイントになると思われた3組では事前の大会から不安定だった土井選手が失速しますが、坂東選手が得意のラストスパートを最大限生かせる展開に持っていき組トップ!大きな穴にはなりませんでした。

そして、最後の組が最も凄かった!佐藤選手が残り500mまで先頭集団に食らいつく走りで4位!青木選手も安定感抜群の走りで6位、一気に総合トップまで浮上しました。凄いのが2人とも山で光る選手なのですが、最終4組で活躍したこと。これはかなり凄いことですよ?全体的に、どんどんいいチームになっていきますね。三大駅伝で更に存在感が増しそうです。


2位國學院大學4:06:20.02

1組:2位臼井健太②31分02秒64、10位長谷勇汰④31分08秒51
2組:4位小中駿祐④31分10秒13、10位茂原大悟③31分17秒93
3組:12位青木祐人③31分00秒88、22位江島崚太④31分12秒78
4組:5位浦野雄平③29分34秒73、10位土方英和③29分52秒42
1組3位(3位)⇒2組3位(2位)⇒3組3位(7位)⇒4組2位(5位)

1組2組4組の6人が個人10位以内で3組も粘り!浦野・土方・臼井らの活躍で大学最高2位!

新しいエースの強さとこれまでの國學院の粘りが合わさりましたね!1組は、上位組でもと思われた臼井選手が個人2位の好発進!長谷選手も続くと、2組では小中・茂原選手が共にトップ10位入り!これからエースになるだろう臼井選手と、4年間力をつけた選手で3位の好発進。

3組ポイントは関東IC不振だった青木・江島選手が何とか中位で踏みとどまって、エースの最終組へ総合3位へ繋ぎます。最後は頼もしかったですね。浦野選手が終始上位につけ見事個人5位、土方選手も29分台で10位へ。見事に大学史上最長の4年連続出場、そして過去最高の順位での本戦へ乗り込みます。新しい國學院が秋に開花するでしょうか。

3位城西大学4:06:60.86

1組:3位服部潤哉④31分03秒07、15位大里凌央②31分11秒70
2組:11位西嶋雄伸③31分18秒10、20位野上亮祐②31分29秒73
3組:3位鈴木勝彦④30分44秒85、21位中島公平④31分12秒69
4組:11位荻久保寛也③29分52秒51、13位大石 巧④29分58秒21
1組4位(4位)⇒2組5位(7位)⇒3組4位(4位)⇒4組3位(2位)

服部・鈴木選手らの活躍で3組までに圏内!4組荻久保・大石選手健闘で更に順位アップ!

エース落ち…ただ、そこから考えめぐらされた組オーダーがぴたりと的中しました。1組で服部選手が組3位、2組西嶋選手が組11位と上位を獲ります。そして相方の2年生がよくやりましたね。初の主要大会となった大里・野上選手が中位で踏ん張ります。

そして3組では4年間かけて力をつけた鈴木選手が爆発!暑さでスローとはいえ3組3位は価値があります。中島選手も中位で踏ん張り、エースを置かなかった4組に4位で繋ぎます。その4組がびっくり!大石選手が全日本予選強いのは分かっていましたが、荻久保選手とともに29分台!更に順位を上げて3位通過は本当に予想外の活躍でした。勢いづいた城西大も今までと違う歴史を築いていくのでしょうか??

4位明治大学4:07:14.01

1組:7位角出龍哉④31分04秒53、24位坂口裕之④31分28秒05
2組:9位佐々木大輔③31分15秒44、17位村上純大②31分21秒42
3組:6位鈴木聖人①30分49秒34、23位小袖英人②31分14秒84
4組:2位阿部弘輝③29分14秒94、25位前田舜平②30分45秒45
1組7位(7位)⇒2組6位(5位)⇒3組6位(5位)⇒4組4位(3位)

2週連続レースの阿部が日本人トップ!各組片方一桁で主力不在を見事にカバー!

