2021年度前半のトラックシーズンも終わり、大学駅伝チームは夏合宿真っ最中ですね。
コロナ禍は続いていますが、今季は工夫して開催することも増えて、選手たちの挑戦の場が増えました。
一旦、5000mと10000mのタイムを集計しなおして、定10名の平均タイムを出していきます。
続いて10000mです。
男子10000m
🥈田澤廉 (駒澤大学) 27′39″21
🥉鈴木芽吹 (駒澤大学) 27′41″68箱根王者のプライドを持って( ˊᵕˋ )✨
強い駒澤を引っ張り続けるのを
これからも楽しみにしています!! pic.twitter.com/1hO2P8DiPO— か え 🍁 (@k_7250) May 3, 2021
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【2021年度前半シーズン終了】10000mタイムチーム上位10人平均ランキング【関東大学長距離】
2021年8月15日時点でのベストを用います。
上位40チーム10000mチーム上位10名平均タイム
4月1日時点と比較していきます。
※最新(8月15日時点)の見方、(順位変動)・[タイム短縮値]となります。
2021年4月1日時点 | 2021年8月15日時点 |
*1位駒大28分30秒7 *2位早大28分37秒0 *3位明大28分39秒6 *4位中大28分40秒8 *5位青学28分49秒0 *6位順大28分51秒1 *7位東海29分00秒3 *8位東国29分04秒1 *9位神大29分06秒1 10位東洋29分06秒5 |
*1位(→)駒大28分20秒2[10秒5短縮] *2位(→)早大28分35秒7[1秒3短縮] *3位(→)明大28分36秒6[3秒0短縮] *4位(→)中大28分39秒6[1秒2短縮] *5位(2↑)東海28分40秒9[19秒4短縮] *6位(→)順大28分41秒1[10秒0短縮] *7位(2↓)青学28分42秒5[6秒5短縮] *8位(4↑)中学28分50秒1[17秒6短縮] *9位(2↑)國學28分52秒1[14秒4短縮] 10位(2↓)東国28分59秒1[5秒0短縮] |
11位國學29分06秒5 12位中学29分07秒7 13位日大29分08秒1 14位拓大29分10秒9 15位大東29分11秒5 16位創価29分12秒2 17位国士29分15秒7 18位日体29分17秒3 19位山学29分19秒1 20位法大29分21秒4 |
11位(1↓)東洋29分01秒0[5秒5短縮] 12位(3↓)神大29分02秒8[3秒3短縮] 13位(5↑)日体29分05秒5[11秒8短縮] 14位(1↓)日大29分06秒7[1秒4短縮] 15位(1↑)創価29分07秒0[5秒2短縮] 16位(1↓)大東29分07秒6[3秒9短縮] 17位(→)国士29分08秒5[7秒2短縮] 18位(4↓)拓大29分09秒1[1秒8短縮] 19位(→)山学29分12秒3[6秒8短縮] 20位(2↑)城西29分18秒2[6秒8短縮] |
21位上武29分24秒4 22位城西29分25秒0 23位駿河29分31秒1 24位帝京29分31秒6 25位亜大29分41秒0 26位農大29分42秒1 27位慶大29分42秒2 28位流経29分44秒0 29位専大29分44秒2 30位立大29分49秒8 |
21位(3↑)帝京29分19秒2[12秒4短縮] 22位(2↓)法大29分19秒8[1秒6短縮] 23位(2↓)上武29分24秒4[] 24位(1↓)駿河29分29秒3[1秒8短縮] 25位(2↑)慶大29分36秒0[6秒2短縮] 26位(3↑)専大29分36秒9[7秒3短縮] 27位(3↑)立大29分37秒2[12秒6短縮] 28位(3↓)亜大29分37秒3[3秒7短縮] 29位(1↓)流経29分39秒4[4秒6短縮] 30位(4↓)農大29分44秒2[2秒1短縮] |
31位麗澤29分50秒5 32位筑波29分57秒5 33位桜美30分06秒4 34位日薬30分09秒4 35位東経30分10秒2 36位関学30分11秒5 37位平国30分14秒0 38位武学30分21秒3 39位育英30分34秒3 40位芝工30分43秒6 |
