2022年1月30日に
大阪ハーフマラソン(関西学生ハーフ)が行われます。
大阪国際女子マラソンだけでなく、こちらも開催の陽です。
1/30 大阪ハーフ(関西学生ハーフ)
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— 大学駅伝のトリセツ (@ekiden_boy_jp) January 27, 2022
コロナ禍のご時世で、開催してくれることに感謝しています。
このあたりはさすが大阪府なのかな??
女子陸上長距離界のレジェンド福士加代子さんの引退レースでもありますが、
数少ないロードレースの機会と言うこともあり、いつも以上に参加者が多くなっています。
男子のハーフマラソンは、関西学生ハーフの向きもありますが、
今回は実業団ランナーや箱根駅伝を出走or目指した関東の学生ランナーも多く参加しています。
その結果のまとめと、駅伝ファンとしてのコメントを記載します。
ページコンテンツ
【結果】大阪ハーフマラソン
1月30日の #2022大阪ハーフマラソン で引退する #福士加代子 選手(ワコール)。五輪切符を手にしたことも、途中棄権したこともある、思い出深い浪速路をラストランの舞台に選んでいただきました。彼女らしい、笑顔のレースに期待したいですね。https://t.co/dAoB3upyhc
— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) January 29, 2022
LIVE配信・上位結果
[陸連の部結果]
男子結果
🥇井上大仁(三菱重工)61分14秒
🥈秋山清仁(愛知製鋼)61分23秒
🥉冨安 央(ラフィネ)61分23秒
4位岡本直己(中国電力)61分25秒
5位ンガンガ ワウエル(中国電力)61分44秒
6位村山謙太(旭化成)61分45秒
7位角出龍哉(愛知製鋼)61分46秒
8位村本一樹(住友電工)61分46秒
9位口町 亮(SUBARU)61分46秒
10位梶原有高(ひらまつ病院)61分48秒
途中から抜け出した井上選手が強かったですね。ニューイヤー駅伝で単独トップを走っていましたが、今回も良かったですね。また、マラソンでも好走が見れるでしょうか。
2位3位には日体大OBの秋山・冨安選手がほぼ並んでゴールイン。ともに日体大が連続シード権を獲得していた時の主力選手。61分23秒は今の高速化でもいいタイムだと思います。冨安選手の次が気になります。
そして4位の選手がある意味一番すごいですよね。大ベテラン37歳の中国電力岡本選手が61分25秒自己ベスト更新!今年もNY駅伝4区を務めていました。まだまだ進化していく岡本選手にまだまだ注目です。
🥇足立由真(京セラ)70分21秒
🥈池田千晴(日立)70分37秒
🥉柳谷日菜(関西大)71分26秒
4位清田真央(スズキAC)71分36秒
5位川村 楓(岩谷産業)71分36秒
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30位福士加代子(ワコール)76分04秒
女子は偉大なランナーのラストランでしたね。ワコール39歳まで現役を続けた福士加代子選手が、引退レースとして大阪ハーフを選びました。
トラックで2002年・2003年に日本記録を出して、世界でも戦った選手。そんな中2008年大阪国際女子マラソン初マラソン。途中まで独走も、終盤は脚にきてしまい、何度も倒れ、這うようにゴールしたのは、多くの人に記憶が残っているでしょう。
それでも、その後マラソンに何度もトライ、2013年大阪国際女子マラソン2時間24分21秒を出すと、モスクワ世界選手権代表に!世界選手権本番では、3位に食い込み銅メダル獲得!
