【総合結果】第52回全日本大学駅伝2020~1チームずつ簡単な総評

お待たせしました。

全日本大学駅伝2020が終了し、少し落ち着きましたかね。

ここで、全チームの総合結果と1チームずつ総評を行ってみたいと思います。

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【総合結果】第52回全日本大学駅伝2020~1チームずつ簡単な総評

1位駒澤大学5時間11分08秒

1区(9.5㎞)3位加藤 淳④27分13秒[3]0:06
2区(11.1㎞)11位花尾恭輔①32分19秒[9]0:45
3区(11.9㎞)5位鈴木芽吹①34分07秒[8]0:48
4区(11.8㎞)7位伊東颯太④33分58秒[7]1:23
5区(12.4㎞)2位酒井亮太②36分02秒[3]0:31
6区(12.8㎞)4位山野 力②37分45秒[4]0:11
7区(17.6㎞)4位小林 歩④52分10秒[3]0:41
8区(19.7㎞)1位田澤 廉②57分34秒[1]

中盤区間で順位アップ!アンカー田澤選手の強烈スパートで6年ぶり優勝!

 汗を握るデッドヒートでしたが、残り1㎞まで来たらラストスパートに強い田澤選手のものでした。18.7㎞走ってきたとは思えない、ものすごいストライドと脚の回転数でした。そして単独トップに立ったのはその残り1㎞だけ、という珍しい展開でしたが、大混戦の中、それまでもうまく繋いでいました。

 1区加藤選手が非常に好スタートとなる区間3位。この中では実力者の方でしたがしっかり仕事をしました。これで1年生繋いだ2区3区が走りやすくなったでしょう。花尾選手が混戦の中、9位にとどまると、鈴木選手は区間5位で流れをつなぎました。

 4区伊東選手は区間7位でつなぐと、田澤世代となる5区6区の2年生が攻勢へ。酒井選手が区間2位の力走で総合3位にアップ、6区山野選手は順位は4位に落とすも、トップとの差を11秒まで縮めて長距離区間へ。ともに初の大学駅伝出場でしたが、しっかり繋ぎましたね。

 7区長距離区間となった小林選手も懸命に粘り切り、トップ青学大と41秒差、そして東海大に2秒差となる総合3位。これは位置としても最終的に絶好でしたね。田澤選手は日本人最高記録がターゲットとのことでしたが、今回は勝負に徹しました。歓喜の雄たけびでのゴール。

 全日本大学駅伝は得意とはいえ、6年ぶり13度目の優勝と本当に久々。優勝候補どまり…だったところ、チームの流れが変わるかもですね。

2位東海大学5時間11分31秒

1区(9.5㎞)7位佐伯陽生①27分23秒[7]0:16
2区(11.1㎞)19位市村朋樹③33分09秒[17]1:45
3区(11.9㎞)2位塩澤稀夕④33分45秒[11]1:26
4区(11.8㎞)1位石原翔太郎①33分16秒[6]1:19
5区(12.4㎞)4位本間敬大③36分18秒[7]0:43
6区(12.8㎞)1位長田駿佑③37分22秒[1]
7区(17.6㎞)6位西田壮志④52分19秒[2]0:39
8区(19.7㎞)3位名取燎太④57分59秒[2]0:23

2区17位に後退も…6区でトップに!最後まであきらめない戦いで総合2位!

 大きな柱がいるとはいえ、多くの卒業生が抜けた中、最後の最後まで連覇の夢をつないだ東海大…よくやったと思います。そして新しい力も躍動しましたね。

 1区やや意外な出走だった1年佐伯選手が、役割を十分果たす区間7位のスタート。ところが、昨年立役者の一人となった2区市村選手が大失速。区間19位の走りで総合17位に後退。また、前の集団は200mほど前と走りにくい位置に。一時連覇に赤信号がともりました。

 それでもやってくれるのがエース。塩澤選手が最後まで伸びやかな走りで区間2位好走。11位にまであげて流れを変えると、4区びっくり!ルーキー石原選手が、最初の5㎞を14分を切るペースで入ると、その後も落ちず区間新の区間賞!しかも上位集団の中にチームを引き上げる殊勝の走り。これはMVP級ですね。

 その後も、初出場の3年生組が健闘。5区本間選手が区間4位でつなぐと、6区長田選手がやりました!初めてメンバー入りした選手が、これまた区間賞の区間新!今年になって急激に伸びていましたが、ここまで強かったとは。

 7区8区の長距離区間に自信は持っていましたが、ライバル校とのたたき合いに僅かに敗れましたかね。7区西田選手スピード展開に僅かに付けず、名取選手はレースの主導権を握りましたが…最後は仕方なかったかな。史上最高の名勝負の中、精いっぱいの走りでした。箱根に向けて、チームが仕上がってきています。

3位明治大学5時間12分24秒

1区(9.5㎞)5位児玉真輝①27分15秒[5]0:08
2区(11.1㎞)4位小袖英人④31分45秒[2]0:13
3区(11.9㎞)7位手嶋杏丞③34分11秒[2]0:20
4区(11.8㎞)6位櫛田佳希②33分55秒[2]0:52
5区(12.4㎞)7位金橋佳佑③36分40秒[5]0:38
6区(12.8㎞)2位大保海士④37分27秒[2]0:00
7区(17.6㎞)8位加藤大誠②52分30秒[4]0:50
8区(19.7㎞)5位鈴木聖人③58分41秒[3]1:16

ミスのない継走で総合3位!3強崩し一番手の評価は本物だった!