主力はいないですが、バランスとは取れている印象があった明大。1組は実績ある4年生。角出選手が安定感を発揮し組7位、何とかエントリーの坂口選手は苦しみながらも大差なく繋ぐと2組が奮起します。佐々木選手が終盤まで先頭争いをし9位、村上選手も僅かな差で続き、2組終えて6位と圏内に付けます。

勢いはその後にも続き、3組では中盤で鈴木・小袖選手がペースを上げ積極的に攻めます。その後、最後まで続いたのは鈴木選手。初の1万mでしっかり仕事をしました。圧巻は最終組、日本選手権で走ったばかりの阿部選手が今度は日本人トップの2位!本当に大エースですね…!彼のロードが楽しみです。チームとしても競争がいい感じで激しくなってきたらと思います。

5位帝京大学4:07:23.33

1組:1位遠藤大地①30分48秒58、17位田村岳士③31分12秒60
2組:1位岩佐壱誠③30分57秒55、8位小野寺悠②31分13秒79
3組:4位横井裕仁④30分46秒18、30位吉野貴大③31分40秒43
4組:16位島貫温太③30分13秒48、21位畔上和弥④30分30秒72
1組1位(1位)⇒2組1位(1位)⇒3組2位(10位)⇒4組5位(9位)

1組飛び出し遠藤選手がそのまま組トップ!2組岩佐も組トップ…全体では5位に

序盤にから主力を投入できる層の厚さがあった帝京大は、序盤に圧倒しましたね。1組では売り出し中の新人、遠藤選手が終盤に飛び出し独走!駅伝ファンに強いインパクトを残しました。2組も不調だった岩佐選手がこの組ではさすがにトップ。小野寺選手もまずまずでしたね。

3組以降はあまり目立たなかったかなぁ。横井選手が上位に入りましたが、抜擢された吉野選手が30位と失速。ここが勿体なかったでしょうか。4組は何となく安全運転な感じがしました。強さの片りんは見せてはいるので、ロードシーズンが楽しみになりますね。

6位日本体育大学4:08:18.59

1組:8位冨田真佑③31分05秒07、14位濵田 諒③31分11秒66
2組:2位岩室天輝②31分05秒43、18位森田諒太③31分25秒16
3組:7位宮﨑勇将④30分51秒68、10位池田耀平②30分55秒96
4組:24位山口和也③30分38秒77、28位中川翔太③31分04秒86
1組5位(5位)⇒2組4位(4位)⇒3組1位(1位)⇒4組6位(13位)

三大駅伝未経験の選手中心で3組トップの快進撃!2年ぶり通過を決める

日体大の快進撃は予想できなかったのではないでしょうか。最初の2組は三大駅伝経験者はゼロ。岩室選手が全日本予選を経験していたくらいでした。その岩室選手が組2位と快走を見せると、冨田・濵田・森田選手も前が見える位置に食い下がりました。

3組では唯一4年出場の宮崎選手が組7位、持ちタイム下位ながら3組に入った池田選手は非常に調子が良かった。3組10位の好走を見せ、暑さで多くが苦戦する中、なんと総合トップに躍り出ます!最後は山口・中川選手が他校のエース相手にやや力不足でしたが、ボーダーから逃げ切りました。昨年秋より見せていたチーム力、メンバーが大きく入れ替わっても受け継いでいました。

7位順天堂大学4:08:47.52

1組:9位吉岡幸輝④31分07秒82、22位江口智耶④31分26秒44
2組:6位野田一輝③31分11秒20、22位金原弘直④31分34秒63
3組:8位藤曲寛人③30分54秒25、27位清水颯大②31分24秒61
4組:3位塩尻和也④29分15秒19、36位難波皓平③31分53秒38
1組8位()⇒2組7位(6位)⇒3組7位(8位)⇒4組7位(10位)

好走が片方のみで今年も塩尻選手に負担…ハラハラ4組も連続出場は死守!

やっぱり順大は全日本予選が苦手…かな?エースがいて総合力もありながら最後までハラハラな展開でした。1組2組は全体的には中位。1組吉岡選手が大健闘、2組野田選手はこの組ならしっかり上位でしたね。江口・金原選手も中位でまとめます。

そして3組以降は事前から良かった選手は走れ、不安があった選手は露呈に…。3組は秘密兵器の藤曲選手が8位、清水選手も何とかまとめますが、驚いたのは4組。塩尻選手が引っ張りますが、難波選手が早々遅れてしまい一時は個人最下位に…。塩尻選手は個人3位、難波選手何とか32分以内でまとめ、通過圏内に滑り込みました。続く、箱根予選しっかり戦っていきたいですね。

8位日本大学4:08:52.78

1組:12位阿部 涼③31分11秒30、34位加藤拓海④31分48秒90
2組:7位野田啓太②31分12秒96、29位金子智哉③31分45秒72
3組:17位武田悠太郎②31分05秒72、19位松木之衣③31分10秒52
4組:1位P.M.ワンブイ①29分13秒11、32位北野太翔①31分23秒40
1組12位()⇒2組11位(8位)⇒3組9位(9位)⇒4組8位(8位)

ワンブイだけじゃない!3組武田・松木、2組野田ら健闘…自力で全日本切符掴む!