さらに、2016年大阪国際女子マラソンでは、当時の日本歴代7位となる2時間22分17秒を出して、リオデジャネイロ五輪代表にもなりました。大阪の地は、大変縁があるのですよね。
最後、大阪ハーフ、以前のようには練習は積めなかったと思われますが、その中で10㎞まではトップが見える位置、15㎞でもまだ5位をキープしていたのは、本当に強い方です。
さすがに終盤は、脚に痙攣をきたし、歩いたり、腿を叩く場面もありましたが、それでも大歓声に包まれながらゴール。福士さんの現役時代を見ていた若い世代がオリンピックで結果を出しつつあります。
2022大阪ハーフ優勝井上大仁|EKIDEN News @EKIDEN_News #note https://t.co/h6kzpkB1FV pic.twitter.com/qvSFgGDtD1
— EKIDEN News (@EKIDEN_News) January 30, 2022
福士加代子ラストランは
市民ランナーたちの大声援の中でフィニッシュ。多くの市民ランナーにかこまれて。|EKIDEN News @EKIDEN_News #note https://t.co/61VvT9DkFe pic.twitter.com/JpDKtcVCv8
— EKIDEN News (@EKIDEN_News) January 30, 2022
関西学生ハーフ結果
大学別チーム内最上位順に並べています
本日行われた【第3回関西学生ハーフマラソン選手権大会】の結果です。
・男子の部
🥇上田 颯汰 ③1:01’56PB 関西学生新🎊
🥈守屋 和希 ②1:02’25PB
🥉今井 由伸 ③1:04’46PB出場3選手が自己ベストで表彰台を独占、上田は関西学生記録を更新しました。
(続く) pic.twitter.com/cqtnLW6asL— 関西学院大学 体育会陸上競技部 中長距離パート (@kwangaku_tf) January 30, 2022
関西学院大学
🥇上田颯汰③61分56秒(関西学生新✨)
🥈守屋和希②62分25秒
🥉今井由伸③64分46秒
関西学院大が、関西学生ハーフトップ3を独占しました。エース上田選手はさすが、日本ICの時同様の爆走でした。ついに関西学生ハーフの記録も61分台に乗りましたね。
全日本アンカーでナイス逆転劇を演じた守屋選手も62分25秒とレベルの高い記録です。出雲アンカーの今井選手も接戦を制して3位。関東地区以外では、今年は最強の大学です。
京都産業大学
4位小嶋郁依斗①64分47秒
9位中村光稀①65分26秒
13位大石朝陽②65分45秒
今年は、全国の大学駅伝チームで出場できなかったですが、1年生がその間頑張っていましたね。小嶋選手が表彰台と1秒差の4位。中村選手もしっかり走り切っています。
びわこ学院大学
5位杉岡洸樹④65分07秒
6位井上亮真④65分10秒
8位九野耀太②65分24秒
19位鈴木拓海③66分41秒
33位西谷太一②68分54秒
びわこ学院大は4年生が奮闘。杉岡・井上選手が65分少しのタイムでまとめました。下級生では、2年久野選手が8位入賞です。
大阪経済大学
10位佐々木凜太郎③65分27秒
24位佐藤 颯①67分55秒
26位藤原亮太④68分18秒
31位木本悠翔②68分44秒
47位藤村晴夫①70分03秒
今年、出雲・全日本駅伝に出場した大阪経済大は、佐々木選手が65分27秒の健闘を見せています。
立命館大学
11位中田千太郎①65分33秒
12位安東竜平③65分34秒
15位山﨑皓太①66分01秒
17位大森駿斗①66分18秒
18位森田健太郎③66分38秒
21位松山旭良③67分26秒
22位北辻巴樹②67分32秒
1ん遠征が全体的に上位で健闘していますね。中田選手が65分台、山崎・大森選手もひとまず走れています。安東選手ら3年生も力を伸ばしたい。
その他(チーム最上位)
7位大高 肇(関西大)65分15秒
14位中野裕太(近畿大)65分52秒
16位宮内浩志(龍谷大)66分13秒
20位阿賀康生(放送大関西)66分56秒
23位中嶋 遼(大阪大)67分41秒
27位辻井冬和(神戸学院大)68分27秒
28位松本直樹(同志社大)68分28秒
36位金岡弘尚(大阪学院大)69分20秒
38位相澤 航(京都大)69分31秒
40位佐々木太一(神戸大)69分35秒
41位上野拓貴(甲南大)69分44秒
関西大の大高選手が65分15秒の7位と健闘していますね。近畿大中野選手・龍谷大宮内選手、さらに注目の方医大関西から、エース阿賀選手が健闘しています。
その他大学生結果(箱根駅伝出場校も!)
