2023年2月5日(日)に、
第75回香川丸亀国際ハーフマラソンが行われました。
コロナ禍で中止が続いていましたから、久しぶりですね。
#香川国際丸亀ハーフマラソン
10時35分スタート!
BSフジで10時30分から生中継📺公式サイト⏬https://t.co/e2aaNzcOQI
記録⏬
ランナーズアップデートhttps://t.co/rlaNi6WsZbRUNNEThttps://t.co/pcOkD5fE3O#丸亀ハーフ
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) February 5, 2023
出だしから、大会記録・日本記録が狙えるハイペースでレースが進み、
多くの実業団・大学生ランナーが記録にチャレンジしました。
レース展開、上位、そして箱根駅伝ランナーなど大学生選手のまとめになります。
ページコンテンツ
【結果】第75回香川丸亀国際ハーフマラソン
レース展開(男子のみ)
1㎞2分51秒で通過大集団
引っ張るのは、NDソフトのムティソ選手とトヨタ西山雄選手
6㎞14分08秒で通過、ムティソ選手とトヨタ太田選手が中心
なお、日本記録より6秒早いペース
10㎞28分04秒で通過、この5㎞13分56秒の超ハイペース!
集団はどんどん絞られて、
ムティソ選手ら外国勢3名に、
太田選手、駒大篠原選手、中学大篠原選手に絞られる
14㎞手前、外国勢3名と、日本人3名に集団が分かれる
15㎞42分07秒でトップ通過。日本人トップは42分18秒
依然、日本記録が更新できるペース!
18㎞日本人争い、中学吉田選手が遅れ、
太田選手と篠原選手の間にも少し差ができる 太田選手が日本人トップに
20㎞ムティソ選手と三菱重工メアン選手が56分15秒で通過!
SUBARUアンドリュー選手はやや遅れる
太田選手は59分17秒で日本記録と全く同じタイムで通過
ただ、少しずつペースが落ちてきているのがどうか
最後のトラック、ムティソ選手がスパートで制して、
世界歴代4位の貫録を示した。2位メヤン選手、3位アンドリュー選手
太田選手はあと7秒届かずも、60分07秒の好タイム4位
続いて60分11秒でゴールした駒大篠原選手が日本学生新!
中学大吉田選手も60分台で好タイムが続出しました!
上位結果
太田智樹が1時間0分07秒で日本人トップ!駒大・篠原倖太朗が日本人学生最高の1時間0分11秒/丸亀ハーフ
男子は太田智樹が1時間0分07秒の日本人トップ。篠原倖太朗(駒大)が日本人学生最高タイムの1時間0分11秒をマークした#丸亀国際ハーフマラソン
|月陸Online https://t.co/9B57nUpVca— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) February 5, 2023
男子上位50名
1位アレクサンダー ムティソ59分17秒 NDソフト【大会新記録】
2位クレオファス メヤン59分18秒 三菱重工
3位ロロット アンドリュー59分54秒 SUBARU
4位太田智樹60分08秒 トヨタ自動車
5位篠原倖太朗②60分11秒 駒澤大【学生新記録】
6位吉田礼志②60分31秒 中央学院大
7位大石港与61分15秒 トヨタ自動車
8位西山和弥61分19秒 トヨタ自動車
9位ジャック ライナー61分24秒 オーストラリア
10位若林宏樹②61分25秒 青山学院大
11位山本唯翔③61分34秒 城西大
12位山川拓馬①61分36秒 駒澤大
13位高久 龍61分39秒 ヤクルト
14位橋本大輝61分40秒 SGホールディングス
15位高山豪起①61分42秒 國學院大
16位物江雄利61分45秒 Kao
17位伊藤大志②61分50秒 早稲田大
