箱根駅伝2021のエントリーが行われたあとに行われる記録会もマニアには見所です。
エントリー漏れした4年生の選手、次の主力候補の若手選手、
そして箱根駅伝に出場できなかったチームの総仕上げでもあったりします。
2020年12月12日(土)13日(日)に行われた第2回国士舘大学長距離競技会の、大学駅伝チーム別結果と駅伝ファンとしてのコメントです。
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2020.12.12-13結果【第2回国士舘大学長距離競技会】大学駅伝チーム別詳細!
12日
13時50分:男女10000mW
14時55分:男女5000mW
15時45分:1500m1組
16時00分:男子10000m1組2組
17時20分:男子10000m3組
18時00分:男子10000m4組
13日
14時00分:女子3000m1組
14時20分:男子3000m1組
14時35分:男子5000m1組2組3組
15時40分:男子5000m4組5組6組
16時40分:男子5000m7組8組
17時20分:男子5000m9組10組
18時00分:男子5000m11組
2日間、お疲れ様です!
動画:HAMA※陸上チャンネル! 様
箱根駅伝2021出場校チーム別結果
青山学院大学
5000m
10組
渡辺大地③14分13秒31★
池田知史①14分15秒84★
市川唯人④14分16秒91
保手濱涼介②14分17秒39★
畦地貴斗②14分24秒80
久留戸黛良③14分28秒48
森川弘康④14分46秒45
11組
能島 翼③14分10秒26★
中山大樹④14分10秒39
大藏洋人④14分11秒69★
倉本玄太①14分12秒59
石鍋颯一③14分13秒82
西久保遼②14分14秒34
松並昴勢①14分35秒80
青山学院大は、12月の国士館大記録会はただの記録会ではないのですよね。箱根エントリーに入れなかった4年生はラストレース、2年生は関東インカレ2分5000m標準記録を切れなかったら、競技としては引退レースではあるのですよね。
緊張感が高い中、記録は伸びていますね。10組では渡辺選手が大幅ベストで14分13秒、ルーキー池田センスもベスト。5000m15分台から青学大箱根ランナー挑戦中の保手濱選手も確実にベストですね。
最終組では3年能島選手がベスト記録で青学勢トップ。石鍋選手も頑張っています。ルーキー倉本選手もまずまず、西久保選手も少しずつ安定してきましたかね。
さらに4年生は中山選手が14分10秒、大藏選手もベスト。前の組の市川選手も合わせて最後懸命に走り切っています。
帝京大学
10000m
2組
福島健斗④29分52秒37★
3組
日野原智也④29分35秒71★
5000m
7組
本多遼也②14分43秒46
8組
甘崎 勝④14分31秒12
針谷咲輝①14分38秒04
1万mの4年生組が良かったですね。2組福島選手が29分52秒と初の29分台を出すと、僅かなところで箱根エントリーから漏れた日野原選手が29分35秒とチームトップ10に入る記録。走りで駅伝競走部を鼓舞します。
明治大学
10000m
3組
斎藤拓海①30分33秒89
5000m
8組
城戸洸輝①14分35秒40
田村 圭③14分46秒93
9組
馬場勇一郎①14分28秒88
酒井耀史④14分36秒56
坂井大我④14分38秒04
橋本大輝③14分47秒73
岡田和大④14分54秒95
10組
下條乃將②14分20秒03★
中嶋大樹③14分22秒01
大西理久③14分24秒95
稲田光希④14分36秒14
杉田真英①14分39秒38
植田雅弘③14分42秒43
三上晋弥②14分51秒84
11組
佐久間秀徳③14分03秒69★
明大は5000mに大量出場。まずは4年生ですね。一時主力の勢いがあった酒井選手がまずまず14分36秒、坂井・稲田・岡田選手と今出せる力を出し切りましたね。
他では2年下條選手が自己ベスト14分20秒。中嶋・大西選手もまずまず上がってきました。また中距離佐久間・馬場選手が連続して出場。佐久間選手が絶好調で14分03秒で連続自己ベストです。
駒澤大学
5000m
10組
東山静也②14分12秒57★
藤本優太②14分16秒34★
大坪幸太②14分48秒49
11組
中島隆太②14分06秒00★
小野恵祟②14分09秒35★
駒大は控えには入れなかった選手が5000mに出場しましたが、やはりレベルが高いですね。2年生の選手中心でしたが、10組で東山・藤本選手が14分10秒台、11組で中島・小野選手が14分一桁ベスト!小野選手はかなり久しぶりのレースではないでしょうか?やはりチームとしての勢いは凄いですね。
創価大学
10000m
3組
西村拓海③30分45秒71
4組
本田晃士郎②29分33秒78★
片岡 渉②30分26秒14★
村田海晟②30分49秒92
創価大は10000mに2年生の選手が出場。最終組で記録を伸ばしたのが本田選手29分33秒!箱根エントリーに登録エントリーされてもおかしくないほどのタイム。今後に繋がりますね。
国士舘大学
10000m
2組
佐久間裕己③29分47秒97★
佐藤悠貴也①30分31秒85
所 倖平②30分38秒00
森 瞳磨②31分27秒67
5000m
8組