31位(→)麗澤29分44秒4[6秒1短縮] 32位(→)筑波29分53秒6[3秒9短縮] 33位(2↑)東経30分03秒0[7秒2短縮] 34位(1↓)桜美30分05秒0[1秒4短縮] 35位(1↓)日薬30分07秒8[1秒6短縮] 36位(→)関学30分09秒6[1秒9短縮] 37位(→)平国30分14秒1[] 37位(→)武学30分21秒3[] 39位(1↑)芝工30分32秒2[11秒4短縮] 40位(1↓)育英30分34秒3[] |
春先に比べると、駒大がさらに抜け出しましたね。上位4チームの中では、唯一10秒以上短縮しています。平均で28分20秒の走力は、他校にとっては本当に脅威ですし、駒大勢の走力が際立っています。
さらに28分40秒台・50秒台平均が増えてきていて、春先では28分台平均が6チームだったのが、10チームに増えています。東海大・中学大・国学院大が、15秒以上大幅短縮で一気に28分台となっています。中学大は順位も12位から8位に挙げています。やはり躍進校の一つ。
また、順大が10秒ちょうど更新。5000mだけでなく、10000mも春先から結果が出ているようです。青学大は7位と順位を落としていますがベストは出ています。それだけ拮抗してきているということなのでしょう。
10位台では、日体大の躍進が目立ちました。12秒近く更新して、一気に29分10秒台へ。順位も18位から13位までアップ。戦力ダウンが懸念された伝統校ですが、箱根連続出場は最低限の使命なだけに懸命の底上げ。
そのほかの大学も数秒の更新があり、18位までで29分一桁平均となってきました。参考ながら、箱根駅伝に出場するには、このくらいの10名の平均走力がいるということなのでしょう。
箱根シード校となる帝京大が21位29分19秒。とはいえ、これでも12秒4短縮とかなり伸びています。この大学は例年通り1年間かけてぐぐっと伸ばしてくるか。
全日本予選出場を決めた拓大と法大はそれほど短縮していないのもポイント。こちらはしっかりと試合に調整させた印象です。法大坪田監督は以前からですが、拓大山下監督の傾向も掴みつつあるかも??
その後方、29分30秒台付近にも注目校が固まっていますね。初出場を狙う駿河台大や、復活を狙う慶大や立教大もこのあたりまでは平均値上がってるんですよね。ロード特化でどこまでいくか。
そして32位筑波大までが29分台平均。実質このあたりまでが箱根本戦の出場争いかなぁ。20枠を32チームで争うのですから大変です。東経大・関学大などその次の層も30分一桁平均まで浮上してきていますから、一泡吹かせるチームも増えてくるかもしれませんね。
10000mチーム上位10名タイム詳細(1位~10位)
1位駒澤大学28分20秒2
田澤 廉③27分39秒21★
鈴木芽吹②27分41秒68★
唐澤拓海②28分02秒52★
白鳥哲汰②28分14秒86
青柿 響②28分20秒42
花尾恭輔②28分29秒82★
赤津勇進②28分30秒64
山野 力③28分32秒71★
石川択慎④28分45秒94
中島隆太③29分04秒94
日本選手権は盛り上がりましたよね。駒大3年田澤選手と2年鈴木選手が、一時レースの主導権を握る展開で、最終的に2位3位。タイムも27分40秒前後と、大学生ではかなりのレベル。それもまだ底が知れないですから、本当に強いですよね。次の世界選手権、オリンピックを狙える逸材です。
さらに、新戦力として大いに話題になった唐澤選手は28分02秒、そして勝負のインカレで日本人トップをとっていますから、冬の間うまく練習積みましたよね。花尾選手らほかの主力選手もベスト、28分20秒平均はちょっと考えられないレベルです。
2位早稲田大学28分35秒7
中谷雄飛④27分54秒06
太田直希④27分55秒59
井川龍人③27分59秒74★
山口賢助④28分20秒40
鈴木創士③28分40秒24
菖蒲敦司②28分58秒10
北村 光②29分00秒51
千明龍之佑④29分00秒57
室伏祐悟④29分04秒18
半澤黎斗④29分04秒24
早大は、意外と少なかったのですよね。井川選手が春先に27分台ベストを出し、大学同一チーム初の27分台3名と話題になりましたが、これだけ。中谷・太田選手は息切れ、山口・鈴木選手はあまり試合に出れず。