いやぁ、オーダーと天候を考えるともしかすると…と思っていましたが、そのまさかを起こしましたね!約1年ぶりの主要大会となった加藤選手が中盤一時期飛び出し勝負!不発にはなりましたが、相方の阿部選手が何とか12位に入ります。

2組野田選手が個人7位と健闘すると2組終了時で11位へ。3組武田・松木選手がともに20位以内に入る力走で次点の9位に浮上します!そして4組エースワンブイ選手が強靭ぶりを発揮、ここでも個人トップは凄いですね。相方の北野選手も何とか走り切り見事ポジションアップ!インカレ枠と言う形で箱根駅伝出場を決めた日大、今度は実力で見せてくれましたね。大会と強化といい形で臨めると思います。

以上、通過校

予選落ち校

9位拓殖大学4:09:29.94
1組:25位吉原遼太郎②31分30秒41、37位硴野魁星④32分21秒77
2組:14位中井槙吾③31分18秒97、28位石川佳樹②31分45秒45
3組:13位赤﨑 暁③31分01秒67、15位戸部凌佑④31分04秒49
4組:15位W.D.タソ④30分08秒46、17位馬場祐輔④30分18秒72
1組18位()⇒2組13位(10位)⇒3組11位(6位)⇒4組9位(6位)

3組4組主力が食らいつくも…2組までの不振が響き38秒届かず

暑ければチャンスが出てくるのではと思いましたが惜しかったですね。1組転倒した吉原選手は何とか中位に留まりますが、硴野選手が関東ICに続き苦しかったですね。大きく出遅れてしまいます。

2組以降は中井・赤崎・戸部選手が10位台、故障明けの石川選手も何とか踏みとどまりました。4組でもワークナー・馬場選手が諦めずに踏ん張りましたが、出場権には手が届かず。個人一桁と攻めるところが無かった面、38秒届かなかったですかね。秋に悔しさを爆発させてほしいですね。

10位大東文化大学4:09:38.16
1組:18位三ツ星翔②31分16秒61、21位大久保陸人④31分22秒76
2組:19位谷川貴俊④31分25秒45、26位片根洋平①31分38秒99
3組:14位齋藤 諒④31分04秒12、39位新井康平④32分24秒56
4組:14位川澄克弥③30分02秒90、18位奈良凌介③30分22秒72
1組9位()⇒2組10位(11位)⇒3組12位(18位)⇒4組10位(4位)

序盤中位でまとめ、ボーダーつくも…3組で悪夢、連続出場途切れる

箱根予選巧者でもこういう自体は起こるのですね。1組三ッ星・2組谷川選手らが健闘するも大きく稼ぐことはできずに、2組終了時で10位。それでも経験豊富な3組とエースの4組で逆転可能と思われました。

ところが前回3組2位の新井選手が脱水とおもわれる症状で大きく失速、斎藤選手粘るもボーダーから離れてしまいます。4組川澄・奈良選手が追いすがるも大きく挽回とはならず、ここのところ続いていた全日本出場が途切れることに…箱根予選へ向けて巻き返しですね。

11位山梨学院大学4:09:55.12
1組:11位宮地大輔③31分10秒78、20位片山優人④31分17秒81
2組:5位久保和馬④31分10秒62、31位斎藤有栄②31分48秒90
3組:5位出木場風吹④30分46秒88、33位川口竜也③31分44秒48
4組:9位永戸 聖④29分40秒99、38位清水鐘平④32分14秒66
1組6位()⇒2組8位(9位)⇒3組8位(11位)⇒4組11位(15位)

久保復活、宮地・出木場健闘で3組圏内の健闘も…エースの穴大きく

ニャイロ選手が両脚の痛みで欠く事態となった山学大ですが…最近の実績を見ると大健闘ではないでしょうか?各組片方の選手が大健闘、1組ハーフ実績のある宮地選手、2組は復活のエース久保選手、3組は関東IC10000mハーフ出場した出木場選手が、上位陣に交じって戦い抜き、なんと3組終了時で8位圏内に!

