第29回(2017)出雲駅伝区間オーダー予想その1【3強!青山学院大・東海大・神奈川大】

出雲駅伝のエントリーが全公開され次第、出雲駅伝の区間オーダー予想をしていきます。

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出雲駅伝区間オーダー予想

『3強』呼び声高い3チームの予想です!

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青山学院大学

1区梶谷瑠哉③
2区小野田勇次③
3区橋詰太慧③
4区田村和希④
5区吉田圭太①
6区下田裕太④

やはりまずは昨年度の3冠校の青山学院大が気になるところですよね。元々エース不在のチームということで出雲駅伝はやや不利と言われる中、前回の優勝メンバーで1区を務めた鈴木選手が不在、更に前回2区区間賞の田村選手が故障明けギリギリ間に合うかどうかというところで、優勝候補の一角…という印象でしょうか。

公式の記録会に出ていないので何とも分からない部分もありますが、自分なりに少しでも出雲連覇に近づけるように考えたのが上記のオーダーです。

まずは1区梶谷選手。本来なら昨年も1区の予定だったのですよね。故障がちで前半戦も出ていませんが、このくらいの距離は得意でラストはキレがあります。ローペースになれば一つ有利になってきますかね。

最短の2区は5千13分46秒とチーム2位の記録を持つ小野田選手で。記録面の向上は凄い。春のICでは結果に繋がらなかったですが、ここで思いっきりスピードを出してもらいたい。

3区は今季の成長株の橋詰選手。初の大学駅伝でいきなりの主要区間の予想ですが、彼の関東ICでのアグレッシブな走りを見ていれば、ハート面は大丈夫と思います。このあたりでトップに近い位置に付けられるか?

そして、ギリギリ間に合ったという駅伝男、田村選手をこの4区に投入。もし勝つとすればこういう区間で僅かでもリードを奪う展開かなと思います。比較的走りやすい区間で区間記録を狙いたい。

5区はもう調子が上がっている選手…としか言いようがないのですが、日本ICで9位に食い込んだ吉田選手でよいかなと思います。ルーキーですが、駅伝経験値は高いですし、アンカー前の重要区間で行けると思います。

アンカーは今回は不動でしょう、下田選手。僅かに3区も考えましたが、他の選手で6区が考えられないので。長い距離の適性、メンタル面含めて、彼にやってもらうしかない感じかと思います。

勝てるかどうかは相手もあることなので、原監督も箱根はともかく出雲に関しては慎重な発言をされています。その中で、どういった戦略で来るのか注目ですよね。

東海大学

1区鬼塚翔太②
2区館澤亨次②
3区關 颯人②
4区阪口竜平②
5区三上嵩斗③
6区松尾淳之介②

さて、その相手…はここですよね。出雲に関しては押しも押されぬ優勝候補に挙がっています。持ちタイム平均が断トツなだけでなく、前回王者を最終区区間まで追い詰めた実績のある選手がパワーアップしているのですから…。

そして私が思ったオーダーは前回の3人をそのまま並べるというものです。これで前回トップに立っていますし、今回もいけるはず。そして4区5区のランナーの走力も前回より高い。そして6区に関しては今回は大エースを残せるチームはいないと思いますので、これが正攻法と思ってるのですがいかがですかね?

まず、1区鬼塚選手がしっかり勝負に徹した上で得意のラストスパートで前に出てもらい、10㎞くらいまでのスピードなら自信があるだろう舘澤選手に昨年の全日本以上の走りで一気に前へ。その勢いのまま絶好調になってきた關選手に後続を引き離してもらう…。こういう青写真は描けるのではないでしょうか。

4区はスピードは東海大の主力勢と肩を並べる阪口選手にスイスイと走ってもらい、5区は昨年の悔しさを糧に5千ベストを13分47秒まで縮めた三上選手にリベンジの機会を。ラストは関東IC・日本ICの1万共に入賞している松尾選手。長い距離の区間は彼なら安定していると思いますのでね。

とはいえ、いろんなオーダー考えられますよね。報知スポーツでは出雲6区は關選手内定とありますし。出雲は長い距離タイプの松尾選手を外すこともありえます。その時は鬼塚-阪口-舘澤-塩澤-三上-關かなぁ…。

ともあれ、オーダーを考えるだけで楽しい。そういう魅力あるチームに東海大はなっていると思います。まずは前日の発表が楽しみです。

神奈川大学

1区山藤篤司③
2区越川堅太②
3区鈴木祐希④
4区宗 直輝②
5区荻野太成②
6区大塚 倭④

9月30日の世田谷記録会で記録ラッシュ!一気に盛り上がったのですよね。ただ、残念ながら大エースの鈴木健吾選手が外れてしまいました。まあ、状態が悪い中8月末にユニバハーフに出ていましたので、また体を作り直しているのだと思います。

それでも12年ぶりの出雲駅伝を充分上位で戦えるメンツが揃ったと思います。1区はこの10人ではエースと言える山藤選手。箱根の1区でも先頭と数秒差で繋いだ実力者です。今回さらに力をつけていますし楽しみ。

2区は荻野選手かなぁ…とも思ったのですが、箱根は山ともいわれているので、もう少し後半の区間で。往路の平地候補の越川選手で。出入りの激しい中のレースを見たい。

3区は平地の主要区間は初めて見る鈴木祐。山下りのイメージですがチーム事情だったのも確か。箱根も往路起用ですので、こういう区間での戦いでしっかりいいレースをしたい。

4区5区は初駅伝となる期待の2年生コンビ。宗選手と荻野選手に任せてみたいですね。繋ぎ区間ですので、思い切って走ってほしいですね。これで結果がつけば今後にも弾みが付きそう。

アンカーは大塚選手でいいでしょう。関東ICハーフ入賞するスタミナだけでなく5千13分50秒を切るスピードをつけてきましたし、いいタイムで走れるのではないでしょうか。

やっぱり12年ぶりの出雲駅伝とは思えないほどメンバーを揃えてきていると思います。そして今回のメンバーだけで表彰台に立てれば、今後手ごわい存在になるはずです。


大学駅伝ファンの皆様、どういう戦略で来ると思いますか?

その他、駅伝オーダーを予想しているサイト

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。