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[10][11]箱根駅伝2026(第102回)【東海大/神奈川大】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2026年1月2日(金)3日(土)に、箱根駅伝2026が行われます。 その16人エントリーが、 2025年12月10(水)に行われます。...

以降、

 12月29日(月)に区間エントリー発表

1月2日(金)往路・3日(土)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

総合力はある、高速化駅伝の対応どこまで!
✅東海大学
✅神奈川大学

です。

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本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

ページコンテンツ

箱根駅伝2026【東海大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

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11月以降の記録まとめ

10/26 国士舘大記録会
3組
中井陸人④29分24秒39
岩根正悟②29分52秒07

11/16 上尾シティハーフ
鈴木天智④62分28秒
草刈恭弓④62分49秒
藤田 悠③63分23秒
松山優太①63分23秒
中井陸人④64分14秒
下條拓馬③64分15秒
岩根正悟②64分33秒

12/7 甲佐10マイル
矢口陽太③47分45秒

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
花岡寿哉④28分08秒26/61分09秒
≪25全3区9位、予11位、全予1組4位、関東IC5千10位、24全2区12位、予23位、全予4組16位、関東IC1万5位、箱2区13位、23全7区7位、予58位、全予4組9位、関東IC1万2位、箱3区6位、22全1区7位≫
…東海大のエース。1年目で箱根3区6位好走すると、2年目で華の2区を任されるくらいの存在。そこから個人もチームも足踏みした時期があったものの、今年の予選11位は3度目の予選で最上位に。全日本3区は不完全燃焼で最後箱根で好走を誓う。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
永本 修③28分44秒15/62分23秒
≪25全2区6位、予22位、全予3組7位、24全予1組5位、23予131位、全予1組9位≫
…今年になって急激に伸びてきた東海大新エース。28分台決着の全日予選3組で7位好走すると、箱根予選はチーム2番目となる22位62分23秒。全日本2区区間6位の好走は、17位から9位のジャンプアップ。非常に乗ってきている選手。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
兵藤ジュダ④28分14秒75/62分34秒≪25全1区18位、予25位、全予4組16位、関東IC5千10位、24全予4組12位、関東IC5千3位、箱1区5位、23全2区9位、予62位、関東IC1500m≫
…東海大スピードスター一番星。2年時に一気に台頭すると、箱根1区を任されて区間5位好走。その後関東IC5千mや全日本予選4組で活躍し、他校に通用するスピードを保持。全日本戦は直前の体調不良で外してしまったものの、最後の箱根も1区希望。

南坂柚汰③29分08秒31/63分15秒
≪25全7区10位、予95位、24予51位、箱8区7位、23全4区9位、予55位、全予2組6位、関東IC1万15位≫
…東海大のロードエース。長丁場は高校時代から安定している。故障も多いものの、箱根予選は3年連続二けた順位など走れれば安定。箱根は2年前直前で回避となった5区山登りを希望している。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
鈴木天智④28分46秒20/62分28秒
≪25予271位、全予4組23位、24全予3組6位、関東IChalf13位、箱3区13位、23予37位、全予3組14位、22予58位、関東IC5千m≫…1年時から箱根予選で活躍するなどロードに定評がある主力の選手。箱根は2年時の3区出走している。今年は箱根予選を外したものの、上尾ハーフで62分台。調子を戻したか。

竹割 真④28分46秒83/62分54秒
≪25全8区15位、予94位、全予3組9位、24全8区12位、全予2組2位、箱9区11位、23全8区13位、予90位、関東IChalf、箱7区18位、22予146位、21:高1区10位≫
…長い距離にとても定評があり、東海大有数のスタミナランナー。箱根9区や全日本8区での活躍が目立っている。総合力も高くなってきていて、28分台決着の全日予選3組でも9位と強い走りを見せている。

中野純平②29分09秒61/63分01秒
≪25全4区11位、予85位、全予1組13位、24予159位≫
…今年東海大で大きく伸びてきた選手の一人。全日予選1組13位と通過に貢献すると、秋も箱根予選85位・全日本駅伝4区11位と堅実な成績を残している。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
草刈恭弓④29分06秒28/62分49秒
≪24全1区11位、関東IC1500m12位≫
…関東IC1500mのスピードもありながら、長い距離に対応してきている。昨年全日本1区区間11位とまずまずの成績を残している。今年は上尾ハーフ62分49秒のベスト、一気に箱根メンバー入りが近づいた。

