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箱根駅伝2025(第101回)【帝京大/立教大】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2025年1月2日(木)3日(金)に箱根駅伝2025が行われます。 その16人エントリーが、 2024年12月10日(火)に行われます。...

以降、

12月29日(日)に区間エントリー発表

1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

全日本シード権の勢いのままに!
✅帝京大学
✅立教大学

です。

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本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

ページコンテンツ

箱根駅伝2024【帝京大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

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11月以降の記録まとめ

11/10 日体大記録会
10000m
6組
柴戸遼太③28分26秒97★
島田晃希③28分31秒58★
林 叶大④28分36秒07★
廣田 陸②28分41秒73★
尾崎仁哉③28分53秒35★

11/20 上尾シティハーフ
浅川侑大②63分02秒
小林咲冴①63分21秒
黒木浩祐④63分28秒
高島大空④64分22秒
岩本拓真④64分27秒

12/1 日体大記録会
10000m
12組
松井 一①28分54秒52★
藤本雄大③28分56秒71★
山口翔平③29分03秒62★
鎗田大輝③29分10秒59★

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
山中博生④28分04秒54/63分02秒
≪24全2区4位、出1区4位、全予3組4位、関東IC1万4位、箱2区16位、23全2区6位、予39位、全予3組3位、関東IChalf、箱8区6位、22出5区11位≫
…2年時の箱根8区の好走以来、メキメキと力をつけてきた帝京大のエース。関東IC・全日本2区と他校のエースと戦っている。最後の箱根は、前回区間16位となった2区リベンジに燃えている。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
柴戸遼太③28分26秒97/63分10秒
≪24全5区11位、全予1組23位、箱3区9位、23全3区6位、予50位、全予1組19位、関東IC1万、箱4区12位≫
…1年時から往路4区で好走して、早くから帝京大の主力の一角に。前回はスピード区間3区区間9位で改めて力を示した。秋口故障していたものの、11月に1万m28分26秒大幅ベストで臨戦態勢へ。

福田 翔④28分56秒88/62分03秒
≪24全7区8位、出6区6位、全予1組11位、23全1区9位、予21位、全予1組12位、22出4区9位、全予2組15位≫
…前回の箱根予選でチームトップで走り、帝京大のエース格となった選手。ただ、箱根駅伝は故障が重なりまだ出場が無い。希望は1区だが、どこでも対応できるよう、出雲・全日本は終盤の露軍区間で経験を積んでいる。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
島田晃希③28分31秒58/63分00秒
≪24全1区9位、全予4組21位、関東IC5千17位、箱8区8位、23全6区8位、予92位、関東IC5千≫
…1年時からハーフ63分前半で走ると、2年時には主力の一角に。3度駅伝を走って、全て区間一桁にまとめている。全日本駅伝は初めて前半区間の1区を担った。

小林大晟④28分43秒71/63分38秒
≪24全8区4位、関東IC1万、箱9区3位、23全8区14位、予84位、全予2組5位、関東IChalf8位、箱3区17位、21全7区11位≫
…帝京大のロードエース。全日本8区や箱根9区といった終盤のロング区間での好走が目立つ。今年の全日本は、区間4位の走りでシード権争いを制す走りをした。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
尾崎仁哉③28分53秒35/63分23秒
≪24全3区7位、出2区6位、全予2組22位、関東IChalf、箱5区20位、23全予3組12位、関東IChalf≫
…ロードを中心にじわじわ頭角を現し、今年度才能が開花。出雲2区・全日本3区とスピード区間を担うも区間一桁で走り切っている。前回箱根5区山登りを担当しているが、往路平地か。

楠岡由浩②29分06秒86/63分50秒
≪24全6区4位、出4区8位、全予2組13位≫
…昨年、育成の帝京大に5千m13分台のランナーが入ったと騒がれた選手。怪我が多かったが、今年になって軌道に乗り始めた。全日本6区では、区間4位で追撃の一手を放った。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
廣田 陸②28分41秒73/63分17秒≪24全4区9位、出3区9位、関東IChalf19位≫
…ことにの成長株の一人。9月の5㎞TTで結果を残すと、出雲3区・全日本4区と主要区間で奮闘した。その後、1万m28分41秒で主力の仲間入り。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
林 叶大④28分36秒07/64分49秒
≪23関東IC3障9位、22関東IC5千≫
…帝京大の中では、トラックで活躍してきた選手。三大駅伝の経験はないが、11月日体大記録会で1万m28分36秒の大幅ベスト、希望区間は6区山下り。