絶好調だった千明・菖蒲選手は、別の種目に専念していました。選手層が薄いので、秋以降どこまで主力の足並みが揃うかが大事です。
3位明治大学28分36秒6
鈴木聖人④28分09秒24★
手嶋杏丞④28分13秒70★
櫛田佳希③28分19秒77
児玉真輝②28分22秒27
富田峻平③28分35秒41
小澤大輝③28分38秒63
漆畑瑠人③28分53秒09
金橋佳佑④28分56秒70
丸山幸輝④28分58秒13
杉彩文海②28分59秒16
5000mでもかなり好記録をだしていた鈴木・手嶋選手が、1万mでもいい記録を出していますね。28分10秒前後とエース級の持ちタイムになっています。ほかの選手は、記録が出やすかった昨年11月のタイムなのでベストとはいきませんが、富田選手が各記録会で結果を残していました。
4位中央大学28分39秒6
吉居大和②28分08秒61
千守倫央③28分15秒40
三浦拓朗④28分20秒13
森 凪也④28分22秒28
井上大輝④28分47秒62
助川拓海③28分49秒58
若林陽大③28分54秒01★
中野翔太②28分58秒90
伊東大翔②28分59秒59
中澤雄大③29分00秒40
主力選手は調子がそれぞれだったこともあり、ベスト更新とはなりませんでしたかね。その中で三浦選手が一番活躍していたと思います。中堅どころや新戦力が伸びてきて、3年若林選手が初の28分台、ランク外では園木選手が29分一桁。このあたりが収穫ですね。秋までに主力の足並みが揃うか。
5位東海大学28分40秒9
市村朋樹④28分03秒37★
石原翔太郎②28分05秒91★
松尾昴来②28分21秒80★
神薗竜馬②28分42秒61
宇留田竜希③28分47秒57
濱地進之介③28分51秒80
喜早駿介②28分52秒13※
川上勇士③28分59秒60
竹村拓真③29分01秒93★
入田優希②29分02秒30★
東海大も伸ばしてきていますね。2年石原選手は、トラックもロードも大活躍中。1万mも28分05秒と好記録を樹立しています。さらにスピードのある市村選手が28分03秒と一皮むける走り。このスピードで東海大を引っ張ります。そのほか、松尾・入田選手ら2年生の選手が今後戦力になるかが大事です。
6位順天堂大学28分41秒1
伊豫田達弥③28分06秒26★
野村優作③28分19秒01★
吉岡智輝④28分36秒90★
牧瀬圭斗④28分45秒10
鈴木尚輝④28分46秒79
平 駿介③28分48秒40
荒木勇人③28分48秒87
西澤侑真③28分50秒37★
近藤亮太④28分54秒47★
小島優作④28分55秒42
大幅アップの順天堂大。やはり春先に出した伊豫田選手の28分06秒、野村選手の28分19秒は、他校にとっても強力ではないかと思います。あとはロードのイメージが強い西澤・近藤選手の28分台も収穫です。全体的には5000mに出場しているので、1万mは主力のみでした。秋に長い距離で実りが出るでしょう。
7位青山学院大学28分42秒5
近藤幸太郎③28分10秒50★
西久保遼③28分21秒52★
岸本大紀③28分32秒33
湯原慶吾④28分44秒99
中村唯翔③28分45秒92
飯田貴之④28分49秒45
佐藤一世②28分50秒56★
関口雄大③28分56秒09
中倉啓敦③28分56秒13
目片将大③28分57秒61
青学大も、春は5000mのほうが出場が多いチームですが、その中でも複数人ベスト。近藤選手が順調に伸びていって28分10秒好タイム。佐藤選手もまずまずでした。そして、大学駅伝未経験の西久保選手が28分21秒!関東インカレハーフも、駒大の選手を競り落としての優勝とフロックでないことを証明。この世代タレント揃いですので、まだまだ秋に飛躍があるでしょう。
8位中央学院大学28分50秒1
栗原啓吾④28分03秒39★
武川流以名③28分40秒48★
吉田礼志①28分41秒60★
小島慎也③28分42秒41
堀田捷仁①28分49秒05★
伊藤秀虎②28分52秒15★
小野一貴④29分01秒27
松島 匠③29分05秒81
坂田隼人④29分10秒38★
青柳達也④29分14秒65