ロホマン シュマン④29分07秒48/62分40秒
≪25予87位、24予DNF、箱10区20位≫
…2年時に上尾ハーフ62分台からレギュラーとなったものの、その後いろいろとあった選手。箱根10区でシード後退、昨年予選はゴール寸前で熱中症で棄権…乗り越えて箱根予選87位とまずまず、最後は遊行寺坂を意識している。

平井璃空②29分18秒27/63分32秒
≪25全6区16位、予81位、24予401位≫
…1年目から箱根予選を走っている選手。2度目の予選で81位と好走した。全日本駅伝は追い上げたいところ6区16位ともう少しだったが、依然期待は高い。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
中井陸人④29分24秒39/64分14秒
≪24予221位、23予203位≫
…長い距離で一定のペースで走れ、毎年箱根予選の14人メンバーに選ばれている選手。今年は予選出走しなかったものの、1万m・ハーフともに自己ベストを出した。

松山優太①29分24秒47/63分23秒≪25全5区11位、24高校2区5位、IH1500m11位≫
…東海大ルーキーで唯一エントリーされた選手。高校時代からスピードで全国大会の活躍がある。初の大学駅伝全日本5区は11位と苦戦気味も、上尾ハーフで63分23秒でまとめ切った。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
矢口陽太③29分09秒20/66分36秒
≪25関東IC1500m4位≫
…1500mで活躍するスピードランナーだが、箱根駅伝メンバーにも絡んだ。12月甲佐10マイルで47分45秒の好成績。

岩根正悟②29分18秒61/64分33秒
…10月の1万mで29分52秒を出してから、上尾ハーフで64分33秒の記録。16人のメンバーに滑り込んだ。

水野夢大②29分24秒18/64分11秒≪25予135位、全予2組6位≫
…全日予選で通過に貢献している選手。ラストの切れで2組6位の好成績。箱根予選はチーム9番手の64分11秒でまとめている。

藤田 悠③29分53秒79/63分23秒
…トラックのベストは目立たないものの、上尾ハーフで63分23秒を出して、メンバーに選ばれた。

上位10名合計:35点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回不出場
100回総合11位
99回総合15位

 昨年まさかの予選落ち…トラックシーズンで良くてもロードシーズンで故障者や体調不良者に見舞われてしまう、昨年は酷暑があったとはいえ、非常に心苦しい結果にもなりました。それが…今年は本当に久々の順調の予選会でした。ほとんどの主力が故障なく走っての5位通過。全日本駅伝がむしろ合わせられなかったですが、このあと主力は試合出場はほぼなく、もう一つ脚作りに専念して言える。

 まずはやはり4年生エースへの期待が一番ですね。エース花岡選手がついに最終学年。1年時に3区好走、2年時に華の2区で奮闘していたのが、つい最近のように感じます。予選は日本人トップに迫る11位、最後の上り攻略なるか。その時に1区を務めた兵頭選手も最終学年へ。東海大スピードスターが、最後の箱根でも花岡選手へいい位置へリレーとなるか。

 4年生は結構多く、箱根予選への対応は一番早かった鈴木選手最終学年、箱根予選は外すも上尾ハーフ62分台さすがの走り、長い距離定評のある竹割選手が今回も復路終盤を担いそうな雰囲気、これに最後の箱根を狙う草刈・中井選手らも調子を上げてきています。長い距離一定の目途が立つ上級生が増えてきました。そして、ロホマン選手はあえて終盤苦しい区間を希望にあげていますね。

 また3年生世代が充実してきています。箱根予選でチーム2番手となった永本選手が、全日本駅伝で2区6位の激走!ゴボウ抜きを見せて、先頭集団とそれほど変わらないタイムを残したのは非常に強い走り。往路の要区間で通用するのでは?また、南坂選手が復活し、箱根予選・全日本駅伝好走。箱根駅伝はタフな区間が担う。

 2年生以下でも、箱根予選・全日本駅伝4区と非常に安定した走りを見せた中野選手に、予選ではわずかに上回った平井選手、全日予選2組6位好走の水野選手や、1年生で有力の松山選手の思い切った抜擢はあるか。今年はいつも以上のワクワク感を持っての区間オーダー予想になりそうです。

