箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

https://hakonankit-fd.com/article/post-24048.html

以降、

このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

最大の下克上を狙う！
✅順天堂大
✅関東学生連合

です。

本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点：エース区間、山で貯金が望める選手

6点：エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点：エース区間で区間中位以上いける選手

4点：主要区間で区間上位でいける選手

3点：繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点：繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点：繋ぎの区間で耐えられる選手

0点：これまでの実績だと苦しい？or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

箱根駅伝2024【順天堂大学】戦力分析＆区間オーダー予想も！

【過去3年間成績】
101回予選10位
100回本戦17位
99回本戦5位
98回本戦2位

11月以降の記録まとめ

10/26 順大記録会
石岡大侑③29分10秒43
林　龍正②29分31秒01
山崎　颯③29分31秒02
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金原祥汰③29分43秒55

11/9 日体大記録会
吉岡大翔②28分26秒75
池間凜斗①28分29秒80
永原颯磨①30分19秒81

11/17 上尾シティハーフ
川原琉人①62分45秒
児島雄一郎②63分51秒
鬼澤大樹④64分45秒
小林侑世②64分57秒
石岡大侑③65分28秒

11/30 順天堂大記録会
金原祥汰③28分53秒95
岩島共汰④28分57秒44
中津瑛斗③28分57秒98
・
大倉靖萌③29分33秒22

12/1 甲佐10マイル
玉目　陸①46分21秒
古川達也②46分48秒
永原颯磨①47分30秒
吉岡大翔②47分35秒
池間凜斗①47分46秒
荒牧琢登②48分46秒

戦力分析

　この1年間は苦しみました。前回の箱根駅伝は総合17位でシード権落ち、今季も全日本予選は大敗して、箱根駅伝予選会は、ボーダーと僅か1秒差。ギリギリで本戦にコマを進めました。選手の成長も、一進一退だったように思います。

　しかし、この苦しみに終止符を打つかもしれません。ここにきてついに育成が軌道に乗り始め、また有力ルーキーたちの調子も上がってきています。

　4年生浅井・海老澤選手が、前回区間二けただった2区3区でのリベンジを誓うと、苦しんだエース候補2年吉岡選手も復調のきっかけをつかんでいます。箱根予選で好走した選手で、2年古川選手は続く甲佐10マイルでも好走していて、主力の一角に成長しています。

　さらに、春先に活躍したルーキーたちが大復活！箱根予選は永原・谷本選手のみの出場していたが、11月に池間選手が28分30秒を切る高パフォーマンス、さらに高校時代から駅伝で活躍が目立った川原選手が上尾ハーフで62分台をマークし、臨戦態勢へ。

　さらに、今年5月関東IC1万m8位を28分13秒の高パフォーマンスをあげていた玉目選手が、甲佐10マイル日本人トップの形で復活。強豪チームに変貌を遂げつつあるようにも映ります。区間予想から白熱しそうだ。

区間オーダー予想

　選手の希望区間などを見ながらの予想。5区山登り希望が3人いたり、また前回の区間と変わるかなというところも？？

1区池間選手…いきなりルーキーになると予想。高校時代から活躍があり、11月に1万m28分半を切り、素質が開花しつつある池間選手が1区か。ハーフの実戦経験はないものの、集団の1区ならこれまでの経験が活きそう。

2区浅井選手…ここもルーキー…と迷いましたが、昨年2区を走っている4年生エース浅井選手に。箱根予選は怪我明けながら、チーム断トツのパフォーマンス。甲佐10マイルに出場せずに、慎重に調整。ようやく爆発力のある走りをエース区間で見れるかもしれません。

3区玉目選手…2区もあるんじゃないかと思ったルーキー玉目選手を3区に予想。1万m28分13秒を出した春先の勢いがついに戻ってきて、甲佐10マイルの走りからするといきなり2区でも良さそうなくらい。今年は、エースの流れを加速させるのもいいと思う。

4区海老澤選手…前回3区を走っている海老澤選手を4区へ。堅実な走りが光る選手で、4年目になって総合力もつきつつある。スピード区間の3区より、アップダウンのタフさも問われる4区が、個人的に面白いと思いました。

5区古川選手…ロードで覚醒しつつある2年生古川選手を5区山登りで予想。箱根予選でもチーム3番手好走で、タフな区間は俄然楽しみに。他に5区希望者はいるけれど、彼の適性にかけたいと自分は思った。

6区林選手…昨年の山下り経験者がエントリーから外れて、そして入ってきたのが2年林選手。おそらく彼が本命でしょう。もう一人、IH1500m勝者1年谷本選手が希望しているけれど、どちらが勝ち取るか…。