前回箱根駅伝不出場組で、一番良い平均タイムとなっているのが中央学院大。エース栗原選手が28分03秒と波に乗ってきました。春先に吉田・堀田選手の1年生がいきなり28分台を出して話題になりましたが、その後武川選手ら上級生も意地を見せています。全日本予選アクシデントありながらの通過のチーム力はやはり侮れない。
9位國學院大學28分52秒1
藤木宏太④28分10秒30★
中西大翔③28分17秒84
木付 琳④28分27秒59
島崎慎愛④28分27秒98★
平林清澄①28分38秒26★
伊地知賢造②28分56秒08★
川崎康生③29分20秒77★
藤本 竜③29分24秒91★
石川航平④29分26秒82
中西唯翔③29分31秒19
國學院大もラッシュに沸いてますね。エース藤木選手がさらに一回り成長する28分10秒!中西大・木付選手が一時故障していただけに、頼もしかったですね。他、1年平林選手の28分台や、4年島崎選手らの成長が話題になりましたね。もう一度上位校挑戦への下地は整っています。
10位東京国際大学28分59秒1
イエゴン ビンセント③27分30秒24★
丹所 健③28分19秒17★
山谷昌也③28分29秒36
芳賀宏太郎④29分07秒82
宗像 聖③29分13秒94
渡邉正紀④29分23秒74
奥村辰徳③29分24秒83★
白井勇佑①29分25秒80
野澤巧理④29分26秒26★
善田修平③29分29秒85
大エースビンセント選手が27分30秒の好タイムをマーク!やはり強いです。とはいえ、ピークは箱根駅伝に持ってきているでしょうから、その気になれば日本記録が破るかな?また、丹所選手が28分19秒と頼もしくなりました。このほかはベストは出ましたが横一線。誰が抜け出してくるでしょうか。
10000mチーム上位10名タイム詳細(11位~20位)
11位東洋大学29分01秒0
宮下隼人④28分37秒36
石田洸介①28分37秒50
柏 優吾③28分49秒72★
及川瑠音③29分03秒21★
清野太雅③29分03秒59
町 桟吾③29分04秒89
九嶋恵舜②29分05秒71★
前田義弘③29分11秒42★
鈴木宗孝④29分17秒89
久保田悠月③29分19秒26
東洋大は中堅どころにベスト記録が出ていますね。その中で柏選手は関東インカレ本番で出していますので、タイム以上に価値があるかもです。及川・九嶋・前田選手はホクレンの下位組で29分少し。彼らも早い流れでもっと記録が出せるかもしれませんね。
12位神奈川大学29分02秒8
西方大珠④28分48秒28
川口 慧④28分48秒33
巻田理空②28分52秒30★
宇津野篤②29分00秒44
島崎昇汰③29分01秒15
呑村大樹④29分02秒58
落合葵斗④29分04秒85
横澤清己④29分11秒49★
小林政澄②29分17秒33
高橋銀河②29分21秒45
神奈川大は、主力の一部の状態が整わなかった中、新戦力が出てきましたね。2年巻田選手と4年横澤選手がそれぞれ28分52秒と29分11秒自己ベスト。全日本予選で4組と3組の大役を担い、しっかりと走り切っています。箱根予選までに足並みが揃えば楽しみ。
13位日本体育大学29分05秒5
藤本珠輝③28分08秒58★
大畑怜士④28分41秒93★
名村樹哉③28分46秒96
大内宏樹④28分48秒95
九嶋大雅③29分15秒59★
加藤広之④29分23秒81
續木日向④29分24秒12
村越凌太③29分24秒47
吉冨純也②29分28秒04★
岡嶋 翼④29分33秒43
3年藤本選手の大きな成長がありましたね。タイム28分08秒だけでなく、関東インカレや全日本予選で日本人トップを争う活躍。本人も驚いていましたが、秋が俄然楽しみに。さらに大畑選手らが急成長。九嶋・吉冨選手らとともに全日本予選で戦力になっています。
14位日本大学29分06秒7
チャールズドゥング③28分05秒26★
樋口翔太③28分09秒06★
松岡竜矢③28分21秒52★
小坂友我④28分55秒36
若山 岳③29分24秒90
山本起弘④29分33秒77
橋口大希④29分35秒68
疋田和直④29分39秒62
八重畑龍和④29分40秒67
八木志樹③29分41秒85
