いよいよ、三大駅伝の開幕戦!出雲駅伝が近づいてきましたね。エントリーも発表されています。
駅伝ファンとして、優勝候補や上位校の有力チームの区間エントリー予想をしていきますので、お付き合いください。
続いて、
過去最高は8位!一気に更新してもおかしくないチーム力になってきた!城西大学です。
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エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝の前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られ、当日補欠2名と変更も認められています。
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、高:高校駅伝、予:箱根予選、全予:全日本予選、IC:インカレ
野村颯斗④13分55秒75/28分54秒48≪23全予3組1位、箱1区11位、22予59位、21予108位、箱6区11位、20:予159位≫
山本唯翔④13分51秒08/28分25秒21≪23ユニバ1万3位、全予4組8位、関東IC1万11位、箱5区1位、22予65位、21予81位、箱5区6位、20:全7区13位、予115位≫
山中秀真④13分58秒72/28分57秒70≪23全予2組3位、関東IC5千、箱10区6位、22予75位、全予1組10位、関東IC5千18位、21:予102位、20:予221位≫
平林 樹③13分44秒80/28分49秒64≪23全予2組4位、関東IChalf4位、箱9区8位、22予79位、21:予198位≫
林 晃燿③13分51秒22/28分26秒31≪23全予1組1位、箱7区9位、22:全予2組17位≫
久保出雄大③14分30秒00/29分30秒48≪22予139位≫
ヴィクター キムタイ②13分26秒77/28分24秒57≪23全予4組12位、関東IC1万1位5千1位、箱3区11位、22予6位、全予4組14位、関東IC5千2位≫
斎藤将也②13分51秒21/28分37秒90≪23全予3組18位、関東IC1万19位、箱2区15位、22予27位、全予4組26位≫
桜井優我②14分02秒49/28分27秒92≪23全予1組11位、関東IChalf13位、箱8区14位、22予129位≫
鈴木健真②14分08秒38/29分57秒99≪23箱4区18位、22全予1組18位、21高1区6位≫
主力がほぼ漏れなくエントリーしてきたのではないでしょうか。4年生は下級生の頃から、”トリオ”と言われていた3人。エース山本唯選手は、今年の箱根駅伝で5区山登り区間新で、有名になりましたが、平地の走力も非常に高い選手。ユニバ代表にも選ばれ、1万m3位の好成績。総合力をもって、初めての出雲駅伝に臨みます。
野村選手は、今年の箱根駅伝で1区を務めて、ある程度の順位でまとめてきている選手。全日本予選では3組1位と、最後のスパート力を見せるなどスピードがあります。山中選手も、全日予選で2年連続上位にまとめています。4年生の走力や安定感は、初めての出雲駅伝の中で頼りになりそうです。
これに追いつけ追い越せと勢いがあるのが、現在の2年生になります。初の留学生を導入した世代ですが、ここは日本人も伸びています。留学生はキムタイ選手が、今年の関東IC2部5千m1万m驚きの2冠。展開が良ければ、終盤の力が活きる感じですよね。
そして今年の箱根2区を走った齋藤選手のほか、箱根メンバーが集結しましたね。その中で、期待値は齋藤選手がやはり一番高いでしょうか。春は少し足踏みでしたが、飛躍の夏になったかどうか。
桜井選手は確実に走力アップを重ねていて関東ICハーフ・全日予選と着実に経験を積んでいます。鈴木選手は怪我が多いですが、ポテンシャルはこの世代でも屈指。力が戻っていれば面白い選手です。
あとは少数精鋭の3年生は主力3人ともエントリー。箱根9区を走るなどロードで高い安定感がある平林選手は、夏前に5千m13分44秒を叩き出して、出雲駅伝も臨戦態勢に。全日予選1組1位の好成績の林選手や、前年の箱根予選を走っている久保出選手も確実に成長中。
強い選手が、そのままエントリーできたのは良かったこと。爆発力はありますので、過去最高の8位にとどまらず、一発狙えるくらいのオーダーを考えていきたいです。
最近のトレンドとして、3区に留学生を起用して、大きく順位を上げる、流れを作るというのがありますが…ちょっと今回はそれとは違う予想をしてみました。
1区(8.0km)ヴィクター キムタイ②13分26秒77
2区(5.8km)斎藤将也②13分51秒21
3区(8.5km)山本唯翔④13分51秒08
4区(6.2km)野村颯斗④13分55秒75
5区(6.4km)林 晃燿③13分51秒22
6区(10.2km)平林 樹③13分44秒80
1区キムタイ選手…ちょっと思い切った予想。1区にキムタイ選手にしました。関東ICで勝ち切ったところを見て、脚をためる展開になれば、かなり強いのではないかなぁと思いました。今年は、暑さが残る気候になれば、比較的ペースは上がらず、最後の叩き合いの展開になるのではと思います。そうなると、区間賞争いになるかもです。
2区斎藤選手…エース候補として期待が高い2年齋藤選手を2区予想します。最短区間ですが、ある意味最もスピードがいる区間です。春先が少しうまくいかない感じでしたが、前年も秋以降に一気に調子を上げてきました。他校のエース相手にどこまでやれるか注目です。
3区山本選手…続いて、箱根5区山登りタイトルホルダーの山本選手。とはいえ、最後の箱根は2区を望んでいます。であれば、直近この区間にエース選手を置くことが多い3区がいいと思います。大学駅伝で、平地区間を走るのは、1年の全日本以来。どのくらいやれるか楽しみな選手です。
4区野村選手…箱根1区で好走している野村選手を、この4区に持ってこれるわけですので、城西大の選手層は厚いと思います。出雲1区でもやれる力はあります。一度1区以外の区間を経験するのもいいと思います。後半に向けて流れを作れればと思います。
5区林選手…繋ぎ区間は、調子の上がっている選手になると思いますが…実績としては林選手ですかね。箱根7区で安定した走りを見せていて、今年は全日予選1組1位の好成績もあります。アンカーにつなぐ選手として、総合力高いのではないでしょうか。
6区平林選手…序盤にスピードランナーをつぎ込みましたが、もう一人城西大にはエース格の選手がいます。箱根9区区間一桁、さらに今期は関東ICハーフも入賞している平林選手が、アンカーに適任ではないかと思います。箱根往路もあると思うので、一つ試金石になればと思います。
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あとは、オーソドックスに、1区野村選手、2区斎藤選手、3区キムタイ選手、6区山本唯選手…こちらのほうが無難で戦いやすいですかね。今後も見据えて、ちょっと違う配置を考えてみました。
城西大は、主力選手は全員エントリー、この時点ではほぼ万全なのかなと思います。山の妖精で有名になった山本唯選手は、平地も非常に強力で、おそらくエース区間の3区か6区あたりの予想。これに野村・山中選手を加えた4年生トリオは、主要大会での安定感が高い選手たちです。
爆発力を秘めているのが2年生陣。留学生キムタイ選手は、関東IC2部で5千1万2冠!齋藤選手は、前半戦足踏みも、前年通り秋から大きく伸びていれば面白い選手。これに長い距離安定している3年平林選手らが核となっています。
あとは、主要大会安定ている3年林選手に、箱根を経験している2年鈴木・桜井選手らがエントリーしていて、誰が6人に入ってきてもおかしくないのですよね。正攻法としては、3区に留学生というのが鉄則ですが、日本人も強くなっている中、同じ策を獲ってくるかどうか。
出雲駅伝は過去最高8位ですが、今回のチームは今まで以上に爆発力も兼ね備えていると思います。ピタリとオーダーがハマれば、大きく順位を更新することも可能。櫛部監督の采配にも注目ですね。
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