4組エースの永戸選手が上位争いを最後まで行い29分40秒の健闘!あとは相方…だったのですが、中距離出身で10000m2回目の清水選手に4組は荷が重すぎました…。まだエースの穴を埋めるには総合力が足りなかったということでしょう。箱根予選でしっかり上位で通過してほしいです。

12位国士舘大学4:10:04.80
1組:6位藤江千紘④31分04秒37、38位鼡田章宏③32分21秒92
2組:35位内山 武④32分05秒54、38位曽根雅文②32分16秒64
3組:2位住吉秀昭④30分41秒48、18位高田直也④31分07秒30
4組:7位ポール ギトンガ②29分36秒37、26位多喜端夕貴④30分51秒18
1組15位()⇒2組16位(18位)⇒3組15位(2位)⇒4組12位(7位)

藤江・住吉選手健闘、ギトンガ選手の成長あるも…2番手のタイムが響く

序盤が厳しかったですね。1組藤江選手が組6位の健闘があったものの、2組終了時で16位へ。藤江選手以外が32分オーバーは痛かったですね。ハーフ健闘の鼡田選手も失速してしまったのは予想外でした。

そういう状況でもしっかり走るエース選手はさすがですね。3組住吉選手は終始先頭争いをして2位、高田選手も悪くないと思います。そしてギトンガ選手が成長しましたね。しっかりと上位集団に食いつき組7位、総合12位まで追い上げました。箱根予選3年連続通過へ向けて加速したいですね。

13位創価大学4:10:41.19
1組:29位石津佳晃②31分40秒72、36位右田綺羅②32分09秒96
2組:32位福田悠一②31分52秒05、33位棚橋建太④31分53秒08
3組:9位米満 怜③30分55秒89、11位鈴木大海②30分56秒33
4組:8位ムソニ ムイル③29分40秒47、33位作田将希④31分32秒69
2組終了時15位⇒3組終了時14位

2組まで30位台連発…3組米満・鈴木で追撃態勢となるも、差は大きく

暑いとチャンスが増えると思いましたが、今回は総合力が足らなかったでしょうか。序盤の1組2組で最高が石津選手の29位、序盤はまだ大きく差が付かないと言われますが全員が中位にいけなければ苦しいですね…。

そんな中3組の2人、米満・鈴木選手が頑張って、9位と11位。トップが30分40秒ということを考えると、かなり食らいついたと思います。ムイル選手は2年前のこともあるのでひとまずまとめる走り?作田選手が失敗したのが無念です。箱根予選突破はきわどいので、もう一度締めなおしていきたい。

14位東京国際大学4:11:18.30
1組:19位河野 歩④31分17秒26、30位渡邊和也②31分42秒48
2組:13位真船恭輔③31分18秒40、16位伊藤達彦③31分20秒30
3組:31位佐藤雄志③31分40秒91、32位内田 光②31分42秒41
4組:29位相沢悠斗③31分06秒96、30位佐伯 涼②31分09秒58
2組終了時9位⇒3組終了時10位

主力投入の2組でボーダーに迫るも…上位組で引き離される

まだ出場のない東国大。やはり万全なオーダーを組めなかったところで厳しかったですね。1組河野選手が粘ると、2組投入となった伊藤・真船選手がさすがに10位台とまとめ、ここで次点の9位に付けます。

ただ、そこから厳しかった。3組は主要大会の経験の薄い佐藤・内田選手でしたが30位以内に入れず、4組相沢・佐伯選手も彼らなりにまとめましたが、ボーダーに迫ることはできませんでした。怪我人が減れば、箱根初の連続通過があるはずです。

15位東京農業大学4:11:47.58
1組:16位鈴木開登④31分12秒18、32位田中健祐④31分47秒33
2組:24位金子 鷹④31分38秒58、25位西野匠哉③31分38秒61
3組:16位加藤大地④31分05秒05、37位瀬戸口凌④32分00秒24
4組:12位小山直城④29分57秒97、40位工藤 颯②32分27秒62
2組終了時12位⇒3組終了時13位

鈴木・加藤選手健闘で箱根出場校と闘う!小山一強から脱却へ

ここ数年よりは上昇気配はあったのではないでしょうか?4組小山選手はさすが他校のエースに対抗しましたが、他の組でもいいところがありました。今年になってハーフでの健闘が目立つ鈴木選手が1組16位、2組は金子選手と回復間もない西野選手が並んでゴール。3組加藤選手も奮闘したのではないでしょうか。

