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箱根駅伝2018(第94回)を振り返る【4区編】

続いて4区です

トップ東洋大は1年生ながら長い距離に自信を持つ吉川洋次①、青学大はスピードのある梶谷瑠哉③選手を起用して追い上げを図ります。

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4区

○東洋・吉川選手が快走!青学大との差を2分以上に!
○神大・大塚選手が区間賞&区間新!3位を奪い返す
○國學・土方&城西・金子選手快走でシード権内へ
○逆に山学と順大が大きく順位ダウン

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二宮8.9㎞

順位 名前(大学) 定点間タイム 総順・トップ差
1位  吉川(東洋) 25:59  
5位  梶谷(青学) 26:26 ②1:13
2位  大塚(神大) 26:09 ③2:50
11位 石田(早大) 26:39 ④3:18
5位  西(拓大) 26:26 ⑤3:39
13位 春日(東海) 26:43 ⑥4:05
14位 苗村(中大) 26:55 ⑦4:49
15位  難波(順大) 26:57  ⑧5:09
19位  川口(山学) 27:23  ⑧5:09
10位 高本(駒大) 26:31 ⑧5:09
8位  金子(城西) 26:28  ⑪5:54
7位  竹下(帝京) 26:27  ⑪5:54
3位  富安(日体) 26:20  ⑪5:54
4位  土方(國學) 26:23  ⑪5:54
9位 松澤(法大) 26:30 ⑮5:58
17位  奈良(大東) 27:15  ⑯7:32
16位  髙橋(中学) 26:58  ⑰7:47
20位  大森(上武)  27:39  ⑱9:02 
11位 鈴木(東国) 26:39 ⑲10:04
18位  藤江(国士)  27:20  ⑲10:04 
16.5  中島(明大)  27:07  (20.5)16:22 

4区は橋もあり細かなアップダウンがあり、走るには結構テクニックが必要な区間とされる。トップの東洋・吉川選手は1年生ながら、単独走がしっかりでき、上り坂が強いと言われている。後ろ青学・梶谷選手は実力のあるランナー、3㎞8分41秒で中々のペースでしたが、中継所の46秒差は、7㎞過ぎでは50秒、二宮の定点では1分13秒と、じわじわ差を広がってきた。

特に中盤になって急に広がった印象だ。瀬古さんも「2分まで広がりそうですね」と話してたが、これはどうやら東洋大が流れを掴んでいきそうだ。気が付けば吉川選手が定点で一番早いタイムだ。

3位は先ほど早大が逆転しましたが、0.8㎞地点の映像では神大・大塚選手が早大・石田選手を逆転、3㎞までに突き放し、3.5㎞地点で7秒差となった。そのまま二宮までには28秒差までに広がった。石田選手がやや表情が険しそうだ。後5㎞14分48秒で通過した拓大・西選手に勢いがあり、中継所で34秒あった差が21秒差となった。後ろ東海・春日選手でさえも引き離す好走だ。

少し間が空いて7位に順位を上げた中大・苗村選手がやってきた。中継所で前位にいた山学・川口選手を追い抜いていた。その川口選手は駒大・高本、順大・難波選手に追いつかれるやや苦しい展開だ。

その後ろが固まっている。中継所11位から15位の5チームが8秒差だったがやはり集団。城西・金子、帝京・竹下、國學・土方、法大・松澤、日体・冨安選手が固まっていた。二宮の定点では4人が残っていて、法大・松澤選手が僅かながら遅れていた。全員区間一桁でレベルの高い中、松澤選手の実績からするとこれは仕方ないことで、このあとどのくらい粘れるかがポイントだ。

16位以降はここまでペースが上がっていない選手が多いが、東国・鈴木選手が好走。個人11番手の走りで40秒あった国士・藤江選手との差を埋めて前に出た。1区15㎞から単独チーム最下位から脱した形。国士大としてはこれ以上遅れは取りたくないところだ。

