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【専修大学】第102回箱根駅伝2026へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!

 新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2025年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。

戦える手応えを掴んだ今年の箱根
往路の主力が噛み合えば…
専修大学です。

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【専修大学】第102回箱根駅伝2026へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!

 昨年度は、ここ数年の中では一番結果が出たシーズンでした。酷暑となった箱根予選で、持ち味を発揮したとはいえ、まさかの2位通過。前年の予選落ちで、通過予想の声も決して多くなかった中、見事な走りだった。

 箱根駅伝本番は、1区新井選手の果敢な飛び出しから始まり2区マイナ、3区上山選手が奮闘。予定の選手が走れなかった5区で後退するも、秘密兵器と言われた6区丹選手が再スタートを切ると、区間15位前後で乗り切り、繰り上げ回避。総合17位は、97回大会以降は最高順位となった。

 前半戦では、エースのマイナ選手と新井選手が、あまり走れなかったこともあり、成績は目立たなかったですが、前半シーズンに専修大が目立たないのは珍しくはない。戦力を見直してみましょう。

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新チーム各学年戦力分析

※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは2部

4年生主力選手について

新井友裕④28分26秒95/13分44秒14≪25箱1区19位、24予21位、全予4組27位、23予73位、箱4区19位≫
藁科健斗④28分56秒23/14分08秒92≪25全予1組27位、箱10区14位、24予129位、全予1組26位、23予134位、全予3組33位≫
福田達也④29分04秒81/14分22秒19≪25全予3組30位、24予286位、23予197位、全予3組25位≫
手塚太一④29分16秒92/14分07秒93≪25全予1組30位、箱4区19位、24予170位、23予237位、全予2組14位、関東IC5千、22全予2組39位≫
犬塚知宏④29分28秒19/14分34秒10≪25箱8区15位≫
水上紘汰④30分24秒61/14分42秒35
佐藤真也④14分32秒40

 チームのエースは4年生新井選手になりますね。1年時から往路4区を任されると、前回の箱根は1区。果敢な飛び出しは通用しなかったものの、存在感を示した。1万m28分26秒の自己ベストは、チームでも抜けていますね。2月に故障したものの、夏合宿には間に合った模様。箱根予選は抜群に相性の良い彼の、激走には連続出場には不可欠です。

 この他にも、少しずつ力をつけてきた4年生の選手がいますね。トラックのスピードがある手塚選手は、今年の箱根往路4区を担当。箱根アンカーを走った藁科選手は1万m28分台の実力者。この2人が全日予選1組を走っていますね。

 この他にも、箱根5区山登り候補の福田選手は、今年こその思い、さらに箱根予選には出場してないものの、その後ハーフで結果を残して箱根8区で踏ん張った犬塚選手も、今年は予選の秘密兵器になるでしょう。4年生のメンツが揃うと、選手層はまずまずになります。

3年生主力選手について

上山詩樹③29分09秒54/14分05秒80≪25全予4組32位、箱3区12位、24予26位、全予2組21位、関東IC5千20位≫
和田晴之③29分13秒59/14分27秒63≪25全予3組40位、24予105位、23予299位≫
大西裕翔③29分22秒93/14分03秒88≪24全予3組32位、23予208位≫
平松龍青③29分26秒17/14分17秒58≪25全予4組36位≫
具志堅一斗③29分29秒31/14分24秒70≪25全予2組31位、箱7区13位、24予89位、全予1組29位、関東IChalf14位、23全予1組27位≫
江幡凛太朗③29分33秒38/14分22秒76≪24全予3組38位、23全予2組34位≫
佐藤 陸③29分39秒63/14分24秒54≪24予117位、関東IChalf21位≫
丹柊太郎③29分44秒33/14分18秒46≪25全予2組30位、箱6区14位≫
中島優太③29分51秒33/14分17秒96
日比野陸③30分02秒57/14分31秒76

 3年生は飛躍しそうな選手が確実に増えていますね。前年度は上山選手が大きく飛躍。箱根予選の26位の健闘だけでなく、箱根も3区12位とスピードエース区間で好走。往路でやれる選手がいるのは、チームにも自信がつきますね。全日予選4組は、状態もう少しでしたが、秋にはキレが増していると思います。

 その他、エース候補はズラリ。今年の全日予選4組に抜擢された平松選手に、今年の箱根7区で堅実なレースを見せている具志堅選手、箱根山下りの丹選手もこの学年ですね。ロードのイメージがある2人も全日予選出走していて、確実に総合力が上がってきている。