安達京摩①14分37秒19★
眞田稜生①14分44秒87
11組
ポール ギトンガ④14分40秒84
国士大は佐久間選手が勢いありますね。29分47秒はエントリー選手に刺激が入るのでは。5000mは1年生安達選手が14分37秒ベスト。ギトンガ選手も最終組で出走しています。
山梨学院大・法政大
山梨学院大学
10000m
1組
鈴木優允30分47秒83
5000m
7組
髙木翔瑛①14分39秒88
8組
都築勇貴②14分39秒47
市川利道②14分40秒80★
法政大学
3組
寺沢 玄④29分37秒65★
法政大もエントリーに入らなかった4年生寺沢選手が29分37秒大幅ベスト!試合出場が少ないだけで、16人のエントリー争いは確実にレベルが上がっているようです。
拓殖大学
10000m
1組
吉田圭佑①30分51秒46
2組
澤田大輝③30分21秒78
山下友陽③30分22秒61
秋吉星弥①30分34秒34★
後藤拓磨②31分00秒64
吉田皓紀④31分04秒28
須佐多智③31分07秒77
3組
菅沼蒼紫③30分19秒94★
5000m
7組
菅沼蒼紫③14分39秒54★
山下友陽③14分39秒57
8組
加藤優陽④14分44秒11
拓殖大は連続出場した菅沼選手が非常に良かったですね。元気な選手が増えてきているでしょうか。
そのほかの大学駅伝チーム別結果
国士舘大競技会(12/12)
[10000m4組]
武川②29′01″72★
畝 ④29′28″57
松島②29′30″51
荻沼②29′32″32★
伊藤①29′40″00
坂田③29′50″24
中島②29′54″27
石綿④29′59″43
栗原③30′01″57
馬場③30′25″41
吉本②30′52″40
高橋④DNF[10000m3組]
前田②30′11″58★
飯塚①30′30″19(初)
金井②30′51″12 pic.twitter.com/FJ3mPYQvie— 中央学院大学駅伝部 (@cgu_ekiden) December 12, 2020
中央学院大学
10000m
3組
前田篤志②30分11秒58★
飯塚達也①30分30秒19★
金井一晟②30分51秒12
4組
1位武川流以名②29分01秒72★
畝 歩夢④29分28秒57
松島 匠②29分30秒51
荻沼直人②29分32秒32★
伊藤秀虎①29分40秒00
坂田隼人③29分50秒24
中島稜貴②29分54秒27★
石綿宏人④29分59秒43
栗原啓吾③30分01秒57
馬場竜之介③30分25秒41
吉本光希②30分52秒40
10000m最終組に主力選手が大量に出場。結果が出たのは次期エース武川選手。単独走が多いながら29分01秒であと一歩28分台はよく走ったのではないでしょうか。同じ2年生結果が出ていて、松島選手も安定しだし、荻沼選手ベスト、全日本出走の中島選手も良かった。ルーキー伊藤選手もレベルが上がりましたね。
4年生は畝選手がやはり高い安定感で29分半ば、石綿選手も1万mが走れるところまで回復してきたのは良かったです。
日本大学
5000m
10組
1位橋口大希③14分12秒09
11組
参考:1位1位イエゴ エバンス13分38秒61 サンベルクス
樋口翔太②13分58秒31★
松岡竜矢②13分59秒76★
若山 岳②14分15秒18★
小野修平②14分22秒76★
八木志樹②14分35秒93
日本大は結果が出たのですよね。10組で橋口選手が14分12秒!2週連続で好結果を出すと、最終組では2年生の選手が大量に出場し全員が結果!樋口・松岡選手がついに13分台マーク!若山選手もベスト、怪我明け間もない小野選手もいいですね。そして久々に八木選手も出場。復活はやはりこの世代にかかりますね。
慶應義塾大学
10組
黒澤瑛紀①14分17秒31★
慶大の1年生黒澤選手もすさまじい成長ではないでしょうか。一気に有力選手に浮上してきています。
平成国際大学
10000m
4組
穴澤友崇②29分28秒73★
片山拓海④30分28秒07
佐藤琥稀③30分55秒74
5000m
4組
野口 颯②14分44秒69★
9組
堤 真人④14分38秒31
小笠原大智①14分49秒35★
10組
新井今生人①14分36秒18★
11組
青木雄貴④14分25秒85
平国大も記録ラッシュがまだ続きますね。2年穴澤選手が29分28秒好タイムで、一気にチームトップの成績に。次につながります。5000mも1年新井選手らがベスト。最終組挑戦の4年青木選手がまずまずでした。
桜美林大学
10000m
1組
1位鈴木紀寛①30分47秒25★
一場開成③31分00秒13★
山口翔一③31分16秒58
池田 聖②31分18秒65
2組
1位城戸口俊希①29分37秒58★
白川大地②29分51秒88★
ダニエル カヨウキ②30分22秒34
盛重完英②30分26秒43★
須田大志②30分43秒77★
都 翔①31分03秒58
田尻悠成③31分35秒84
5000m
10組
高橋拓也14分41秒86★
桜美林大びっくり!1年生城戸口選手が29分37秒の大幅ベスト!秋からルーキーが切ろうラッシュでしたが、ここで一つ抜けてきました。2年生白川選手に続き、次期エース候補となる記録です。他にも盛重選手が30分26秒など、30分台はスタンダートになってきましたかね。