日大は春先に、主力の3年生が頑張りましたね。ドゥング選手は大学最高成績の28分05秒、樋口・松岡選手が28分前半まで自己ベストを短縮しました。ただ、ここからチームとして息切れしましたかね…。新戦力の台頭が少なかったのも気がかりです。
15位創価大学29分07秒0
フィリップ ムルワ③27分50秒43
嶋津雄大④28分34秒40★
三上雄太④29分09秒31★
新家裕太郎③29分15秒22
桑田大輔②29分16秒48
吉田悠良②29分17秒48
山森龍暁②29分21秒12
中武泰希④29分26秒21
小野寺勇樹④29分27秒14
葛西 潤③29分32秒68
前半戦はもうひと伸びの印象があった創価大ですが、1万mは4年生主力の嶋津・三上選手がしっかりとベストを出していました。おそらく箱根駅伝に向けて、虎視眈々と仕上げていくと思うので、秋が深まるごとに記録が出るかもしれません。
16位大東文化大学29分07秒6
ピーター ムワンギ①28分25秒20
久保田徹②28分43秒55★
倉田 蓮③28分58秒70
大野陽人③29分11秒16
金田龍心③29分13秒53
井田 春③29分15秒51
菊地駿介②29分15秒78★
木山 凌③29分17秒27★
蟹江翔太③29分21秒17
谷口辰煕③29分34秒82
大東大はじわりと平均値上がってきていますよね。久保田・菊池選手ら2年生がぐっと上がってきて、他校のエースと戦えるようになりつつあります。持ちタイム上は箱根出場圏内、予選で大ジャンプアップあるでしょうか。
17位国士舘大学29分08秒5
ライモイ ヴィンセント④27分39秒80
三代和弥④28分55秒29★
木榑杏祐④28分58秒07★
荻原陸斗④29分00秒79
綱島辰弥③29分09秒33★
山本龍神②29分20秒49
清水拓斗④29分32秒79
中西真大②29分37秒52★
長谷川潤④29分38秒77
島村広大④29分42秒83
国士大も走力のベースは少しずつ上がってきているのですよね。ライモイ世代の4年生から、三代・木榑選手が28分台をマーク。箱根駅伝主要区間をともに走った選手。頼もしくなってきていますね。出場につなげたい。
18位拓殖大学29分09秒1
ラジニ レメティキ③27分51秒91
合田 椋④28分58秒72
新井遼平④29分03秒90
吉村 陸③29分11秒64
佐藤広夢④29分18秒56
兒玉陸斗④29分23秒20
工藤 翼③29分23秒65
江口清洋③29分25秒97
竹蓋草太④29分26秒14★
佐々木虎太郎③29分27秒97
拓殖大は、主力の更新自体は4年生竹蓋選手のみだったのですが、うまく全日本予選に合わせてきていましたね。主要大会で結果を残せたのは何よりの自信です。それ以外のメンバーの自己ベスト更新もあり、選手層は厚くなってきています。
19位山梨学院大学29分12秒3
ボニフェス ムルア③28分08秒10
松倉唯斗④28分46秒35★
木山達哉③28分53秒03★
坪井海門④29分12秒02
新本 駿②29分17秒59
橘田大河③29分18秒22
岩谷 翼③29分35秒44
伊東大輝③29分35秒93
渡辺晶紀④29分37秒85
北村惇生①29分39秒16
山梨学院大は日本人の主力ランナーの成長がありましたね。4年松倉・3年木山選手は、全日本予選などでも他校としっかりと戦えていました。こういう選手が少しでも増えてくると、箱根予選の通過が見えてきます。
20位城西大学29分18秒2
砂岡拓磨④28分24秒48
野村颯斗②28分54秒48★
藤井正斗③29分01秒93★
松尾鴻雅④29分13秒27
山本唯翔②29分17秒25★
宮下璃久④29分18秒46
山中秀真②29分37秒07
池主悠太④29分43秒76
小島大輝②29分45秒62
熊谷 奨③29分46秒20
データ上は、箱根本戦通過ラインボーダーとなる城西大。今年の箱根駅伝で山をにぎわせた野村・山本唯選手がしっかりベスト更新。2年生世代は早くから出ている選手が多いので、いい刺激になっていけばお供居ます。
10000mチーム上位10名タイム詳細(21位~30位)
21位帝京大学29分19秒2
遠藤大地④28分34秒88
中村風馬④28分52秒37
