【3本柱!往路優勝へ!】第94回箱根駅伝区間オーダー予想【順天堂大学】

続いて、
7年連続59回目

特攻か、やっぱり適材適所か!

順天堂大学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手 
塩尻和也③27分47秒87≪17:全2区3位、出3区1位、箱2区5位、16:出3区2位、箱2区5位、15:全2区4位、予8位≫16:リオ五輪3障出場

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
栃木 渡④28分19秒89≪17:全4区4位、出4区6位、箱4区1位、16:出2区7位、箱4区3位、15:全8区11位、予55位、箱8区15位、14:全5区14位、予53位≫
山田 攻③29分56秒69≪17:全7区9位、箱5区5位≫

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
橋本龍一②29分16秒71≪17:全1区23位、出6区4位、箱6区10位≫

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
清水颯大①29分20秒79≪17:全3区7位、出1区15位、都1区3位、16:高1区7位≫
難波皓平②29分22秒55≪17:全8区8位、箱7区16位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
野田一輝②29分00秒06≪17:全5区15位、出5区3位、箱3区16位、16:出5区6位≫

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
金原弘直③29分31秒58≪16:出4区10位≫
吉岡幸輝③29分41秒52≪17:全6区15位≫
江口智耶③29分43秒28≪15:予140位≫
藤曲寛人②30分06秒47

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
花澤賢人④28分49秒96≪14:全2区14位、予105位≫
鈴木雄人②29分58秒09
中村陵介④29分59秒89≪15:予220位≫
根井勇哉①30分19秒82
内山将志①30分22秒16

上位10人合計:34点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

前回往路3位、総合4位の順大はさらに一つ上を狙う戦力を整いつつあります!ただ、出雲と全日本は良さと脆い面と両方出ましたね。良いのはやはりエースで流れに乗ると強いところ。出雲は序盤の出遅れをエースの塩尻選手で巻き返すと、野田・橋本選手ら若い選手がさらに順位アップしました。

2本柱は強力。塩尻選手は1万27分台を出したばかり、栃木選手も夏の故障が癒えて勢いを取り戻しました。更に箱根では5区山田選手が区間賞を狙える実力があり、実質3本柱になります。これは強力ですよ。往路優勝候補に挙がります。

ただ、往路優勝を考えると、平地の主要区間で通用するのが2人以外出てこないのが悩みですよね。2年の橋本・野田・難波選手、ルーキー清水選手も頑張ってますが安定感などあともう少しというところ。また経験者が抜けた復路終盤もやや心配。ラストの調整で追い込みたいがどうだろうか。

区間オーダー予想
橋本龍一②-塩尻和也③-清水颯大①-栃木 渡④-山田 攻③
根井勇哉①-野田一輝②-藤曲寛人②-難波皓平②-花澤賢人④

とりあえず2区と5区は決まりでしょう。1年生の時から2区を走っている塩尻選手を3年連続エース区間へ。前半型の選手なので少し苦戦気味ですが、67分台を期待できます。更にどういう位置でもらっても自分の走りを崩さず追い上げられるのはとても魅力的です。今年はトップ集団で見ることはあるのでしょうか。

また、前回登りで凄い走りを見せた山田選手が一回り大きく成長して再び天下の険に挑むようです。平地の走力もあがったので登り以外の部分も自信を持って臨めるようです。前回の区間賞のタイムは上回れるのではないでしょうか。

そしてもう一人の柱・栃木選手がどこに入るか意見が分かれそうですね。いやもう1区か4区しかないのですが、どっちにするだろうか…。前回区間賞を獲得し、栃木選手の持ち味を生かせる4区か。それか不安の残る1区に入って2本柱で畳みかけ、大逃げを狙うか…。

…自分は結局4区と予想します。作戦としては1区栃木選手も面白いのですよ。塩尻選手が初めてトップ付近でもらい、順大が大きく前に出てかき乱すのも。ただ、順大は伝統的には適性区間を当てはめるタイプでそれで成功することが多いです。

また、全日本1区で失速した橋本選手がピークを合わせられなかったのもあったらしい。甲佐10マイルはまずまず走れていて、もう一度調子を合わせてくれると。このへんは橋本選手個人というより、順大全体の調整能力を信じて、ですかね。橋本選手にうまく繋いでほしいです。

間の3区はどうしましょうか。全日本8区で淡々と走れた難波選手にしようかと思いましたが、出雲全日本とも前半区間を担当したルーキー清水選手に託します。甲佐10マイルも㎞3分ペースでまとめていますので、残り1か月でもう少しいけるようになるかなと。展開によっては往路優勝の芽もある大事な役目になりますね。

さて、さっき書かなかったですが、順大もう一つ気になるのは6区をどうするか。前回まずまず好走した橋本選手を平地で使いました。ここは予想外のエントリーとなった選手の中から1年生根井選手を入れてみます。適性などは分かりませんが61分以内でいけるでしょうか??

どのくらいの上位でここまできたでしょうか。駒数は少なくなるんか、7区と9区は期待の2年生でもう一押ししたい。長い距離により自信が深いだろう難波選手を9区、一発集中力のある野田選手を7区に置きました。この2人がどれだけやれるかも注目ですかね。

残っている区間で8区は、おそらく5区控えだと思われる藤曲選手でどうでしょうか。トラックよりはロード、ロードの中でも上りには強い選手です。もしかするとうまく走って区間一桁でまとめてくれるかも??

最後のアンカー、タイプとしては金原・吉岡選手のどちらかなのでしょうが…もしスタートラインに立てる状態なら花澤選手が…見たい!出走ができるとすれば比較的平坦が多く気温も高いこの区間だと思います。ついに最後の大学駅伝を迎えますが、何とか一度は箱根路を駆けてほしい選手です。

不安区間は少しあるのは確かですが、やはり3本柱で往路優勝の可能性があるというのは魅力的ですかね。復路も調整がうまくいっていれば、ある程度まとめられる区間も出てくるはずです。

前回往路3位の衝撃から1年間、それ以上の成績となる往路優勝しての総合3位の目標を掲げてここまでやってきました。潜在能力はあります。あとは伝統の順大の調整力を信じて当日を迎えるのみです!

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。