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【大学駅伝2025-2026】帝京大学~振り返りと次年度へ向けて

箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2025-2026振り返りと来年への展望を行います。

続いて、
帝京大学です。

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【大学駅伝2025-2026】帝京大学~振り返りと次年度へ向けて

 
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出雲駅伝2025

8位帝京大学2時間11分32秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 3位 楠岡由浩③ 23分36秒 3位 8秒
2区(5.8k) 7位 島田晃希④ 16分33秒 4位 21秒差
3区(8.5k) 11位 小林咲冴② 25分18秒 8位 1分31秒差
4区(6.2k) 5位 原 悠太③ 17分39秒 8位 1分45秒差
5区(6.4k) 6位 鎗田大輝④ 18分12秒 8位 1分59秒差
6区(10.2k) 8位 谷口颯太③ 30分14秒 8位 2分20秒差

全日本大学駅伝2025

6位帝京大学5時間10分56秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区9.5㎞ 13位 柴戸遼太④ 27分20秒 12位 12秒差
2区11.1㎞ 1位 楠岡由浩③ 31分01秒 2位 1秒差
3区11.9㎞ 8位 原 悠太③ 33分55秒 4位 15秒差
4区11.8㎞ 3位 谷口颯太③ 34分00秒 3位 22秒差
5区12.4㎞ 9位 鎗田大輝④ 36分55秒 4位 1分41秒差
6区12.8㎞ 6位 尾崎仁哉④ 37分56秒 4位 2分15秒差
7区17.6㎞ 5位 島田晃希④ 51分17秒 5位 3分06秒差
8区19.7㎞ 8位 浅川侑大③ 58分20秒 6位 4分03秒差

箱根駅伝2026

9位帝京大学10時間53分15秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(21.3㎞) 19位 原 悠太③ 63分09秒 19位 2分41秒差
2区(23.1㎞) 20位 楠岡由浩③ 71分50秒 20位 8分59秒差
3区(21.4㎞) 5位 島田晃希④ 61分44秒 20位 9分52秒差
4区(20.9㎞) 7位 谷口颯太③ 61分51秒 19位 11分06秒差
5区(20.8㎞) 8位 浅川侑大③ 71分51秒 17位 12分17秒差
6区(20.8㎞) 6位 廣田 陸③ 58分31秒 16位 13分33秒差
7区(21.3㎞) 6位 柴戸遼太④ 63分07秒 14位 13分51秒差
8区(21.4㎞) 4位 松井 一② 64分34秒 12位 14分40秒差
9区(23.1㎞) 4位 尾崎仁哉④ 67分55秒 11位 14分57秒差
10区(23.0㎞) 5位 鎗田大輝④ 68分43秒 9位 15分41秒差

1区原選手…今年の成長株の原選手が満を持して1区へ。全日本駅伝3区好走、そして上尾ハーフ61分半ばの成績で楽しみだったのですよね。そして彼が1区に入ることで、他の主力選手をより後半に残せるというこで、帝京大の躍進が楽しみになりました。ただ、いきなり落とし穴。最初の殻のハイペース合戦に参加した影響か、10㎞までに集団から脱落。まさかの区間19位、先頭から2分41秒もの差がつきました。

2区楠岡選手…帝京大の新エース。元々高校時代から5千m13分台のベースはありましたが、全日本駅伝2区区間新タイでの区間賞のあと、1万m27分台と立て続けに、帝京大記録を更新しました。ロードの力があるので、箱根2区での帝京大記録及び65分台まで期待が高まっていました。ですが、夏から足底の痛みと戦っていました。

 その足底が7㎞付近から痛み出すと、もう全く本来の走りとはいかず…。試合では痛みがなかったということ、12月の検査で大丈夫という判断での出走でしたが、箱根駅伝で痛みが出てしまいました。何とかタスキは繋がりましたが、前との差は1分半、その前は2分空いている状況。そして、最低限クリアしたいシード権とは7分07秒の差。レースに参加し直すところからでした。

3区島田選手…この流れでタスキを受けたのは4年島田選手。2年時に主力になってから、一度も駅伝で外したことはなく前半区間・中盤区間以降どちらでもずっと区間一桁。全日本駅伝はエース区間7区でも食い下がっていた選手です。

 前が見えないので、とにかく前が見えるところまで飛ばしていこうと、区間賞争いに加わるかという勢いで走り出していきます。終盤の苦しい場面も耐えて、61分44秒の区間5位走破。最下位脱出とはなりませんでしたが、前立教大が26秒差に見える位置まで追い上げました。すぐに切り替えたこと、最終的な総合成績を考えると、本当に大きな功績でした。

4区谷口選手…今年秋になって急浮上してきた3年谷口選手が4区。出雲アンカーで他校のエースと戦い切ると、全日本4区でも上位の流れに乗って走っていて力を付けてきました。前は実力者立大國安選手でしたが、じわじわと追い上げ、小田原本町から激しいスパート合戦。最後に1秒競り勝ち最下位脱出、本人も区間7位の61分51秒で走り切っています。

5区浅川選手…ここ最近エース格が走った以外は苦しんでいる箱根山登り。経験者の尾崎・楠岡選手を差し置いて入ったのは浅川選手。立川ハーフで好走すると、全日本駅伝堂々アンカーを任されるなど、長い距離に自信を持っていました。

 本格的な登りで立大との争いに決着を受けると、区間中位のペースで上ります。下りでさらにギアチェンジすると、失速したチームを交わして往路17位でゴール。71分51秒区間8位の好走で、レースの流れに乗るところまで戻りました。とはいえ、シード権とは4分03秒の差。また復路一斉スタートの関係で、見た目で総合10位のチームを2分17秒上回る必要がありました。

