参照サイト:http://www.oku.co.jp/news/2010/1014.html
2018年度2度目の日体大長距離競技会になりますね。
今回も上位陣と大学生を中心とした結果をまとめます。
ページコンテンツ
第263回日本体育大学長距離競技会【1日目】
競技日程・エントリー(http://www.nittai-ld.com/upload/C201810263startlist.pdf)
全結果(http://www.nittai-ld.com/index.php)
風もあり、寒暖差が大きい難しい気象条件の中の記録です。
※電気計時のトラブルにより、1500m11組は手動計時での公認記録となる模様
※機材のトラブルにより、1万mは予定の時間より遅れて行われるそうです。
この度、競技会運営につきまして大幅な遅れが生じ、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。
改訂版のタイムテーブルとなります。
ご確認の程よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/IojgQBLjhu— 日本体育大学 男子駅伝ブロック (@nittai_e) May 12, 2018
実業団・高校生
実業団
1500m
ウィリー キプセレム(コモディイイダ)3分48秒0
西池和人(コニカミノルタ)3分50秒4
伊藤弘毅(アサヒGHD)3分50秒5
前田将太(日立物流)3分55秒6
10000m
4組
丸山竜也(松戸市陸協)29分32秒85
5組
青木 優(カネボウ)28分29秒70
神野大地(東京陸協)28分35秒47
田中孝貴(カネボウ)28分38秒14
合田佳功(NTT東京)29分58秒39
プロランナー初戦!
日体大記録会10000m 28分35秒47!これから覚悟持って頑張っていきます!👍 pic.twitter.com/lo1YdiNmZF
— 神野大地 (@daichiagu) 2018年5月12日
高校生
1500m
11組
飯澤千翔(山梨学院)3分48秒2
1500mの最終組は手動計時になるアクシデントもありましたが、無事に終了ししました。西池選手が元気な姿を見せ、伊藤選手もまだまだ頑張っています。
10000mは4組で丸山選手がここでも好走し組トップの成績。5組(最終組)は青木・田中選手のカネボウ勢の健闘!田中選手はロード型ですが、初めて28分台で大幅ベストでした!そしてプロ転向初レースで注目を集めた神野選手も28分35秒は順調な滑り出しでしょうか?またいずれマラソンにも挑戦するでしょう!
それから高校生では山梨学院高校の飯澤選手が3分48秒とかなりの好記録!IHでも活躍できるかも!?
大学生
箱根出場校
早稲田大学
1500m
小澤直人④3分55秒31
西田 稜④3分59秒15
三上多聞③3分59秒67
伊澤優人③3分59秒77
法政大学
1500m
久納 碧①3分56秒0
怪我していた小澤選手がぐっとあげてきましたね。夏前までにもどれば!法大は久納選手が最終組に登場しましたが、今回は伸び切らなかったかな?
拓殖大学
10000m
3組
澤田大輝①30分46秒48★
4組
五十嵐大己④30分19秒39★
土井春樹③30分54秒20
藤井拓実③31分15秒03
桑原良樹③31分45秒58
松岡涼真②31分55秒70
拓大は新戦力が出てきましたね。4年五十嵐選手が大幅ベスト更新!全日本予選出走メンバー候補にあがってきました。また、ルーキーの澤田選手が初1万mは30分台をマーク、今年の拓大ルーキーは始動が早いかな?