 3強の次に評価が高かった明治大。2位争いを展開し、中盤に先頭争いに顔を出し、最後は一角を追い抜き総合3位!予想以上に手ごたえを得ることができたのではないでしょうか。

 1区ルーキー児玉選手がナイスな走り。区間5位トップと8秒差についたことで一気に流れがきましたね。2区小袖選手がすぐにトップ争いに加わると最終的に総合2位にへ。3区手嶋選手もエースが集う中区間7位ながら2位キープ。4区櫛田選手は一旦後ろに追いつかれるも、終盤ペースアップする走り、こちらも総合2位はキープしましたね。3強に対しては常に優位にレースを進めました。

 5区金橋選手が大混戦の中、総合5位に落としますが、スピード展開で精いっぱいの走り。そして見せ場はここから。6区は3年ぶり大学駅伝となった大保選手。中盤から東海大と3位争いを抜け出すと、青学大ととらえて、2位へ。そしてトップ早大も捉えて、東海大とマッチレース。わずかな差でトップは逃しましたが、駅伝ファン湧いた走りではないでしょうか。一番の収穫だったかもしれません。

 7区長距離区間エントリー加藤選手は、中盤まで先頭争いキープしましたが、ここからやや息切れしましたかね。50秒差まで後退します。そこから粘りを見せたのがアンカー鈴木選手。渡会橋までは、第一移動車からしっかり見える位置をキープして優勝へ夢をつなぎます。

 そこからはさすがに離されましたが、失速した青学大をかわして総合3位へ浮上!約6年ぶりの好成績と言えるでしょうかね。山本監督は「箱根駅伝優勝が目標」とはっきり言えるほどでした。明大の戦力アップも目が離せないですね。

4位青山学院大学5時間12分42秒

1区(9.5㎞)10位湯原慶吾③27分26秒[10]0:19
2区(11.1㎞)13位近藤幸太郎②32分25秒[14]1:04
3区(11.9㎞)3位中村唯翔②33分46秒[6]0:46
4区(11.8㎞)4位岩見秀哉④33分54秒[4]1:17
5区(12.4㎞)1位佐藤一世①35分37秒[2]0:10
6区(12.8㎞)9位山内健登①38分18秒[6]0:23
7区(17.6㎞)1位神林勇太④51分17秒[1]
8区(19.7㎞)11位吉田圭太④59分49秒[4]1:34

ルーキー佐藤・神林選手が区間賞を獲得も…らしくない駅伝で総合4位

 10月頭の5000m記録会好調、そしてレース前日に補欠選手が10000mの記録会で自己ベストラッシュ!盛り上がりましたが、全日本本番は区間賞2つ獲得も区間二けたも3つ出てしまい総合4位。青学大としてはここまで失敗駅伝も久々だったのではないでしょうか。

 1区湯原選手が区間10位スタート、最低限の位置ではスタートでしたかね。ただ、2区近藤選手がうまく引き継げず区間13位と失速。5千m13分40秒台の走力はちょっと生かせなかったかな?

 ただこれはすぐに回復。3区中村選手が上位集団を猛追!区間3位の力走は、いつのまにか東洋駒大らを捉えていました。4区岩見選手は、原監督「唯一の不安要素」ということでしたが、2つ順位を上げ総合4位。流れを作ります。

 これに世代トップといわれているルーキー佐藤選手が躍動します。一気に上位集団を抜け出し、順大の選手との八千代松陰対決も制すると、ぐんぐんトップ早大との差を詰めていきます。1分17秒あった差を10秒差まで追い詰めるなど、青学大が一気に優位になります。

 6区山内選手が中盤から苦しい走りで流れに乗り切れず終盤に後退。ただ、区間9位で何とかまとめましたかね。4年生7区神林選手が一気にリカバリー。中間点過ぎにトップ集団に追いつくと、単独トップに!鬼気迫る走り、再度青学大に流れが傾いた…と思われました。

 アンカーに入った吉田選手が9㎞手前で駒大東海大に追いつかれると、11㎞手前で早くも後退…その後さらにペースダウンしてしまい総合4位でのゴール。良かった選手、悪かった選手とかなりはっきりした駅伝でした。ここからどう修正してくるかですね。

5位早稲田大学5時間13分04秒

1区(9.5㎞)6位辻 文哉①27分18秒[6]0:11
2区(11.1㎞)5位井川龍人②31分51秒[3]0:22
3区(11.9㎞)1位中谷雄飛③33分46秒[1]
4区(11.8㎞)2位太田直希③33分23秒[1]
5区(12.4㎞)9位菖蒲敦司①36分54秒[1]
6区(12.8㎞)8位諸冨 湧①38分08秒[3]0:03
7区(17.6㎞)9位鈴木創士②52分38秒[5]1:01
8区(19.7㎞)6位山口賢助③59分19秒[5]1:56

3区中谷選手でトップに!6区終盤まで単独トップを走り、総合5位へ!