小田原本町17.7㎞ー二宮8.9㎞=8.8㎞

順位 名前(大学) 定点間タイム 総合個人 総順・トップ差
3位  吉川(東洋) 26分10秒 ①52:09 ① 
9位 梶谷(青学) 26分38秒 ⑨53:04 ②1:41
1位  大塚(神大) 26分03秒 ②52:12 ③2:43 
14位 石田(早大) 26分51秒 ⑫53:30 ④3:59
7位 西(拓大) 26分30秒 ⑦52:56 ④3:59
12位 春日(東海) 26分45秒 ⑩53:28 ⑥4:40
4位  高本(駒大) 26分14秒  ⑤52:45  ⑦5:13 
11位 苗村(中大) 26分41秒 ⑭53:36 ⑧5:20
2位  土方(國學) 26分07秒  ③52:30  ⑨5:51 
5位  金子(城西) 26分14秒  ④52:42  ⑩5:58 
6位  竹下(帝京) 26分20秒  ⑥52:47  ⑪6:04 
17位  難波(順大) 27分23秒  ⑰54:20  ⑫6:22 
10位 冨安(日体) 26分39秒 ⑧52:59 ⑬6:23
18位  川口(山学) 27分26秒  ⑱54:49  ⑭6:25 
16位  松澤(法大) 27分10秒  ⑮53:40  ⑮6:58 
8位 髙橋(中学) 26分32秒 ⑫53:30  ⑯8:09 
15位  奈良(大東) 27分02秒  ⑯54:17  ⑰8:24 
13位 鈴木(東国) 26分50秒 ⑪53:19 ⑱10:44
20位  大森(上武)  28分08秒  ⑳55:47  ⑲11:00 
19位  藤江(国士)  27分38秒  ⑲54:58  ⑳11:32 
16.5  中島(明大) 27分14秒  17.5)54:21  20.5)17:26 

トップ争いは、吉川選手の淡々とした走りの中でのクレーバーさが際立ってきた。一色さんは「一番なのが気持ちよく走りやすい」と話し、大迫さんは「凄い堂々そていて、ゾーンに入っている感じでは」と表現されていましたが、ここでもまだ個人トップのタイムをキープして通過。

後ろ青学・梶谷選手はかなり厳しい表情で汗も非常に気になる状態だった。出雲駅伝で人生で初めて脱水症状になり、「5㎞以降は覚えていない」ということがあった。定点間9位でちょっと心配な走りになってるのも気になった。原監督は「後ろよりも前、最後5㎞絞り出していくぞ」と声をかけた。残り3㎞余りで1分41秒差となったがどうなるか。

なお、実はこの定点間吉川選手は3番目。1番早いのは単独3位を確保した大塚選手。10㎞29分30秒で通過後、大後監督は前の青学との差(1分36秒差)を伝えておられたが、小田原本町で1分02秒差に。優勝をあきらめない懸命な走りが続く。

2番目はなんと國學・土方選手。14.8㎞地点で金子・竹下選手と一緒に、川口・難波選手を追い抜いた後の映像が映し出されたが、本町では単独で9位に浮上。2区間連続で大幅に順位を上げる形となる。川口・難波選手が苦しく、金子・竹下選手、更に冨安選手にも追いつかれる形に。共に山経験者が5区に控えるだけに何とか粘りたいところですがどうか。

他にも順位変動があり、拓大・西選手がついに早大・石田選手を捉え4位タイに。拓大は90回大会の往路6位が最高だが、それよりも前だ。西主将が拓大が経験したことのない位置へ引っ張り上げる。石田選手が10㎞30分06秒で通過後、伸び切らず後退。相楽監督に「後半の10㎞巻き返すぞ」と言われたが、序盤大塚選手のハイペースに狂わされた格好だ。

また、16㎞過ぎに駒大・高本選手が中大・苗村選手を捉えて単独7位へ。高本選手はキャプテン。3年時の出雲以来の出場ながら、これは素晴らしい走りとなった。苗村選手も2年前のチームとしての唯一の駅伝経験者として懸命な走りが続く。

下位では中学・髙橋選手が大東・奈良選手を捉えて16位へ浮上。単独走が続く中、一人でペースを保ち、この定点間8位へ浮上。出雲・全日本も安定感がありましたが、良い意味で1年生らしからぬ走りとなっている。

小田原中継所20.9㎞ー小田原本町17.7㎞=3.2㎞

順位 名前(大学) 定点間タイム 総合個人 総順・トップ差
3位 吉川(東洋) 10:13 ②62:22 
15位 梶谷(青学) 10:35 ⑨63:39  ②2:03
2位 大塚(神大) 10:09 ①62:21  ③2:39
7位 西(拓大) 10:21 ⑥63:17  ④4:07
8位 石田(早大) 10:22 ⑪63:52  ⑤4:08
11位 春日(東海) 10:30 ⑫63:58 ⑥4:57
6位 高本(駒大) 10:21 ⑤63:06  ⑦5:21
10位 苗村(中大) 10:28 ⑬64:04 ⑧5:35
1位 土方(國學) 10:06 ③62:36  ⑨5:44
5位 金子(城西) 10:20 ④63:02  ⑩6:05
13位 竹下(帝京) 10:34 ⑦63:21 ⑪6:25
14位 冨安(日体) 10:34 ⑧63:34 ⑫6:44
16位 川口(山学) 10:40 ⑱65:30  ⑬6:52
9位 松澤(法大) 10:24 ⑬64:04 ⑭7:09
19位 難波(順大) 11:02 ⑰65:22  ⑮7:11
4位 髙橋(中学) 10:17 ⑩63:47  ⑯8:13
12位 奈良(大東) 10:30 ⑯64:48 ⑰8:41
17位 鈴木(東国) 10:45 ⑮64:14  ⑱11:16
20位 大森(上武) 11:11 ⑳66:58  ⑲11:58
18位 藤江(国士) 10:51 ⑲65:50  ⑳12:10
14 中島(明大) 10:34 16.5)64:56 20.5)17:48