農大は今回は万全なオーダーを組めませんでした。他校のミスもありましたが、一応関東地区21番目となる順位でゴールしたことは、箱根予選へ向けて希望になりそう!夏が勝負です。

16位筑波大学4:12:29.91
1組:23位川瀬宙夢④31分23秒95、28位金丸逸樹③31分17秒25
2組:27位村上 諄④31分40秒94、37位藤田黎士③32分13秒94
3組:28位吉成祐人(D1)31分27秒08、29位西 研人②31分37秒81
4組:23位相馬崇史②30分34秒47、35位才記壮人(M2)31分51秒47
2組終了時14位⇒3組終了時16位

爆発なくも、相馬・川瀬選手ら30位以内6名で昨年より2つ総合アップ

昨年より強化が進んでいるところは見せられたのではないでしょうか。30位台後半は2選手だけ、後の選手は20位台にまとめあげたことで総合16位、前回より2つ順位をアップさせました。

相馬選手が関東ICより戦えたことは勿論、4年間積み上げた川瀬・村上選手、金丸・西選手が少しずつ復調していることも良かったです。院生が抜けますが、関東ICどん底だったチーム状況から這い上がる最中。いい状態で箱根予選を迎えたいです。

17位上武大学4:12:47.32
1組:33位太田黒卓④31分48秒14、39位橋立 旋③32分56秒89
2組:21位松下恭一郎④31分33秒59、34位石井 僚④31分53秒99
3組:25位岡山 翼③31分20秒43、34位鴨川源太③31分48秒24
4組:22位佐々木守③30分32秒23、27位大森 樹④30分53秒81
2組終了時18位⇒3組終了時17位

佐々木選手が4組健闘!他、松下選手ら20位台3つ、他校と闘う面も

昨年非常に厳しい結果でしたが、今年は良かったのではないでしょうか。主力投入の2組太田黒・橋立選手が失敗したのが勿体なかったですが、昨年経験している松下・岡山選手が着実な成長を見せて20位台と奮起。

更に隠れ好調と思っていた佐々木選手が、やはり4組で22位と他校の主力の中で戦い抜きました。まだ本調子ではない選手や今回出場できなかった中堅選手も多いです。箱根予選11年連続突破に向け、まだまだもがけるはずです。

18位亜細亜大学4:15:23.39
1組:27位古川 舜④31分34秒64、35位河村 悠①32分09秒61
2組:30位竹井祐貴①31分46秒24、40位横田大地④32分49秒96
3組:20位上土井雅大③31分11秒93、40位森木優摩②33分05秒15
4組:20位米井翔也④30分28秒34、39位田崎聖良③32分17秒52
2組終了時19位⇒3組終了時19位

39位以下3つの不振も…米井・上土井ら主力頑張りで久々の最下位回避

予想外に悪かった選手が複数いたのが気になりますが、昨年よりはずっと善戦する場面が多かったですね。序盤は厳しく、1組古川選手、2組竹井選手は健闘も相方が大幅に失速、最下位でした。

それでも3組上土井選手が中位でまとめると、今年安定感がある米井選手が今回も4組20位とまとめきりました。これで4年連続の最下位は回避しました。結果が出る場面は増えているので継続させていってほしいです。

19位専修大学4:15:39.00
1組:26位佐藤雄基④31分32秒55、31位南美空翔①31分46秒89
2組:36位塚原淳之③32分06秒54、39位服部友太①32分38秒37
3組:36位小林彬寛③31分59秒99、38位川平浩之④32分00秒43
4組:34位島田匠海④31分35秒56、37位長谷川柊③31分58秒57
2組終了時17位⇒3組終了時18位

1組佐藤・南が僅かに健闘、2組以降は34位~39位に沈み最下位に…

きつかったですね。1組佐藤・南選手が30位前後で食い下がったのですが…。その佐藤選手がチーム内1番、南選手が3番目となってしまったところに苦戦が見て取れます。

主力となってほしい小林・川平選手は関東ICに続き、今回も粘ることはできず。そしてエース長谷川選手までもが終盤に大きく失速する悔しい走りとなってしまいました。箱根予選へ向け、何とか活路を見出したい。

