選手層が例年になく薄い今季、もはや伝統になりつつある出雲低空飛行からのジャンプアップは…
早稲田大学
全日本大学駅伝まであと22日!
去年最終8区で逆転を許した2位早稲田大
雪辱に燃える今年、合宿のテーマは「闘い」
ライバルではなく、己に勝ってこそ結果が得られると話していました!全日本大学駅伝は11月5(日)あさ7時45分から!!#全日本大学駅伝 #テレ朝陸上 #駅伝 pic.twitter.com/h7aUpAt6I4
— テレ朝陸上 (@exrikujo1) October 14, 2017
#全日本大学駅伝2017 #合宿リポ49 本日は #早稲田大学 ①
早稲田大学は7~9月に長野や新潟、山形、岩手と各地で合宿を行いました。「期間的に長く、夏休みをフルに使った合宿でした。近年で一番練習をつめたと思います」と主務の鈴木さん。写真は岩手県一関市でのスピード練習(続く) pic.twitter.com/RdTGhSbF8s— 全日本大学駅伝大会事務局 (@daigaku_ekiden) October 26, 2017
エントリーメンバー
4年
光延 誠④29分03秒47≪17:出2区7位、箱9区7位、16:出5区5位、箱7区14位、15:全5区4位、14:全5区11位、出4区≫
藤原滋記④29分03秒96≪17:出5区5位、16:全6区3位、箱10区6位、15:全3区6位≫
安井雄一④29分07秒01≪17:出6区4位、箱5区4位、16:全8区5位、箱5区5位、15:箱8区7位≫
石田康幸④29分29秒16≪17:箱6区12位≫
河合祐哉④29分56秒19
谷口耕一郎④30分25秒20
3年
永山博基③28分25秒85≪17:出3区11位、箱2区10位、16:全4区1位、箱4区4位、15:全7区2位≫
清水歓太③29分24秒33≪17:箱10区9位≫
西田 稜③30分02秒56
2年
新迫志希②29分07秒06≪17:出4区10位、16:全5区2位、出2区12位≫
太田智樹②29分09秒08≪17:箱8区14位、16:全7区3位≫
1年
吉田 匠①30分00秒68≪16:高3区6位、IH3障3位≫
宍倉健治①5千14分04秒54≪17:都4区4位≫
ある意味注目の存在…でしょうね。早大は、1区が鬼門&合宿の終わりがかなり遅いため、出雲駅伝は苦しい順位になるも、全日本でかなり動きが良くなる場合が多い。昨年は出雲8位、全日本でトップを長い間走った中で2位だった
今年も出雲9位からどれだけあがるか…と思いたいところだが、今年の出雲の場合2区まで無難に走りながらも、春から流れが悪かった主要のスピードランナーが失速してしまったのはいつもとは違う展開だ。そして例年より選手層が薄く、オーダー編成が難しい。果たして浮上できるのかどうか…。
その中で4年生が中心になってきそうですね。出雲は後半後ろで単独走となりながらも5区藤原選手が区間5位、6区安井選手が区間4位と気を吐いています。この2点は本当に大きな収穫だったのではと思います。
それから光延選手も初の前半区間の2区で何とか乗り切っています。また、関東ICから好調が続く石田選手も自己ベストを更新し続けています。今年も早大浮上には4年生の熱い走りが大事になってきそうですね。
続くのが本来はエース級の3年永山選手と、ずっと希望していた1区を出雲駅伝で担当していた太田選手でしょうか。太田選手は関東IC以降安定感が増してきて少しずつ注目度が上がっています。
永山選手は出雲3区抜擢も順位ダウン。前回全日本区間賞の印象が凄く強いので、苦しい走りが際立ってしまいました。1か月弱で少しでも自分の走りが戻ってほしいですがどうでしょうか。
あとはどうでしょう。箱根10区を走っている清水選手、出雲4区出走の新迫選手や怪我がなければ出雲出走していたルーキーの宍倉選手あたり中堅選手、
最近初1万を無難に走り切った吉田選手に、河合・西田選手ら叩き上げの選手ら、少しずつ起用したくなる選手が出てきていますかね。
区間オーダー予想
太田-光延-永山-安井-宍倉-藤原-清水-石田
出足の1区は太田選手でほぼ決まりかなと思います。出雲1区は調整にやや失敗した中で区間7位で踏みとどまったそうで、接戦だと力を発揮しやすいのは間違いなさそう。出雲より強い選手が来るでしょうが、走りやすい位置を見つけて走ると思います。
その次の2区が本当に迷った。出雲で調子が良かった安井・藤原選手、それから復活してほしい永山選手と色んな選手を当てはめながら、そして全体のバランスも考えた結果、光延選手に。
とにかく今は4年生が引っ張った方がいいと思いますので、4年生の中で一番スピードのある光延選手に何とか粘ってもらう。光延選手としてもそろそろこういう区間で実りある結果がほしいところだろう。
そして3区に永山選手を入れたい。長い距離はちょっと厳しいですが、プライドもあると思うので、前半区間の3区へ。少し前ですが、矢澤選手が故障上がりの3区でいい感じに走れたので、それもありますかね。何とか流れを作り直す走りをしてもらえればと。
そして4区に満を持して安井主将。実は早大はこの4区は8年連続で区間3位以内、チーム力もありますが必ず絶好調の選手を起用しています。今年の早大ならスピードもスタミナもバランスが取れている安井主将かなぁと。しっかりと上位集団をこの区間で捉えたい。
その後の長距離区間も4年生を入れました。6区は前回区間3位の藤原選手。力強さががこの秋にぐっと増しており、しっかりチームを押し上げる走りが求められる存在だ。
アンカーは関東ICハーフ入賞以降、各大会好走が続く石田選手。彼も4年になって一気に力強さが増したランナー。秘密兵器としてアンカーに残しておくのは面白いのではと思います。
その間の7区は上級生からと思うので、トラックよりロードの方が走れる清水選手が適任に思います。これならいい流れができるように思うのですがどうでしょうかね??