7区永原選手…この区間は、16人目まで横一線な気がしています。その中で、調整ができれば高い爆発力がありそうな1年永原選手に。多くの1年生が輝きを取り戻してきている。永原選手も合うのではないでしょうか。

8区小林選手…ここからは、ロード巧者に託したい。関東ICハーフ13位の好成績があり、箱根5区を希望している2年小林選手の予想。気温が高くても大丈夫かなと思い、8区予想へ。十分シード権争いに加わっている戦力のはず。

9区吉岡選手…そして残しておいた切り札、2年吉岡選手を、復路エース区間の9区へ。11月に入り、少しずつ不調から吹っ切れつつあるところ、復路の順大の象徴の区間で、一気に突き抜けてくれればと思います。

10区川原選手…もう一人、切り札を残しています。ルーキー川原選手をアンカー予想。希望の山登りでも楽しみなのですが、平地でガンガン行く姿も見たいところもあります。

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　やはり、浅井選手や吉岡選手、さらにルーキーたちの仕上がり次第では、結構オーダーが変わるかな？5区川原選手だって面白いし、2区玉目選手もあり得る。当日変更なども加味すると、本当に当日までオーダーが読めないかもしれません。

まとめ

　やはり箱根予選に比べると、かなり戦力充実していますよね。箱根予選の時は、4年浅井・海老澤選手以外、戦える選手がいないくらいに思える寂しい状況でした。

　でしたが、箱根予選が底で、明らかに上がってきています。吉岡選手が復調し、古川選手の成長がありました。そして、春先話題になった玉目・池間・川原選手らが、再び高パフォーマンスを見せるように。一気に盛り上がってきました。

　下級生が結構オーダーに入りそうなので、距離の長い箱根駅伝の怖さはこそあれど、箱根予選最下位通過ですので、楽しみも多い。スローガン通り、凄まじい”下剋上”をすることができるかもしれません。

箱根駅伝2024【関東学生連合】戦力分析＆区間オーダー予想も！

過去3年間の成績
100回　未結成
99回　19位相当
98回　15位相当

11月以降の記録まとめ

11/10 日体大記録会
秋吉拓真③13分50秒09　東京大
佐藤我駆人①13分52秒03　駿河台大
森川蒼太④14分19秒25　流通経済大

11/23 10000m記録挑戦競技会
秋吉拓真③28分52秒31　東京大(予65分30秒・11番)
栗原　舜④29分00秒11　明治学院大(予65分19秒・7番)
溝上稜斗④29分03秒08　明治大(予65分36秒・13番)
森川蒼太④29分12秒79　流通経済大(予64分33秒・2番)
福本陽樹④29分25秒88　武蔵野学院大(予65分55秒・15番)
辻本幸翼④29分40秒45　上武大(予65分19秒・8番)
古川大晃(D4)29分52秒55　東京大大学院(予65分17秒・5番)
宮本大心①30分02秒85　芝浦工業大(予65分18秒・6番)
小山洋生③30分19秒90　筑波大(予64分27秒・1番)
東　晃成③30分21秒42　麗澤大(予65分14秒・4番)
髙島侑翔④30分29秒16　東京農業大(予65分56秒・16番)
※檜垣　蒼①　東海大(予64分35秒・3番)全日本4区出走
※横田星那③　国士舘大(予72位65分26秒・9番)
※佐藤我駆人①　駿河台大(予65分29秒・10番)先週5千m13分台
※片川祐大④　亜細亜大(予65分31秒・12番)全日本2区出走
※藤原稜太④　拓殖大(予65分49秒・14番)

12/1 日体大記録会
佐藤我駆人①28分35秒78　駿河台大
栗原　舜④28分47秒98　明治学院大
檜垣　蒼①28分54秒44　東海大

戦力分析

　第101回大会は、2大会ぶりに関東学生連合が編成された。連合の有無の意見は色々ありつつ、個人的には編成を続けてほしいと思っているので、今回見れたのはほっとしている。次回編成されるかは未定なので、今回いい駅伝が見られれば、存続の可能性も僅かにあるので、全力で応援したい。

　その中で、酷暑の中の箱根予選会と言うこともあって、例年以上に色んな選手が選出された。予選会トップは筑波大この小山選手だが、それ以外にも個性が強い選手が多い。関東ICでは強豪校とも戦っている亜大の片川選手や、4年間かけて成長した流経大森口選手や明学大栗原選手、ルーキーの東海大檜垣選手や駿河台大佐藤選手もチームを活性化させる存在だ。

