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【東京国際大学】第101回箱根駅伝2025へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!

 新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2024年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。

増枠でも3秒届かず、悔しさをはねのけて
東京国際大学です

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【東京国際大学】第101回箱根駅伝2025へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!

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新チーム各学年戦力分析

※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは1部

4年生主力選手について

佐藤榛紀④28分13秒80/13分49秒97≪23全3区5位、予77位、関東IC5千、21:全1区10位、出2区4位≫
木村海斗④28分21秒24/13分56秒86≪24全1区7位、23予180位、22全5区12位≫
白井勇佑④28分27秒45/13分41秒40≪23全予2組7位、関東IC1万、箱3区12位、22全3区11位、出2区8位、関東IC5千m7位、21出4区5位≫
冨永昌輝④29分02秒28/13分57秒50≪24関東IC5千、23予85位、22全1区16位、出1区8位、箱7区6位≫
楠木悠人④29分03秒72/14分19秒26≪24予213位、23全予3組30位、関東IChalf9位≫
大林洸己④29分14秒02/14分22秒11

牛 誠偉④29分17秒03/13分50秒28≪22関東IC5千m13位≫
益田郁也④29分29秒20/14分13秒72≪23全4区10位≫
山岸柊斗④29分33秒31/13分58秒31≪23予337位、23箱7区13位≫
岡 剛史④29分39秒97/14分10秒45≪22:関東IChalf19位≫
山本秦輝④29分45秒85/14分12秒69≪24関東IChalf17位、23予201位≫
倉掛 響④29分56秒51≪22箱5区14位≫
吉住 颯④/14分20秒25≪23関東IC1500m、箱6区18位、22関東IC1500m≫

 ついに、出雲駅伝優勝を知る世代が4年生になりましたね。この世代は主力選手も多いので、もっと活気が出てくるか。その時の出雲駅伝1区を走った佐藤選手が、やはり日本人エースと言えるでしょう。体調不良や故障などで試合に出れなかった時期もありましたが、昨年の全日本駅伝では3区5位と上位の流れの中で、やはり素質は高いのだなと言う走り。その後1万m28分13秒高パフォーマンスを見せています。復調していれば、ロードも自信を持っていけるでしょう。

 他に、駅伝の1区で好走経験のある選手がいますね。木村選手は、昨年の全日本駅伝では、1区区間7位の好成績でシード権に向けて好スタートを切っています。予選180位の走りでしたが、本来このくらいやれる選手です。今年の7月には1万m28分21秒とさらに成長した姿を見せています。2年時の出雲駅伝1区で好走している冨永選手が、それ以来苦しんでいますが、秋になって復調できていればと思います。

 そして、白井選手ですね。高校時代から活躍して、いきなり出雲駅伝の優勝メンバーに。その後2年時に1万m28分27秒の好記録をマークしていましたが、3年時の箱根予選にエントリーできず、中々試合に出れない時期が続きました。夏前に何とか試合に出場できるようになってきていましたが、どこまで本来の走りができるようになっているか、走れるなら相当の総合力アップです。

 あとは、一度は主要大会を経験している選手が多いですね。昨年の関東ICハーフ9位の楠木選手は、箱根予選も経験しています。2年時に箱根駅伝7区でシード権争いを経験している山岸選手、昨年新戦力として全日本駅伝を走り4区10位と難しい区間を凌いでいます。さらに、今年になって伸びてきて7月に1万m29分14秒の好記録をマークしている大林選手ら、主力選手はいますね。

 他にも、今年関東ICハーフ17位の山本選手に、箱根山を経験の倉掛・吉住選手や、下級生時に勢いのあった牛・岡選手ら、選手層は厚いはず。最終的にどのくらいの選手が箱根予選にエントリーしているか注目になります。

3年生主力選手について

菅野裕二郎③29分33秒31/13分51秒18≪24関東IC5千18位、23全5区9位、全予1組8位≫
大村良紀③29分34秒34
一條空音③29分37秒37/14分11秒94
川内琉生③29分43秒48
≪24関東IChalf13位、23全8区10位、予40位、関東ICハーフ≫
川村智哉③29分48秒49
山内孝将③29分52秒14
樫村将矢③29分57秒44
前田寛明③29分58秒17/≪23関東IC1500m≫
高橋十夢③30分03秒49
小山一太③30分06秒77
大平滉太③30分09秒19
中山拓真③30分11秒89/14分05秒56
佐藤智也③/14分09秒88

 1万mの持ちタイムとしては目立ってなく、ここ2年の苦戦を現しているような感じがします。その中で、高校時代から5千m13分台を出していた菅野選手が、少しずつ走れるようになっています。昨年は全日本予選の通過と、本戦出5区を走り区間9位、シード権内を保つ走りをしています。今年は関東IC5千m決勝へ。彼のようなスピードランナーが、長い距離に対応できると、チームとしても面白くなりそうです。

 その長い距離で中心になりそうなのは川内選手。昨年台頭してきて、箱根予選は日本人トップとなる40位。全日本駅伝ではアンカーにも抜擢されて、区間10位ながらシード権内の8位でゴール。長丁場連戦となりましたが、底力を見せたレースでした。今年は、関東ICハーフ13位に入るなど、磨きがかかっていますかね。今年は思い切って前の集団で勝負してほしいです。