神奈川大学
10000m
4組
古和田響③30分12秒92
森 淳喜③30分18秒95
5組
安藤 駿③30分07秒03
3人とも29分台にもう少しでしたかね。ただ、全体的に記録が出ない中、まとめているのかなと思います。
國學院大學
10000m
4組
臼井健太②30分00秒76
臼井選手が復帰?レースです。30分ジャストの成績、関東ICは分かりませんが、全日本予選には充分戦力となるでしょうかね。
中央大学
1500m
眞田 翼②3分51秒68
萩原璃来②3分58秒81
10000m
2組
大森太楽②30分37秒72
1500mで眞田選手がまずまずですね。組トップの成績です。また、大森選手も2組ながら組トップ!全体的に前回の記録会よりも良かったでしょうかね。
大東文化大学
1500m
土本剣太郎②3分56秒2
東京国際大学
1500m
前川優月②3分48秒4
杉山恭汰③3分55秒8
芳賀宏太郎①3分58秒2
10000m
3組
會田純己①30分37秒72★
宇田川魁斗③30分51秒09
東国大は前川選手絶好調ですね。関東IC決勝での走りが楽しみになってくる成績!1万mではルーキーの會田選手がまずまずの走りを見せましたね。
山梨学院大学
1500m
飯尾亮平②3分54秒9
瀬戸祐希②3分56秒4
田矢聖弥②3分59秒36
10000m
3組
原口 翔③30分27秒88★
熊谷尭之②30分33秒97
大殿将司④30分37秒81
荒井祐人②30分38秒92
米沢海人③30分41秒15
松原佑弥③30分53秒87
小林憲太②31分03秒20
轟木太郎②31分23秒34
小西耕生②31分29秒87
10000m
4組
片山優人④30分12秒22
川口竜也③31分04秒92
池田眞臣④31分41秒36
5組
宮地大輔③29分49秒63★
斎藤有栄②30分58秒91
中堅~2軍選手と大量に出場しましたね。3組では原口選手が自己ベスト、4組では片山選手の健闘がありましたね。最終組にも2人エントリーし、このうち宮地選手が29分49秒のベスト!ハーフでも結果を出していましたが勢いに乗っていますね。
箱根出場校以外
日本大学
10000m
3組
高橋佐介②30分34秒77
4組
松木之衣③30分25秒64
松木選手の名前を久々に見ましたね。復帰レースということを考えるとまずまずかな?
創価大学
10000m
5組
ムソニ ムイル③28分21秒46(全体トップ)
ムイル選手が全体トップのタイム!やはり速いですね。インカレに向けて手応えは上々でしょうか?
明治大学
1500m
佐久間秀徳①3分52秒33
名合治紀①3分53秒30
10000m
2組
枡田雄太④31分20秒02
1500mで佐久間選手だけでなく名合選手も調子を上げてきていますね。今後の推移に注目です。
専修大学
10000m
3組
横山絢史③30分25秒36
藤井健吾④30分34秒55
宮下 竣④30分55秒21
茅野雅博②31分03秒13
3組に主力・中堅が複数出場しました。短い距離タイプの横山選手が比較的安定しているかな?藤井選手が少しずつ上がってきているのも収穫です。
麗澤大学
10000m
2組
竹内奨真②31分02秒50★
加藤立誠②31分06秒95★
杉保滉太②31分12秒95
村瀬佳樹④31分21秒51
瀬尾和輝③31分29秒60
3組
早川朋輝②30分38秒99
4組
難波 天②31分04秒23
5組
国川恭朗③30分18秒09
吉鶴 実④30分50秒59
麗澤大は2年生の選手が新戦力として出てきましたかね。主力が出場した上位組は残念ながらベストならず。全日本予選出場はまた一歩遠のいたかなあ…?
東京農業大学
10000m
3組
安田圭吾④30分41秒54★
5組
瀬戸口凌④30分07秒45
川田裕也③30分08秒06
3組で、4年生の安田選手がベスト!最終組には川田選手らスピードのある主力が出場しましたが、あと一歩29分台には手が届きませんでした。
筑波大学
10000m
4組
西 研人②29分59秒31★
金丸逸樹③31分09秒18
5組
村上 諄④30分22秒49
昨年秋の成長株、西選手がついに29分台!練習の成果が出てきました。全日本予選連続出場へ駄目押しできたかな。最終組挑戦の村上選手もまずまず。金丸選手はここから積み重ねていければ。
亜細亜大学
1500m
古川 舜④3分55秒32
10000m
3組
横田大地④30分43秒25★
4組
森木優摩②29分58秒81★
5組
上土井雅大③30分08秒45
今日は良かったですね。古川・横田選手ら4年生が頑張ると、森木選手が大幅ベストで29分台!このまま一気に主力になるでしょうか!?上土井選手も一定レベルで安定しています。
平成国際大学
1500m
佐藤駿也②3分58秒15
