いよいよ、全日本大学駅伝2023になりますね。
暫定区間エントリーも発表され、
駅伝ファンも盛り上がっています。
一駅伝ファンとして、優勝校やシード校など順位予想をしていきます。
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レース展開を読むのに気象条件も大事です。出雲駅伝では、向かい風や追い風で、かなりタイムや展開が決まっています。また、気温が高いと脱水症状など、コンディションが難しくなる場合もあります。
8時(名古屋):晴れ、17度、北1m
9時(四日市):晴れ、19度、北2m(横風)
10時(鈴鹿):晴れ、20度、東1m
12時(津):晴れ、22度、東1m
13時(伊勢):曇り、22度、東1m参照サイト:ウェザーニュース
風はあまりなさそうですが、朝から気温17度、そして最高22度まで上がるというのは、11月上旬にしてはかなり気温が高いのではないでしょうか。スピード勝負もさることながら、かなり強さ・スタミナや総合力を、全日本大学駅伝から問われることになるのではと思います。
ある程度万全に見える前回王者の駒大。スピードにロード力がついてきた4年赤津選手が1区、駅伝前半区間で鬼と化している2年佐藤選手が2年連続2区で序盤は万全。中盤も、1万m28分半ばのスピードがある伊藤選手が5区で、絶好調エース鈴木選手が7区。駅伝男で長距離巧者の山川選手がアンカーと各区間隙がありませんよね。
当日変更では、おそらく6区花尾選手のところに、走れば3年連続6区となる安原選手が入るか。花尾選手は実力者ですが、走るとすると前年区間賞とった8区。今回は故障明け、6区でも起用するとなると、優勝を目指すうえでリスキーになってしまいます。駅伝経験豊富の安原選手を、他区間万が一の補欠に備えて、当日6区変更でしょう。
篠原選手を素直に3区に入れなかったのは少し引っかかりましたが(前年は当時1年の山川選手4区、鈴木選手補欠。当日そのままでびっくりしたことがあった)、7区8区が何かあった時の控えなのかな?気温が上がりますが、山川選手らタフな方がいい選手もいますので、何事も無ければやはり駒大なのかなぁ。
前回準優勝の國學院大も調子が上がっていればやっぱり強いはず。3年連続7区平林8区伊地知選手は、最近こそスピードもついてきていますが、気温が高いタフな区間で力を発揮する選手です。それまでにいい流れで繋がっていれば、じわじわと上位に順位を上げてくるはずです。
前半区間も、1万m28分台ルーキー後村選手を1区、2年生絶好調の上原選手を、スピードエース区間の3区ですね。そのほかの区間は、出雲駅伝メンバーで補欠に入っている青木・髙山・山本選手が調子に応じてどこかの区間に入ってくるでしょう。前回は1区で出遅れて巻き返したことを考えると、今回も上がってくるはず。
予想が難しくなっているのは青学大。3年野村・鶴川選手が入らなかったのはびっくりしましたが、それよりも駅伝で結果を出したことがあるメンバーを重視したということなのでしょう。おそらく駒大と対抗するために、前半からつぎ込んでくると思います。1区に1万mのベストが28分20秒台の3年若林選手が入り、
2区に新駅伝男となった黒田選手、3区は昨年区間2位の4年佐藤選手が補欠から入ってくるのではないでしょうか。また、原監督期待の1年平松選手が長距離7区入っていますが、ここは太田選手(佐藤選手もわずかに可能性あるか)といった駅伝男になるのかなと思っています。そしてアンカーは長い距離抜群の田中選手です。変更予想が合ってればの過程ですが、流れは良くなりそうです。
出雲駅伝2位と大躍進を遂げた創価大も、少なくとも表彰台候補です。1区に復活した桑田選手を投入、他に勢いあり、ラストがある1年織橋選手らもいますので、ここは外さないか。そして、前任者が区間記録の2区に、4年生現エース山森選手投入。スピードもついてきているので、上位の中でガッツリ戦えるか。
石丸選手らが3区あたりを凌げれば、中盤区間のどこかに、駅伝男吉田響選手が入ってくるか。連戦は効きにくいそうなので、おそらくエース区間ではないと思います。とはいえ、気温が高いなどの条件は苦にしない、むしろ有利なので6区あたりで力を発揮するか。7区ムチーニ選手は、もう一人の留学生。走力はリーキー選手と変わらないので、ここすっ飛んでくると思います。やっぱり手ごわいですね。
出雲駅伝で4年生無しで前が見える6位入賞の早大も仕掛けてきそうですね。2年連続1区となる間瀬田選手が凌げれば、好調スピードランナー山口選手に、前回区間3位のエース石塚選手と流れはできていきますね。出雲で不調でしたが、4年生がいなかったプレッシャーもあったそうなので、状態は上がっているはず。その4年の一人菖蒲選手も5区に入って、臨戦態勢でしょうか。
