箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2024-2025振り返りと来年への展望を行います。
【#箱根駅伝】
2年目まで2区を走り、今回初めて5区を任された #斎藤将也 はレース後「来年も山を目指したい」と言い切りました。箱根駅伝総合6位の #城西大学 悔しさの中にも感じる進化「トップを目指していきたい」@josai_ekidenhttps://t.co/YYcAA7YDgf
— 4years. (@4years_media) January 6, 2025
続いて、
城西大学です。
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【大学駅伝2024-2025】城西大学~振り返りと次年度へ向けて
三大駅伝の成績を並べます。
出雲駅伝2024
7位城西大学2時間12分34秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区8.0㎞ | 11位 | 斎藤将也③ | 24分06秒 | 11位 | 26秒差 |
2区5.8㎞ | 13位 | 山中達貴③ | 17分09秒 | 12位 | 1分23秒差 |
3区8.5㎞ | 🥇 | ヴィクター キムタイ③ | 23分42秒 | 5位 | 50秒差 |
4区6.2㎞ | 9位 | 平林 樹④ | 18分17秒 | 6位 | 1分14秒差 |
5区6.4㎞ | 4位 | 鈴木健真③ | 18分32秒 | 5位 | 1分25秒差 |
6区10.2㎞ | 9位 | 久保出雄大④ | 30分48秒 | 7位 | 3分10秒差 |
全日本大学駅伝2024
6位城西大学5時間14分57秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区9.5㎞ | 7位 | 鈴木健真③ | 28分23秒 | 7位 | 5秒差 |
2区11.1㎞ | 11位 | 柴田 侑② | 32分36秒 | 10位 | 1分34秒差 |
3区11.9㎞ | 🥇 | ヴィクター キムタイ③ | 33分22秒 | 5位 | 38秒差 |
4区11.8㎞ | 🥈 | 斎藤将也③ | 33分41秒 | 2位 | 1分16秒差 |
5区12.4㎞ | 7位 | 林 晃燿④ | 36分53秒 | 4位 | 1分48秒差 |
6区12.8㎞ | 11位 | 桜井優我③ | 38分22秒 | 4位 | 2分46秒差 |
7区17.6㎞ | 11位 | 久保出雄大④ | 52分45秒 | 5位 | 5分24秒差 |
8区19.7㎞ | 5位 | 平林 樹④ | 58分55秒 | 6位 | 5分01秒差 |
箱根駅伝2025
6位城西大学10時間53分09秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップ差 |
1区(21.3㎞) | 9位 | 久保出雄大④ | 62分51秒 | 9位 | 1分44秒差 |
2区(23.1㎞) | 10位 | ヴィクター キムタイ③ | 66分55秒 | 12位 | 2分00秒差 |
3区(21.4㎞) | 7位 | 平林 樹④ | 62分28秒 | 8位 | 4分12秒差 |
4区(20.9㎞) | 11位 | 林 晃燿④ | 62分54秒 | 8位 | 5分03秒差 |
5区(20.8㎞) | 3位 | 斎藤将也③ | 70分50秒 | 7位 | 5分57秒差 |
6区(20.8㎞) | 3位 | 小林竜輝① | 58分06秒 | 6位 | 7分16秒差 |
7区(21.3㎞) | 14位 | 三宅 駿① | 64分29秒 | 7位 | 8分35秒差 |
8区(21.4㎞) | 16位 | 岩田真之③ | 66分21秒 | 7位 | 10分42秒差 |
9区(23.1㎞) | 1位 | 桜井優我③ | 68分27秒 | 6位 | 10分29秒差 |
10区(23.0㎞) | 7位 | 中島巨翔② | 69分48秒 | 6位 | 11分50秒差 |
上位を目指しつつ、チームとして初めての3年連続シード権獲得を目指しての箱根路になりました。スターターを任されたのは久保出選手、前回は準部員出身として話題になりましたが、主力の一人の成長しました。残り1㎞で自ら2位集団を仕掛けたところは盛り上がりました。最後は9位でしたが、ナイストライでした。
2区には、全日本駅伝で2年連続3区区間賞を獲得していたキムタイ選手が満を持してエース区間へ。中団で構えるいつものレースで、後半上がるかと思われましたが、権太坂以降大きくは伸びず区間10位。2区独特のアップダウンには苦しめられる形となりました。