区間オーダー予想

1区(21.3km)兵藤ジュダ④28分14秒75
2区(23.1km)花岡寿哉④28分08秒26
3区(21.4km)永本 修③28分44秒15
4区(20.9km)鈴木天智④28分46秒20
5区(20.8km)南坂柚汰③29分08秒31

6区(20.8km)水野夢大②29分24秒18
7区(21.3km)草刈恭弓④29分06秒28
8区(21.4km)ロホマン シュマン④29分07秒48
9区(23.1km)竹割 真④28分46秒83
10区(23.0km)中野純平②29分09秒61

1区兵頭選手…東海大の1区と言えば兵頭選手ですね。2年時に鮮烈な勢いで駅伝メンバーを勝ち取って、ずっと主力の一角を担っていますね。全日本駅伝は直前の体調不良で失速しましたが、箱根駅伝に向けてまた仕上げてくると思います。最後にまた抜群のスピードで、上位で華の2区に繋いでくれると思います。

2区花岡選手…東海大のエース選手花岡選手が2区、これもほぼ決定ではないでしょうか。全日本駅伝では永本選手の方がいい走りをしていましたが、2区に向けて気持ちを作っているのが花岡選手と思うので、花岡選手2区予想します。2年前の67分台ではなく66分前半を意識してトレーニングを積めているので、是非。

3区永本選手…正直、2区を走ってもらいたいくらい充実している永本選手ですが、おそらく上位校が抜け出すだろう3区で、思いっきり飛ばしていってもらいたい。全日本2区の追い上げを見ていて、単独でどんどん追いかけることができています。このトータルであわよくば、強豪校に食らいついていれば。

4区鈴木選手…長い距離の適応はこの4年生世代で一番早かった選手になりますね。箱根3区の経験もあります。箱根予選を外したので、全日本を飛ばして、上尾ハーフにかけたところ62分台では走れました。ここからもう一つ上積みがあってもいい選手です。個々も上位校に食らいつきたい。

5区南坂選手…満を持して5区山登りに南坂選手が登場と思います。2大会前も5区山登り候補にはなりつつも8区へ。その時もやはりロードでの安定感を感じました。復活して全日本7区のスピード展開もある程度対応できて順位アップ。山登りに向けての準備の最中なら十分、72分きりはいきたい。

6区水野選手…6区候補は複数人用意しているということで、中々読みづらいですが、平地の走力が一番高い選手なのは水野選手になってきますかね。全日本予選・箱根予選と経験を積んでいます。他、関東IC1500m入賞者なども急遽エントリーに入っているので、争っていますかね。ひとまず59分台はいきたい。

7区草刈選手…最後の最後のメンバーに滑り込めるか。前回全日本1区を走って何とか食らいついていた選手ですが、上尾ハーフ62分台と十分に予選メンバーから逆転して走ってもいい成績を残しています。過去の東海大だと10区候補になりますが…関東IC1500m出場のスピードもありますので、7区予想で。

8区ロホマン選手…様々な困難がありましたね。2大会前箱根10区はシード権争いの最中で襷を受け取るも区間20位と悔しい失速でシード権外へ。前回の予選では、残り1㎞で熱中症にかかりゴール20m手前で無念の棄権…予選落ちの責任は彼にないですが、敢えて遊行寺坂の8区に気持ちを込めたところを尊重。復路はどこでもやれると思います。

9区竹割選手…おそらく今回も復路のエース区間を担うと思います。このあたりは両角監督は実績を重視されるのかなぁと思っています。秋の箱根予選・全日本8区がもう少しという印象も、春の全日予選が1万m28分台の実績もあるので、最終調整が上手くいけばかなりいけるかなと。

10区中野選手…東海大の10区は何かとブレーキが多いのですよね。10番手の選手を使うのは良くないのと思いますので、今までとは7区と10区の選手を入れ替える感じになるのではと考えます。箱根予選・全日本4区といいパフォーマンスを見せた中野選手で突っ切るのが一番いいのかなと思います。

まとめ

・2人スタートダッシュは勿論、永本選手の起用どころ
・南坂選手ら5区山登り以降で長い距離どこまで
・例年より主力が順調に迎えた秋

 今年は東海大いいですよね。夏合宿で故障者や調子落ちの選手が出て、箱根予選何とか突破して、箱根駅伝までに何とか立て直すけど、シード権に届かなかった…。ですが、今年は本当に順調で、箱根予選で消耗少なかったのは何より。

 4年生主力が多く2大会前、1区兵頭2区花岡3区鈴木9区竹割10区ロホマン選手と当時の2年生が4年生になり無事に成長しています。1区2区9区は特に同じになりそうかな?

