箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2024-2025振り返りと来年への展望を行います。
【#箱根駅伝】#酒井俊幸 監督にとっても「(往路)4人代え、2区のエース交換は初めて」という不測の事態を、全員で乗り越えました。#東洋大学 が箱根駅伝9位 鉄紺に起きた緊急事態を全員で乗り越え、20年連続シード権https://t.co/NycCjsC1iZ
— 4years. (@4years_media) January 11, 2025
続いて、
東洋大学です。
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【大学駅伝2024-2025】東洋大学~振り返りと次年度へ向けて
三大駅伝の成績を並べます。
出雲駅伝2024
11位東洋大学2時間15分45秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区8.0㎞ | 7位 | 緒方澪那斗③ | 23分56秒 | 7位 | 16秒差 |
2区5.8㎞ | 11位 | 濱中 尊② | 17分01秒 | 10位 | 1分05秒差 |
3区8.5㎞ | 13位 | 網本佳悟③ | 25分43秒 | 12位 | 2分33秒差 |
4区6.2㎞ | 10位 | 迎 暖人① | 18分18秒 | 11位 | 2分58秒差 |
5区6.4㎞ | 12位 | 西村真周③ | 19分35秒 | 11位 | 4分12秒差 |
6区10.2㎞ | 11位 | 宮崎 優① | 31分12秒 | 11位 | 6分21秒差 |
全日本大学駅伝2024
13位東洋大学5時間20分08秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区9.5㎞ | 8位 | 小林亮太④ | 28分23秒 | 8位 | 5秒差 |
2区11.1㎞ | 14位 | 吉田 周④ | 33分10秒 | 13位 | 2分08秒差 |
3区11.9㎞ | 7位 | 梅崎 蓮④ | 34分39秒 | 12位 | 2分29秒差 |
4区11.8㎞ | 12位 | 濱中 尊② | 34分55秒 | 13位 | 4分21秒差 |
5区12.4㎞ | 13位 | 久保田琉月② | 37分41秒 | 13位 | 5分41秒差 |
6区12.8㎞ | 21位 | 石田洸介④ | 40分21秒 | 14位 | 8分38秒差 |
7区17.6㎞ | 6位 | 緒方澪那斗③ | 51分52秒 | 13位 | 10分23秒差 |
8区19.7㎞ | 7位 | 岸本遼太郎③ | 59分07秒 | 13位 | 10分12秒差 |
箱根駅伝2025
9位東洋大学10時間54分56秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップ差 |
1区(21.3㎞) | 11位 | 小林亮太④ | 62分52秒 | 11位 | 1分45秒差 |
2区(23.1㎞) | 20位 | 緒方澪那斗③ | 68分50秒 | 19位 | 3分56秒差 |
3区(21.4㎞) | 8位 | 迎 暖人① | 62分40秒 | 16位 | 6分20秒差 |
4区(20.9㎞) | 3位 | 岸本遼太郎③ | 61分15秒 | 9位 | 5分32秒差 |
5区(20.8㎞) | 9位 | 宮崎 優① | 72分16秒 | 9位 | 7分52秒差 |
6区(20.8㎞) | 9位 | 西村真周③ | 58分56秒 | 9位 | 10分01秒差 |
7区(21.3㎞) | 12位 | 内堀 勇① | 64分16秒 | 12位 | 11分07秒差 |
8区(21.4㎞) | 2位 | 網本佳悟③ | 64分18秒 | 9位 | 11分11秒差 |
9区(23.1㎞) | 7位 | 吉田 周④ | 69分22秒 | 8位 | 11分53秒差 |
10区(23.0㎞) | 10位 | 薄根大河② | 70分11秒 | 9位 | 13分37秒差 |
緊急事態が発生していた。1区エントリーしていた4年石田選手は、年間通して練習ができていなかったので変更は予定通りだった。そうではなく、エース区間2区梅崎選手が、区間エントリー後に走れないことになりました。コロナ禍以降、できるようになっていたとはいえ、補欠要員6人全員交代しての箱根路となった。
