だいたい箱根予選の翌日は高島平20㎞なんですよね。
昨年一旦廃止の情報だったのですが、無事開催されました。
出雲優勝の東海大や順天堂大、箱根予選トップ通過の帝京大が出場しています。
第42回板橋区・高島平ロードレース大会
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大学男子の部
大会結果です。大学男子の部のみです。
高島平RR
大学男子1位〜83位 pic.twitter.com/HM7gxcTEb0— テツジマン (@tetsujiman) October 15, 2017
東海大学
1位川端千都④59分30秒
*川内優輝(埼玉県庁)59分32秒
2位中島怜利②59分35秒
5位國行麗生④59分55秒
6位三上嵩斗③60分34秒
8位島田良吾④60分59秒
中園誠也②61分09秒
関原稔記④62分24秒
加藤拓実③63分14秒
山田大地④63分32秒
東海大の長距離組ともいえる、川端・中島選手がしっかり59分30秒台をマーク。特に川端選手は、世界陸上マラソン出場の川内選手と競り勝って全体でもトップでした!調子はまずまずですかね。中島選手も2年生ながら本当に長距離適正高いです。箱根6区でもいいけど平地もあり??國行選手も臨戦態勢です。
また、出雲駅伝出走の三上選手もちょっとびっくりの出場。でも確かに長い距離はまだあまり走っていない選手でした。タイムは60分半ばでうまく掴めたでしょうか。主力以外では4年生の島田選手が頑張り、61分を切る成績でした。
https://twitter.com/ekiden_mania/status/919387830035537922
順天堂大学
3位難波皓平②59分36秒
野田一輝②61分06秒
鈴木雄人②61分08秒
橋本龍一②61分34秒
小林 聖③61分48秒
藤曲寛人②62分12秒
清水颯大①62分29秒
内山将志①62分43秒
香月翔太②63分06秒
髙林遼哉②63分09秒
矢野直幹①63分18秒
多久和能広①63分23秒
小畠隆太郎②63分25秒
井上昴明①63分?
中村陵介④63分56秒
森下舜也①65分07秒
飯野汰一④65分28秒
高橋 響①65分57秒
森 優太②66分57秒
馬場スタン恵③67分59秒
出雲駅伝以外の選手では2年生の難波選手が好記録!スピードランナーで長い距離はあまり得意な印象はなかったのですが、59分台で自信を深めることができたかと思います。全日本はメンバーに食い込むか。他、61分台鈴木・小林選手が健闘です。
出雲組は調整も兼ねての出走でしょうが、野田・橋本・清水の3選手には貴重な長距離ロードの経験ですかね。おそらく全日本でも主要区間抜擢される選手もいると思います。どういうオーダーになるか楽しみですね!
帝京大学
4位小森稜太②59分51秒
7位田村岳士②60分52秒
鳥飼悠生①61分20秒
谷村龍生①61分41秒
新関友基③61分47秒
山根昴希①61分49秒
後藤佑太郎②61分55秒
小林 誠③61分59秒
大塚瑞季③62分23秒
岡 智洋②62分36秒
吉田尭紀②62分44秒
橘高健一③62分54秒
小手川智紀④63分58秒
幸崎一聖③64分04秒
鈴木 拓①64分19秒
日野原智也①64分28秒
吉田将人④64分30秒
渡辺悠斗①64分57秒
昨日の箱根予選会でトップ通過を果たした帝京大ですが、この高島平でも選手層の厚さを見せました。2年生小森選手が60分を切る59分51秒をマーク!黒姫駅伝で好走してましたが、箱根予選エントリーされてなかった選手です。それが59分台なので凄い!