 ポイントになりそうなのは、箱根2区を奪取する勢いがある永本選手が3区飛び道具になるか、5区南坂選手の山登り、さらに例年苦戦する10区の人選になってくると思います。とはいえ、東海大の高速化駅伝への覚悟は例年より感じますよ?

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箱根駅伝2026【神奈川大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

11月以降の記録まとめ

11/15 日体大記録会
10000m
6組
平川瑠星③28分46秒61★
山本琉楓③30分19秒02
7組
上田航大②28分43秒93★
酒井健成④28分46秒73★
花井 創③29分08秒27
大岩 蓮③29分18秒00★
三原涼雅③29分50秒53

11/16 上尾シティハーフ
新妻玲旺③62分16秒
近藤大智③62分50秒
阿部倫久③63分53秒
木村駿太①64分00秒
柳生琥珀②64分14秒
金山隆斗①64分30秒
森 稜真③64分52秒
西坂昂也④65分15秒

12/7 甲佐10マイル
宮本陽叶④47分01秒

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
宮本陽叶④28分33秒32/61分09秒
≪25予34位、全予3組34位、箱2区17位、24全3区8位、予DNF、全予4組17位、箱4区21位、23予49位、全予4組27位、関東IC1万、22全3区16位、予132位、全予1組2位≫
…神奈川大のエース。日本学生ハーフ61分09秒で記録上OB鈴木選手を追い抜いた。単独走が得意なので9区希望も監督から2区指定を受けている。前回2区は、最後方から走りだした中での68分29秒の区間17位。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
上田航大②28分43秒93/63分11秒
≪25予48位、箱6区6位、24予87位≫
…前回当時1年生で予選87位で走ると、箱根6区58分台で区間6位の好走。チーム内で唯一の区間一桁でもあった。今年は1万m28分台も記録し、予選もチーム2番手。山下りでは勿体ない存在に。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
酒井健成④28分42秒86/61分43秒
≪25予58位、全予4組26位、箱3区16位、24全2区16位、予41位、全予3組20位、箱10区8位、23関東IC1万、予146位≫
…2大会前箱根10区を好走してから一気に主力の一人になった。長いロードで安定していて箱根予選も2年連続50位前後で安定している。前回1区の予定も、故障があり3区へ。今年こその1区に燃えている。

三原涼雅③28分53秒12/63分24秒
≪25予70位、全予3組28位、箱5区16位、24全予2組11位、23予141位≫
…1年時から距離に対応するなど、長い距離で外さない選手。前回の箱根5区は最下位から走り出して73分07秒の区間16位で2つ順位を上げた。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
平川瑠星③28分46秒61/65分16秒≪25予236位、全予1組15位≫
…今年の予選1組15位で他校の主力と戦った経験のある選手。箱根予選のチーム12番手は、転倒に巻き込まれたそう。その力を証明するように1万m28分46秒の自己ベストをだした。

滝本朗史③28分49秒40/63分34秒
≪25予82位、箱10区19位、24全6区14位、予166位、全予1組3位≫
…トラックのスピードがあり昨年全日予選1組3位の時のスパートは鮮やかだった。ロードの対応にやや苦戦していたものの、今年の予選は82位63分34秒。大きくベストを更新し、起用の目途がってきた。

花井 創③28分51秒22/63分29秒
≪25予77位、全予2組7位≫
…Bチームからの叩き上げ。全日予選2組7位好走すると、箱根予選でもチーム5番手の77位63分29秒で走り切って見せ、一気に主力の一人となった。

新妻玲旺③28分51秒98/62分16秒
≪25全予1組14位、箱7区18位、24予251位、全予4組34位、箱7区18位≫
…1万m28分台のスピードランナー。ただ、箱根駅伝はここ2大会苦戦してしまっていた。箱根予選もメンバーから外れたが、上尾ハーフで62分16秒大幅ベスト。今年こそ好走の目途がたった。

