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【関東インカレ陸上2023】男子長距離5種目[1部エントリー]

今年も関東インカレの季節ですね。

2022年5月11日(木)~14日(日)にかけて
第102回関東インカレが行われます。

その関東インカレの概要についてと、

箱根駅伝中心のブログの為、

1500m・5000m・10000m・ハーフマラソン・3000m障害の長距離5種目のエントリーと展望を掲載します。

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ページコンテンツ

第102回関東学生陸上競技対校選手権大会について

関東陸上競技連盟

関東インカレ2023要項

関東インカレ2023競技日程

関東インカレ2023エントリー

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関東インカレ1部・2部校について

陸上の強いチームが1部、それ以外が2部、大学院が3部となっています。

1部校と2部校は、前年の1部下位2校・2部上位2校が入れ替わります。

今年は以下の大学が1部校になります。

1部校
中央大学、順天堂大学、早稲田大学、法政大学
東洋大学、明治大学、山梨学院大学、東海大学
大東文化大学、日本体育大学、国士舘大学、日本大学
筑波大学、慶應義塾大学、東京学芸大学、国際武道大学

2部校は、この16校以外全部。紹介しきれませんので、箱根駅伝で有名な大学をいくつかあげます

2部校
駒澤大学、青山学院大学、國學院大學、創価大学
城西大学、東京国際大学、帝京大学、立教大学
専修大学、神奈川大学、中央学院大学、麗澤大学、
日本薬科大学、東京農業大学、拓殖大学、駿河台大学
芝浦工業大学、上武大学、亜細亜大学などなど

となってます。

長距離中心の強化で、駒大と青学大が2部にいますので、長距離種目に関しては、1部以上に盛り上がることも多いです。

男子長距離5種目競技日程

【5月11日(木)】
13時35分:男子2部3部1500m予選
14時25分:男子1部1500m予選
17時25分:男子1部10000m決勝
18時30分:男子2部3部10000m1組
19時10分?:男子2部10000m2組

【5月12日(金)】
13時00分:男子2部1500m決勝
13時30分:男子1部1500m決勝
17時25分:男子2部3部5000m1組予選
17時45分?:男子2部3部5000m2組予選

【5月13日(土)】
13時55分:男子2部3部3000m障害予選
14時40分:男子1部3000m障害予選

【5月14日(日)】
9時00分:男子2部3部ハーフマラソン
9時06分:男子1部ハーフマラソン
11時10分:男子2部3000m障害決勝
11時25分:男子1部3000m障害決勝
14時05分:男子2部5000m決勝
14時50分:男子1部5000m決勝

1部長距離5種目エントリー・展望

種目別エントリーを紹介して、軽く展望を行います。

予選がある種目は、予選組順、それ以外は駅伝など実績順にしています。

なお、この記事では1部だけです。2部3部は少しお待ちください。

1500m

大学名 1人目 2人目 3人目
中央大学 1組山田俊輝④ 2組金子魅玖斗④ 2組中野倫希③
順天堂大学 1組中川拓海① 2組後田 築① 2組大野聖登①
早稲田大学 1組栁本匡哉④ 1組宮本優希① 2組間瀬田純平②
法政大学 1組田井中悠成① 2組高橋彰太②  
東洋大学 1組石川 心④ 2組奥山 輝④ 2組田中 純①
明治大学 1組馬場勇一郎④ 1組乙守勇志① 2組加世堂懸①
山梨学院大学 1組髙田尚暉③ 2組髙木駿太④ 2組八鍬拓斗②
東海大学 1組松本颯真② 1組矢口陽太① 2組兵藤ジュダ②
大東文化大学 1組長島玲音④    
日本体育大学 1組内山俊一④ 1組高村比呂飛③ 2組瀬戸雅史①
国士舘大学 1組勝部愛大②    
日本大学 1組大野雅也③ 2組山口聡太①  
筑波大学 1組小牧直登② 2組藤原潤乃佑④ 2組吉田海渡③
慶應義塾大学 1組野田大晴①    
東京学芸大学      
国際武道大学      

