2022年1月1日(土)に行われる
第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会
(通称:ニューイヤー駅伝2022)の区間エントリーも公開されましたね。
「4強」と言われている富士通・トヨタ自動車・旭化成・Hondaは、
インターナショナル区間2区に、少し不安がある模様・。
混戦になるかもしれませんね。
さて、当サイトは、箱根駅伝ファンが非常に多いと思います。
今の男子実業団ランナーの9割以上は、箱根駅伝を出走もしくはエントリー経験があります。
大学OBの選手たちの応援用ということで、
出身大学別にエントリーをまとめなおしてみます。
なお、ニューイヤー駅伝の場合は、病気怪我などの事情がない限りは、区間エントリーはそのままです。
なお、箱根駅伝のエントリー順になっています。
さすが多いですね。マラソン五輪代表の富士通中村選手が復活でエース区間4区です。また九電工で、4区窪田5区大塚6区伊東選手のOBリレー、6区神戸7区西澤選手の小森コーポレーションのリレーもあります。
初マラソン日本記録保持者の作田選手は3区。コニカミノルタに進んだ米満・大山選手がどちらも選ばれています。
10000m日本記録保持者の旭化成相澤選手は3区にエントリー。4区延藤5区山本憲選手のマツダ、5区服部勇6区西山選手のトヨタ自動車で、OBリレーがあります。
GMOは青学大OBが非常に多いとはいえ、3区下田4区吉田5区一色6区林選手は、中々豪華なリレーとなりましたね。実業団ルーキーとなる住友電工の吉田・岩見選手も出走メンバーに入りました。
最近多くの選手が、SGホールディングスに向かっているとはいえ、4選手もエントリー。1区湯澤4区佐藤5区川端選手など少しずつ年代が違うのも面白いですね。予選で不振だったコニカミノルタ名取選手が間に合って1区。最後のNY駅伝となるコモディイイダ宮本選手はアンカーです。
八王子ロングディスタンスで27分台をマークしていたトヨタ太田、SUBARU清水選手が注目ですね。トヨタは、2区留学生がエントリーできなかった関係か、太田選手を前倒し3区へ。清水選手は、順当にエース区間4区です。
1区から楽しみですね。5000mでオリンピック代表となった松枝選手が1区。これに同じくスピードとなるトヨタ田中選手に、三菱重工的野選手、またNY駅伝デビューの稲田選手も1区です。4区5区では藤曲・今井選手のトヨタ自動車九州リレー。今井選手はまだまだ健在。富士通6区塩尻選手は、連覇に向けて大事な区間です。
実業団ルーキーのコニカミノルタ星選手が、満を持してエース区間4区デビュー。チームの順位を上げられるか。JFEスチール5区堤6区伊原選手のOBリレーもあります。
注目はアンカーですね。箱根で過去最高の往路2位に貢献した浦野・土方選手が、強豪実業団でアンカー対決。優勝のゴールテープを切ることはできるのでしょうか。
10000m東京五輪代表のHonda伊藤選手が堂々の4区。前回は途中で脚を痛めて失速、そのリベンジなるか。
1区中国電力中島選手が復活!ほっとしています。大ベテランになってくる岡本選手はまだまだ4区健在ですかね。その4区は、中央発條樋口選手と西鉄大保選手のルーキーがデビュー。後半区間は、旭化成鎧坂・大六野選手黄金リレー。これは強いはずです。
2区にトヨタ自動車堀尾選手。インターナショナル区間に出走、どこまで凌げるでしょうか。7区には同じくトヨタ自動車大石選手、6区にHonda中山選手は、優勝に向けて大事な区間での出走となります。
カネボウ期待のルーキー池田選手は、スピードエース区間3区でデビュー。同期戸上電機岩室選手は1区でデビューです。
1区で実業団ルーキー中央発條瀬戸選手とYKK森山選手がデビューします。他、1区はOBが4名出走します。4区は、三菱重工エース井上選手が出走、さらにサンベルクス所属となった桃澤選手もエース区間となりました。
なんといっても、マラソン日本記録保持者の富士通鈴木選手が注目ですかね。ダラダラ上っている5区に、鈴木選手の走りはきっと合うはずです。
Honda5区青木選手が一番注目ですかね。箱根時代は5区山登りでもいい成績でしたので、この区間でデビューになりそうな気がしていました。優勝に向けて大きな一手となるか。
先日、福岡国際マラソンで日本人トップの2位に入った細谷選手は、ここでもエース区間4区!タフですね。万全ならその脚力が楽しみ。また、優勝候補富士通から、潰滝選手が大事な1区を任されています。他、及川選手がラストランかな。
箱根初出場の駿河台大も一人だけいます。トーエネック河合選手が6区エントリーです。
専修大学OB
1区32位川平浩之35分46秒・JFEスチール
3区36位芝田俊作40分18秒・大阪府警
4区35位斉藤翔太67分57秒・JFEスチール
6区22位長谷川柊38分03秒・カネボウ
7区36位風岡永吉51分46秒・JFEスチール
国士舘大学OB
6区25位武藤健太38分05秒・JR東日本
JFEスチールに専修大の選手が多く進んでいます。川平・斎藤・風岡選手が走ります。
拓殖大学OB
3区32位金森寛人39分13秒・小森コーポレーション
5区30位馬場祐輔50分11秒・小森コーポレーション
7区24位赤﨑 暁48分57秒・九電工
大東文化大学OB
1区12位大隅裕介34分59秒・マツダ
1区14位三ッ星翔35分01秒・中電工