 これに、1万m持ちタイム上は上回っている和田・大西選手、全日予選は2年連続走っている江幡選手あたりが、ロードでどこまで上がってくるか。昨年度飛躍候補となった佐藤選手もいますし、この学年の選手層は厚い。夏合宿どこまで順調に力をつけているか。この層次第は、躍進もありえます。

2年生主力選手について

D.マイナ②28分24秒61/13分31秒54≪25箱2区13位、24予3位、全予4組28位、関東IC5千2位≫
高橋凛琥②29分13秒16/14分08秒07≪24全予2組36位≫
大濵優輝②29分14秒98/14分07秒48
田口萩太②29分25秒53/14分32秒08≪25箱5区20位、24予225位≫
佐藤恵伍②29分33秒83/14分21秒27
中西慶士郎②29分40秒43/14分26秒99≪25関東IChalf23位≫
髙木崚平②29分46秒53/14分24秒61
水津智哉②29分50秒37/14分27秒11
坂元南紬太②29分51秒67/14分15秒34
橋本和真②30分14秒45/14分51秒98
東 悠太②30分17秒28/14分59秒55
西岳政宗②30分39秒06/14分19秒05
戸津大輝②30分54秒75/14分32秒08
小松佑大②/14分22秒69
小川伊央②/14分35秒10

 留学生マイナ選手は、昨年は無事に大学駅伝に順応。箱根予選は3位好走し、箱根2区も下位からもらって流れ也に追い上げる走りを見せていました。春姿を見せなかったのが気になりますが、秋に元気な姿が見れればと思います。予選通過には欠かせないです。

 その他、上がってきている選手がどこまでくるか。箱根本戦で急遽山登りを走っている田口選手に、予選・本戦ともにメンバー入りしていた高橋選手が29分13秒と持ちタイムはかなりあげてきています。また、中西選手も関東ICハーフで奮闘していました。

 このほか、持ちタイムで言うと、29分台ずらり並んでいるんですよね。元々期待の高い大濱選手の他にも、佐藤・高木・水津・坂元選手らが一つタイムを出しています。最下位が続いていた専修大が、前回総合17位に上がっていたのは、偶然ではないのかもしれません。

1年生主力選手について

向田泰誠①14分10秒73/29分29秒61
佐藤 凜①14分18秒70/31分14秒15≪23高校6区23位≫
矢谷正斗①14分18秒93/31分06秒52
栁澤碧泉①14分26秒97≪24高校7区16位≫
村澤大雅①14分26秒99≪25関東IC1500m、全国4区10位、24高校2区6位≫
米持佑樹①14分28秒99
渕 飛天①14分29秒06/
松本崇吹①14分33秒85/31分18秒34
安斎陸久①14分35秒40/30分13秒31
山本來宕①14分37秒57
西 広翔①14分39秒02/
三上陸空①14分40秒24/30分47秒00

 スカウトも一定のレベルの選手が入ってくるようになってますよね。長谷川監督になってから、確実にチームは良くなっています。高校時代にすでに1万m29分29秒で走っている向田選手もいますし、

 このほか、関東IC1500mで出場した村澤選手に、矢谷・佐藤選手ら大学に入って何人か1万mに出場した選手もいます。31分台なので、おそらくですが、地道に長い距離を走る練習をしている一環でしょう。急に箱根予選のメンバーに入って台頭してくる選手がいるかもですね。

【まとめ!】箱根駅伝2026へ向けて

・前半戦目立たないのはいつものこと
・マイナ&新井選手のエースが復活すれば
・層厚くなっていて、思わぬ上昇も

 静かにですが、高速化に対応しつつはありますね。昨年の箱根予選2位は出来過ぎでしたが、箱根本戦は往路最下位から、復路14位とじわじわ盛り返しての総合17位。

 前半戦はエース格が不調のために、目立たなかったが、それは専修大はいつものこと。前半戦静かな方が不気味でもある。マイナ・新井・上山選手の主力格に、藁科選手ら着実に経験を積んでいる上級生、

 1万m29分台をずらりと並べている2年生も、強かに力をつけてきていますね。箱根予選にまずは特化してくる集中力は凄いですし、前回箱根本戦にも繋げつつあります。予選通過できれば、ちょっと楽しみになりつつあります。

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