順天堂大学
藤原優希②63分20秒
堀内郁哉③64分00秒
海老澤憲伸①64分36秒
出口静之心②64分38秒
服部壮馬①66分22秒
神谷青輝①67分20秒
箱根エントリーに入っていた藤原選手が63分20秒と、ほぼ1㎞3分ペースの記録!レギュラー外の選手としては早いのではないでしょうか。3年堀内選手も力を伸ばしていますね。
1年生も3選手出場し、海老澤選手が64分36秒の最高成績、服部・神谷選手は少し苦戦しましたが、貴重な経験ですね。
創価大学
小暮栄輝①62分42秒
野田祟央①62分47秒
本田晃士郎③63分05秒
吉田 凌①63分07秒
有田伊歩希②65分14秒
安坂光瑠①65分54秒
創価大の1年生が凄かったですね。榎木監督が、ロードでいい走りをすると評価が高かった小暮選手が62分42秒記録!箱根出走外の1年生の62分台は、今まで青学大以外あまり聞かなかったような…。
さらにエントリーに入っていなかった野田選手も62分47秒続きました。箱根8区から連戦となったとはいえ、吉田選手を上回ったのはいいですね。
あとは世田谷でハーフで64分台を出していた本田選手が63分05秒と短縮、創価大が復路でしっかり戦っていたのはこれだけ選手層を築けていたからですね。
【MVP🏆】
2022大阪ハーフマラソン小暮 栄輝 (1年) 1:02:42 25位
野田 崇央 (1年) 1:02:47 26位初のハーフマラソンで1年生2人が創価大学日本人歴代新記録を更新✨
チームとしても全員がベストの走りで素晴らしいスタートを切りました🔥#獅子奮迅 #創姿顕心 #強さの証明 #MVP #大阪ハーフ pic.twitter.com/STkilSQvO4— 創価大学陸上競技部 駅伝部 (@sokauniv_ekiden) January 31, 2022
帝京大学
北野開平③62分40秒
箱根駅伝6区を出走した北野選手が走りました。62分40秒ということは、平地でも十分レギュラーを奪う走力を付けていますね。最終学年が楽しみです。
神奈川大学
小原快都①64分56秒
大岩歩夢②65分36秒
箱根エントリーには入らなかったものの、12月の大会で調子を上げていた2選手が出走。今回は1年生小原選手が64分台の結果を出しました。
国士舘大学
鈴木伸弥①65分21秒
中西真大②65分28秒
松井遼太①66分45秒
中央学院大学
鞍野陸人③64分38秒
国士大は、箱根を走っていない下級生が出走。鈴木選手が65分21秒まずまず好走しています。中央学院大は、ここまで大きな実績が少なかった鞍野選手が64分38秒結果を出しています。
山梨学院大学
篠原 楓③63分27秒
髙田尚暉①63分51秒
砂川大河①63分58秒
新本 駿②64分12秒
岩谷 翼③64分20秒
伊東大輝③64分53秒
栗原光弘③64分58秒
大西 陸①64分58秒
坪井海門④65分39秒
石部夏希③66分14秒
塚田翔伍②67分27秒
髙木翔瑛②67分36秒
初田龍星③68分15秒
横山竜之介②68分51秒
山梨学院大はかなり力を入れて出場していましたね。箱根駅伝10区を走った篠原選手が一番良い結果。ほぼ1㎞3分ペースでした。箱根3区4区でリレーをした髙田・伊東選手もまずまずかな。
惜しくも16人から外れていた砂川選手が健闘して63分58秒は良かったですね。出走メンバーに入らず状態が心配だった新本選手も64分12秒でひとまず走れた形。16人に入っていた岩谷選手もまずまず。他にも65分切り出ています。走力は全体的に上がってきていますね。
上武大
諏訪大樹②65分35秒
千原憂晟②67分03秒
上武大は諏訪選手が65分35秒まずまず走れています。
東京経済大学
市川繁貴④63分22秒
下田大翔①64分27秒
小山優輝①65分12秒
村田悠樹②65分26秒
大川歩夢③65分41秒
松浦礼穏②66分36秒
東経大は、4年生市川選手がずっと出場し続けていますね。63分22秒は、ほぼ1㎞3分ペースでかなりいい記録です。伸び盛り1年生で下田選手が64分27秒、小山選手も65分12秒と箱根予選の時よりも、いい走りをしています。
東京大
瀬川莉玖③66分38秒
中根美七海③68分12秒
金山裕生④68分49秒
東京大は、瀬川選手が66分38秒で好走していますね。
関東その他
奈良大寿②66分39秒 上智大
石嵜寛之②68分48秒 上智大
大野成輝②68分51秒 東京工業大
梶山拓真④69分39秒 学習院大
上智大奈良選手は高い走力をキープしていますね。
環太平洋大
杉原健吾68分24秒
白玖侑也69分05秒
中川大智69分19秒
広島経済大学
小石原映①66分50秒
竹平奏太③67分52秒
河合勇樹④68分33秒
中四国地区の大学が複数の人数出場。広島経済大が小石原選手など、今回は健闘しています。
その他
吉岡龍一64分36秒 九州大
玖保克弥65分22秒 福岡大
松林直亮66分58秒 信州大
岩本健次郎68分52秒 島根大
大橋虎也69分00秒 南山大
九州大の吉岡選手は、全日本駅伝選抜チームでアンカーを走った選手。高い走力をキープしていますね。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【2021年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】