橋本尚斗④28分52秒73
細谷翔馬④28分53秒90★
小野隆一朗②28分59秒41★
小林大晟①29分35秒05※
元永好多朗③29分45秒82★
平石佑馬④29分48秒16
山田一輝③29分53秒27★
針谷咲輝②29分56秒84
帝京大は遠藤選手らエース選手以外に、細谷・小野選手が28分台で、28分台が5名に。選手層がまだ薄いのが、帝京大としては例年と違う傾向ですが、大学一練習量といわれる夏合宿でどうなっていくか。
22位法政大学29分19秒8
鎌田航生④28分30秒61★
松本康汰③28分56秒35
河田太一平③29分06秒76
川上有生③29分06秒97
山本 燎④29分24秒42
清家 陸④29分28秒24★
宗像直輝②29分32秒38
松永 怜②29分42秒59
扇 育③29分43秒48★
河野祥哉④29分46秒40
見事全日本予選3位通過の法政大はこの位置。本当にしっかり調整していました。その中でエース鎌田選手は関東インカレでのベスト記録で、記録以上に価値があります。他、扇選手以下新戦力の目途が立ちつつある選手もいるので注目。
23位上武大学29分24秒4
村上航太③28分38秒47
額賀稜平②29分13秒47★
渡辺一輝④29分16秒00
中島駿佑③29分21秒95
西村 暉④29分25秒20
鉄川 歩③29分28秒12★
吉田勇大④29分38秒85
小澤健太郎④29分39秒98
湯本 樹④29分40秒20
石田竜也③29分42秒32
中々もがいている印象の上武大も、新戦力候補の選手は出てくるのですよね。額賀・鉄川選手がぐっと伸びています。故障中のエース村上選手らを含めて足並みが揃ってくるかどうか。
24位駿河台大学29分29秒3
ブヌカ ジェームス④27分45秒59
町田康誠③28分58秒94
清野太成③28分59秒81
今井隆生④29分26秒99
新山舜心②29分34秒72★
阪本大貴④29分49秒22
入江泰世④30分01秒48★
小泉 謙③30分02秒14
出仙龍之介③30分06秒88
池原悠月①30分07秒61★
全日本予選次点と大健闘していた駿河台大。トラックの印象は少なかっただけに、着実に走力が育まれていた印象でした。新山選手ら若手、復活の入江選手が前半戦ベスト。まだまだ伸びそうな選手もいるだけに、さて箱根本戦出場なるか。
25位慶應義塾大学29分36秒0
杉浦 慧④29分07秒93★
司代 隼④29分17秒23
印藤 剛④29分22秒41
森田剛史③29分33秒53
清水拓哉④29分37秒95★
黒澤瑛紀②29分44秒24
安倍立矩①29分47秒05※
田島公太郎①29分47秒06★
前原裕磨③29分48秒02
貝川裕亮③29分54秒99
慶應義塾大も少しずつ仕上がってきていますよね。今年連合で箱根駅伝を駆け抜けたエース杉浦選手に、1年生ながら長い距離期待の田島選手ら多くの選手に自己ベストが出ています。まずはどこまで挑戦できるか。
26位専修大学29分36秒9
ダンカン キサイサ①28分57秒27★
横山佑羽④29分32秒06★
成島航己③29分32秒59★
服部友太④29分38秒68
水谷勇登②29分38秒83
金久保遥④29分39秒68
高瀬 桂③29分45秒82
国増治貴③29分45秒96
木村暁仁②29分46秒47★
南美空翔④29分52秒16
連続出場したい専修大は、初の留学生のダンカン選手が大いに話題になっていますね。まずは全日本予選逆転出場の切り札になりましたが、箱根駅伝連続出場へのステップになったでしょうか。
27位立教大学29分37秒2
中山凛斗②28分50秒52
後藤謙晶①29分13秒30
齋藤俊輔④29分22秒21
服部凱杏②29分22秒88★
関口絢太②29分30秒10★
忠内侑士②29分34秒78★
林虎太朗①29分45秒58
白瀬賢也②30分05秒18
岸本健太郎②30分12秒96★
内田賢利②30分14秒70
立教大は、強化初期世代の2年生を中心に自己ベストが多く出たようですね。特に服部選手が非常に調子があがってきていて、全日本予選は大きな見せ場を作りました。夏にどこまで総合力があがるでしょうか。
28位亜細亜大学29分37秒3