トップ・吉川選手が最後までしっかりしたペースを刻み、トップで中継。62分22秒の好タイムで前回できたばかりの区間記録を大きく上回った。トップを走っていたとはいえ、ここまで高いレベルで安定したペースを刻めるとは本当に驚きました。

2位梶谷選手は最後は喘ぐように苦しくなり、残りはブレーキになりかけるちょっと危ない走りだった。原監督の「まだ往路逆転できるんだぞ!」の檄を受けるも、トップとの差は2分03秒まで開いてしまい、かなり逃げられてしまった。梶谷選手本人は三大駅伝全て走ったものの、おそらく3回とも消化不良だったはず。ラストイヤーで活躍する姿を見たいところだ。

そのあと、36秒差まで最後に迫った神大・大塚選手が駆け込んできた。個人タイムは62分21秒で吉川選手を1秒上回り、再び区間新を知らせるチャイムが鳴った。その後数選手が前回の記録を上回るが、大塚選手の記録を上回る選手は現れなかった。区間賞のインタビューではやり言葉の「神大いやほい」をしっかりぶっこんできたところはさすがだった。ここまでは前回を含め過去10数年を上回る成績だったのですが…

次の4位争いが激しかった。18.3㎞地点で西選手がスパート、一時5m程差がついたが、石田選手もここは追いついてきた。ラストの争いでは石田選手が体一つ前に出るなどかなりの競り合いに。最後はトラックのスピードのある西選手が上回る格好になったが、わずか1秒差の争い。4年生同士の意地のバトルに拍手を送りたい。こういう走りをする選手がいるとチームとしては勢いが出てきます。

6位は終始単独走となった東海・春日選手がリレー。5区予定も9月に怪我をして4区にコンバートとなったが、区間12位、もう少し勢いをもたらすのは難しかった感じか。7位は最後までしっかりとペースを刻んだ高本選手がだいぶ迫っていた。練習用ユニで走ったのは後に判明して、本人も冷や汗かいていたようですが、それよりも監督者に乗っている大八木監督に深々とお辞儀していたこともとても印象深かったですね。苦しいことが多かった4年間でしたが、最後の大学駅伝は主将の意地でしたね。後ろ、苗村選手も抜かれてからは大きく離されずに粘りました。

その直後、激しい争いから抜け出した土方選手が飛び込んできてびっくり!最後の定点間は最速タイムで追い上げてきた。1年生の序盤、主要大会に強いと言われていましたが、久々に会心の走りだったのではないでしょうか。5区の選手とぶつかってしまったのはヒヤリとしたものの、5人抜きで一気にチームをシード権内に浮上させる活躍でした。

続いてやってきた10位の城西・金子選手も見事な走りで順位アップ。距離が長くなるごとに伸びのある走りができる選手ですが、こちらもしっかり活かしましたね。1区が思ったより早いペースで苦しくなったそうですが、結果的にこの采配は的中。5区に自信があり、櫛部監督から「お前でいい位置で付ければ往路一桁でいける」と言われたのもモチベーションに繋がったそうだ。それぞれ区間3位4位で素晴らしい走りだった。

11位帝京・竹下選手、12位日体・富安選手もそれよりは遅れたが区間一桁で走り切りまずまずの結果だったでしょうか。竹下選手も並走の得意というのも生きたでしょうし、冨安選手は3つポジションをあげ、うまく山に繋げられたでしょう。山は共に主要選手を入れているがどうなるか。

そのあとに順位を落とした川口選手ら。難波選手は松澤選手に最後で交わされるなど苦しかった。川口選手は箱根予選が終わった後に伸びてきた選手ですが4区はまだ荷が重かったでしょうか。本当は4区上田5区久保選手の予定が、久保選手が病気になり変更となったがほろ苦いデビューに。難波選手は秋口に非常に好調だったのですが、続かなかった。とはいえ最後3㎞はかなり苦しくなってしまい、15位まで後退。山登りに自信がある中、粘りたかったが無念の結果となった。

そこから1分経過したところ、中学・髙橋選手が飛び込んできた。なんと最後の定点間は4番目。この低い位置から見事な走りだったでしょうか。この後の5区で大きくポジションをあげますが、最終的にシード権をギリギリで確保できたのは、この高橋選手が流れを変えたことが遠因だ。次年度はエース区間を奪うのではないか、そう思わせる走りだった。