 他には、今季1万m29分台を出している大村・樫村選手に、5千m14分05秒のベストで長い距離も楽しみになる中山選手ら、選手は出てきているのですよね。3年目に飛躍する選手が、夏合宿後にどのくらい出てきているか楽しみです。

2年生主力選手について

R.エティーリ②27分06秒88/13分00秒17≪23予12位、日本IC1万1位≫
アモス ベット②27分48秒00/13分16秒85≪23全2区5位、全予4組1位≫
久保遼人②29分01秒92/14分08秒07
登松大和②29分33秒54/14分14秒21
松田拓也②29分48秒14
菊池康介②29分55秒11
欠端陽翔②29分55秒71
廣田 陸②29分57秒73
米村修翔②29分58秒27/14分21秒05
菱田紘翔②29分59秒44
小島悠生②30分12秒08
平賀大貴②30分50秒46/14分28秒61
松尾悠登②/14分11秒01≪24関東IC1500m5位、23関東IC1500m5位≫
根本憲佑②14分18秒41
田川寛大②/14分23秒25

 さて、気になる留学生ですね。エティーリ・アモス選手とも丸亀ハーフに出場し、とんでもない記録を残しましたね。エティーリ選手が59分32秒の、日本学生新記録を打ち立てて総合優勝を飾りました。アモス選手も60分11秒で走っていますので、どちらも高いパフォーマンスを発揮していますね。やはり驚異的な記録。

 エティーリ選手は、昨年の箱根予選は集団内で脚が引っかかって転倒。そこからペースを落として最低限走り切りましたが、3秒差の落選に何とも言えない感情があったと思います。もう長い距離も十分走れるので、もし箱根予選に出場したら、自分のペースで行って力を出し切ってほしいです。全日本駅伝はアモス選手の可能性ありますかね。前年は2区区間5位ともう少しでしたので、今年は突き抜けたい。

 日本人は、まだまだこれからというところですが、久保選手の勢いが非常にいいですね。日本学生ハーフで63分37秒の成績を残すと、夏前には5千m14分08秒と自己ベストをマーク、今年の春の中で一番の成長株になってきますね。順調なら箱根予選でも十分戦力になってくるはずです。

 このほか、登松選手の29分33秒を初め、29分台では一度走っている選手が非常に多くなっています。育成力はまだ確かなものがあります。他、松尾選手が2年連続関東IC1500m5位に入るなどしっかりとspeedを保っています。このあたりは、箱根予選でどのくらいエントリーしてくるかと言う所になりそうです。

1年生主力選手について

小柴裕士郎①14分01秒72/29分00秒15≪24関東IC1500m6位、全国4区8位≫
古賀智也①14分15秒93≪24全国4区23位≫
阿部涼大①14分16秒25≪24全国1区32位、23高校6区11位≫
山口 陸①14分19秒55
岩本偲遠①14分30秒42
井口愁斗①14分30秒99
久保遥斗①14分34秒40
澳 彰吾①14分39秒90≪23高校5区42位≫

 1年生は小柴選手の活躍が目立ちますね。始動戦の私立七大学対抗戦から頭角を現すと、関東IC1500mは6位入賞。さらに、長い距離もチャレンジし、7月に29分00秒15と好記録。箱根予選・全日本駅伝ともに走ってもいいスピードを有しています。全日本1区とかで見れないだろうか?

 他にも1500mで3分50秒を切るスピードのある井口選手や、善行く駅伝などで戦っている古賀・阿部選手、大学に入ってから14分19秒ベスト更新の山口選手ら、主力候補になってきますかね。チームの勢いも戻りつつありますので、一気に伸びる選手が出てきてもいいかもしれません。

【まとめ!】箱根駅伝2025へ向けて

・佐藤木村選手に、白井選手が復活するか4年生
・スピードの菅野選手に、ロードの川内選手の3年生
・留学生の使いどころは!?どこまで記録を伸ばす!?

 やはりまずは留学生になってきますよね。関東ICは出場せず、全日本予選も無かったので、あまり話題に上がりませんでしたが、丸亀ハーフでエティーリ選手が59分32秒、アモス選手が60分11秒と、どちらも高パフォーマンスを見せたのは、しっかり記憶に残っています。今度こそ、全開といくと思います。

 勿論、日本人も同じ失敗をしないように、調整してくるでしょう。スピード型が多いとはいえ、やはり前回の予選の集団走は抑えすぎた面もありました。

 4年生は佐藤選手や木村選手が7月にはまずまず記録を出していましたし、前で勝負できて行ける選手。3年生は菅野選手が順調になってきて、川内選手はロードに自信を持っています。上級生中心に力を伸ばしている選手はいるので、もっと前で勝負できるはず。

 そして、白井選手が復活することができれば…。全日本駅伝以降で十分戦えるチームになってくると思います。とにかく、すぐに大学駅伝に復活することが、常連校定着へ大事です。

 
 
 
 
 
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