竹井祐貴④28分40秒01
河村 悠④28分56秒56
片川祐太①29分27秒61★
藤田寛大③29分34秒84
倉淵大輔④29分48秒70
一瀬達也④29分53秒32
脇山隼斗④29分53秒64
佐藤 颯③29分57秒99★
長谷部航④29分58秒31
宍戸 春④30分02秒52
全日本予選で一泡吹かせることができたのは、ルーキー片川選手がここまで即戦力として躍動しているからですね。あとは3000m障害が得意な佐藤選手も29分台ベスト。竹井・河村選手ら主力4年生が秋に合わせられるか。
29位流通経済大学29分39秒4
ディランゴ サムソン①27分43秒58★
竹上世那④29分16秒05
宮下資大④29分35秒87
中根翔也④29分42秒27
嶋田翔太③29分45秒47
大場麻央④29分49秒38
宮下意大④29分51秒66
小野悠人④30分13秒98
池澤将汰③30分17秒46
梅谷康太③30分18秒99
流経大はサムソンの大躍進がありましたね。関東インカレ5千・1万mいきなり2冠は衝撃的。ホクレンでも頑張って、27分43秒までベストを短縮しました。日本人は5000mで何人かベスト、秋が楽しみです。
30位東京農業大学29分44秒2
高槻芳照②28分59秒71★
並木寧音②29分06秒03
山田雄喜③29分40秒21
杵渕竜弥③29分48秒94
長谷部慎②29分53秒54
緒方俊亮④29分54秒08
水村竜己③29分57秒54
北田大起③29分57秒95
髙山匠也①29分58秒49
松本虎太郎②30分05秒74★
若手の伸びがきそうでこないのが東京農大なんですよね。連合で箱根出走のエース高槻選手の28分台以外はやや苦戦気味だった印象です。秋に向けて淡々と狙っているのであればいいのですが…。
10000mチーム上位10名タイム詳細(31位~)
31位麗澤大学29分44秒4
椎野修羅④28分37秒03
鈴木康也①29分26秒14★
山本蒼弥④29分30秒51
松元 響③29分35秒17
工藤郁也③29分49秒19★
浅井 匠④29分53秒31
今野 純②29分54秒18
廣田海心④30分05秒29
今野元揮②30分14秒93
山口裕司③30分18秒40
麗澤大は、1年生の鈴木選手が一気にエース格になったのが一番の収穫ですね。そのほかの選手はやや足踏みに見えましたが、例年通りのロードで覚醒なるでしょうか。
32位筑波大学29分53秒6
岩佐一楽③28分41秒71
杉山魁声④29分26秒20
福谷颯太③29分33秒37★
小林竜也③29分34秒05★
伊藤太貴④29分56秒04
皆川和範②30分00秒48
國井辰磨②30分13秒82
平山大雅②30分18秒38
山本尊仁④30分29秒56
五十嵐優汰③30分42秒55
選手層が薄くなった筑波大ですが、3年小林選手がスピード種目を中心に覚醒中。他の選手も5000mを中心にベストを更新している選手が多かったです。箱根予選への調整のノウハウがたまりつつある中、秋にどうなっているでしょうか。
33位東京経済大学30分03秒0
樋田侑司④29分05秒24
大川歩希③29分15秒36
市川繁貴④29分24秒25★
原川 凌④29分44秒45
村田悠樹②30分03秒29
下田大翔①30分13秒07★
下別府輝③30分26秒83★
島津謙介③30分44秒37
守谷 陸④30分46秒27★
福井悠斗②30分47秒75★
東経大も結構自己ベストが出て、全日本予選の出場ボーダーに結構絡んだのですよね。樋田・大川選手以外にも、ロードに強い市川選手が29分中盤出したのが収穫。1年下田選手もいきなり30分少しで注目です。
34位桜美林大学30分05秒0
ダニエル カイオキ③28分20秒83
城戸口俊希②29分37秒58
白川大地③29分51秒18
模 幸正③30分14秒48
田中大稀①30分19秒63
須田大志③30分20秒52★
盛重完英③30分26秒43
都 翔②30分29秒80
内山祐希②30分32秒47★
田尻悠成④30分36秒65
桜美林大は、前半シーズンは5000mへの記録会出場が目立ちましたが、主力になりつつある須田・内山選手は1万mでもベスト。ここの所ベストも多く、いい雰囲気になってきているような?