 やりたかった駅伝ができたのではないでしょうか。エース中谷選手の起用で先頭に立ちリードを広げる…選手層の薄さでキープはできませんでしたが、すべて区間一桁で乗り切りました。

 1区辻選手が上位集団の中で粘り切りトップと11秒差の6位で滑り出し。2区井川選手が流れを引き継ぎ区間5位好走。最後は3位争いの集団も制して成長を確認できる結果でした。これまで区間二けたでしたから…。トップとの差も22秒にとどめていました。エースには絶好の位置でした。

 中谷選手は2㎞手前で早くも追いつくとそのままトップに。中間点まで区間記録も狙えるペース!そこからはさすがに失速しましたが、役割を果たす区間賞!単独先頭を突っ走ります。4区は同じく柱の太田選手。区間賞は取れませんでしたが、後続との差を広げることに成功。52秒差に広げます。

 5区6区はルーキーを並べましたが、やや苦しみましたかね。菖蒲選手は中盤からペースが上がらず一気に後続に詰められました。6区諸富選手は粘りましたが、ラストで追いつかれました。残念ですが、ともに区間一桁で大崩れはしませんでしたかね。

 7区8区長距離区間は厳しい戦いになると思われましたが、7区鈴木選手は本調子ではない中粘り通し総合5位。アンカー一般受験組の山口選手は渡会橋以降粘りの走り、一度抜かれた東洋大を抜き返して、総合5位キープ。区間6位好走はびっくりしましたね。

 一部中堅選手が不調で外れています。もっとあがってこれるでしょうか。

6位東洋大学5時間13分15秒

1区(9.5㎞)9位児玉悠輔②27分25秒[9]0:18
2区(11.1㎞)7位松山和希①31分59秒[7]0:37
3区(11.9㎞)9位佐藤真優①34分14秒[7]0:47
4区(11.8㎞)4位前田義弘②33分54秒[5]1:18
5区(12.4㎞)3位大澤 駿④36分12秒[4]0:36
6区(12.8㎞)5位腰塚遥人③37分49秒[5]0:20
7区(17.6㎞)11位西山和弥④53分14秒[7]1:54
8区(19.7㎞)4位宮下隼人③58分28秒[6]2:07

下級生中心で優勝争いに加わるも…復活まであともう少し!

 悪くはなかったのですよね。1区児玉選手が区間9位で滑り出すと、王道から外した2区3区1年生リレーでは、松山選手が区間7位・佐藤選手が区間9位と凌ぎました。この時点で総合7位で流れには乗れていました。

 ここからじわじわと浮上。4区前田選手が区間4位の走りで総合5位浮上、5区駅伝経験豊富な大澤選手がさすがの区間3位で総合4位浮上します。5区新戦力候補の腰塚選手が一つ順位を落としますが、トップとの差は20秒。絶好の位置で長距離2区間に繋げました。

 満を持して入った…と思われた西山選手がまさかの失速でした。10㎞手前腹痛にも苦しんだそうで、区間11位の走り。後ろの争いにも飲み込まれて7位後退。これは無念でした。それでも8区宮下選手が成長の走り。58分半ばは中々ですね。山登りがありますし、箱根の楽しみが増える力走です。

7位帝京大学5時間14分40秒

1区(9.5㎞)18位小野隆一朗①27分34秒[18]0:27
2区(11.1㎞)9位小野寺悠④32分08秒[11]0:55
3区(11.9㎞)4位鳥飼悠生④33分54秒[5]0:45
4区(11.8㎞)12位遠藤大地③34分56秒[11]2:18
5区(12.4㎞)8位橋本尚斗③36分42秒[9]2:06
6区(12.8㎞)3位増田 空④37分43秒[8]1:44
7区(17.6㎞)5位星  岳④52分14秒[8]2:18
8区(19.7㎞)9位細谷翔馬③59分29秒[7]3:32

今年も中盤以降で強さを発揮!3年連続シード権獲得!