18位清水颯大61分52秒 大塚製薬
19位西山雄介61分56秒 トヨタ自動車
20位菖蒲敦司③62分00秒 早稲田大
21位塩出翔太①62分01秒 青山学院大
22武田凛太郎62分01秒 ヤクルト
23位青木瑠郁①62分02秒 國學院大
24位福田 翔②62分03秒 帝京大
25位阿部陽樹②62分05秒 中央大
26位山崎 丞①62分06秒 日本体育大
27位米満 怜62分06秒 コニカミノルタ
28位折居卓哉62分07秒 サンベルクス
29位髙田康暉62分09秒 住友電工
30位小林篤貴③62分13秒 神奈川大
31位湯原慶吾62分17秒 小森コーポレーション
32位安藤武留②62分17秒 中央学院大
33位白川陽大①62分18秒 中央大
34位嘉数純平①62分18秒 國學院大
35位小暮栄輝②62分18秒 創価大
36位設楽啓太62分29秒 日立物流
37位畔上和弥62分29秒 トヨタ自動車
38位赤星雄斗③62分29秒 駒澤大
39位東 遊馬62分31秒 九電工
40位デジェン テスファレムウェルドゥ62分31秒 星槎大
41位三田眞司62分31秒 サンベルクス
42位松岡竜矢④62分35秒 日本大
43位三上祟斗62分36秒 SGホールディングス
44位宮下隼人62分37秒 コニカミノルタ
45位桃澤大祐62分39秒 サンベルクス
46位大森椋太③62分39秒 日本体育大
47位ライリー コックス62分43秒 オーストラリア
48位嶋津雄大④62分45秒 創価大
49位馬場賢人①62分45秒 立教大
50位平林 樹②62分49秒 城西大
以上上位50名
コロナ禍が明け、大勢のランナーが出場しましたね。道具の進化もあり、記録が期待されましたが、やはりかなり記録が出ましたね。大会記録はムティソ選手が更新!日本記録はあと僅かでしたが、15㎞まで太田選手らが上回っていましたので、今後に期待が持てます。
学生は、駒大篠原選手が日本記録にも迫る60分11秒の学生新記録!中学大吉田選手も相当な記録を出しました。全体的に結構上位に食い込んだ選手が多いです。
そんな中、実業団では、太田選手をはじめとしたトヨタ自動車勢が目立ちましたね。中央大コーチの二足の草鞋を履く大石選手が、現役中大生をしっかり上回って61分15秒の7位、西山和選手も今回はいい記録が出たようで良かった。西山雄選手は62分を切ったところ、今後に向けての調整になってれば。
他、ベテランのヤクルト高久選手に、大学4年からどんどん伸びているSGホールディングス橋本選手が61分40秒付近。Kao物江選手あたりも今回は結果が出ていますね。
女子上位8名
1位パウリン カムル67分22秒 ルートインホテルズ(大会新)
2位加世田梨花68分11秒 ダイハツ
3位イソベル バッド ドイル69分27秒 豪州
4位シニード ダイバー69分29秒 豪州
5位サラ パガーノ70分15秒 アメリカ
6位ジョン デユン71分19秒 K-water
7位谷本観月71分48秒 天満屋
8位中村優希72分05秒 パナソニック
大学生まとめ
判明している分になります
#丸亀ハーフ
男子5位
篠原倖太朗(駒大) 1時間0分11秒 pic.twitter.com/1GrG15YpoK— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) February 5, 2023
駒澤大学
5位篠原倖太朗②60分11秒【学生新記録】
12位山川拓馬①61分36秒
赤星雄斗③62分29秒
駒大篠原選手、箱根3区の走りも素晴らしかったですが、今回は本当にびっくりしました!日本記録を超えるペースで15㎞過ぎまで走り続け、終盤単独走になっても見事な粘りを見せていました。