 各チーム楽しみですね。中心になるのは、昨年2位、そして個人選手権優勝の日体大高村選手でしょうか。今一番ノっているといっていいでしょう。個人選手権・関東ICと連続で学生チャンピョンになっていくか。

 続くのは、個人選手権で見ると、ルーキーの順大大野選手!いきなり3位に入っていて絶好調。一気に頂点なるか。 同じくルーキーなら、東洋大田中選手も非常に力ありますし、どこまで走ってくるか。IH決勝の東海大矢口選手らもいますね。

 そして箱根2位と勢いに乗る中央大の中距離勢、中野・山田選手に、金子選手も実力がありますね。彼らの誰かが表彰台以上に入ってくる可能性も高い。ここのところ記録会順調の早大は、前回決勝の間瀬田選手らもあるか。前回6位入賞の筑波大吉田選手や7位入賞の明大馬場選手らも気になるところ。

 他では、先の東洋大は田中選手以外にも実力者、石川・奥山選手らでトリプル入賞なるか。また、山学大は主力選手の髙田選手をこちらに投入。記録会では、3分45秒を切るタイムを出してきているので、一気に優勝戦線へ、十分ありそう。このあたり注目になってくると思われます。

5000m

大学名 1人目 2人目 3人目
中央大学 伊東夢翔② 吉中祐太② 鈴木耕太郎①
順天堂大学 三浦龍司④ 服部壮馬③ 吉岡大翔①
早稲田大学 伊藤大志③ 山口智規② 山崎一吹①
法政大学 緒方春斗④ 松永 怜④ 武田和馬③
東洋大学 九嶋恵舜④ 菅野大輝④ 田中 純①
明治大学 甲斐涼介③ 森下翔太② 綾 一輝①
山梨学院大学 新本 駿④ 村上大樹③ J.ムトゥク②
東海大学 石原翔太郎④ 水野龍志③ 五十嵐喬信③
大東文化大学 久保田徹④ 西川千青③ 入濱輝大②
日本体育大学 漆畑徳輝④ 溝上賢伸③ 平島龍斗②
国士舘大学 中島弘太③ 富岡晃世②  
日本大学 古川楓馬② J.キプケイメ① 山口彰太①
筑波大学 平山大雅④ 吉田海渡③  
慶應義塾大学 安倍立矩③ 木村有希③ 安田陸人②
東京学芸大学      
国際武道大学      

 2連覇している順天堂大三浦選手が、今回もエントリー。3連覇なるかというのは、非常に注目ですね。やはり、3000m障害で見せる世界レベルの切れ味が炸裂すると、中々敵う選手はあらわれないのではないでしょうか。織田記念でも13分30秒台では走れていました。

 他の選手となると、まずはハイペースに留学生が持ち込めるかどうか。1部は意外と多くなく、山学大ムトゥク選手と日大キプケイメ選手のみ。このうち、ムトゥク選手は、日体大記録会で1万m27分台をマーク。5千m非常に強い存在になると思われます。

 日本人に目を向けると、今シーズントラックで日本人に負けていない早大山口選手。ポテンシャル高い選手ですが、ここのところ持ち味がどんどん出てくるようになってきて楽しみ。同大の伊藤選手らと一気に波乱を起こしてくるか。

 さらに、試合に安定して出られるようになった東海大石原選手が、やはり非常に楽しみ。終盤のガッツは本当に強いですし、2年時以上の成績を残せるか。昨年、大勝負でびっくりだせた法大松永選手は、今年もエントリー。箱根1区や学生ハーフで変わらず切れ味鋭いところを見せていて、今回も十分入賞候補。

 他では、中大は吉中選手ら若手中心、東洋大は前回入賞の九嶋選手が今回もエントリー。さらに箱根3区快走以降、波に乗ってきた明大森下選手も非常に楽しみな存在。今回春から快走が期待できるか。同じく3区から覚醒気味の日体大漆畑選手も個人的に注目。