藤本雄大③28分56秒71/64分56秒≪22出1区15位≫
…入学直後から結果を残し、1年時に出雲1区に起用されている。その後、故障が続いていたが、直前の記録会で1万m28分56秒。メンバー入り間に合った。

山口翔平③29分03秒62/65分36秒≪23関東IC3障≫
…関東IC3障で主要大会の経験がある選手。12月に1万m29分30秒のベストを出してメンバーに入ってきた。

鎗田大輝③29分10秒59/65分43秒≪24出5区10位、23関東IC3障≫
…今年に入って大きく伸びてきた選手、9月5㎞TT好記録で、出雲5区を担当した。
浅川侑大②30分22秒66/63分02秒
…上尾ハーフで63分02秒は、出場帝京大の選手の中でトップ。16人のメンバーを勝ち取った。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
黒木浩祐④29分19秒61/63分28秒
…上尾ハーフ63分28秒の記録でメンバー入りへ。4年生最初で最後の箱根駅伝に臨む。
小林咲冴①29分42秒35/63分21秒
…1年生唯一のメンバー入り。上尾ハーフ63分21秒と、長距離に非凡なセンスを見せた。
高島大空④29分55秒86/63分29秒≪24関東IChalf、23予242位≫
…前回の箱根予選に出走、長い距離で地道に結果を残してきている選手。

上位10名合計:34点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

 帝京大は、出雲駅伝から全日本大学駅伝と確実にチーム力を上げていて、やはり箱根駅伝型のチームと、再認識できるような駅伝。序盤に流れに乗ると、終始粘りを見せて、見事8位でシード権を獲得しました。

 エースは4年生山中選手で、出雲・全日本で序盤のスピード区間でも対応できるほどの力を身に付けています。あとは、前回権太坂以降失速した箱根2区のリベンジだけです。これに、帝京大らしく上級生が充実、走れば最初で最後の箱根路となる福田選手は、往路ならどこでも対応するほど力を付けています。また、終盤区間での起用が多い小林選手は、さらにパワーアップして、今回も控えるか。

 3年生も充実してきていて、往路4区と3区と駅伝で好走が続く柴戸選手だけでなく、全日予選4組に起用されていた島田選手に、今年の出雲・全日本で序盤区間で起用されていた尾崎選手あたりがぐっと上がってきています。2年生も今年大きく成長した廣田選手に、大器の楠岡選手が順調に走れていて、どこか繋ぎの区間で辞めを果たしそう。

 メンバー争いも充実の一途、上尾ハーフでは2年浅川選手が63分02秒好成績を出すと、まだ駅伝未経験の4年林選手が28分36秒の高パフォーマンス、さらに1度駅伝経験がある藤本選手が28分台、同じくトラックで活躍がある山口・鎗田選手が29分少しで走り、このあたりのメンバー争いも激しい。また、もしかすると、帝京大が課題の山区間に誰か抜擢もあるのかも??勢いあるチーム、楽しみながら区間オーダーを考えたいです。

区間オーダー予想

 往路は山中選手以外にも充実しているというのがいい意味でよく分かる感じに。ただ、山登りはどうするかな?

1区(21.3km)島田晃希③28分31秒58
2区(23.1km)山中博生④28分04秒54
3区(21.4km)柴戸遼太③28分26秒97
4区(20.9km)福田 翔④28分56秒88
5区(20.8km)廣田 陸②28分41秒73

6区(20.8km)山口翔平③29分03秒62
7区(21.3km)尾崎仁哉③28分53秒35
8区(21.4km)楠岡由浩②29分06秒86
9区(23.1km)小林大晟④28分43秒71
10区(23.0km)鎗田大輝③29分10秒59

1区島田選手…多くの選手が1区の候補に挙がっていて、誰が走ってもいいですが、元々トラックのスピードに長けているのは3年島田選手かなとの予想。全日予選4組で出走して、他校のエースとも戦っているので、どういう展開でも対応できるかと思います。