DNF中央大学
1組:13位安永直斗③31分11秒41、DNF関口康平④
2組:15位大森太楽②31分19秒93、23位舟津彰馬③31分38秒53
3組:24位加井虎造②31分15秒24、26位池田勘汰②31分21秒61
4組:19位中山 顕④30分26秒55、31位堀尾謙介④31分13秒13

1組でまさか…復活ならず、2組大森3組加井・池田の健闘が収穫

一番悔しい結果となったのは中大でしょうね。1組安永選手が終盤まで2位争いを引っ張る積極的な走りで牽引していたのですが…春から好調だった関口主将にまさか、残り450m脱水症状による痙攣で途中棄権。起きてほしくなかった自体が起きてしまいました。

目標を見失った中、2組起用された大森選手がやはり好調だった、3組起用された2年加井・池田選手が最後まで中位で戦い抜いたことが収穫でしょう。他に故障者などもいた中、確実に昨年よりチーム力がついていることは証明して見せました。

前主将・舟津選手から厳しい言葉がありましたが、ただこういうミスはすぐに修正できるものですし、悔しさを活力にすることはできます。2年前、同じような条件の中で棄権となったチームは箱根予選・本戦で結果を出しています。中大は、中大なりにできることやり、秋に結果を出してくれることを期待します。

おまけ:予選とのずれ

実際の成績(予想順位)
1位法大(5位)
2位國學(3位)
3位城西(13位)
4位明大(4位◎)
5位帝京(1位)
6位日体(8位)
7位順大(7位◎)
8位日大(11位)
——————–
9位拓大(6位)
10位大東(2位)
11位山学(16位)
12位国士(9位)
13位創価(10位)
14位東国(14位◎)
15位農大(17位)
16位筑波(15位)
17位上武(19位)
18位亜大(18位)
19位専大(20位)
中大(12位)
通過校6/8 的中4/20

暑いといつも以上に外れるのですが、いつもくらいの的中率にもってこれたのはほっとしてますかねぇ~。

主力抜け暑いから危ない言われていた明大、それとやっぱりギリギリと言われていた順大を当てれたのは良かったです。あとは安定感と言う面で法大と帝京を逆、國學院を2位にしていれば自分としては言うことなかったです。

通過校は、日体大を入れていたのは自分としてはよっしゃというところ。あとは悔しいかなぁ。日大を最後の最後まで迷って圏外にしたこと、城西は当たるか外れるかどちからと思い結局外してしまった(それでも3位は予想できなかったか)。

逆に拓大は迷って入れてしまいました。大東大はいつも予想斜め上いくので、予想より高くしたら…難しいですね。また懲りずにチャレンジです。

コメント

  1. ユーポン より:

     通過予想が当たったのは4校、順位が当たったのは順天堂のみ。全くあたってませんでした・・・まさか途中棄権が怖いと書いたのが現実になってしまうとは・・・

     予選落ちしてしまったものの、山梨学院の戦いぶりは非常に良かったのでは?出木場君や久保君がここまで奮闘するとは思いませんでした。東京農大も予想は下回りましたが、昨年と比べてかなり戦力が上がったイメージ。ハーフで結果を出してきている選手もいるので箱根駅伝は5年ぶりの出場に期待したいですね。日大は通過すれば奇跡の部類に入ると思っていました。ごめんなさい・・・

     逆に専修、中央は非常に不安な結果。専修が実質最下位になったのは久しぶりなのでは?夏に奮起を期待したいです。中央はチームがバラバラにならないことを祈ります。

    • ユーポン より:

       気象条件は全く違いますが、合計記録が一番いいのが立命館大学という結果。・・・これは

    • hakonankit より:

      >ユーポンさん
      やっぱりとてもプレッシャーがかかる場面で、こういう気象条件になると、人体の危険のリスクは増えてしまいますね…

      山学大は私も大健闘だと思います。粘っこく戦える選手が増えていましたね。ようやく芽が出かかっているのかなぁと。日大は考えて配置もしていましたし、加藤主将の勇気ある飛び出しからチームが乗ったなと思います。

      専大は…長谷川選手に続く選手が関東ICに続き苦しい結果では中々乗れませんね…。

      • ユーポン より:

        >管理人さん
         昨年までの山梨学院は「最強世代」の影響で陸上関係者・ファンから大きな注目を浴びてきていたのが、指導者・選手に大きな負担をかけていたのかもしれませんね。似たような傾向として、2014年度までの明治や現在の東海大学(選手レベルに対して駅伝では苦戦しているように見える)にも似たようなことが言えるのかもしれません。どうしても「最強世代」がいる大学は駅伝では優勝するのが難しい傾向になっているのが気になります。駅伝において「~時代」と呼ばれる大学との差はどこにあるのかが気になるところです。