 また、ルーキー陣のエントリーも目立つ。順大は高校記録保持者の吉岡選手が、満を持してエントリー。金栗記念最終組は、さすがにレベルが高かったですが、その走力はやはり楽しみだ。先輩の三浦選手との激突に注目か。他にも中大鈴木選手、早大山崎選手、明大綾選手、1500mと両エントリーの東洋田中選手ら、いきなり上級生に風穴を開けてもおかしくないメンバーが揃ってますね。多くの選手に上位に入るチャンスがありそうです。

10000m

大学名 1人目 2人目 3人目
中央大学 山平怜生③ 阿部陽樹③ 白川陽大②
順天堂大学 浅井皓貴③ 海老澤憲伸③ 荒牧琢登①
早稲田大学 石塚陽士③ 工藤慎作①  
法政大学 松永 怜④ 宗像直輝④  
東洋大学 佐藤真優④ 小林亮太③ 緒方澪那斗②
明治大学 尾崎健斗③ 溝上稜斗③ 吉川 響②
山梨学院大学 J.ムトゥク②    
東海大学 梶谷優斗③ 花岡寿哉② 南坂柚汰①
大東文化大学 小田恭平③    
日本体育大学 大森椋太④ 二村昇太朗② 山崎 丞②
国士舘大学 山本龍神④ 瀬川翔誠②  
日本大学 下尾悠真④ 安藤風羽③ J.キプケイメ①
筑波大学 平山大雅④ 小山洋生②  
慶應義塾大学 木村有希③ 安田陸人②  
東京学芸大学      
国際武道大学      

 昨年は、当時の4年生が多かったですね。なので大きくメンバーが入れ替わることになります。留学生は、5千mと同じくムトゥク選手とキプケケイメ選手。実績的にはやはり、昨年から対抗戦活躍していたムトゥク選手ということになるのでしょうか。優勝候補ということになりますね。

 対抗を上げるとすると難しいですが、先日27分台を出した早大石塚選手になってくるでしょうか。本当に数か月単位で著しい成長を遂げているなぁと思います。1500mのタイムも持っていますので、終盤の勝負も強いと思います。

 また、中大は主力核の選手をあえて外してのエントリーですが、それでも長い距離で手堅い阿部・山平選手が中心。法政大は、松永選手が5千mもエントリーですが出場してくればやはり走力高い。前回トリプル入賞の東洋大は、そのメンバーの佐藤選手に、箱根3区で名を上げた小林選手らが絡んでくるでしょうか。

 また、伸び盛りの2年生から、東海大花岡選手が、楽しみ。それから日体大山崎選手もどんどんエースに成長していますね。ともに古豪復活に向けてのキーマンの選手だ。順大は、新チームのエース格浅井・海老澤選手がどこまで通用するかか。

 また、日本人でも1年生が3人エントリー。持ちタイムでは1万m28分30秒台の早大工藤選手、さらにすでに長い距離に対応している東海大南坂選手、順大の荒牧選手もいますね。長めの距離で、いきなり上位を賑わすか楽しみ。

ハーフマラソン

大学名 1人目 2人目 3人目
中央大学 湯浅 仁④ 髙沼一颯③ 佐藤宏亮②
順天堂大学 藤原優希④ 石井一希④ 神谷青輝③
早稲田大学 佐藤航希④ 菅野雄太③ 伊福陽太③
法政大学 細迫海気④ 稲毛祟斗④ 上仮屋雄太③
東洋大学 村上太一④ 梅崎 蓮③ 網本佳悟②
明治大学 杉彩文海④ 橋本基紀④ 室田安寿②
山梨学院大学 横山竜之介④ 北村惇生④ B.キピエゴ①
東海大学 入田優希④ 越 陽汰③ 竹割 真②
大東文化大学      
日本体育大学 高濵大志④ 山口 廉③ 浦上和樹②
国士舘大学 ピーター カマウ③ 生田目惇③ 川勝悠雅②
日本大学 久保昇陽④ 大仲竜平② 冨田悠晟②
筑波大学 塚田萌成④ 皆川和範④ 古川幸治③
慶應義塾大学 田島公太郎③    
東京学芸大学      
国際武道大学      