大岩 蓮③29分18秒00/64分03秒
≪25予122位、箱1区20位、24全1区13位、予52位、全予1組7位≫
…今年の箱根1区を急遽任されたものの、ケガの痛み止めが効かず苦しい区間最下位。そこから復帰に時間がかかったが、本来前回の予選52位で走っている実力者。兄貴と同じ山下りで好記録を狙う。

近藤大智③29分24秒73/62分50秒
≪25全予2組29位、箱4区18位、24全4区9位、予78位≫
…前年の予選で78位と好走して、主力の一角へ。箱根駅伝も往路4区を任されている。今年は予選のメンバーに入っていなかったが上尾ハーフ62分50秒と復調の兆しを見せた。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
西坂昂也④30分45秒99/63分11秒
≪25箱8区17位、24全7区15位、予75位≫
…長い距離一点に集中している選手で、前回の酷暑の予選で75位の好成績。本戦でも8区に選ばれている。今年は上尾ハーフ65分15秒と調整が遅れていたが、メンバーに入ってきた。

志食隆希④30分54秒84/64分10秒≪25予132位、箱9区12位、24全8区16位、予59位≫
…長い距離に一点集中している選手で、前回の酷暑の予選で59位の好成績。本戦では復路のエース区間9区を走り区間12位と奮闘。今年の予選は高速化したが、チーム10番手には入った。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
山本琉楓③29分29秒80/64分09秒≪25予131位≫
…毎年着実に記録を伸ばして、箱根予選で出走メンバーを掴んだ。131位64分09秒のチーム9番手で通過に貢献し、箱根もメンバー入りした。

遠藤優裕②29分38秒20/64分18秒≪25予146位≫
…今年の予選に出走し、チーム11番手ながら64分18秒の146位にまとめている選手。逆転で箱根駅伝出場を狙う。

阿部倫久③29分50秒31/63分53秒
…試合出場がここまで多くなかった選手だが、上尾ハーフで63分53秒の好走。16人のメンバーに入ってきた。

木村駿太①/64分00秒
…大学に入ってからコンスタントに記録会に出場していたルーキー。上尾ハーフ64分00秒の記録で16人メンバー入りした。

上位10名合計:27点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回総合14位
100回総合21位
99回不出場

 中野監督体制2年目になり、少しずつ流れに乗ってきましたね。前回は主力の抜けた直後ということもあって、一気に箱根予選・本戦と駆け抜けましたが、その後故障者続出したそうで。そのため、全日予選までは無理をさせない方針した。夏以降練習を積んで、現在は上り調子になっています。

 エースは宮本選手、日本学生ハーフで神大記録を更新して、長丁場の自信も深めてきていますね。マイペースで走れる区間の方が力を発揮できますが、前回の2区ではもっと突っ込んでいい感覚も掴んだそうで、今回は楽しみ。脇を固めそうな選手も酒井・上田選手がともに1万m28分台マークで、前年よりレベルが上がってきそうです。もっといい位置で往路を進めるか。

 レギュラー陣のレベルも高くなってきましたね。ロード堅実な三原選手は今回も5区か、前回1区の大岩選手は故障も癒えて、6区で兄貴の神大記録を狙う態勢に、前回4区と7区の近藤・新妻選手が上尾ハーフ62分台で起用の目途が立ち、滝本選手が箱根予選二けたでロードの力が上がってきています。

 これにBチームから上がってきた花井選手が往路を狙えるくらい力がついてきて、箱根予選12番手だった平川選手が逆襲の1万m28分台、長い距離タフ条件なら任せて榑の4年西坂・志食選手が無事エントリーしてきました。役者は間違いなく揃ってきているので、高速化の流れに乗れれば、十分勝負になります。

区間オーダー予想

1区(21.3km)酒井健成④28分42秒86
2区(23.1km)宮本陽叶④28分33秒32
3区(21.4km)上田航大②28分43秒93
4区(20.9km)滝本朗史③28分49秒40
5区(20.8km)三原涼雅③28分53秒12

6区(20.8km)大岩 蓮③29分18秒00
7区(21.3km)平川瑠星③28分46秒61
8区(21.4km)花井 創③28分51秒22
9区(23.1km)近藤大智③29分24秒73
10区(23.0km)新妻玲旺③28分51秒98