6区廣田選手…6区で珍しくアドバンテージがありました。昨年区間4位激走で、逆転シード権へ口火を切った廣田選手が再度エントリー。記録会で昨年ほどの勢いがなかったのが気がかりでしたが適性は本物でした。昨年ほどのタイムとはいかずも、それでも58分31秒の区間6位。見た目12番目でタスキをつなぎ、復路のスタートとして順調な滑り出しでした。

7区柴戸選手…ここで主力の柴戸選手。1年時から往路4区を走ると、その後は2年連続3区を担当するなど帝京大の大黒柱。全日本3区の好走もありますね。一時の不調は脱していて、調子が上がっていました。しっかり前を追い上げると、総合10位の中央学院大と見た目ながらマッチレースに持ち込むまで追い上げます。最終的には11番目のリレーですが、区間6位の走り。総合14位に浮上し、事実上シード権争いに参加し始めました。

8区松井選手…初出場ながら期待の2年生の選手ですね。高校時代の実績もあり、1万mも28分54秒を出していました。中学大と並走していましたが、8区勝負の遊行寺坂でスパート。なんと定点間1位の走りをして、突き放していきます。さらに落ちてきた日大を交わして見た目9番目に浮上。64分34秒の区間4位でさらにチームの勢いを加速させていきます。

9区尾崎選手…往路経験者の復路再び、2大会前に5区、前回大会は4区で箱根駅伝を走っている4年尾崎選手が、復路エース区間9区に回ってきました。今年は出雲・全日本駅伝は走っていませんでしたが、最終学年の帝京大、4年生がジャスト合わせてきていました。

 序盤から区間上位の走りで突っ込むと、そのまま中学大・日大を引き離していきます。一斉スタートの関係で見た目2分17秒差をつける必要が逆転シード権に向けて必要ですが、カウントダウンするかのごとく、逃げながら詰めていきます。最後は相手が粘りましたが、一気にシード権まで16秒差、個人としては、67分55秒の区間4位の激走、帝京大がついにシード権を射程圏内にとらえました。

10区鎗田選手…シード権の命運を託されたのは、4年生で初の箱根駅伝になる鎗田選手。3年目から伸びてきて、今期は出雲・全日本駅伝も出場して満を持してのアンカーでした。相手がいないので、大学記録を第一目標にして走り出していました。途中で引き離していき総合9位に浮上し、大逆転でのシード権のゴールを目指します。

 そんな鎗田選手に急転直下、残り3㎞で逆転されたとの一報が入ります(誤報でしたが)。それが中野監督から指示が伝わったのが残り1㎞!ここまで来て落とすわけにはいかないと、人生一精いっぱいの絞り出し、2分40秒を切るほどのLAPで駆け抜けました。ラスト3㎞でみても一番早いタイム、見た目で創価大も交わして8番目でゴール。総合10位の日大とは41秒の差がついていました。

来年度の戦力分析

≪箱根出走ランナー≫
1区19位原 悠太③28分48秒14
2区20位楠岡由浩③27分52秒09
4区7位谷口颯太③28分50秒08
5区8位浅川侑大③28分46秒73
6区6位廣田 陸③28分37秒73
8区4位松井 一②28分54秒52

≪補欠≫
大西柊太朗③29分12秒08
浅野智仁③29分18秒82
佐藤誠悟②29分22秒78
斎藤翔真②29分27秒60
小林咲冴②29分42秒35

≪その他≫
雪田圭将①half62分33秒
花井日友雅③half63分15秒
酒井走和②half63分27秒
清田知希①half63分32秒
高田滉翔②half63分32秒
松尾航希5千13分55秒07
福島 命5千14分08秒50

 世界一諦めの悪いチームの底力をみましたが、もちろん本来はもっと上位校を狩るつもりでいました。序盤が思惑通りにいっていれば、もしかすると総合3位の座はこのチームであったのではと思うほどの勢いがありました。

 毎年4年生が中心になるチームですが、1区2区を走った新4年生の原・楠岡選手がまずはまた持っているスピードを出せるように上がってくることが何より願うこと。原選手は、本当にボタンに掛け違いだったと思いますし、楠岡選手は足底の痛みの悪化が次の箱根駅伝の365日前ということで、治療専念しやすいのかなと素人目で思っています。

 そして、長い距離を中心に伸びてきた新4年生もずらり。秋の駅伝で一気に主力となった谷口選手は、彼もまた箱根2区候補に挙がってきてもおかしくないほど力がありますし、山を担った浅川・廣田選手がどちらも残るのは、帝京大としてはとても心強いです。浅川選手はハーフ60分台出すまで走力を上げていますし、三大駅伝通して楽しみになってくる存在に。箱根6区エントリーの大西選手や、浅野選手も長い距離でそれほど差がないです。まずは彼らの力が合わさるか。

 新3年生以下では、まずは箱根8区好走でシード権を大きく手繰り寄せた松井選手が中心か。ポテンシャルが高くまた上り坂も得意ですし、往路重要区間の起用があってもいいでしょう。これに前回の箱根でヒーローになった小林選手も、学生ハーフには出走していましたし、また活躍の場はあるはず。これに箱根エントリーに入った佐藤・斎藤選手も上尾ハーフ62分台では走っています。

 若手の成長も以前より早くなっていて、新2年生では雪田選手が上尾ハーフ62分台の走りで、箱根メンバー選考に絡んでいました。新入生のレベルも上がってきて、5千m13分台楠岡選手に続いて2人目の入部になる松尾選手に、福島選手もレベルが高いです。

 箱根2区など再考になる部分もありつつ、箱根5区6区は出走メンバーが残りますし、往路のレギュラー争いは、今年度以上に熱くなりそうで、さらにまた総合力の高いチームになっていくのではないでしょうか。次年度も、また大きな見せ場を作りそうで、目が離せないチームです。

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