2区山中選手…今年は2区が楽しみなんですよね。前回出走の山中選手が、また一段と成長。関東IC1万m28分04秒の激走で上位入賞。出雲・全日本は1区や2区と前半のスピード区間でしっかり戦っていました。権太坂以降を克服できれば、十分66分台に到達してもおかしくない走力はあります。そうなると、帝京大は面白い。

3区柴戸選手…一段と走力が上がってきたと感じる3年柴戸選手を2年連続3区に予想。秋口まで足踏みがありましたが、全日本駅伝出走を皮切りに成績は急上昇。11月に1万m28分26秒の自己ベストをマーク、今度は62分台やそれ以内も狙えるところにいそうです。上位の流れに入っていけると思います。

4区福田選手…もう一人1区候補なのが4年福田選手。前回の箱根予選チームトップで、主力の選手です。出雲・全日本は終盤の区間を走っていて、4区でも十分対応できると思います。意外にも、箱根駅伝はまだ未出走。最初で最後の箱根での、爆発力はどこまでか。

5区廣田選手…山は毎年鬼門なのが帝京大。前回出走している尾崎選手が大きく伸びてきていますが、とはいえ前回区間22位の選手をまた登らせるかは…。ひとまず、今年ロードを中心に大きく伸びている廣田選手に託すこともあるのかなと思います。他、上尾ハーフ上位組で黒木・浅川選手らもありえるかな?

6区山口選手…5年連続区間二けたの鬼門の6区山下り。とはいえ、今年は比較的トラックのスピードがある選手が希望している。1万m28分36秒をマークした4年林選手と、予想オーダーに上げた山口選手だ。両者とも3障のスピードがありますが、ここにきてスポーツ記事にもあがっている山口選手へ、59分台ならシード権だけでなく上位も見えるはず。

7区尾崎選手…7区に往路を走るかもしれない尾崎選手に。こうみると本当に選手層が厚くなってきているというのを実感できますかね。前回山の下りでいい走りをしているので7区は合うかな?山区間に一抹の不安はあるので、駅伝経験豊富で走力の付いた尾崎選手で、もう一つ流れを作れれば。

8区楠岡選手…未完の大器楠岡選手。決して強豪校ではない帝京大に5千m13分台のランナーが入学するという事だけでも話題になった。1年目は怪我に泣いていたが、今年になって継続してレースに出場。全日本6区で追撃態勢を作っていた。今回は8区を希望。十分区間賞争いに浮上してもおかしくない選手だ。

9区小林選手…復路終盤はさらに強い。前回区間3位好走している4年小林選手が、自信を持って挑むでしょう。2年連続出走となった全日本8区では、区間4位の走りでシード権争いを制す走り。チームが順調なら、さらに上のレベルで走れるかも?その中で、どんな走りとなっていくか楽しみだ。

10区鎗田選手…アンカーは非常に迷いましたが、今年になって大きく伸びてきた3年鎗田選手と予想。出雲駅伝を一度経験していて、1万m29分10秒と再び調子を上げてきていたところです。粘っていけるかなと思います。



 もし5区山登りが他の選手であれば、10区に廣田選手を残せるので、もう一つ平地の選手層が厚くなりそうな感じですかね。それにしても平地の8区間は、間違いなく、上位校に匹敵する総合力を築き上げたと思います。

まとめ

・2区山中選手を中心に往路突進あるか
・復路は小林・楠岡選手ら手堅く
・山乗り越えれば、過去最高順位挑戦も

 コロナ禍が過ぎて、通常の練習ができるようになって、また帝京大の育成力に磨きがかかってきています。山中選手が、強豪校の選手とも戦えるスピードをつけてくると、

 箱根経験者の3年柴戸・島田・尾崎選手が一段と力をつけてきていて、それ以上の力があると思われる4年福田選手が、最初で最後の箱根路に挑みます。

 復路も手堅い形で、9区は前回3位の小林選手が2年連続出走が濃厚か、将来が楽しみな楠岡・廣田選手らも控えるか。8位だった全日本駅伝より明らかに勢いを感じます。鬼門の山区間の成績次第では、過去最高順位の総合4位への挑戦は十分可能そうです。