1区酒井選手…前回も1区の予定だったそうなんですよね。ただ直前に故障があり、3区に回ったということで。2大会前には裏の箱根10区も、大東大の選手との併走で好走していますし、相手に食らいつく走りは得意なのかもしれません。大きく走力も上がりました。六郷橋からの駆け引きも行けるか。

2区宮本選手…チームの大黒柱ですね。単独走が得意と言いつつも、箱根2区の突っ込む流れも少しずつやれそうな雰囲気も出てきていますね。日本学生ハーフの61分台の後に、少し足踏みもありましたが、甲佐10マイルで47分01秒と実業団に交じっての好記録。こちらも神大記録の更新があれば、昨年のような最下位通過はないはず。

3区上田選手…前回6区山下りでチーム唯一の区間一桁の好走を見せた上田選手を、思い切って山から下ろすと見ます。チーム予選2番手で、勢い次第では2区もと一瞬考えました。下り基調の3区が今のところあっていると見ます。こういう区間で好走できると神大が浮上してくるチャンスが出てきます。

4区滝本選手…勝負をかけてトラック型のランナーを投入したい。1万m28分台は早い段階で出していた滝本選手が、ついに全日本予選で二けた順位を獲得。持っているポテンシャルは高いので対応してきたら、こういう区間でも通用していけるのではと思います。上尾組もいいですが、やはりアップダウンをこなしている予選組から。

5区三原選手…前回の箱根5区は最下位から走り出した中できっちりまとめ上げる走りでした。今年はもっと上位でもらえるし、上積みはあると思います。直前の記録会の29分台後半なりますが、山登り内定なら気にする必要はないかな?仕上げてきて、他校の選手と競り合える展開で。

6区大岩選手…前回は選手不足の事情もあり、1区となりました。ですが、やはり兄貴同様山下りに適性がある選手なのではと感じています。1万m自己ベストまで上がってきて間に合って何より。58分40秒は十分ターゲットにできる走力を持っています。

7区平川選手…本来は主力の一角の平川選手を7区へ。春シーズンからすでに台頭していました。箱根予選で頓挫がありましたが、1万m28分台を直近で達成。一気に脂がのってきたところで、復路の2区として、7区起用がいいと思います。

8区花井選手…叩き上げから主力まで上がってきた選手ですね。一瞬4区も考えたくらい総合力高い選手なのですが、往路はスピードがもともと高い選手に任せて、8区でどうでしょうか。安定感が高いのが、最も光るような区間だと思います。

9区近藤選手…昨年4区を走っている近藤選手を9区に回せるくらい余裕が出てきているのかなと思います。箱根予選は出走しなかったのですが、上尾ハーフで無事に62分台。戻ってきているのなら、復路のエース区間9区で堂々と戦えると思います。

10区新妻選手…最後シード権争いに残っていれば秘密兵器になりますね。早い段階で1万m28分台を出していて、上尾ハーフ62分前半で長い距離もついに対応してきたところ。過去2回の箱根成績が気になってしまったが、最後にとっておきなら面白そうです。

まとめ

・前回の最下位スタートから脱して
・復路は間違いなく戦える選手層
・上田選手乗せ成長で序盤3区間から

 前回は、何とか通過して、1区~4区最下位ながら総合16位まで浮上してきました。復路を戦うポテンシャルはすでに持っているんですよね。やはり1区からどれだけ食らいつけるか。

 おそらく宮本・上田・酒井選手の3人を並べていく形になるのかなと思っています。酒井選手が1区をやれるようなら2区宮本選手で、下りは行けると分かっている3区上田選手でいい計算が立つような感じがします。

 あとは4区を誰にするか。ここにきて前回の近藤選手も上がってきていい意味で悩ましくなってきました。5区と6区はある程度目処が立っていますので、総合力の高い近藤・花井選手や、勢い出てきた平川・滝本・新妻選手らで競争だと思います。いい相乗効果があれば、最終的に浮上してきていいでしょう。

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コメント

  1. 神大の応援者 より:

    私も神大は、
    3区までは先頭から離されない様にして、
    4区から徐々に順位を上げていく
    戦い方が良いのかなと思います。
    (単独走で刻んでいく走りが得意なタイプが神大には多い気がするので。)

    各大学共、体調管理をしっかり行い、
    最高の状態で本番を迎えてもらいたいものです。