35位日本薬科大学30分07秒8
ノア キプリモ③27分58秒88★
中山雄太③28分56秒00★
白石大以夢③29分56秒67
中野魁人③30分11秒20
梶原尊人③30分25秒19
中川竜大朗④30分30秒30
岩坂優志④30分43秒47
冨永開来④30分49秒30
吉田鶴斗④30分52秒91
谷口 蓮③30分54秒52
3年生エースが頑張りましたね。キプリモ選手と中山選手が、それぞれ27分台・28分台の大台を記録。一つ自信になる結果です。全体的に上級生が多いですが、若手選手が秋に食い込んでこれるか。
36位関東学院大学30分09秒6
厚浦大地④29分21秒09
鈴木健太③29分25秒24
内野李彗②29分55秒20★
田中龍之介④29分56秒89
上原大和③30分15秒81
森屋源太③30分20秒47★
青﨑僚雅③30分28秒57
北島辰也③30分30秒13★
鈴木涼太④30分33秒16
平川豪流②30分49秒58
前回の箱根予選躍進校。内野選手らポイントポイントで自己ベストが出ているのですよね。トラックの持ちタイム以上に、長距離ロードで走るかつての関東学院大が復活しつつあるのでしょうか。
37位平成国際大学30分14秒1
穴澤友崇③29分28秒73
ステファン カマウ③29分36秒85
佐藤琥稀④29分53秒75
山口貴士④30分08秒27
峰村 織②30分14秒87
小笠原大智②30分21秒67
山本勘介②30分32秒86
岡崎竜也④30分36秒96
新井今生人②30分40秒99★
菊池 秦④30分46秒59
平成国際大は、全体的にトラックのベストは大人しめでした。その中で、4年山口選手が関東インカレハーフで上位に食い込んでいます。
38位武蔵野学院大学30分21秒3
チャールズ カマウ②27分30秒09
船田圭吾④29分28秒22
友村俊介④29分43秒10
原田宗市④29分49秒04
辻野大輝③30分11秒46
黒澤 明④30分42秒91
栗原佑輔④30分59秒00
下山③31分32秒52
宮崎 翔③31分44秒52
尾形拓海②31分52秒38
武蔵野学院大は1万mに関してはここまで大人しめ。大エースカマウ選手もやや足踏みでした。箱根予選で健闘のある船田選手ら4年生がどこまでまとめられるか。
39位芝浦工業大学30分32秒2
松川雅虎③29分16秒07★
橋本章央②30分03秒74★
大谷健斗②30分25秒69
小林飛斗③30分27秒66
三浦 剛②30分38秒77
神尾祐樹③30分44秒64
大野悠翔①30分54秒17★
室井慶太①30分56秒97★
志賀智也①30分57秒08★
内田 翔②30分57秒86
芝浦工業大は、連合で箱根駅伝を走った松川選手が順調に成長中。さらに1年生が初1万mを30分台でまとめています。平均タイムがぐっと短縮されましたね。
40位育英大学30分34秒3
外山 結④29分37秒36★
諸星颯大③29分37秒74
新田 颯③30分20秒29
上野海斗②30分27秒22
奥田歩凪③30分34秒92
水谷耀介②30分38秒32
河合紀舟②30分58秒45
元村航大③31分05秒67
白﨑真拓③31分07秒63
藤川雅之②31分15秒73
育英大は、諸星・新田選手ら3年生が中心ですが、かつての連合出走選手4年外山選手が意地の29分37秒ベスト。最終学年でもチームを引っ張り続けています。
41位明治学院大学30分42秒6
千葉廉也③29分45秒56
安田隼人③30分10秒57★
柗野優輝③30分11秒11
池田優斗④30分22秒32
小泉海人④30分35秒13
座間武尊④30分40秒56
飯塚 歩②31分15秒26
佐藤大輔④31分17秒02
箱田優馬①31分22秒03★
高見智志②31分26秒76
安田選手が30分10秒自己ベスト、1年箱田選手も長い距離を経験しました。ここはロード特化型のチーム。箱根予選でどこまで浮上するか。
42位立正大学31分15秒8
坂田陽朗③30分47秒65
西川優斗①30分51秒45★
中元諄哉②30分51秒67
木實優斗①31分10秒16★
徳竹隼人③30分19秒80
山崎颯太②31分21秒65
山本 樹①31分26秒30★
西堀伶於②31分31秒08★
熊澤優良③31分38秒48
渡辺大仁①31分39秒96★
期待のルーキー西川・木實選手らが1万mを経験しましたね。ここから夏を経てまず伸びてくるのは誰でしょうか。
箱根駅伝ファンのための情報集
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