箱根駅伝2024【立教大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

11月以降の記録まとめ

11/20 上尾シティハーフ
原田颯大②63分42秒
中西洸貴④64分03秒
木代博也②64分17秒
鈴木愛音①64分20秒
木島 陸②64分59秒
山下翔吾①65分24秒

永井 駿③67分34秒

11/23 MARCH対抗戦
10000m3組
小倉史也③29分15秒96★
4組
林虎太朗④28分54秒14
馬場賢人③28分58秒48
稲塚大祐④29分00秒75
國安広人③29分24秒32
山口史朗④29分37秒12

11/30 日体大記録会
青木龍翔②14分16秒10★
山本羅生④14分21秒22

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
馬場賢人③28分40秒67/62分35秒
≪24全7区4位、予15位、全予4組20位、関東IC1万14位、箱3区8位、23予31位、全予3組16位、箱4区16位、22:全予3組24位≫
…立教大の主軸となる選手。ロード・駅伝になると+αが出る選手で、過去の箱根駅伝4区・3区でいずれも下位から流れを作る走りをしている。今季は、箱根予選でチームトップの成績を取ると、全日本7区は、ごぼう抜きでチームを初シード権に導いた。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
林虎太朗④28分49秒09/63分46秒
≪24全1区12位、予25位、全予3組2位、関東IC1万10位、箱1区18位、23予82位、全予2組12位、関東IC5千21位、箱1区18位、22:予55位、全予3組7位、21:予253位≫
…2大会前、55年ぶりの箱根路の先陣を切っている選手。以降、駅伝は1区のイメージが定着している。最後の箱根駅伝は2区を希望しているが、往路どこでもやる力をつけつつある。

稲塚大祐④28分49秒55/63分48秒
≪24全4区7位、全予4組26位、関東IChalf5位、箱8区11位、23予96位≫
…昨年急激に伸びてきて、箱根8区を担当し区間11位。4年生の今年は、関東ICハーフなど概ね好成績、箱根予選は怪我で飛んだが、全日本で4区7位好走で、チームの流れを作る走りをしている。

國安広人③28分53秒80/62分07秒
≪24全2区15位、予30位、全予3組3位、箱2区20位、23予47位、全予4組28位、箱2区18位、22:予21位、全予4組30位≫
…2年前の箱根予選、当時ルーキーながらチームトップ。55年ぶり復帰の象徴となった。箱根駅伝は2年連続2区を任され、堅実な走りを見せている。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
山口史朗④28分52秒18/65分46秒
≪24全6区5位、予91位、関東IC5千、22全予2組27位、21:予365位≫
…4年目になって1万m28分台をマークし開花した選手。1年時以来2度目となった箱根予選で91位と好走、全日本6区では区間5位と、ロードで明らかにプラスアルファの走りを見せている。

安藤圭佑④29分13秒26/63分59秒
≪24全8区8位、予43位、全予1組6位、箱9区18位、23予171位、全予1組5位、関東IC1万、箱10区15位、22:予53位、21:予77位≫
…1年時から箱根予選で二けた順位に入るなど、長い距離に強い選手。過去の箱根路も10区と9区を担当している。足踏みの時期も続いたが、4年目の箱根予選は過去最高の43位、全日本駅伝はアンカーでシード権のゴールテープを切っている。

原田颯大②29分54秒64/63分42秒
≪24予80位、関東IC3障、箱6区11位、23関東IC3障≫
…3000m障害で活躍しつつ、箱根駅伝6区山下りにも適性を見せている選手。上尾ハーフ63分台で平地の走力もぐっと上がってきた。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
山本羅生④28分45秒06/64分36秒
≪24箱5区14位、23予318位、全予3組22位、関東IC1万、箱8区15位、22:予143位、全予2組23位、21:予257位≫
…2年時に1万m28分台をマークして主軸の一角を担っている。前回の箱根は5区山登りを担当し区間14位で凌いでいる。今年は試合に中々出れなかったが、直前の記録会で5千m14分21秒、急ピッチで仕上げている。

小倉史也③29分15秒96/65分22秒
≪24全5区10位、予68位、23予325位≫
…3年目になって急激に伸びてきた選手。箱根予選は68位、全日本駅伝でも初駅伝5区10位の好走を見せている。

