箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2024-2025振り返りと来年への展望を行います。
【#箱根駅伝】
中村勇太監督代行は、昨年11月に亡くなられた横溝三郎監督の写真とともに運営管理車へ。「パワーをいただけた」と感謝の言葉を口にしました。#東京国際大学 、シード権争いを制し箱根駅伝総合8位「大きく成長できるきっかけに」@TIUekidenhttps://t.co/7nyBoKcl5J— 4years. (@4years_media) January 7, 2025
続いて、
東京国際大学です。
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【大学駅伝2024-2025】東京国際大学~振り返りと次年度へ向けて
三大駅伝の成績を並べます。
箱根駅伝予選会2024
8位東京国際大学10時間58分53秒
個人順位 | 名前学年 | 走破タイム |
11位 | R.エティーリ② | 63分35秒 |
31位 | 佐藤榛紀④ | 64分38秒 |
35位 | 大林洸己④ | 64分57秒 |
44位 | 菅野裕二郎③ | 65分07秒 |
86位 | 川内琉生③ | 65分40秒 |
96位 | 大村良紀③ | 65分50秒 |
145位 | 松田拓也② | 66分35秒 |
195位 | 小柴裕士郎① | 67分17秒 |
215位 | 古賀智也① | 67分33秒 |
224位 | 冨永昌輝④ | 67分41秒 |
318位 | 木村海斗④ | 69分40秒 |
DNF | 楠木悠人④ |
全日本大学駅伝2024
9位東京国際大学5時間17分46秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区9.5㎞ | 17位 | 木村海斗④ | 28分29秒 | 16位 | 11秒差 |
2区11.1㎞ | 🥉 | アモス ベット② | 31分37秒 | 3位 | 41秒差 |
3区11.9㎞ | 4位 | 佐藤榛紀④ | 34分13秒 | 4位 | 36秒差 |
4区11.8㎞ | 14位 | 中山拓真③ | 35分17秒 | 6位 | 2分50秒差 |
5区12.4㎞ | 15位 | 益田郁也④ | 37分55秒 | 10位 | 4分24秒差 |
6区12.8㎞ | 8位 | 大村良紀③ | 38分19秒 | 10位 | 5分19秒差 |
7区17.6㎞ | 7位 | 大林洸己④ | 51分57秒 | 9位 | 7分09秒差 |
8区19.7㎞ | 13位 | 川内琉生③ | 59分59秒 | 9位 | 7分50秒差 |
箱根駅伝2025
8位東京国際大学10時間54分55秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップ差 |
1区(21.3㎞) | 14位 | 木村海斗④ | 62分55秒 | 14位 | 1分48秒差 |
2区(23.1㎞) | 1位 | R.エティーリ② | 65分31秒 | 2位 | 40秒差 |
3区(21.4㎞) | 14位 | 佐藤榛紀④ | 63分29秒 | 7位 | 3分53秒差 |
4区(20.9㎞) | 10位 | 大林洸己④ | 62分35秒 | 7位 | 4分25秒差 |
5区(20.8㎞) | 18位 | 楠木悠人④ | 74分04秒 | 11位 | 8分33秒差 |
6区(20.8㎞) | 10位 | 中山拓真③ | 59分00秒 | 10位 | 10分46秒差 |
7区(21.3㎞) | 4位 | 冨永昌輝④ | 62分30秒 | 9位 | 10分06秒差 |
8区(21.4㎞) | 14位 | 益田郁也④ | 66分12秒 | 12位 | 12分04秒差 |
9区(23.1㎞) | 3位 | 菅野裕二郎③ | 69分01秒 | 11位 | 12分25秒差 |
10区(23.0㎞) | 6位 | 大村良紀③ | 69分38秒 | 8位 | 13分36秒差 |
前年の予選落ちから、色々とありましたね。箱根予選はエティーリ選手が今回も力出し切れずも、それでも通過する戦力は付けてきました。全日本駅伝は9位と次点でシード権落ち…チームを作り上げてきた横溝前監督のためにも、何とかシード権を取りたいところでした。