　そして、東大生コンビでの出走が鳴るかも勿論注目。学生連合でずっと話題になり続けている大ベテラン古川選手は今年がラストチャンス。箱根予選は酷暑の中、思い切ったレースでついに10番以内へ。学部生3年生秋吉選手は11番目ながら、その後の記録会が好調だ。

　酷暑の予選会なので、箱根本戦に直結しないのではという心配があったものの、今回率いる東農大小指監督がかなり考えられている。箱根予選の成績＋学連10000ｍor全日本駅伝の成績＋直前の合宿16㎞走の成績を総合、さらに山を希望している選手は別で決めるというもの。これは、選手のモチベーションもうまく保てそうだし、区間選定も適性が重視されそうで楽しみだ。

区間オーダー予想

　箱根予選・10000m記録会の結果に加え、直前合宿の16㎞TTの結果も加味されるとのことなので、はっきりと人選は今回は分からない中での予想は、中々新鮮。若干、願望込の予想となった。

1区片川選手…色んな選手が1区を希望していますかね。箱根予選の成績を無視できるなら、関東ICで駒大・青学大のエース格と対等に戦っている亜大片川選手を推したい。全日本2区も冷静に対応しているので、スピード区間なら戦えるはず。ヨーイドンの1区なら、面白い。

2区森川選手…非常に迷ったけど、総合力で流経大森川選手と思う。箱根予選も概ね上位で戦っていて、持ちタイムも1万m28分台。耐える区間になるとは思うけど、前が見える範囲で食らいつければ。

3区栗原選手…明学大のエース栗原選手も面白い。箱根予選2年連続二けた順位で、1万mの成績はここにきて急上昇中。往路を勝ち取れるほど、実績を積み上げてきたと見ます。4年間の総合力を、この区間で出せれば。

4区檜垣選手…東海大の強力ルーキーが、まさかの学生連合。箱根予選は酷暑で崩れる1年生が多い中好走、全日本駅伝は外したが、素質で2区を走ってもいいくらいの選手です。ここは、将来のエースが走ると言われる準エース区間4区でどうでしょう。

5区佐藤選手…もう一人のルーキー駿河台大の佐藤選手も勢い凄いですね。箱根予選はちょうど10番目ですが、その後5千m13分台1万m28分台を達成でまだ底知れず。この勢いで山を駆けのぼったら、どんな記録が生まれるか。

6区横田選手…山下りは、国士大横田選手と拓大藤原選手が希望。ここは正直言って分からない。箱根予選の成績では僅かに横田選手が上回っているので横田選手で予想。準備は簡単ではないが、復路の流れに乗るために、60分きりはしたい。

7区秋吉選手…1区希望の東大秋吉選手をあえてこの区間。箱根予選ともに上位でまとめた選手もいるので、その兼ね合いと、ちょいと願望もあり…。6区が分からないので、この区間で復路の流れを作りたいということも考えています。

8区古川選手…多分、ちがう区間になると思うけど、秋吉・古川選手のリレーを実現させようとしたら、このあたりの区間かなぁと思っています。長い年月をかけてたどり着いた箱根路に、遊行寺坂の8区はどうかなと思いました。

9区小山選手…箱根予選はチームトップの選手。1万m記録会は外しましたが、ロード巧者のイメージも強いので、復路のエース区間もあるのかなと思いました。ちなみに、国立大3区間連続です。

10区辻本選手…あと1人本当に迷う。箱根予選13番ながら1万m記録会3番の明大溝上選手と、どちらも堅実にまとめた上武大辻本選手で争いかなぁ…。10区なので辻本選手にしました。ここはどうなるかな？

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　ちょっと捻り過ぎましたかね。実際は、1区近藤選手になってくるでしょうかね？その時は、10区古川選手の東大で始まって東大で終わるのも面白いかな？

　ただ、2区は結局読みにくいかな？？

まとめ

　今年はまた面白いチームになると思います。箱根予選が酷暑だったことも踏まえ、11月のトラックなどの成績、12月の合宿の成績も加味して、総合で出走メンバーを決めるということ。予想する側としては、面白いですね。

　箱根予選好成績の、筑波大小山・流経大森川選手に、11月以降の成績で巻き返してきている亜大片川・東大近藤選手ら、さらに勢いあるルーキー東海檜垣・駿河台佐藤選手らの存在も面白い。

　箱根予選から少し入れ替わりもありそうなのが切ないですが、今回はその方がバランスがいいオーダーが組めそうな感じもします。最終的に、次につながる継走になっていけばと思います。