吉屋佑晟③30分34秒48/64分50秒
≪24全1区6位、予71位、箱7区19位、23予207位、全予1組20位、関東IC5千決勝≫
…トラックを中心に昨年台頭してきた選手、箱根も7区で出走した。3年生になった今年、長い距離も一段と強くなって、箱根予選は71位、全日本駅伝は1区でチームの流れを作っている。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
永井 駿③28分51秒30/64分41秒
≪24全予1組17位、22予97位、全予1組15位≫
…1年時から全日予選のメンバーに入るなど、主力候補として期待されている選手。怪我などで試合間隔が空いているがメンバー入りを果たした。

中西洸貴④29分55秒26/63分55秒≪24関東IChalf12位≫
…前年に続き、箱根駅伝のメンバー入り。今年は、関東ICハーフで12位に入るなど、長い距離でも結果を残している。

中田紫音④30分08秒41≪24関東IC3障5位≫
…今年、関東IC3障で入賞するなど、4年目になって力をつけてきた選手。希望区間は6区。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
鈴木愛音①29分49秒15/64分20秒≪24予115位、全予2組15位≫
…1年生ながら全日予選2組に出走し、チームを初出場に貢献している。

山下翔吾①30分15秒09/65分24秒≪24予237位、全予2組19位、関東IC5千、23高校3区24位≫
…全日予選2組1年生コンビで出走して粘りの走り、通過に貢献している。

木島 陸②30分20秒51/64分59秒≪24予137位≫
…今年の箱根予選に出走し、チーム10番手で走り切っている選手。

上位10名合計:32点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

 高林監督になって、強化スピードが一団と上がってきた立教大。念願の全日本大学駅伝の出場を果たすと、箱根予選は酷暑の中早め先頭に立ったうえでそのまま先頭通過。その勢いは止まらず、全日本駅伝は、序盤区間こそスピードに乗れなかったが、中盤区間から本領を発揮、終盤区間で一気にシード権内へ、見事初出場初シード権を飾った。

 3年生馬場選手が絶好調で、箱根予選はチームトップ、全日本駅伝は7区4位の成績でチームをシード権愛に引き上げ、大きく初シード権に貢献した。箱根駅伝でも4区3区の好走が光っていて、十分にエース区間で走れる力をつけつつあるところだ。

 これに4年生林・稲塚選手、3年國安選手と主力級も仕上がってきた。林選手は2年連続1区、今年は2区を希望しているが果たしてどうか。稲塚選手は、前回8区出場も今年は往路もありえそうな成績。國安選手は2年連続2区を出走しているが、今年はどこになるか、主力のレベルが上がってきて、区間の争いは激しそうだ。

 復路も、手堅い選手がいて、4年安藤・山口選手はおそらく復路だろう。安藤選手は1年時から箱根予選二けた順位で走り切るなど、ロードに定評がある選手でロング区間で控えるか。もう一人4年生では山口選手が急浮上、全日本では6区5位とシード権ライン追撃する走り。これはかなり手ごわそうだ。

 選手層も、3年小倉・吉屋選手が、昨年の箱根予選から大きく力をつけてきていて、戦力として目処が立ってきたか。山は前回出走者の6区原田選手が絶好調で、平地で走ってもおかしくない走力に。さらに今年試合出場が少なかった中で、4年山本・3年永井選手あたりもエントリー。間に合っていれば…箱根駅伝のシード権の現実味も帯びてくる。

区間オーダー予想

 立教大も5区山登りが、昨年のままでいいのかどうかというところから…になるのかな?他の区間は、どこもじわじわと押し上げていけそうです。

1区(21.3km)林虎太朗④28分49秒09
2区(23.1km)馬場賢人③28分40秒67
3区(21.4km)國安広人③28分53秒80
4区(20.9km)稲塚大祐④28分49秒55
5区(20.8km)小倉史也③29分15秒96

6区(20.8km)中田紫音④30分08秒41
7区(21.3km)原田颯大②29分54秒64
8区(21.4km)山口史朗④28分52秒18
9区(23.1km)安藤圭佑④29分13秒26
10区(23.0km)吉屋佑晟③30分34秒48