学生記録は狙っていたそうでもありますが、それを置きく飛び越えて日本記録にも11秒差に迫ったわけですから…。競り合いでの強さもあるのでしょうか。ここまできたら、新エースと呼んでいいでしょう。
また、大学駅伝で大活躍したルーキー山川選手も、初のハーフマラソン61分36秒と、1年生離れした記録!箱根5区山登りであれだけのパフォーマンスを見せた後も、ある程度調子をキープしているのも、とてもタフだなと思いました。やはり彼も今後の活躍に期待ですね。
中央大学
25位阿部陽樹②62分05秒
白川陽大①62分18秒
中野翔太③62分49秒
佐藤宏亮①63分27秒
伊東大翔③63分51秒
羽藤隆成③64分25秒
溜池一太①64分28秒
大澤健人③64分37秒
居田優太③6516
山平怜生②6550
中央大は結構多くのランナーが出場してきましたね。箱根・都道府県連戦の主力選手、阿部選手や中野選手あたりはしっかりと62分台。阿部選手はロードの高い安定感を保持しています。
1年生が今回頑張って、箱根メンバーにも入っていた白川選手が62分18秒の好記録で主力の仲間入り、佐藤選手も63分半ばで、着々とタイムを縮めてきています。中央大の若手も楽しみです。
青山学院大学
10位若林宏樹②61分25秒
21位塩出翔太①62分01秒
黒田朝日①63分02秒
青学大は、箱根駅伝惜しくも走れなかった選手が出場。発熱が無ければ箱根5区山登りを走っていた若林選手が、ナイスパフォーマンス。61分25秒と好記録!原監督が”山に自信がある”と年末まで話されていたのが、すごくわかる成績です。平地も相当走力をつけてきていましたね。
それからルーキーも出走。塩出選手が62分01秒と、新チームの主力候補に名乗りを上げる成績。箱根駅伝直前に怪我していた黒田選手も、ひとまず63分少しでは走破。高校時代の有力者が続々力をつけてきていますね。
國學院大學
15位高山豪起①61分42秒
23位青木瑠郁①62分02秒
嘉数純平①62分18秒
木村文哉②63分48秒
國學院大は、楽しみなルーキーたちが出場。高山選手が秋以降一気に伸びましたね。61分42秒は、今の高速化でもかなりの記録です。駅伝でブレイクした青木選手も62分02秒とまずまず。駅伝エントリーしながら出場なかった嘉数選手も試合出場。62分18秒は、十分次につながる結果です。やっぱり来期も躍進候補ですね。
順天堂大学
海老澤憲伸②63分33秒
順大は、箱根駅伝7区エントリーも当日変更となった海老澤選手が出場。63分台半ばと、大きくは崩れずに走り切りました。
早稲田大学
17位伊藤大志②61分50秒
20位菖蒲敦司③62分00秒
早大は、次のチームを引っ張る選手が出場。箱根5区・都道府県3区と連戦が続いていた伊藤選手が61分50秒と早大記録に迫る走り!やっぱり平地でもエースになっていきますね。
さらに、菖蒲選手が62分00秒の好記録で続いたのはびっくり!秋口の新型コロナ感染から、中々本来の走りになるのに苦労していましたが、ついに自分の走りができるようになってきた感じですね。やっぱり早大も来ると思いますよ。
法政大学
清水郁杜①63分59秒
矢原倖瑛①64分37秒
宮岡幸大②6826
法政大は1年生の選手がまずまずでしたたね。1年生で唯一エントリーしていた清水選手が64分を切るタイムとまずまず。矢原選手も2本ハーフある程度まとめてきています。次につながりそうですかね。
創価大学
小暮栄輝②62分18秒
嶋津雄大④62分45秒
石井大揮③63分59秒
横山魁哉④64分30秒
創価大は4年生も含めての出場。その中で、箱根駅伝を走れなかった小暮選手が62分18秒のナイスパフォーマンス。比較的主力の卒業が多い創価大ですが、間違いなくキーマンになりうる存在です。嶋津・横山選手も次の舞台へ繋がるレースかな?