そして、おそらく長い距離が得意という1年生長屋選手が、比較的長い6区。そして伊藤・佐藤選手が2年連続で7区8区の長距離区間に入るのではないでしょうか。ここ数年見せ場を作るも、選手層の穴で6位に留まっていました。今回は、8区間の総合力は間違いなく上がっていますので、1区で上位&3区石塚選手の復調が条件でしょうか。
出雲駅伝は、エース吉居大選手が起用できない中、1区でギャンブルして総合7位となった中大。とはいえ、駒大を倒せる一番手なのは変わりありません。今回は、とにかく堅くオーダーを組んできましたね。1区2区に13分20秒台を出して、本来は絶好調のはずの吉居駿・中野選手を持ってきました。短めの区間ですが、何としてでも先手を取りたいところですね。
そして3区に出雲は飛ばした吉居大選手。この区間なら臨戦態勢か。駒大らここにエースを持ってきたチームを、ここで抑えることができれば面白い。おそらく4区溜池選手でさらに盤石の流れを作ります。中盤も吉中選手ら初駅伝も自慢のスピードランナー、7区と8区は2年連続中大自信のあるロード型湯浅・阿部選手。湯浅選手が特に成長しているので、駒大とまだ競っていれば面白いはずだ。
出雲駅伝3位の城西大は、ある程度攻めていった上でバランスも獲れているいいオーダーですね。1区林2区山中選手が食い下がることができれば、3区キムタイ4区齋藤選手で一気に浮上を狙えるという、中々面白いオーダーになっています。林・山中選手も、出雲3位に大きく貢献していますし、前が見える状態で、出雲で覚醒したキムタイ選手に渡せるか。齋藤選手も、出雲1区転倒がありましたので、ここも大きく前よりアドバンテージが取れますかね。
中盤区間も見どころ満載。5区野村選手と7区平林選手は、出雲駅伝で出場しなかった主力選手。彼らの調子が上がっているのなら、このあたりの区間も攻めることができます。そして出雲に引き続きアンカーは山本唯選手。長い距離の方がいい選手だと思います。ここも全区間盤石な感じがします。やっぱり楽しみですよね。
まとめ
駒大を止めるには、前半から行くしかない!というのを中大から強く感じますね。青学や早大あたりもそういう感じをします。その中で、創価大あたりはまず自分たちの駅伝をという印象も。予想考えることになりますね…!
1位駒澤大学
2位中央大学
3位早稲田大学
暑くて気象条件が厳しい中で、駒澤大の強さが際立つことになるのではないのかなと思います。篠原・鈴木選手も強いですが、赤星選手や山川選手なども光るのではないかと思います。
中央大は、スピードランナー多めとはいえ、中野吉居選手ら序盤4区間程と湯浅選手ら終盤の2区間はかなり盤石に見えるので追っていけると思います。早稲田大は、3区までうまくいければ、6区以降にも強い選手が入っているので、いいところ浮上するのでは。8区佐藤選手に注目。
4位創価大学
5位國學院大學
6位城西大学
7位青山学院大学
8位東洋大学
ここからは予想難しかったですね。創価大は暑さに強いチームだった気がするので、連続で表彰台に入るポテンシャルはあるのではないでしょうか。國学院大は、暑さで調子を上げてる最中のチームがどこまであがるか。とはいえ終盤7区間は盤石。
城西大は、3区4区に主力選手が入っているのがどうでるか。出雲でなかった主力が万全なら、今回も表彰台あるか。青学大は、駅伝の流れになるかどうか、ちょっと未知数で順位を下げて予想しましたがいかに??
シード権争いは非常に迷いましたが、こういう暑さの時は東洋大かなというイメージ。それと箱根予選校の調整という面も考えました。
9位順天堂大学
10位大東文化大学
11位東京国際大学
12位東海大学
13位帝京大学
14位国士舘大学
15位東京農業大学
順大は、序盤強いでしょう。あとは7区がどこまであがってくるか。そして、大東・東国・東海も、展開次第でシード権可能性があるかどうか。東国大は序盤に留学生を入れる予定がどうでるか。大東大もワンジル選手走るみたい。彼は暑さに強いのでどうなるかですね。
OP日本学生選抜
16位大阪経済大学
17位関西大学
18位関西学院大学
19位札幌学院大学
20位環太平洋大学
21位名古屋大学
22位立命館大学
OP東海学連選抜
23位新潟大学
24位東北大学
25位東北学院大学
今年も強い日本学生選抜、関東地区を捉えられるかどうか。地方は今度こそ大阪経済大の予想。そして、僅差の中、関西大と関西学院大と、箱根予選に出ていない関西勢で独占とみます。立命館が序盤に主力を固めたのはちょっと気にしました。
もう深夜ですね。おやすみなさい。
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