それでも粘っていけるのが今の城西大。2年連続9区から初の往路3区となった4年平林選手が、混戦の中62分28秒の区間8位と走り4人抜きで8位アップ。2年連続7区から往路4区の林選手は、本来は下り基調の7区が合いつつも、持ち前の粘りを発揮。一桁順位で山へ襷を持ってきます。
その山登りには、3年齋藤選手が待っていました。1年時に、激坂王で高いポテンシャルを見せるも、2年連続エース区間の2区。とはいえ、区間記録保持者の前任者が卒業し、今年はチームのために5区山登りへ。直前に発熱があり本来の状態ではない中で、70分50秒の区間3位の走り。順位を一つ上げて7位でゴールしました。
復路は主力選手が少ない中での戦いでしたが、意外性を発揮します。6区山下りに抜擢された1年小林選手が激走。城西大1年生の6区山下りはあまりうまくいかないことが多いのですが、今回はがつがつ行けるタイプと自信を持っての起用、まさかの区間3位58分06秒は、1年生歴代トップの走り。思わぬところでアドバンテージを得ました。
それでも、箱根駅伝には簡単にはいきません。1年生リレーとなった7区三宅選手が区間14位と伸び悩むと、8区岩田選手が区間16位と苦しみます。いつの間にか8位順天堂大が16秒後方、その後ろにはシード権のラインが見え隠れする状況でした。
ここで会心の走りを見せたのが9区桜井選手。櫛部監督からは「後ろの順大を待つように」との指示があったそうですが、勿体ないと判断し突っ込んでいきました。これが功を奏し、後方を突き放すと、前の中大に追いつきました。なんと68分29秒は今回区間賞のタイム。昨年の箱根前から怪我で苦しんでいた中、一気に2年分成長した走りでした。
これで勢いを得た10区中島選手。少し不安がある区間と事前に言われていましたが何のその、中大には離されるも創価大を交わして総合6位をキープ。新しい戦力もでてきて今年もシード権獲得。城西大が着々と上位固めを進めていっています。
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来年度の戦力分析
2区10位ヴィクター キムタイ③66分55秒
5区3位斎藤将也③70分50秒
6区3位小林竜輝①58分06秒
7区14位三宅 駿①64分29秒
8区16位岩田真之③66分21秒
9区1位桜井優我③68分27秒
10区7位中島巨翔②69分48秒
≪補欠≫
柴田 侑②28分57秒46
小田伊織②29分31秒07
鈴木健真③28分53秒43
山中達貴③28分47秒03
≪その他≫
磯西健志③29分34秒02
小早川凌真③29分35秒17
熊井志岳②29分38秒69
樋口ワシリー③29分46秒84
村木風舞①29分46秒97
≪新入生≫
藤本 陸14分11秒64
田村亘之介14分22秒93
林 桐生14分28秒56
キムタイ・齋藤選手の柱の2人が4年生になる次年度、再度表彰台以上に向けてトライする年にしていきたいところでしょう。齋藤・キムタイ選手が、序盤区間でつくるアドバンテージは全日本・箱根でも大いに発揮されています。箱根駅伝では、現状再び2区と5区でしょうか。2人ともやや不完全燃焼だったところもあるので、再びの起用でさらにパフォーマンスをあげそうです。
往路は彼ら2人以外卒業していますが、実はそれは今年度も同じでした。前年復路で好走していた久保出・平林・林選手が見事に埋めていました。今回も同様ですね。特に6区3位小林選手と9区区間賞の桜井選手は、3区4区あたりで十分に活躍できそうな気配があります。次の主力選手は育ちつつあります。復路も中島選手に目処が立ったのが大きいですね。
また、補欠に一度は駅伝を経験している選手が多いですね。特に出雲・全日本では主力の一角となった鈴木選手に、スピードのある柴田選手に堅実さが光る小田選手がもう一つ育ってくるか。スピードのある山中選手は、次年度の主将に任命され、走りも今後楽しみになってきそうな感じがします。
その他の選手は目下成長途上。選手層はまだ決して厚くありませんが、1年生は小林選手に続いて三宅選手は走力的には変わらないので、ぐっと伸びてくるでしょうか。岩田・小早川選手も少しずつ記録は伸ばしてきているので、もう一つ育ってくるか。育成の流れはできているので、上位陣に穴をあけるチーム力が再びできればと思います。
【2025年度新幹部】
主将 山中 達貴(3年)
副主将 古橋 空弥(3年)
宮本 凪(2年)
主務 矢野 凜誠(2年)『チームスローガン』
結〜まだ見ぬ景色の開拓〜今年の城西大学は、挑戦に挑戦を重ねます。
そして、まだ見ぬ景色を開拓します。ご声援、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/5FdseNoVfu
— 城西大学男子駅伝部 (@josai_ekiden) March 1, 2025
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