5区は調子が上がっている選手としか言いようがないのですが、出雲を怪我で逃した1年宍倉選手にしてみました。怪我の後の全日本のエントリーでメンバーに入ったので軽いもの…と思いました。ただ、当日追い風予報なら新迫選手とかも考えられますかね。
話が変わりますが、早大は来年の新入生は勝ち組です。高校IH5千入賞の中谷・千明選手が自己推薦で入学することが決定しています。
何となくですが、昨年度の駅伝で青学大を追い詰めた事は高校生にヒットしたのかもしれません。昨年のチーム力とまではまだいきませんが、シード権を確保する意地を見たい。
コメント
早稲田はゲームチェンジャーこそいないものの、地道に力をつけた選手が揃っているだけに、シード権こそ少し難しいですが果敢に挑んでもらいたいです。
私が考えるオーダーは、太田ー永山ー吉田ー光延ー新迫ー藤原ー清水ー安井です。本音を言えば永山選手を万全な状態で4区に起用したいのですが、今の状況からすれば2区で何とか粘ってくれたら。前半は苦戦は免れないですが、後半は経験者が揃っているだけに、4区終了時点でどの地点にいるかがポイントになりそうです。
>たけぽっぽさん
出雲は戦えている部分もありますからね。永山選手の復調も待ちつつ、何とか4年生でカバーしてシード権を獲得してほしいです。
さて予想もしていきましょう。今好調な選手は日本インカレ入賞の太田、光延、吉田。出雲で粘った藤原、安井。そこに今シーズン10000mで自己ベストをマークしている石田、清水。ここまでで7人。やはり状態が不安なのはスピードエースの二人か。
ただ1つ考察をするのであれば永山・新迫両名は向かい風にとにかく弱い。出雲の3区はかなりの向かい風で跳ねるような走りをする永山選手には酷な条件でした。新迫選手も同じです。永山選手は昨年度4区で区間賞を取ったときも追い風にぐんぐん乗っていくような走りでした。やはりこの二人は前半戦ほぼ何もできなかったので自分の得意なコンディションになるようなと頃を走らせたいですよね。
よって永山・新迫は補欠登録で1年生と枠を争うような気がしてます。向かい風が強い時はこの二人を外してしまうのもあるのかとは思ってます。因みに向かい風が吹いたら藤原・安井両選手はかなり有利に働くと思います。
>りっくさん
そうですね。仰る通り、日本ICと出雲で活躍している選手はいるのですよね。慎重にオーダーを組めば、6位以内に入ることもできなくはないだろうと思います。当日の気象条件が追い風なら勝負をかけて永山・新迫選手を投入してくることもあるでしょうね。
早稲田は毎年出雲悪くて全日本はまとめてきますねえ。
太田→みつのぶ→宍倉→永山→清水→藤原→新迫→安井主将で行くと思います。
永山の調子が悪ければ4区安井8区藤原ですがある程度永山が走れるなら4区永山にしてほしいですねえ。
藤原無難に走りそうですが、大砲をアンカーにしてるとこに抜かされそうなイメージがあるのである程度は抗えるランナーを置くべきだと思います。
>よしのりさん
毎年うまく修正してきますね。追い風であれば、永山選手4区もありかもしれませんね。向かい風なら安井・石田・藤原選手のいずれかの選手で行くのがいいと思います。
いよいよ全日本ですね!
来年のリクルートが上手くいってるみたいで何よりです。中谷なら即エースになりそうですね!自分の予想は太田→永山→新迫→光延(藤原)→宍倉(吉田)→藤原→清水→安井
昨年逆転され悔し涙を流した安井主将が逆転6位入賞に期待しています‼
>北の旅人さん
リクルートがいいわけですし、是が非でもシード権を獲得し、いい流れで新チームに託したいですね。今回は大きく稼ぐ区間は少ないと思いますので、1区から6位あたりを堅実にリレーしていってほしいですね。
出走する8人という意味だと、こうなると見る。
光延、藤原、安井、石田、永山、清水、太田、吉田
オーダー組み立てるとこんな形。
太田―藤原―吉田―安井―光延―永山―石田―清水
1,2,4,6,8 区には長い距離に適性のある選手を使いたい。
今年の1区は太田で固定、藤原は安定感を買って2区、勝負所の4区は安井、永山は6区ならソコソコ、アンカーは新主将の清水で。
3,5,7区にはトラック向きだが力のある選手を配置。
1年生ながら、3000scで一線級と戦った吉田の走りを見たい。
都大路の3区の走りから、アップダウンがある3区に起用して再来年の箱根5区の可能性を探ってみたい。
うまく行って6位、悪ければ8位くらいもあり得る。