3区37位浅野有紀40分36秒・武田薬品
4区17位市田 孝65分34秒・旭化成
6区31位谷川貴俊38分37秒・安川電機
6区36位大久保陸人39分48秒・コモディイイダ
拓殖大は、それぞれ大学時代エースだった選手がしっかり出走ですね。大東大は、優勝候補旭化成市田孝選手が今回もエース区間4区を担います。また、浅野選手は、日本製鉄⇒武田薬品と、チームをまたいで連続出場ですね。
筑波大学OB
1区23位森田佳祐35分13秒・小森コーポレーション
4区29位金丸逸樹66分30秒・戸上電機製作所
上武大学OB
なし
城西大学OB
1区6位村山紘太34分46秒・GMOインターネットグループ
1区10位鈴木勝彦34分57秒・SUBARU
3区19位山口浩勢38分27秒・愛三工業
3区20位松村陣之助38分30秒・コモディイイダ
4区15位荻久保寛也65分33秒・ヤクルト
4区32位橋本隆光66分55秒・小森コーポレーション
6区7位峐下拓斗37分08秒・NTN
城西大は、5年ぶり27分台と復活の村山選手が、GMO1区で出陣。果たしてどんな成績になるか。東京五輪3000m障害代表の愛三工業山口選手は3区となります。
流通経済大学OB
7区23位菊地海斗48分53秒・サンベルクス
東京農業大学OB
3区8位小山直城37分40秒・Honda
5区12位竹内竜馬49分05秒・日立物流
6区15位三輪晋大朗37分32秒・中央発條
7区7位浅岡満憲48分04秒・日立物流
7区31位山口 武49分35秒・西鉄
優勝候補Hondaから小山選手が3区で出走。チームの順位を押し上げることができるか。東日本予選で健闘していた日立物流から。竹内・浅岡選手も出走です。
日本大学OB
2区12位パトリック ワンブイ22分57秒・NTT西日本
4区31位木津晶夫66分47秒・カネボウ
6区34位荒川諒丞38分50秒・サンベルクス
7区26位竹ノ内佳樹49分10秒・NTT西日本
亜細亜大学OB
3区27位加藤風磨38分47秒・安川電機
7区11位大城義己48分09秒・トヨタ自動車九州
7区13位米井翔也48分18秒・JR東日本
日大は、木津選手の好調が続いていますね。鐘紡のエースとして4区エントリー。亜大は、強豪の一角トヨタ自動車九州から大城選手抜擢!しっかり入賞圏内でゴールできるか注目です。
日本薬科大学OB
2区23位サイモン カリウキ23分03秒・戸上電機製作所
関東学院大学OB
1区37位廣瀬 岳39分18秒・武田薬品
麗澤大学OB
3区7位難波 天37分36秒・トーエネック
4区14位河合代二65分22秒・トーエネック
山梨大学OB
6区35位山田直弘39分06秒・YKK
トーエネックで、麗澤大OBのリレーが実現。トラックで絶好調の難波選手の、怒涛の追い上げにも注目です。
皇學館大學OB
1区13位川瀬翔矢35分00秒・Honda
愛知工業大学OB
1区15位服部大暉35分03秒・トヨタ紡織
静岡大学OB
4区21位中西玄気65分58秒・愛三工業
東海地区大学のOB陣は少数精鋭。優勝候補Honda川瀬選手が1区抜擢。そのスピードで上位にけるか。トヨタ紡織に進んだ服部選手も実業団デビュー。愛三工業の中核として中西選手が4区を走ります。
関西学院大学OB
1区11位石井優樹34分57秒・NTT西日本
3区34位小山陽平39分28秒・NTN
立命館大学OB
1区31位岡田浩平35分36秒・安川電機
6区14位吉岡遼人37分31秒・三菱重工
6区28位源 康介38分24秒・大阪府警
大阪経済大学OB
4区34位藤山悠斗67分40秒・大阪府警
7区29位米田大輝49分30秒・大阪府警
6年ぶり出場の大阪府警は、関西の大学出身者も多いですね。それぞれ30位以内の地区枠に貢献できるか。
京都産業大学OB
3区33位上坂優太39分18秒・JFEスチール
4区23位上門大祐66分05秒・大塚製薬
7区20位野田一貴48分46秒・大塚製薬
龍谷大学OB
5区33位冨田直樹50分18秒・中央発條
6区13位小島大明37分29秒・トヨタ紡織
兵庫県立大学OB
4区20位村本一樹65分57秒・住友電工
マラソンの大塚製薬上門選手がしっかり4区にエントリー。チームとしては、全日本大学駅伝に中々縁のない龍谷大から、2人出走するのはびっくりです。
広島経済大学OB
5区37位木邑 駿56分11秒・武田薬品
広島大学OB
4区19位相葉直紀65分52秒・中電工
日本文理大学
3区25位北村宙夢38分40秒・戸上電機製作所
ここにきて1万m27分台とさらに走力を伸ばしてきた中電工相葉選手が4区で激走します。
高卒日本人ランナーも集めるとやはり多いですね。優勝候補旭化成は1区茂木選手、さらにずっと6区だった小野選手が、5区に大抜擢要注目。また、NY駅伝は走らないことが多かった住友電工遠藤選手が、インターナショナル区間エントリー。何人の留学生を倒せるか。
3区では黒崎播磨スピードエースとまでなった田村友選手、大学2年世代となる三菱重工の林田選手に注目。4区エース区間に、安川電機新エースとなる古賀選手が出走。こちらも楽しみですね。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【2021年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】