         専修大学は関東学院や亜細亜と同じ道を進むことになるのでしょうか・・・昨年は専修大史上初めて(第二次世界大戦前後を除く)チームとして3大駅伝を経験せずに卒業してしまう世代が出てしまっているので、なんとか這い上がってきてほしいです。

  2. りっく より:

    うーん、中央が空中分解しないことを祈るのみです。それだけこのレースはやってはいけない結末でした。舟津選手の怒りも分からなくもないですが…これ以上は…

    今回の予選会は前半で帝京がほぼ進出を決めてましたが、作戦勝ちで法政、城西は上位で突破しました。これに関しては両監督の采配術が素晴らしかった事。そして何より選手が粘ってくれたことが大きいです。酷なコンディションで行われた全日本予選会で好走した選手は今後注目したいです。
    特に遠藤選手。彼は帝京の歴史をぶち壊すエースになれるかもしれません…

    • m78 より:

      舟津選手と塩尻選手は先週は日本選手権で本来は走ってはいけない状態を無理して走らされた。
      舟津選手は1500mで代表選考会に敗れ、精神的にも肉体的にも疲れていた。その結果があれだから、ストレスが爆発するのも無理はないことでしょう。
      塩尻選手も、3000障害で代表に選ばれての翌週、またも無理して走ったが、彼に負担をかけた難波選手をはじめとしたチームは言語道断としか言いようがない。
      どちらの選手も、潰れないことを祈るばかりです。

    • hakonankit より:

      >りっくさん
      多少、外交的にあえて言っているかもしれませんけどね…。そうやって言えば、関口選手への批判は少なくはなりますからね。真意は分かりませんが…。

      法大と城西は必ずしも全員がベストではない中、監督の采配、そして普段から培っていた総合力で見事な走りでしたね。そして、帝京・遠藤選手はこれはほんまもんかもしれませんねぇ。今から三大駅伝で彼をどこに起用するのがいいのだろうと考えますね。

  3. りっく より:

    あとプラスで。日大の今回の予選突破はあるとは思ってましたが選手がよく頑張ってくれました。ワンブィがいなけりゃ無理だろという声も大きいとは思いますが、去年までならあのスローペースにもついていけないチーム内容でした。そこをここまで改善できたからこそ箱根でどれだけの準備をできるのかみてみたいと思います。これでダメなら武者監督の指導力が問われます。夏に向けて選手がさらに覚醒できるか、期待したいと思います。

  4. たけぽっぽ より:

    法政は予選通過することは最初から心配していませんでしたが、坪井選手がスローペースの展開とはいえ1組4位は全く想定できませんでした。本当にごめんなさい。あと4組の青木選手も厳しい条件の中で自己ベストに近い6位、やっぱりすごいです。
    土井選手こそ苦戦したものの、チーム全体が年々レベルアップしている感じが強くあるだけに、今年も楽しみです。

    他は帝京は相変わらずの安定感でしたが、國學院、城西はタイムだけでなく強さも少しずつ付いてきているだけに、この流れを大事にしていただきたいです。個人的には國學院の臼井選手の1組目を当てられたことは嬉しかったですが、結果は想定以上でした。個人的には國學院の2位通過のMVPかなと密かに思ったりして、これからの駅伝シーズンでのブレイクに期待します。

  5. m78 より:

    うーん、今回の予選は2年前同様過酷な条件で行われましたが、
    8人の中で32分オーバーが1人以上か31分後半が複数出たチームが順当に零れた感じですかね。
    上位6チームは全員安定、7,8位は絶対的エースがいたお陰かな。
    日本学連選抜の選出メンバーはおそらく国士舘のギトンガ選手と山梨学院の永戸選手でしょうか。
    山梨学院は日本人だけでも予想以上に戦えた。最終組の清水選手のブレーキが致命傷でしたが、新戦力の台頭が収穫か。
    それにしても・・・今回の全日本は注目選手のいるチーム(前年の日本インカレ1500mチャンピオンで3分38秒台を持つ舟津選手の中央、10000m8位の石井選手の関西学院、10000m29分台3人、北村、副島、山田選手の日本文理、前年出雲でリタイアした武隈選手の岐阜経済)がことごとく予選落ちというのが。
    あと、関東は地味に外人のいるチームが日大だけという。
    波乱続きの予選会、次は強化著しい北海道地区が楽しみです。