 帝京大も徐々にですが全日本大学駅伝でも安定するようになりましたね。1区期待のルーキー小野選手が18位スタートと乗り切れませんがトップと27秒差は最低限ですかね。

 2区小野寺選手が7人抜きで11位浮上すると、3区鳥飼選手がやりましたね。区間4位力走で一気に総合5位まで浮上!長距離のイメージがありましたので、3区スピードエース区間での好走は自信になりそう。序盤苦手な帝京大が上位集団に顔を出します。

 ただ、4区遠藤選手が上がり切りませんでしたかね…。区間12位で総合11位まで後退します。これでもあきらめないのが帝京大。5区橋本選手が区間8位で流れを変えると、4年生で初駅伝となった6区増田選手が区間3位力走で、シード権内の8位浮上します。

 7区星選手は序盤は無理しないうまい走りで区間5位。追いついてきた國學院大を再度突き放します。これは聞きましたね。8区初駅伝となった細谷選手もプレッシャーがかかる中、しっかりペースを刻み、ゴール直前で一つ順位アップ!総合7位浮上、今年もやってくれそうな気配です。

8位順天堂大学5時間14分43秒(以上、シード権)

1区(9.5㎞)1位三浦龍司①27分07秒[1]
2区(11.1㎞)14位伊豫田達弥②32分28秒[10]0:48
3区(11.9㎞)10位清水颯大④34分15秒[10]0:59
4区(11.8㎞)3位野村優作②33分34秒[3]1:10
5区(12.4㎞)5位石井一希①36分23秒[6]0:39
6区(12.8㎞)7位牧瀬圭斗③37分59秒[7]0:33
7区(17.6㎞)10位吉岡智輝③52分48秒[6]1:41
8区(19.7㎞)12位西澤侑真②60分09秒[8]3:35

1区三浦選手狙い通り区間新!終盤区間も持ちこたえ14年ぶりシード権!

 箱根予選からの調整の難しさもありながら、見せ場を作り14年ぶりシード権獲得!昨年の悔しさを晴らしました。

 1区三浦選手のラストのスプリントはやはり強力!中継所が見えてからスパートをかけたそうですが、もっと早くても良かったくらい。圧巻のスパート区間新で最高の滑り出しをします。

 2区伊豫田選手が突っ込みすぎで区間14位ブレーキし10位後退はもったいなかったかな。3区清水選手が大混戦の中持ちこたえると、4区野村選手が区間賞争いをするなど盛り返します。優勝争いするチームをも追い抜いて総合3位浮上します。箱根予選に続きびっくりですね。

 5区ルーキー石井選手も精いっぱいの走りで区間5位。6区は先週1万m28分台を出したばかりの牧瀬選手が初駅伝で区間7位。競り負けて総合7位に後退しましたが、昨年に近い流れでした。

 箱根予選後の長距離区間の対応が難しく7区8区は区間二桁。それでも7区吉岡8区西澤選手が懸命に粘り通しました。14年前…となると現長門監督や初代山の神今井選手の最上級生の年、名門といえど復活は並大抵ではないですね。ここから起点にしたい。

9位國學院大學5時間15分16秒

1区(9.5㎞)4位島崎慎愛③27分15秒[4]0:08
2区(11.1㎞)6位臼井健太④31分56秒[5]0:24
3区(11.9㎞)8位中西大翔②34分12秒[4]0:32
4区(11.8㎞)8位河東寛大④34分26秒[8]1:35
5区(12.4㎞)6位木付 琳③36分38秒[8]1:19
6区(12.8㎞)10位伊地知賢造①38分43秒[9]1:57
7区(17.6㎞)7位藤木宏太③52分21秒[9]2:38
8区(19.7㎞)10位殿地琢朗③59分45秒[9]4:08

 すべて区間10位以内に入りながらも、総合9位でシード権獲得ならず…これは悔しいですね。1区2年連続入った島崎選手が殊勝の走り、区間4位の力走を見せると、2区臼井選手が流れをつなぎ区間6位力走。スタートは素晴らしかったのですよね。

 3区中西大選手が区間8位にとどまりますが、総合4位キープ。4区河東選手5区木付選手が上位集団からこぼれていったように見えましたが、区間順位を見ると8位と6位。好走しているのに、上位集団から落ちていく不思議な展開になってしまいました。

 6区伊地知選手が後方に追いつかれて9位後退。7区藤木選手で一気に巻き返したかったですが、伸び切らず9位のまま。8区殿地選手が渡会橋以降の上りで懸命に追いますが、33秒届かず…3年ぶりシード権を獲得できませんでした。

 しいて言えば長距離区間で稼げなかったでしょうか。チームとしては意気消沈する結果かもですが、ここから巻き返せるか。

10位東京国際大学5時間17分05秒

1区(9.5㎞)13位山谷昌也②27分30秒[13]0:23
2区(11.1㎞)8位丹所 健②32分00秒[8]0:43
3区(11.9㎞)15位内田 光④35分07秒[14]1:46
4区(11.8㎞)9位宗像 聖②34分40秒[12]3:03
5区(12.4㎞)13位加藤純平④37分09秒[11]3:18
6区(12.8㎞)12位堀畑佳吾②38分51秒[11]4:04
7区(17.6㎞)16位佐伯 涼④53分54秒[12]6:18
8区(19.7㎞)2位ルカ ムセンビ②57分54秒[10]5:57

