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【結果】マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)+レガシーハーフ(2023年10月15日)

MGC関連, マラソン・駅伝・ロードレース

2023年10月15日(日)は、
来年のオリンピックマラソン代表選考会となる

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の開催です！

 

男女とも、上位2名は、そのままパリ五輪代表内定となります。

残り1人は、その後の選考会となります。

激闘の模様と結果のまとめです。

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【結果】マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)

 

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レース詳細(男子のみ)

大雨が降る中スタート。いきなりAD損保川内選手がいきなり飛び出していく展開。三菱重工の山下選手が付こうとしたものの、国立競技場を出てからは川内選手の単独走。5㎞14分44秒・10km29分41秒で通過。雨のレースや単独走に慣れている川内選手がレースの主導権を握る。差は5㎞で7秒差、15km地点で30秒以上となってきた。

　後方集団では、日本記録保持者の富士通鈴木選手が、7km手前から大集団から後退。12km付近で歩き出してしまい、棄権するというアクシデント。誰が勝利するかわからなくなってきました。

　川内選手は、1km3分ペースをキープしていましたが、17kmあたりから3分05秒ペース付近となる。ハーフは63分33秒で通過、2位グループはヤクルト武田選手を中心に33秒～37秒あたりの差。武田選手ら5名くらい抜け出しにかかるが、大迫選手がじりじり詰め寄り、また大集団となる。

　後ろの集団は、詰まりそうで詰まってこない。23km地点で44秒差。ここにきてまた差が少し広がりました。引っ張る選手は、1㎞ごとに代わる感じで、ここのところはトヨタ畔上選手が引っ張っている。実力者では、ブダペスト世界陸上代表の三菱重工山下選手が後退。やはり疲れが残っているか。

　25kmを川内選手が、1時間15分36で通過。1㎞3分05秒前後をキープし、この5㎞は15分26秒。後方は43人ほどの大集団で41~43秒差で通過。SUBARU小山選手が引っ張って給水。そのまま引っ張って、25~26kmは2分58秒。やや切り替えつつあるか。ここで、昨年世界陸上代表の、トヨタ西山選手が後退。雨の影響で、身体が冷えているのは影響あるか。

　川内選手は、26-27kmは、3分08秒。堅実に逃げているか。27.6km折り返し地点で後方は38秒ほど。小山選手が引っ張り続け、畔上選手や、JR東日本横田選手らが前。ここで、アクシデント。黒崎播磨細谷選手が転倒。そのまま立ち上がることができず棄権に。また有力ランナーが去ってしまった。

　29km地点、ついに大迫選手が大集団を引っ張り始める。中々詰まってこないとみて、早めに仕掛け始めたか。すぐ後ろには九電工堀尾選手や旭化成鎧坂選手ら。スピードある選手も前に出てきている。

　30kmで川内選手が1時間31分15秒、2位集団は34秒差へ。鎧坂選手が引っ張り、大迫・堀尾選手にHonda勢、九電工赤崎選手や三菱重工井上・GMO吉田選手らも前へ。集団も絞られてきて、縦長になってきました。

　30kmを超えてから、1位と2位集団が急激に縮まり始め、33kmほどで10秒差となってきた。堀尾・赤崎選手の九電工2人で引っ張っている。34kmで5秒差、堀尾選手らの集団が迫ってくる。

　10m差まで縮まってきたところで、川内選手ペースアップ。追いつかせないようにする。2位集団は堀尾・赤崎・大迫・Honda小山・井上・JR東日本作田選手あたり、後ろは点々としている。

　35km川内選手は1時間46分57秒、2秒差で赤崎選手らの集団。暫く変わらなかったものの、35.2kmでついにその差がなくなりました。堀尾選手が引っ張り先頭、川内選手は集団の一番後方へ。もう一度脚を溜めにかかるか。7人の先頭集団でいよいよ終盤へ。後方は黒崎播磨土井選手らとなる。

 

　残り5㎞、7人の集団は比較的横並び。脚を溜めるため、ペースが落ち着いている。堀尾選手や赤崎・小山選手らが比較的前。井上選手はずっと険しい表情、川内選手も最後方で楽そうな表情。

　38km小山選手が先頭へ。ずっと周りの様子を観察しながら走っていましたが、ロングスパートをかけているか、縦長になり、井上・堀尾選手が苦しそうに後退。小山選手のすぐ後ろに大迫・赤崎・川内選手あたり、作田選手も遅れたか。4人に絞られてくる。