駿河台大学
10000m
3組
石山大輝②30分28秒95★
関東学院大学
10000m
4組
関口大樹③30分09秒62
安達 駿③30分40秒21
桑山敏哉③31分36秒54
駿河台大の石山選手が大幅ベストで30分半切り!1500mのイメージだったのですが、1万mまでしっかり走りましたね。関学大は4組に主力選手が出場。関口・安達選手がまずまず粘れましたかね。
関東その他
1500m
河合正貴(東工大④)3分49秒5
荒幡寛人(理科大)3分54秒43
村岡修希(武蔵大③)3分59秒6
10000m
2組
坂上真生(明学大③)31分07秒45
東工大の河合選手がどんどん成長してきますね。3分50秒切ったなら立派な一線級のランナーでは??理科大の荒幡選手も頑張りましたね。1万mでは明学大の坂上選手が中盤までレースを引っ張るなど奮闘していました。
その他
1500m
滋野聖也(道都大④)3分47秒4
寺本 豊(鹿屋体育大)3分52秒81
岩渕 健(新潟大)3分53秒82
吉村瑞樹(名桜大)3分55秒90
田中佑典(札幌学院大)3分57秒81
原田 響(札幌学院大)3分59秒23
10000m
ローレンス グレ(札幌学院大)29分39秒05
滋野選手が素晴らしい記録ですね。3障と1500mどちらも高レベルの実力をうけてきました。また、若い組で鹿屋体育大の寺本選手が健闘したのも見逃せませんね。
1万mでは札学大期待のルーキーのグレ選手が出走。これからの成長曲線が楽しみです。
コメント
今日の日体大記録会では私の応援する筑波大学も数名が出場し、その中で西選手が30分切りを果たしました。関東インカレ直前ということで目一杯ではなく調整レースだったとすれば上々の結果だったと思います。
明後日に発表される筑波大学の関東インカレエントリー予想してみました
1500m 小林・相澤・薄田
5000m 藤田
10000m 相馬・池田
3000sc 川瀬・齋藤
ハーフマラソン 西・村上・金丸
今年は4日間通しでやるので長距離種目のかけもちはないと考え、ロード得意のエース相馬選手は同期・先輩の充実度もありA標準突破している10000mに出場するかな?と考えました。
On targetとして1500mでは優勝、ハーフと3障は入賞、そして5000mと10000mではそれぞれのPBを1秒でも更新してもらいたいと思っています。
大学生以外では、専修大学出身の丸山選手が復活してくれたことが嬉しかったです。4年生で箱根でケガをして、実業団もすぐに辞められてもう見ることはできないか・・・、と諦めていただけにビックリししました。
本人の考えもあると思いますが、もし実業団に復帰するなら、関東地区はニューイヤを目指す実業団も多いので、本人の考えとマッチする実業団に加入してくれたら。
大学生では山梨学院の宮地選手がヒットだったかなと。ニャイロ、永戸選手の次の中間層で箱根を経験した首藤・川口選手と共に3年生トリオでチームの底上げができてくれば、全日本及び箱根予選は主力選手の負担を軽減できると思うので、3人はもちろんチーム全体の底上げを注目していきたいです。
山梨学院はエースといえる日本人選手は少ないですが、一定レベル以上の中堅クラスの選手の頭数は非常に多いので、その中から出てくる選手が出ればと。
専修大学の丸山選手は去年の箱根の大怪我がようやく癒えて調子が戻ってきましたね。
個人的には、JFEスチールに入ってほしいですね。ここには今年恩師である伊藤監督が就任してそれに伴い専修大学出身の選手が大量加入したので。
m78さん、初めてコメントさせていただきます。たけぽっぽと申します。
いつも一歩突っ込んだコメント楽しく見させていただいています。特に先日東海大学のスローペースのレース対応の説明については、なるほど納得しました。
専修大学の前監督の伊藤さんがJFEスチールの監督に就任されたのは初めて知りました。以前はカネボウの監督もされていたので、トラック、マラソン両方とも楽しみですが、まずはしっかりとニューイヤー予選を突破してもらいたいです。最後になりましたが、これからもよろしくお願いします。
すいません、4組の山梨学院の川口選手の所、今年4区を走った竜也選手のほうですよ。
拓殖大学は五十嵐選手の大幅ベストは陸上雑誌新年度第1号に載ったことがやる気を出させたのでしょうかね。なんとか最終学年でチャンスを。
中央大学の大森選手は女子と混合の組で独走でしたが、これで浮上のきっかけが掴めれば。
一方、最終組の箱根を狙うチーム(麗澤、東農、亜細亜、筑波)のエース格は28分台を狙ったと思いますが、全員悉くやられて全滅という結果でしたね。
全日本予選出場争いは残りの試合考えても、留学生がいる日薬、武蔵野学院、駿河台がワンチャンスあるかどうかというところでしょうか。