 今年は届かなかったなぁ。1区山谷選手がやや不満の区間13位でしたが、2区丹所選手が巻き返して総合8位まで浮上。3区以降どこまで流れに乗っていけるかでしたが…。

 3区初駅伝の4年内田選手が6人抜かれ総合14位に後退。これは痛かったかなぁ…。4区宗像選手が区間9位で巻き返し、6区までに8位のチームと2分少しにとどめて、シード権に向けて流れをつなぎます。

 ただ、7区佐伯選手が区間16位の苦しい走り。シード権まで4分では厳しい。8区ムセンビ選手は57分台の区間2位で走りましたが、追いきれませんでしたかね。区間順位でみると4年生が厳しかった。箱根へ向けて巻き返せるでしょうか。

11位中央学院大学5時間19分25秒

1区(9.5㎞)15位武川流以名②27分32秒[15]0:25
2区(11.1㎞)15位小島慎也②32分29秒[15]1:14
3区(11.9㎞)11位栗原啓吾③34分26秒[13]1:36
4区(11.8㎞)17位戸口豪琉④35分49秒[14]4:02
5区(12.4㎞)10位中島稜貴②37分00秒[14]4:08
6区(12.8㎞)14位伊藤秀虎①39分17秒[14]5:20
7区(17.6㎞)12位畝 歩夢④53分36秒[14]7:16
8区(19.7㎞)7位髙橋翔也④59分16秒[11]8:17

 まさかの最後の大学駅伝となった中央学院大。序盤はやや苦しかったですかね。武川・小島選手の2年生コンビに1区2区を託しますが15位スタート。3区栗原選手が追い上げにかかりますが、4区戸口選手は本調子から遠い状態で、14位にとどまります。

 ここから5区中島選手の区間10位はありましたが、浮上はかなわず14位のまま。7区8区の畝・髙橋選手の4年生コンビに託されました。畝選手が区間12位で乗り切ると、アンカー髙橋選手が意地の力走。59分前半のタイムで区間7位。3人抜きで総合11位まで浮上。背いっぱいの力走は見せましたかね。

12位日本体育大学5時間19分35秒

1区(9.5㎞)17位岩室天輝④27分33秒[17]0:26
2区(11.1㎞)3位池田耀平④31分39秒[6]0:25
3区(11.9㎞)12位藤本珠輝②34分29秒[12]0:50
4区(11.8㎞)10位菅沼隆佑④34分49秒[10]2:16
5区(12.4㎞)10位福住賢翔④37分00秒[10]2:22
6区(12.8㎞)11位名村樹哉②38分46秒[10]3:03
7区(17.6㎞)15位大内宏樹③53分52秒[10]5:15
8区(19.7㎞)15位野上翔太④61分27秒[12]8:27

 もっと取り上げてもいいのは2区池田選手。1区岩室選手から17位でタスキを受け取りましたが、3㎞地点で既に5位グループの中に入っていました。そのまま上位集団で粘って区間3位で総合6位で中継。箱根に向けて大きな収穫です。

 3区藤本選手が波に乗り切れず区間12位。ここは痛かったかなぁ。それでも初駅伝となった4年生菅沼・福住選手が区間10位で踏みとどまったのは収穫。6区名村選手もまずまずかなぁ?序盤に主力を注ぎ込んだので7区8区は厳しく総合12位に後退。箱根に向けては一応収穫あったかな?

13位山梨学院大学5時間20分03秒

1区(9.5㎞)8位瀬戸祐希④27分23秒[8]0:16
2区(11.1㎞)12位松倉唯斗③32分21秒[12]0:57
3区(11.9㎞)22位橘田大河②36分31秒[19]3:24
4区(11.8㎞)10位新本 駿①34分49秒[15]4:50
5区(12.4㎞)14位坪井海門③37分18秒[15]5:14
6区(12.8㎞)18位斎藤有栄④40分17秒[16]7:26
7区(17.6㎞)3位ポール オニエゴ③51分57秒[16]7:43
8区(19.7㎞)8位森山真伍④59分27秒[13]8:55

 箱根予選からの出来不出来が少しあった中でしたが良かった区間もありましたね。1区瀬戸選手が区間8位好走、2区松倉選手が区間12位でここまでは総合12位で前後が見え隠れする展開。新本選手が

 3区と6区が厳しく大きく後退しますが、4区ルーキー新本選手はその中で踏ん張りましたかね。7区オニエゴ選手が区間3位好走で前が見える位置まで追い上げると、8区森山選手が59分半ばで走り切り3人抜き。総合13位でしたが、箱根の前に一つ駅伝を経験できたのは良かったですね。

14位日本大学5時間20分41秒

1区(9.5㎞)14位小坂友我③27分31秒[14]0:24
2区(11.1㎞)16位松岡竜矢②32分41秒[16]1:25
3区(11.9㎞)17位若山 岳②35分30秒[16]2:51
4区(11.8㎞)15位谷口 賢①35分35秒[16]5:03
5区(12.4㎞)12位横山 徹④37分07秒[16]5:16
6区(12.8㎞)6位樋口翔太②37分56秒[13]5:07
7区(17.6㎞)2位チャールズドゥング②51分59秒[11]5:16
8区(19.7㎞)18位武田悠太郎④62分32秒[14]9:33