  6. アオ より:

    今回は気象条件もさることながら、転倒等のアクシデントも多かった印象ですね。
    拓殖は吉原選手とデレセ選手が、山学は清水選手が転倒が原因で失速し、そのまま結果に影響したようにも思えますね。
    まあ、デレセ選手と一緒に転倒した塩尻選手。吉原選手と一緒に転倒した法政の坪井選手は組上位ですから言い訳にはならないんでしょうけど。。。

    暑さと風もあって団子になっているためか、位置取りも重要になってくるレースだったんでしょうね。
    法政も坪井選手が吉原選手と一緒に転倒、松澤選手が足を踏まれる、土井選手が転倒→動揺→失速。と多少振り回された面はありましたが、三本柱と安定感の3年生がきっちり挽回してくれましたね。
    そう言う意味では、リスク込みでも最後尾で様子見か、消耗覚悟で先頭に出てペースを作ると言うのも有りなのかも知れません。

    あと、現地ですと監督達の様子も見れて良いですね。土井選手が失速し始めた時の法政の坪田監督と成田副部長が慌てて坂東選手に「行け行け、稼げっ!!」ってジェスチャーをしているのが面白かったです。

  7. アリストテレス より:

     2年前を思い出させる暑さの中でしたが、中央大学がよもやの途中棄権・・・そのうえ棄権した選手が選手なだけに今後が心配されますが、畝選手のTwitterを見ても秋の箱根予選で答え合わせができそうです。 通過校を見ると法政は3年生の地力強化が著しいですね。序盤組での走りもそうですが佐藤選手・青木選手が快心の走りでした。駅伝シーズン、特に佐藤選手がどこで起用されるかが楽しみになります。國學院も現状のベストを出す走りでした。
     収穫の面では城西でしょう、絶対的エースを欠きながら3位通過、待っていた下級生の台頭、なにより中堅選手と見られていた鈴木・大石・荻久保選手が他校のエースと堂々と渡りあったこと。今後が楽しみです。
     帝京は戦前の評価ほどとはいかなかったか。遠藤選手は底知れぬ力を感じさせます。
    日大はやっと本来の力を出した選手が増えてきました。元々のスカウトは良いのですから、指導と配置さえちゃんとすればこれくらいは・・・とも思いますが久々に結果が出たこと、これがなによりです。 敗退校についても語りたいことはまだまだありますが、長くなりそうなので通過校から抜粋してコメントいたします。

  8. ジュゴン より:

    順天堂はこれだけ毎回悪いんだからさすがに首脳陣に問題があるかと。
    ここはインカレを重視過ぎな気が。
    あと全日本も苦手でまた出るだけで終わるでしょう。
    それなら箱根に絞るのも手だと思います。
    塩尻はこのようなチームで留学生のように重荷を背負わされて消耗してはいけない日本代表選手です。
    出ても惨敗で終わる全日本のために予選会で連戦なのに無理して、全日本もどうせ1区がブレーキで後ろで走るだけのいつもの光景ですからね。本当に彼には同情します。

  9. ぼへ より:

    全日本大学駅伝の関東地区予選において私の応援する筑波大学も出場しましたが16位、下から4番目ということで、可もなく不可もない結果といったところでしょうか。ただ、出場した選手のうち、私の記憶が正しければスポーツの実績による推薦入学は2人しかおらず、あとは5人が一般入試、1人が一般の学部推薦で入学した選手ということで、そういうチーム構成ながら結果を残していることは素晴らしいことと思っています(医学学群の川瀬選手は5年生となる来年も挑戦してほしいと思います)。とはいえ体育推薦入学組の躍進も箱根駅伝予選会突破に向けては不可欠なのでこの夏で何とか調子を取り戻してほしい、7月1日の記録会結果を見た感じではもういっちょ殻を破れると思うので夏合宿で精進してほしいですね

  10. シセン より:

    城西は本当に頑張りましたね!暑さに強い金子選手抜きで3位とは…スピード選手を4組に置かず粘れる選手で耐えるまさに戦略勝ちですよね。西嶋選手も中島選手も1桁順位ではないので調子落ちの可能性だったかもしれない中で櫛部監督の選手のやりくりの上手さがでたのかなと。