1区林選手…ついに最終学年となった林選手。最後に箱根2区を希望していますが…3年連続1区と予想します。スピード面の安定感はチームトップクラスですし、全日予選3組のラストの溜めを見ていると、一番の適任は彼なのではと思っています。過去2年は区間下位に沈んでいますが、今回はそんなことはないでしょう。

2区馬場選手…1年時4区・2年時3区で粘りの走りを見せていた馬場選手が本格化。駅伝ではもう彼がひとり抜けている成績を誇っているとみていいでしょう。箱根2区は、復帰してからまだいい成績は取れていないのですが、この馬場選手が、本当の意味で歴史を作る成績を残すかもしれません。

3区國安選手…2年連続2区を走っている國安選手を3区へ。箱根はまだあまり目立ってないですが、堅実に走る印象は強い。序盤の激流を超えて、この3区で安定した走りで、流れを作り直すことができれば。全日本2区から、スピードの上積みはあるのかなと思います。

4区稲塚選手…叩き上げといっていい選手が往路を走る力をつけてきましたね。昨年の箱根予選二けた順位から、1万m28分台を出すまで急成長。さらに今年は主要駅伝でも走れる力をつけてきました。全日本4区で追い上げる走りができたなら、十分往路で戦えると思います。この区間で勢いをつけたい。

5区小倉選手…ここが分からない。前年区間14位と踏ん張っている山本選手が、多分故障明けか。激坂王好走経験のある永井選手もよく分からない。ということで…3年生になって大幅に伸びてきた小倉選手の勢いにかけるのもあるのかなと。立教大は、最終的にこの区間がポイントになりそう。

6区中田選手…最終的に総合力の復路勝負になるでしょう。山下りは少し仕掛けると思う。この1年間でかなり力をつけた原田選手を平地へ。そして関東IC3障以降、ほとんど試合に出ていない4年中田選手の予想。秘密兵器で59分台スタートができれば、彼の方がいいと思う。

7区原田選手…そしてやや下り基調の区間に、前回6区の原田選手を予想。箱根予選・上尾ハーフと2度出走しているので、平地かもと思ってますがどうでしょうか??アップダウンは苦にしないと思うので、脚をは合うと思う。ここで流れに乗ると面白い。

8区山口選手…復路強く感じるのは、この4年山口選手の存在でしょう。4年目になってついにレギュラーに選ばれると、全日本駅伝は6区5位と主力の一角に。長距離ロードにかけて成長した4年生は、この8区で強い。遊行寺坂以降も粘り強く、順位を押し上げる走りとなるか。

9区安藤選手…勝負の復路エース区間。2年連続で安藤選手が濃厚でしょう。長い距離は、まだ立教大が復活する前から、強さを見せていた安藤選手。ここにきて、また上昇気配があって楽しみ。前回は不調の中での出場でい失速、今年は勝負できる状態です。

10区吉屋選手…前回7区の吉屋選手を、この区間へ。箱根予選ではスピードランナーと思われつつも、酷暑の中でもまとめる走りをしていて、かなり長い距離への対策もできているのではと思います。そして、シード権争いが最後までどうなるか分からないので、ラストの切れ味のある吉屋選手が適任と思っています。



5区山本選手が行ける状態なら、6区原田選手でこの区間をアドバンテージ区間へ。7区に小倉選手で、さらに万全でしょうかね。こうなると面白いです。

まとめ

・馬場選手を中心に往路で食らいつくか
・5区山登りをどう乗り越えるか
・復路は安藤選手らで総合力高い

 過去2年の立教大は、往路序盤からややついていけていないレースが目立っていました。とはいえ、予選トップ通過の今年は明らかに戦力アップしています。

 4年林・稲塚、3年馬場・國安選手が力をつけてきました。特に馬場選手の勢いがよくて、チームのエース格に。駅伝力が高い彼を、往路のどこに起用するかも面白そう。

 復路も、ロード巧者の安藤・山口選手といった上級生が大きく成長してきていて、シード権争いに加わっていれば、ぐっと手繰り寄せる走りをしてくれるはずだ。

 山登りの人選、そしてその成績がどうなるかが気がかり。山本選手が間に合っているか、それとも他の選手が上るのか。このあたりが解決すると、いよいよ立教大旋風が吹き荒れそうです。

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