 混戦が予想されるハーフ。昨年の実績ということだと、2位に入っている東洋梅崎選手。箱根9区では長丁場の強さをさすが見せてきた形でしょうか。同じく6位入賞している法大稲毛選手あたりがまず中心でしょうか。

 他いろんな候補いますね。2年連続箱根9区で好走している中大湯浅選手も安定感非常に高いですし、早大も箱根組で固めてきています。早大は箱根上位に来ていた時は必ず誰かが入賞します。佐藤選手今年姿見てないですが、他の菅野・伊福選手がスタミナ型で入賞はイルカ。

 明治大は、箱根7区区間賞の杉選手を投入しています。山学大は日本人エース北村選手に、新留学生のキピエゴ選手がどこまでいけるか。名前を見ると強そうなのは東海大のメンバー。最近好調の竹割選手に、調整で来てれば抜群に強い越選手、復調していれば入田選手も勿論候補です。

 あとは、国士大のカマウ選手がハーフマラソンに。得点を意識するとやはりこちらになるでしょうか。どこかで飛び出すかもしれません。あとは、学生連合で箱根を走っている筑波大皆川選手と慶大田島選手がエントリー。入賞して存在感を示せるか。このあたり注目ですかね。

3000m障害

大学名 1人目 2人目 3人目
中央大学 1組大澤健人④ 2組浦田優斗③  
順天堂大学 1組山崎 颯② 1組村尾雄己② 2組林 龍正①
早稲田大学 1組菖蒲敦司④ 1組諸冨 湧④ 2組草野洸正③
法政大学 1組大嶽昴士② 2組林 祐正① 2組湯田陽平兵①
東洋大学 2組濱中 尊①    
明治大学 1組小林周太郎① 1組鬼塚大翔① 2組窪田悠人②
山梨学院大学 1組南葉聖琥① 2組中込 空④ 2組品田滉人②
東海大学 1組加藤竜聖① 2組飯干凌成②  
大東文化大学 1組庄司瑞輝① 2組佐竹勇樹④  
日本体育大学 1組分須尊紀③ 1組富永椋太③ 2組西坂 侑②
国士舘大学 1組安達京摩④ 2組佐藤佑紀① 2組江上天晴①
日本大学 1組山室陽太① 2組山口月暉②  
筑波大学 1組伊佐昂大① 2組鍔 颯人②  
慶應義塾大学 1組黒澤瑛紀④ 2組鈴木太陽②  
東京学芸大学      
国際武道大学      

 直近の実績では、”3強”をあげます。日本学生個人選手権で8分38秒94の好タイムで1位の早大菖蒲選手、2位8分42秒19の順大村尾選手、さらに織田記念で8分37秒11の好タイムを出した中大浦田選手ですね。実績では、一昨年・昨年も結果を出している菖蒲選手がさらに一歩前ですが、追い抜く選手が出るか。

 そしてほかのチームも実力者を揃えてきていますね。前回2部優勝の大東佐竹選手も、もちろん優勝候補に入ってきます。どこまで迫っていけるか。3000m障害もかなり強化している順大や法大は、誰が走るにも要注意。順大は特にトリプル入賞あるかどうか??

 それから、個人選手権では8分50秒前後に走っていた山学中込選手に早大諸冨選手も上位候補。走力面では日体大分須選手も、ここで復活ののろしとなるか。国士大安達選手も2大会前好走者ですね。

あとは全体的に1年生が多いですね。IH上位で言うと、4位順大林選手、7位国士大江上選手、8位法大湯田選手、他明大は鬼塚選手ら2名起用していますね。一気に穴を開けてくるか楽しみです。