そのあとの大東・奈良選手までがまだ中位を狙えるタイム差だったが、18位以降は開いてしまった。その中で東国・鈴木選手が何とか区間15位で走り、最下位から2つポジションをアップ。最後は苦しかったがさすが2年前の好走者だ。そのあと共に苦しかった上武・大森、国士・藤江選手。特に大森選手はロードが得意な選手なだけに67分近かったのは悔しいところかなと…。昨年より厳しい位置で山に入っていった。


そのあと5分半離れて、連合チームの明大・中島選手。ギリギリ65分を切るタイムで区間17位相当。個人的にはこれはうまく走れたと思う。これだけ断トツの最下位の中で何とかまとめたのは強豪チームの主力だからこそ。来年はチームで上位で戦う姿を見たいと思いました。

全体的にはトップ東洋はとても順調。連続1年生の中、対2分差が果たしてどうなるか。また、戦前から噂されている山の職人たちが比較的前後に僅差でチームがいるところが多く、今年も大きな順位変動が起きそうな予感がした。

コメント

  1. りっく より:

    中央学院はルーキーにとてつもない重りを乗せて走らせてしまいましたね。ただ彼の図太さは今のチームに失われているものだと思います。怪我だらけで頼りない2年生トリオからエースを奪い取る未来が見えますね。

    あと9区で同じことが言えますが集団で飛ばしながら走ることの重要さがわかりました。國學院のパックはかなりぶっ飛ばして土方選手なんかは圧巻のタイムでした(最後の最後でやらかしましたが)。そこにつられて粘るタイプの金子選手や竹下選手は上手く流れに乗れました。振り切られても粘れる富安選手も助かりましたかね。結果、あまり集団で走れなかった石田選手や苗村選手は安定感はあるのに苦しみました。前半にアップダウンが続くコースではいかにリズムを意識できるか。ここに尽きると思います。

  2. 袖野諒平 より:

    4区は距離が変更されかなりの難コースになった印象ですが東洋の吉川選手と中央学院の高橋選手、末恐ろしい1年生ですね。両選手共に登りが強そうなので5区のコンバートがあり得るか。でも正直2人が2区走ってる姿が見てみたい。話は移りますが自分が観戦したのは大磯駅前の坂を下って直ぐの所だったのであまりまだ選手の表情にあまり差はなかったのですが、吉川選手と梶谷選手の差がこの時点でも思ったよりも開いているなということ大塚選手と西選手と金子選手が元気だなぁと言う印象を受けました。今見ても梶谷選手と石田選手には4区は力量的に重いかなと思います。特に梶谷選手は層が厚い青学では来年走らなくてもおかしくないかも。

  3. シセン より:

    青山学院の梶谷選手が4区に当日まわった時に違和感がありました。4区タイプの選手でないと思っていたので。1区は鈴木選手がいたので得意タイプではない4区にまわったのでしょうが対する吉川選手は長い距離に強く登りが得意な選手ですから3区のタイム差なら吉川選手が梶谷選手を引き離すことは予想できたのかもそれませんね。
    同様の理由で帝京の竹下選手も心配しましたが運良く僅差の城西の金子選手、國學院の土方選手とでハイペースの集団走できる状況でしたので区間上位で走ることができたように感じます。

  4. ポテトメロン より:

    吉川選手は終始単独走ながら良いペースで走れていましたね。脱帽しました。梶谷選手は調子以前に単純に力不足だと思いました。来年は梶谷選手が殻を破れないと東洋が今年以上の差で独走してしまいそうです。大塚選手は吉川選手を上回りチームとしては2区トップに立てなかったもののこの時点ではこのまま上位をキープできそうだと思ってましたが…高橋選手は苦しい位置からスタートも崩れず強かったです。来年は主要区間を任せられる選手になりそうですね。

  5. godai3110 より:

    東洋の吉川選手は全日本8区で1回生時の服部勇馬選手以上の成績を収めたので、もしかしたらと思いましたがまさか区間賞と1秒差の区間2位とは、恐れ入りました。逆に梶谷選手は最初から区間賞レベルの選手に追い付かなくてはというプレッシャーからかきつい走りになってしまった感があります。橋詰選手を起用できなかった青山学院の唯一の誤算で、ここで実質往路優勝は東洋大学のものになったかなあ、と思います。

    神奈川の大塚選手は前回大会8区の好走もあり終盤が登り基調の4区だと輝けると思っていましたが圧巻の走りでしたね。1~3区では悪くはないけど思い通りの展開にもならなかった神奈川大学にとっては、この時点では一筋の光明が見えたのかなあ、と思ったのですが…東海は万全でない春日主将を難区間の4区に起用したのは優勝を考えると…ピークを合わせることが難しいものですね。

    個人的には、駒澤の高本主将と拓殖の西選手の好走は4年生の意地が垣間見えて印象的でした。それにしても拓殖大学は去年の宇田主将もですが4区の適性を見抜く眼力があるのかなあと思えてきます。