 1区小坂選手を除き、5区以降の長い区間に主力選手を投入するオーダー。4区まで関東地区最下位は仕方なし。5区横山選手が区間12位で流れを変えると、6区樋口選手が区間6位好走で総合13位浮上。

 そして7区ドゥング選手がついに長距離ロードで快走!区間2位の力走で総合11位まで浮上する見せ場を作ります。アンカー武田選手は不調から抜け出せず3人抜かれましたが総合14位。これが精いっぱいのチーム成績だったかなという感じがします。

15位立命館大学5時間22分26秒

1区(9.5㎞)16位高畑凌太③27分33秒[16]0:26
2区(11.1㎞)10位前川紘導④32分13秒[13]0:59
3区(11.9㎞)13位山田真生②34分35秒[12]1:30
4区(11.8㎞)13位永田一輝③34分59秒[13]3:06
5区(12.4㎞)15位谷口晴信①37分21秒[13]3:33
6区(12.8㎞)13位鈴木雄太③39分06秒[12]4:34
7区(17.6㎞)17位吉岡遼人④54分01秒[13]6:55
8区(19.7㎞)20位岡田浩平④62分38秒[15]11:18

 うーん惜しかったなぁ。序盤3区間は2区前川選手が好走し、3区山田選手の時点で総合12位でした。力が劣ると思われた4区から6区の選手も踏ん張り再度総合12位に浮上。エースを残した7区8区でどこまで関東を崩せるかというところでした。

 でしたが、7区吉岡選手が区間17位、8区岡田選手が区間20位と崩れてしまったのが悔しいですね…。それでも関東地区の1校は崩したのはうれしい結果かな?

16位城西大学5時間23分29秒

1区(9.5㎞)2位砂岡拓磨③27分10秒[2]0:03
2区(11.1㎞)2位菊地駿弥④31分37秒[1]
3区(11.9㎞)13位菅原伊織④34分35秒[3]0:31
4区(11.8㎞)14位宮下璃久③35分07秒[9]2:15
5区(12.4㎞)16位藤井正斗②38分08秒[12]3:29
6区(12.8㎞)16位山本 樹①40分05秒[15]5:29
7区(17.6㎞)13位山本唯翔①53分39秒[15]7:28
8区(19.7㎞)23位梶川由稀④63分08秒[16]12:21

 昨年同様序盤から選手をつぎ込む展開。1区砂岡選手が区間2位で発進すると、2区菊地選手が区間2位の快走で単独トップ!前回は失敗しましたが、今回は見事な走りでした。菅原選手を含めて序盤3区間はこの3人かなぁ?

 ただ、この後が苦しかった。4区で一気にシード圏外に後退すると、6区で一気に15位へ。アンカー梶川選手も調子が合わなかったか乗り切れず、関東地区最下位へ。もう一度チームの波を作り直して…ですかね。

17位皇學館大學5時間27分25秒

1区(9.5㎞)21位桑山楓矢④27分46秒[21]0:39
2区(11.1㎞)1位川瀬翔矢④31分24秒[4]0:23
3区(11.9㎞)18位佐藤楓馬①35分57秒[15]2:16
4区(11.8㎞)21位竹内啓一郎②36分37秒[18]5:30
5区(12.4㎞)18位鈴木翔也③38分18秒[17]6:54
6区(12.8㎞)21位柴田龍一②40分54秒[18]9:43
7区(17.6㎞)19位花井秀輔②55分12秒[17]13:15
8区(19.7㎞)14位上村直也④61分17秒[17]16:17

 川瀬選手圧巻の走りでしたね!1区1万m28分台の桑山選手が悔し区間21位でしたが、トップとは39秒差でした。2区川瀬選手が次々に関東強豪校のチームを追い抜いていき、最後に3位集団まで。4位中継で17人抜き!区間賞にも輝き、皇學館大の名前を大きく盛り上げました。

 3区期待のルーキー佐藤選手が、関東地区チームのスピードに圧倒されてしまいました。その後流れが悪くなりますが、何とか17位付近をキープ。2年生7区花井選手も踏みとどまりました。

 この時点で後ろには見えるところに関西地区3校がいましたが、アンカー4年上村選手が区間14位の力走。最後は追いすがる関西学院大を、ラストスパートで突き放し総合17位でゴール。地区枠の置き土産を残しました。

18位関西学院大学5時間27分35秒(以上、地区枠)