城西大学
11位山本唯翔③61分34秒
平林 樹②62分49秒
山中秀真③64分06秒
山の妖精・山本唯選手が好調キープ。都道府県対抗駅伝でもいい成績でしたが、今回のハーフ61分34秒の好記録。平地の走力もついていますし、次年度の希望箱根2区というのは、十分あり得そうです。
それから、復路9区10区、シード権争い際どい所を勝負しきった平林・山中選手も出場。平林選手が62分台とまずまずまとめましたかね。
東京国際大学
木村海斗②63分43秒
昨年の全日本大学駅伝5区で、一度駅伝を経験している木村選手が出場。次の主力となっていくでしょうか。
帝京大学
24位福田 翔②62分03秒
帝京大は福田選手がナイスパフォーマンスですね!62分03秒の大幅ベスト!箱根駅伝は走っていないですが、全日本予選や出雲駅伝で活躍した選手です。主力候補の一人として結果出しています。
山梨学院大学
新本 駿③67分08秒
箱根5区を走った主力の一角ですね。またちょうしをあげていきたい。
日本体育大学
山崎 丞①62分06秒
大森椋太③62分39秒
田島駿介①63分15秒
漆畑徳輝③63分51秒
分須尊紀②6503
日体大は、次の主力選手が数多く出走。箱根1区で終盤まで戦いきった山崎選手が、やはり力が抜けていて62分06秒の好記録!箱根10区出走の大森選手も今回は好走。箱根は走らなかった田島選手は2度目のハーフまずまず。育成は着々と進んでいますね。
立教大学
馬場賢人①62分45秒
中山凛斗③64分20秒
山口史朗②6604
箱根往路4区を担った馬場選手が62分45秒の好走。さすが次期エースといったところでしょうか。箱根9区を走った中山選手も出走しています。
専修大学
田島洸樹③64分33秒
新井友裕①64分37秒
中山敦貴③64分40秒
福田達也①6534
水谷勇登③6809
箱根出走者の新井・中山選手を、3年田島選手が64分台ながら上回りました。一時は箱根1区出走予定だった選手、やっぱり力はありますね。
神奈川大学
小林篤貴③62分13秒
宮本陽叶①63分05秒
佐々木亮輔③63分15秒
巻田理空③63分54秒
高橋銀河③6459
神大は次期エース選手たちが多く出場。昨年好調続きだった小林篤選手がやはり速く62分13秒と、チームのライバルを1分以上突き放す走り。また期待の宮本選手が、今回ハーフマラソンにある程度対応した走り。63分05秒と好走しました。これが自信になれば。
怪我が多かった佐々木選手は、継続して試合出場できているようで何より。昨年度のエースだった巻田選手も少しずつ状態を上げてきていますかね?
中央学院大学
6位吉田礼志②60分31秒
安藤武留②62分17秒
柴田大輝②63分56秒
黒岩勇禅①64分08秒
根本勇紀②64分29秒
前川洋晴②65分24秒
谷口唯翔③66分03秒
近田陽路①66分53秒
吉田選手が見事なレースでしたね。15㎞過ぎまで、日本記録を狙えるペースに食らいついていました。最終的に60分31秒は充分、現役学生トップレベルと言える成績。3年時こそ、箱根駅伝でエース区間2区を疾走する姿が見れるかなぁ?
また、昨年台頭してきた安藤選手が、62分17秒と好成績。同学年エースに続く選手になってきましたかね。そのほかにも柴田選手も63分台、新たな戦力が出てきますね。
日本大学
松岡竜矢④62分35秒
西村翔太③62分53秒
安藤風羽②63分57秒
日大は松岡選手が復活走!62分35秒の好成績を残して、日大ファンひとまずほっとする成績ですね。学生連合に選ばれていた西村選手も63分を切るまずまずの結果。安藤選手も少しずつアベレージが上がってきているかなぁという印象です。
筑波大学
皆川和範③63分24秒
小山洋生①64分45秒
塚田萌成③6546
筑波大は、学生連合で箱根を走った皆川選手が63分半ばのまずまずの成績。それから、1万mなどで記録が伸びてきていた1年生小山選手が64分台で粘りました。
亜細亜大学
藤田寛大④6521
平成国際大学
新井今生人③6514
穴澤友崇④6524
伊藤陸歩①6713
平成国際大主力選手が出走。もうすぐ最終学年となる新井選手が65分台の自己ベストが出る収穫。今年引っ張った穴澤選手も自己ベストですね。
湘南工科大学
松江剛琉②66分49秒
松田朋樹②67分37秒
竹前星汰①67分40秒
湘南工科大も走れる選手が少しずつ増えてきていますかね。松江選手ら下級生が好走したのが良かったです。
その他
デジェン テスファレムウェルドゥ62分31秒 星槎大
花谷そら③64分59秒 福岡大
藤井奏汰①67分26秒 広島経済大
宮﨑魁舟③69分30秒 福岡大
第100回箱根駅伝予選会の出場を明言している福岡大から出場者。3000m障害~全日本駅伝選抜と活躍している花谷選手が65分切り。ひとつ長い距離の間隔を確かめられましたかね。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
ウマ娘【競走馬元ネタ解説シリーズ】