1区に何とか間に合ったスピードランナー木村選手が区間14位で滑り出すと、過去最速留学生エティーリ選手がついに快足を飛ばします。あっという間に順位を押し上げていって、12人抜きで総合2位まで浮上。1カ月急仕上げの状態でしたが、65分31秒の区間新記録を楽々と達成。次年度以降、チーム事情が許せば、最もレベルが高いと言われている3区の記録に挑戦するかもしれません。
3区以降は4年生か3年生の上級生中心。この2年間の積み重ねが大事でした。2年連続全日本3区で好走していた3区佐藤選手は、途中まで青学大のエース選手と競り合う健闘。ただ、最後の数㎞で大きく失速し総合7位へ後退。4区は4年目に大きく成長した大林選手が、62分35秒の区間10位の粘りの走り。何とか貯金を保ったまま山へ入ります。
山は、東国大はあまり得意ではない区間。ロード型の4年生主将楠木選手が挑みましたが、じりじりと順位を落としていきます。何とか終盤粘りますが、往路11位で終えます。次の下りでどうなるかというところ、3年中山選手が東国大史上最高の走りとなる59分00秒、シード権ライン上に残りました。
7区には、2年時に出雲1区好走経験のある冨永選手。順大のスピードランナーに食らいついて、ここで大学最高のパフォーマンス区間4位の力走でシード権内に入ってきます。でしたが、8区益田選手が遊行寺坂以降苦しい走りとなって終い、総合12位。シード権ラインとも1分の差が開いてしまいます。
苦しい中、冷静な走りをしたのが3年菅野選手。高校時代から有力な選手でしたが、ここにきて波に乗ってきていました。無理に突っ込んでいかずペースをキープすると、後半に足を残して置く走り。ラスト3㎞は全チーム一番の走りをして、21秒差まで追い上げました。
アンカー大村選手は、3㎞くらいでその差を埋めると、そのあとは4人のシード権争いの真っ只中へ。残り1㎞での渾身のロングスパートが決まって、8位シード権獲得。3年ぶり、東京国際大が上位に戻ってきました。
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来年度の戦力分析
2区1位R.エティーリ②27分06秒88
6区10位中山拓真③29分27秒17
9区3位菅野裕二郎③29分33秒31
10区6位大村良紀③29分34秒34
≪補欠≫
小柴裕士郎①28分45秒22
政 仁斗①29分08秒04
古賀智也①29分20秒12
川内琉生③29分43秒48
アモス ベット②27分48秒00
≪その他≫
菱田紘翔②29分24秒58
登松大和②29分39秒79
松田拓也②29分48秒14
≪新入生≫
齋藤康太郎14分16秒54
久保茉潤14分19秒97
荒谷俊輔14分24秒34
吉田遼太朗14分34秒23
斎藤陽一郎14分42秒16
留学生エティーリ選手はやはり早すぎるくらいの選手。箱根2区は後半にアップダウンもありますし、1ヶ月の調整では中々走れるものではないはずなのに、それでも区間新ですね。また、残り1㎞は時計を見ながら後ろを振り返るシーンもありました。この大会に賭けている日本人大学生ランナーの気持ちも知ることになったのではないでしょうか。同じくアモス選手と一緒にまたトレーニングに励むと思います。
卒業生は育成の東国大らしく多いですが、まずは今の3年生になって決ますね。スピードのある菅野選手が、ここにきてついに本格化し始めていて、次年度は堂々のエースとして往路を担える可能性が出来ています。同じく3年で急成長した大村選手も、4区や9区あたりで十分通用しそうな感じがしましたね。
そして、今回はデビューこそできませんでしたが、エントリーしていた1年生が順調に成長していたように見えました。トラックでは主力の一角と変わらないタイムを持つ小柴選手に、政選手と古賀選手が追いついてきています。その他、菱田選手ら2年生の選手も伸びつつあるでしょうか。選手層はまだまだ薄いですが、1年間は選手の成長度が良かったように思います。育成と大エースの融合しての駅伝が、再び見れればと思います。
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