また、昨日出走の田村丈ではなく、田村岳選手は60分台。そして1年生の鳥飼・谷村選手もいい20㎞デビューになったのではないでしょうか。メンバーから外れていた新関選手も無事走り切っています。チーム全体が盛り上がる結果ですね。
神奈川大学
秋澤啓尚④61分07秒
枝村高輔④61分17秒
鈴木健太③62分01秒
阿比留和弘③64分01秒
杉優一朗③65分27秒
西田秀人④67分18秒
おそらく箱根本戦に標準を絞っている選手が出場。4年生秋澤・枝村選手が意地を見せ61分少し。一つのアピールにはなったでしょうか。こういう4年生がもっと元気になると神大の箱根がもっと楽しみになります。
中央大学
関口康平②61分22秒
冨原 拓②61分53秒
茂川聖真③62分06秒
三須健乃介①62分49秒
矢野郁人①63分01秒
大森太楽①63分05秒
岩原智昭①63分11秒
石黒和寿②63分39秒
加井虎造①64分24秒
吉田侑平①64分47秒
箱根予選3位通過の中大も出走。その中で14人の中には入っていた関口選手が粘りの走り!61分22秒と予選メンバーと変わらないタイムで踏ん張りました。冨原・茂川選手もまずまずかな。
他、1年生が多く出走。まずは20㎞のロードレースにこれだけ出場できる選手がいるのは、良かったことかなと思います。三須選手らいい経験ができたと思います。
その他(駒澤大学・國學院大)
駒澤大学
原嶋 渓②61分26秒
國學院大學
磯邊翔太④61分29秒
小林祐太④62分45秒
木下 巧①62分49秒
駒澤大の2年生は長距離からのアプローチが多いですね。原嶋選手が割って入りました。箱根予選6位通過の國學院大も外れたメンバーが出走。実力のある磯邊選手が記録を残せたのはプラス材料になりそうです。
おまけ~川内優輝選手2024年パリ五輪へ出場へ意欲
ところで、この高島平で川端選手と競り合った川内選手についてこんな記事がありました。
【川内優輝 パリ五輪に意欲示す】今年8月のロンドン世界陸上を最後にマラソン日本代表の第一線を退いた川内優輝が2024年パリ五輪で代表復帰を狙う考えを明かした。「パリは場所がいいですよね」と意欲。 https://t.co/FPyCEEswXW
— Yahoo!ニュース 速報や地震情報も (@YahooNewsTopics) October 15, 2017
2024年は確か37歳になっているはずの川内選手ですが、いやはや、東京五輪は本当に暑さというのがネックになっているのですかね…。
まあ、それはともかく、おそらく一生現役だろう川内選手の今後のレースは楽しみですね。
コメント
いよいよ東海は川端選手がでてきましたね。全日本には必ず出てくると思うので、確実な安定感で伊勢路を走ってくれるでしょう。國行選手、中島選手も順調ということで、全日本も楽しみになりました。
私が考えるオーダー(現時点)では、阪口ー鬼塚ー舘沢ー川端ー松尾ー湊谷ー三上ー關です。阪口選手の10キロ以上の距離が唯一未知数ですが、試してみる価値はあると思いますし、湊谷選手には箱根で復活してもらうためにも是非起用してほしいです。
帝京はメンバーを温存しておきながら、まだ候補選手がでてくるとは・・・。今回は小森、田村選手が好タイムでしたが、1年生が61分台で走りきったことは同じくらい収穫だったと思います。箱根予選のタイムはあまり参考ににはならないと考えますが、帝京の強さだけは間違いなく本物でしょう。さすがに全日本のシードはハードルが高いですが、箱根シード復活に向けて果敢に挑んでもらいたいです。
予想メンバー(現時点)は、竹下ー畔上ー岩佐ー佐藤ー星ー横井ー小森ー平田を希望込みで。前半は箱根往路をある程度想定して、後半の星、小森選手は箱根を見据えての起用を期待します。
>たけぽっぽさん
東海大と帝京大共に充実した結果でしたよね。東海大は川端選手が安定感が増してきているのは嬉しいですね。全日本も後半の主要区間かなぁ?阪口選手など一部のスピードランナーがどうなるか読めない部分がありますので、高島平20㎞の好結果はとても朗報です。
帝京大は小森選手の59分台は本当に驚きました…。帝京大も育成目的で起用したい選手が沢山いますが、オーダーに入るかもしれませんね。
小森選手は箱根を走るとしたらどの区間になるのでしょうか?黒姫では下りの区間で区間賞を取ったので6区?それとも粘り強さを買われて往路?どのパターンにしても面白いとは思いますが6区の場合は前年区間一桁の横井選手と日本平2位の田中選手はどこに配置されるのか?そこも考えてみると非常に面白く帝京大学の充実ぶりが光ります。自分で仮想区間エントリーを考えてみても凄く楽しいです。
>りっくさん
そうですね…。小森選手6区…かと思いましたが、箱根予選前にエントリーされる全日本駅伝エントリーで田中選手が入っていないことを考えると、今から山に入る可能性は低いのかなぁ…と。3区あたりで起用できれば面白そうですがどうでしょうか?それにしても帝京大は予想し甲斐があります。