1区(9.5㎞)24位田中優樹①28分20秒[24]1:13
2区(11.1㎞)20位沖見史哉④33分25秒[22]2:58
3区(11.9㎞)6位上田颯汰②34分08秒[17]3:02
4区(11.8㎞)16位守屋和希①35分41秒[17]5:20
5区(12.4㎞)21位井手翔琉②38分29秒[18]6:55
6区(12.8㎞)20位藪野正大④40分33秒[17]9:23
7区(17.6㎞)21位佐々木達平④56分18秒[19]14:01
8区(19.7㎞)13位川田 信④60分41秒[18]16:27

 そして、枠数の関係で18位の関西学院大までが地区枠獲得でしょうかね。1区関西IC1万m1位の田中選手が区間24位で出遅れますが、3区上田選手がやってくれましたね。総合22位の位置から区間6位の激走!一気に5人抜きで17位まで浮上。2年連続好走、しかも
上げてきました。ロード力…というか駅伝力がすさまじいのでしょう。

 その後、4区守屋選手の区間16位の好走で17位付近をキープ。7区で19位後退しますが、8区ハーフ好走経験のある川田選手が区間13位の好走。総合18位で何とか乗り切りましたかね。

19位びわこ学院大学5時間29分35秒

1区(9.5㎞)22位井上亮真③27分52秒[22]0:45
2区(11.1㎞)24位小久保星音①34分10秒[23]3:15
3区(11.9㎞)19位永井友也①35分58秒[23]5:09
4区(11.8㎞)20位多賀井悠斗①36分11秒[22]7:57
5区(12.4㎞)19位原 陽宏④38分19秒[21]9:22
6区(12.8㎞)17位小松原遊波④40分08秒[20]11:25
7区(17.6㎞)18位杉岡洸樹③54分39秒[20]14:24
8区(19.7㎞)17位湯川達矢④62分18秒[19]18:27

 初出場ながらタスキをつなぎ切りました!1区2区が出遅れ、この時点で総合23位。流れが悪くなってもおかしくありませんでしたが、3区以降あきらめませんでした。3区永井選手が区間19位と踏ん張ると、4区以降は17位から20位でまとめ、じわじわ順位を上げていきます。

 6区小松原選手が区間17位で頑張り総合20位。この時点でトップと11分25秒差。7区杉岡選手が区間18位と粘りの走りで、繰り上げの15分まであと36秒のところでタスキリレー!しっかりとタスキリレーを果たしました。

 この走りに力をもらったアンカー湯川選手は、ゴール後倒れこむまでの力走で区間17位。総合19位にチーム順位を引き上げました。全体的には4年生の活躍が目立ちましたね。

20位広島経済大学5時間32分03秒

1区(9.5㎞)20位福永恭平②27分37秒[20]0:30
2区(11.1㎞)17位K.ジョセファット①33分07秒[19]1:57
3区(11.9㎞)23位山﨑優希②36分35秒[20]4:28
4区(11.8㎞)21位山崎達哉③36分52秒[21]7:57
5区(12.4㎞)17位大竹康平④38分13秒[20]9:16
6区(12.8㎞)15位河原洋太④39分42秒[19]10:53
7区(17.6㎞)23位脇田怜司④57分21秒[21]16:34
8区(19.7㎞)19位谷澤泰輝④62分36秒[20]20:55

 区間10番台が4区間出ましたね。1区福永選手が区間20位で乗り切ると、2区ジョセファット選手が区間17位で総合19位進出。4区までに21位後退しましたが、5区1500mで有名な大竹選手が区間17位好走!専門外ながらよくやりましたね。

 さらに6区河原選手が区間15位の走りはびっくり。再び総合19位浮上で地区枠へ望みをつなげます。結果届きませんでしたが、8区谷澤選手が頑張り区間19位で総合20位。2年ぶり出場ながら見せ場を作りましたね。

21位京都産業大学5時間32分33秒

1区(9.5㎞)12位北澤涼雅③27分29秒[12]0:22
2区(11.1㎞)18位坂口博基③33分08秒[18]1:50
3区(11.9㎞)16位時岡宗生②35分27秒[18]3:13
4区(11.8㎞)19位畠中択実④36分07秒[19]5:57
5区(12.4㎞)22位大石朝陽①39分15秒[19]8:18
6区(12.8㎞)22位松原渓士朗③41分16秒[21]11:29
7区(17.6㎞)14位浦田昂生③53分47秒[18]13:36
8区(19.7㎞)25位片桐健太④66分04秒[21]21:25

 昨年はうまく走り切ったのですが…複数1万m29分台のランナーが欠場となったのは痛かったかなぁ。

 序盤はうまく走り1区北澤選手が区間12位好走!終盤で仕掛けたのはびっくりでしたが、その後も踏みとどまりました。2区坂口3区時岡選手も区間18位区間16位と流れに乗ったかに見えました。

 ただ、ここからじわじわ後退。6区終了時で21位となります。7区浦田選手が区間14位の力走で一気に地区枠ボーダーまで浮上しますが…アンカーの選手がまさかの区間最下位。21位まで順位を落としました。コロナ禍の苦労もありましたが、仕切り直しでしょうか。