1区は2年連続3区を走っていた4年小林選手。脚にテーピングがあったので、もしかすると万全ではなかったのかなと思っている。その中で集団をペースメイクする動きをしながら中団でリレーした。2区は急遽任された3年緒方選手。69分きりではまとめる走りはしたものの、高速化激しく区間20位。10位チームとも差が開いてしまい、今回ばかりは一旦シード権外を覚悟した場面だった。
それでも奇跡が起きるのが東洋大。復路予定だったという1年生迎選手が62分40秒の区間8位の好走。じわりと前を追い上げると、4区岸本選手が快走!全日本8区で好走していたので予感はしていたとはいえ、総合16位で走り始めて、61分15秒好タイムで区間3位の好走で、一気に9位まで捲ってきました。長年の箱根駅伝ファンも、東洋大の脅威を感じたのではないでしょうか。
5区山登りは1年生候補。元々期待が高かったルーキー松井選手が僅かに間に合わず、もう一人夏合宿で頭角を現した宮崎選手が出走し、区間9位の72分少しで上り切って往路9位で終えました。6区は3年連続となった西村選手が58分台には乗せる58分台でまずまずのスタートでした。とはいえ、東洋大としてもここからでした。
7区はおそらくもっとも不安があった1年内堀選手。6区リザーブで登録だった中、シード権争いに巻き込まれました。少し遅れを取りつつも何とか区間12位で踏ん張りました。これで、8区以降も食らいつけました。8区は出雲駅伝で失敗レースとなってしまった網本選手。箱根前に、シューズを変えたことで大きく調子を上げていました。ガンガン前を追いかけると一気にシード権内に順位アップ。64分16秒の区間2位好走で9位まで浮上します。
9区は、前回区間2位好走の吉田選手が2年連続で出走。一気にシード権争いを抜け出そうとしましたが、今回は高速化して、競り合うライバルもシード権負けられない戦い。69分22秒と着実に走りましたが区間7位と、アンカー決戦にもつれ込みました。
アンカー2年薄根選手はスタミナはあるタイプ。チームとしては自信を持っての起用でしたが、本人は4人でのシード権争い、ラストの切れ味には不安があったそうです。それでも残り1㎞からの叩き合いに、懸命に反応して総合9位。20年連続シード権獲得となりました。レース後の「怖かった」は、プレッシャーと戦いきった言葉です。
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来年度の戦力分析
2区20位緒方澪那斗③28分36秒67
3区8位迎 暖人①28分56秒50
4区3位岸本遼太郎③28分37秒95
5区9位宮崎 優①29分25秒33
6区9位西村真周③28分45秒98
7区12位内堀 勇①29分30秒43
8区2位網本佳悟③28分31秒26
10区10位薄根大河②29分25秒64
≪補欠≫
松井海斗①29分25秒31
濱中 尊②30分15秒61
≪その他≫
藤宮 歩③29分17秒66
久保田琉月②29分19秒09
田中 純②29分29秒84
≪新入生≫
飯田ケビン14分11秒89
生天目温14分16秒86
小名祐志14分17秒80
加嶋 翼14分19秒30
田島絆成14分21秒58
最終的に主力選手が走らない中で、シード権獲得となったので、引き続き注目チームなのは間違いない。今回3年生が多く出走しているので、引き続き上位候補です。
ここにきて一番強い選手になったのではと思う岸本選手、2年連続往路を走っている緒方選手、山下りをこなしながら走力を伸ばしてきた西村選手、ここにきてさらに成長してきている網本選手が強いです。
そして、1年生は楽しみですね。いきなり往路を任されて区間一桁の結果を出した迎・宮崎選手は、一気に主力となっていくでしょうし、内堀選手も今度は得意区間で万全の状態で登場するはず。そして、松井選手になりますね。無事調子が戻ってきているようで、次年度こそ大学駅伝で暴れることでしょう。
選手層がもう少しの印象ですが、2年生が上がってきてほしいですね。長い距離安定している薄根選手に、そしてスピードランナー田中選手が無事に戻ってきたようです。次こそ、シード権争いではなく上位で鉄紺の襷を見たいところです。
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