　39kmを過ぎて、小山選手が徐々に抜け出して、単独先頭へ！独走態勢に入っていく。2位は大迫・赤崎・川内選手の集団。39.7kmで8秒の差がついてきた。

　40km2時間2分26秒で追加。10秒差で赤崎・大迫・川内選手ほぼ並んでいる。ここから3度のアップダウン。2位集団は赤崎選手が抜け出しにかかる。3位争いに大迫・川内選手。

　小山選手が先頭のまま、2位争いも赤崎選手が単独。20m差で3位争い川内・大迫選手。残り1㎞小山選手の脚は衰えず、沿道からは小川監督が声をかける。2位争いは赤崎選手、それを大迫選手が懸命に詰めようという展開。2位と3位は縮まってきている。川内選手は4位へ後退。

　国立競技場へ、小山選手先頭、50ｍ弱で2位赤崎選手、15ｍ程の差で大迫選手詰めそうで詰まってこない。小山選手がそのまま逃げ切り2時間8分57秒ほでトップ。さらに赤崎選手が2位！ここまでオリンピック代表内定。

　3位は再び大迫選手、今回も決めれなかったか。4位に川内選手が食い込む形。5位作田・6区堀尾、7位井上・8位大塚選手と続いた。

 

男子結果まとめ

🥇小山直城2時間8分57秒　Honda　パリ五輪代表内定
🥈赤﨑　暁2時間9分06秒　九電工　パリ五輪代表内定
3位大迫　傑2時間9分11秒　Nike　パリ五輪候補

4位川内優輝2時間9分18秒　AD損保
5位作田直也2時間9分18秒　JR東日本
6位堀尾謙介2時間9分53秒　九電工
7位井上大仁2時間9分55秒　三菱重工
8位大塚祥平2時間9分56秒　九電工

9位土井大輔2時間10分18秒　黒崎播磨
10位浦野雄平2時間10分41秒　富士通
11位鎧坂哲哉2時間10分50秒　旭化成
12位河合代二2時間11分14秒　トーエネック
13位市山　翼2時間11分15秒　サンベルクス
14位藤曲寛人2時間11分18秒　トヨタ自動車九州
15位上門大祐2時間11分29秒　大塚製薬
16位聞谷賢人2時間11分37秒　トヨタ紡織

17位木村　慎2時間11分43秒　Honda
18位髙久　龍2時間12分00秒　ヤクルト
19位安井雄一2時間12分11秒　トヨタ自動車
20位古賀淳紫2時間12分18秒　安川電機
21位小山裕太2時間12分20秒　トーエネック
22位星　　岳2時間12分28秒　コニカミノルタ
23位秋山清仁2時間12分37秒　愛知製鋼
24位西　研人2時間12分42秒　大阪ガス

25位柏　優吾2時間12分43秒　コニカミノルタ
26位相葉直紀2時間12分50秒　中電工
27位岡本直己2時間12分50秒　中国電力
28位田口雅也2時間14分02秒　Honda
29位横田俊吾2時間14分04秒　JR東日本
30位土方英和2時間14分10秒　旭化成
31位山下一貴2時間14分11秒　三菱重工
32位大石港与2時間14分11秒　三菱重工

33位富安　央2時間14分40秒　愛三工業
34位畔上和弥2時間14分51秒　トヨタ自動車
35位山口　武2時間14分54秒　スズキ
36位村本一樹2時間15分12秒　住友電工
37位飯田貴之2時間15分16秒　富士通
38位吉岡幸輝2時間15分29秒　中央発條
39位武田凛太郎2時間16分10秒　ヤクルト
40位二岡康平2時間16分12秒　中電工

41位作田将希2時間16分20秒　JR東日本
42位橋本　崚2時間16分47秒　中央発條
43位高田康暉2時間16分51秒　住友電工
44位下田裕太2時間17分26秒　GMOｲﾝﾀｰﾈｯﾄ
45位西山雄介2時間17分49秒　トヨタ自動車
46位松本　稜2時間17分58秒　トヨタ自動車
47位丸山文裕2時間18分10秒　旭化成
48位湯澤　舜2時間19分18秒　SGﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ

49位吉田祐也2時間19分47秒　GMOｲﾝﾀｰﾈｯﾄ
50位山本翔馬2時間20分13秒　NTT西日本
51位中村祐紀2時間21分35秒　住友電工
52位中西亮貴2時間22分12秒　トーエネック
53位青木　優2時間23分22秒　Kao
54位久保和馬2時間24分13秒　西鉄
55位神野大地2時間25分34秒　セルソース
DQ今井正人OT　トヨタ自動車九州
DNF細谷恭平　黒崎播磨
DNF山本憲二　マツダ
DNF其田健也　JR東日本
DNF鈴木健吾　富士通

 

女子結果まとめ

　序盤は岩出選手らが引っ張る。中盤に資生堂市山選手が仕掛ける。ついていくのはエディオン細田選手。2選手がそのまま先頭を行く。30kmを過ぎてから、第一生命鈴木選手とダイハツ加世田選手らが徐々に詰めていく。

　33.5kmあたりで一山選手が先頭に立つものの、鈴木選手とが追いついてくる。38kmで2人が先頭、10秒ほどの差でエディオン細田・資生堂加世田選手が追いかける展開。39kmで鈴木選手が単独先頭、一山選手が2位へ。3位争いも細田選手が抜け出したか。

　39.5kmで、鈴木選手と2位一山選手の差は5秒、一山選手と3位細田選手との差は18秒と広がった。加世田選手も5秒差で苦しくなった。

　40km通過、この5㎞17分22秒とまずまずキープ。鈴木選手と2位一山選手は15秒ほどの差。その後ろ細田選手が14秒ほどの差で懸命に追いかける。

　徐々に後続との差を広げて、国立競技場へ。鈴木選手がそのまま先頭でゴール。2時間24分09秒のタイム！まだ3度目のマラソンニューヒロインとなった。2位は一山選手が2時間24分42秒、粘っていた細田選手が8秒差で3位続きました。

 

🥇鈴木優花2時間24分09秒　第一生命G
🥈一山麻緒2時間24分43秒　資生堂
🥉細田あい2時間24分50秒　エディオン
4位加世田梨花2時間25分29秒　ダイハツ
5位松下菜摘2時間25分57秒　天満屋
6位谷本観月2時間26分40秒　天満屋
7位前田穂南2時間27分02秒　天満屋
8位池田千晴2時間27分14秒　日立

9位安藤友香2時間27分47秒　ワコール
10位阿部有香里2時間28分18秒　京セラ
11位上杉真穂2時間28分21秒　スターツ
12位鈴木亜由子2時間31分33秒　日本郵政G
13位大東優奈2時間31分36秒　天満屋
14位岩出玲亜2時間31分46秒　デンソー
15位川内理江2時間31分52秒　大塚製薬
16位市田美咲2時間32分00秒　エディオン
17位太田琴菜2時間34分16秒　日本郵政G
18位森田香織2時間34分45秒　パナソニック
DQ前田彩里OT　ダイハツ
DQ福良郁美OT　大塚製薬
DQ竹本香奈子OT　ダイハツ
DNF吉川侑美　ユニクロ
DNF山口　遥　AC KITA
DNF和久夢来　ユニバーサル

【結果】東京レガシーハーフマラソン

東京レガシーハーフマラソン【公式サイト】

 

🥇ｴﾊﾞﾝｽ ｹｲﾀﾆｰ61分10秒　トヨタ紡織
🥈ﾍﾞﾅｰﾄﾞ ｷﾒﾘ　富士通
🥉ﾋﾞﾀﾝ ｶﾛｷ　トヨタ自動車

近藤幸太郎1時間1分26秒　SGﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ※日本人トップ

学生
中央大学
山平怜生③62分50秒※学生トップ
白川陽大②69分47秒

國學院大學
吉田蔵之介①63分31秒
松下祐介④63分56秒
板垣俊祐③64分17秒

順天堂大学
内田柾冶④63分57秒
出口静之心④64分40秒

早稲田大学
伊福陽太③63分01秒
菅野雄太③63分18秒
宮岡凜太②63分29秒

創価大学
志村健太④63分39秒
石井大揮④63分45秒
若狭凛太郎③63分51秒
藤ノ木丈③66分43秒
野沢悠真②68分46秒

東洋大学
西村真周②63分28秒
村上太一④63分52秒
網本佳悟②64分32秒
梶野稜太郎④64分43秒
十文字優一④66分31秒