22位信州大学5時間36分25秒

1区(9.5㎞)23位水野裕司④28分16秒[23]1:09
2区(11.1㎞)23位坪井響己(M1)33分53秒[24]3:22
3区(11.9㎞)20位松林直亮①36分16秒[24]5:34
4区(11.8㎞)23位關 凱人③37分54秒[24]10:05
5区(12.4㎞)20位吉岡篤史②38分23秒[23]11:34
6区(12.8㎞)24位石川寛大②42分09秒[23]15:38
7区(17.6㎞)22位野部勇貴(M1)56分31秒[23]20:29
8区(19.7㎞)22位大島宏輝④63分03秒[22]25:17

 総合22位は大健闘でしょうか。序盤は苦しく、1万m29分台の坪井選手投入も24位で推移。3区松林選手が踏ん張るも、4区關選手は眼前で繰り上げスタート。悔しい結果ですね…。

 それでも5区吉岡選手が区間20位で走り、総合23位で走るとこの位置をキープ。長距離区間も野部・大島選手が区間22位と大崩れせず走り切ると、総合22位に浮上。5年ぶり出場で健闘です。

23位札幌学院大学5時間36分56秒

1区(9.5㎞)11位ローレンス グレ③27分29秒[11]0:22
2区(11.1㎞)22位宇野 翔④33分42秒[21]2:24
3区(11.9㎞)24位村上一大①36分48秒[22]5:08
4区(11.8㎞)18位谷川純也①36分03秒[20]7:48
5区(12.4㎞)23位田中佑典④39分45秒[22]10:39
6区(12.8㎞)23位大柳達哉①41分29秒[22]14:03
7区(17.6㎞)20位野村隼人④55分45秒[22]18:08
8区(19.7㎞)24位工藤 真③65分55秒[23]25:48

 7区まで一本でタスキをつないだ札幌学院大…惜しかった。1区グレ選手投入でびっくりでしたが、本調子ではなかったか区間11位に。ただ、優位にレースは進めることには成功。大事な4区で、谷川選手が区間18位好走で総合20位に一時浮上したのが7区までタスキをつなげた要因ですかね。

 7区の時点で貯金が1分ほどとなり苦しかったですが、野村選手は区間20位の走りを見せてあきらめない姿勢を見せましたね。有力ルーキーが加入するなど強化が進む札幌学院大。次こそ、一本でタスキをつなげられるか。

24位日本文理大学5時間38分04秒

1区(9.5㎞)19位山田泰史④27分36秒[19]0:29
2区(11.1㎞)21位米倉光祐④33分26秒[20]2:15
3区(11.9㎞)21位森口翔平④36分24秒[21]4:35
4区(11.8㎞)24位上原健太郎②38分13秒[23]9:25
5区(12.4㎞)24位木原雄大②40分50秒[24]13:21
6区(12.8㎞)19位下郡潤平④40分29秒[24]15:45
7区(17.6㎞)25位久冨大嗣②58分04秒[24]22:09
8区(19.7㎞)21位関 穂嵩④63分02秒[24]26:56

 こちらも久々出場となった日本文理大。エース山田選手を1区にして5人の4年生の布陣で臨みました。山田選手は区間19位発進、米倉・森口選手までまずまずの位置で繋いでいきましたかね。

 ただ、中盤にブービーの24位まで後退すると、ここから盛り返すことはできませんでした。それでも6区下郡選手が区間19位、8区関選手が区間21位の力走!4年生が長距離区間で見せ場を作ったのは次につながりますね。

25位東北大学5時間47分38秒

1区(9.5㎞)25位立野佑太(M1)30分14秒[25]3:07
2区(11.1㎞)25位田沼 怜④37分06秒[25]8:33
3区(11.9㎞)25位石垣雅生③38分41秒[25]13:10
4区(11.8㎞)25位八鍬佳紀②38分39秒[25]18:26
5区(12.4㎞)25位牧野雅紘③40分58秒[25]22:30
6区(12.8㎞)25位脇田陽平(M1)42分14秒[25]26:39
7区(17.6㎞)24位柚木友哉(M2)57分43秒[25]32:42
8区(19.7㎞)16位松浦祟之(M1)62分03秒[25]36:30

 厳しい戦いが予想された東北大。やはり選手層の薄さは否めず、1区から6区まですべて区間最下位。ちょっと勝負にならなかったのは無念でしょう。

 それでも長距離区間が頑張りました。7区の学部時代の横浜国立大で競歩をしていた柚木選手が区間24位と初めて区間最下位を避けると、アンカー大エースの松浦選手が区間16位。カメラでもしっかり映りましたね。


 それにしても上位の関東強豪校の流れはすごかったですね。駒大・東海大・明治大・青学大・早大・東洋大・順大の7校が6区までに思い切り突っ走っていった印象です。このスピードに付かないと優勝及び上位は苦しい、ということがはっきりわかる感じでした。この流れで箱根駅伝2021はどんなレースになるでしょうか。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。