少しずつ、少しずつですが記録会が行われるようになりましたね!
東海大競技会が今年初めて行われました!
【第195 回東海大長距離競技会について】
6月14日時点では学園関係者のみとしておりましたが、関係各所のご了解を得ることができ、一部条件付きではございますがエントリー募集を致します。
急な周知で申し訳ありませんがよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/ynUf2ftRMn— 東海大学陸上競技部長距離ブロック (@TokaiLong) July 2, 2020
当初は学内のみということでしたが、日本インカレの資格に、学内記録会での記録は認めないというニュースが出ました。
そこで急遽、人数・組制限を設け、自家用車で来れる人のみという形で、通常の記録会と言う形で行われました。
大学生中心の結果と、箱根駅伝ファンとしてのコメントを掲載します。
ページコンテンツ
【第195回東海大学競技会】結果と駅伝ファンとしてのコメント!
【東海大競技会公式サイト】https://www.go-tokai-ekiden.com/tokaigames
会場:秦野市カルチャーパーク陸上競技場
7月11日(土)17時00分~20時30分
800m2組・3000m3組・5000m6組
7月12日(日)17時00分
1500m3組・5000m6組
11日は雨も降りましたが、記録が良かった選手も多かったですね。
TOP・実業団結果
5000m
2組
金子晃裕14分27秒25 コモディイイダ
羽生拓矢14分29秒31 トヨタ紡織
3組
大﨑 遼14分26秒63 ラフィネ
五郎谷俊14分29秒37 コモディイイダ
4組
熊谷 光14分25秒74 ラフィネ
加藤 平14分28秒99 新電元工業
6組
ベナード キマニ13分52秒00 コモディイイダ
設楽啓太14分01秒37 日立物流
小野田勇二14分04秒00 トヨタ紡織
永山博基14分04秒12 住友電工
小島大明14分05秒56 トヨタ紡織
川村悠登14分16秒67 日立物流
永戸 聖14分24秒71 日立物流
越川賢太14分29秒57 日立物流
西山凌平14分40秒87 トヨタ紡織
1500m
5組
飯島陸斗3分44秒75 阿見AC
石川聖也3分49秒53 キャノン
畔柳隼弥3分51秒34 ラフィネ
5000mは上位の組からまずまず結果が出ました。とにかくトヨタ紡織に進んだ羽生選手がひとまず試合に出れたのにほっとしています。序盤はレースを引っ張る場面もあったそうですね。センスは抜群の選手なので、どんどん上がるかもですが、じっくりと身体を作ってくれれば…
6組は豪華な布陣になりましたね。日立物流勢が多く出て、設楽啓選手がまずまずの14分01秒、ルーキー川村・越川選手はこれからかな。トヨタ紡織も出ていて、小野田選手が波にのってきたか14分04秒。中堅になってくる小島選手がじわじわ伸びています。
そして注目は住友電工の永山選手!時間がかかりましたが故障から戻ってきたようですね。乗ってきたら中々手が付けられない選手。秋を超えてさらに仕上がっていることを祈ります。
最後に1500mも記録が出ていますね。特に阿見ACに進んだ飯島選手が3分44秒!早大4年時はあまり名前を聞かなかったですが、再びスピードを磨いてきましたね。彼も注目選手の一人です。
大学生の結果
青山学院大学
5000m
5組
湯原慶吾③14分06秒14
神林勇太④14分06秒20
近藤幸太郎②14分07秒89★
中村唯翔②14分08秒48★
岩見秀哉④14分20秒16
新号健志④14分22秒51
能島 翼③14分24秒34
西川魁星②14分24秒88
大澤佑介②14分25秒22
松葉慶太④14分26秒17
西久保遼②14分27秒28
倉本玄太①14分28秒11
横田俊吾②14分28秒56
脇田幸太朗②14分39秒30
畦地貴斗②14分40秒22
中倉啓敦②14分42秒59
大藏洋人④14分42秒76
保手濱涼介②14分43秒00
山下悠河①14分54秒23
市川唯人④14分59秒21
中山大樹④15分01秒24
松並昴勢①15分01秒53
佐々木塁①15分01秒85
久留戸黛良③15分08秒91
森川弘康④15分21秒83
5組がなんと青山学院大の選手のみの出場、公開の事実上の学内記録会状態に!?
20時ほどでしたが、雨が降り比較的蒸し暑い条件でした。それでも1000m2分47秒、3000m8分25秒とまずまずのペースに。
このペースに結構選手が絞られ、残り1週で主力の神林・湯原選手に、若手2年生の中村・近藤選手の4選手に。最後に抜け出したのはスピード抜群の湯原選手。毎年確実に逞しくなってくる選手ですね。
神林選手は連戦でもしっかり学内トップ付近。そして近藤・中村選手の成長がうれしいですね。長距離ロードでの早い対応があった2人がトラックのスピードもつけました。秋には主力候補となるでしょうか?
そのほかの選手は100mくらい離されましたが、その中で岩見・新号・松葉選手ら4年生が粘っていたのは、良かったと思います。
1年生も複数選手出走しましたが、倉本選手の14分28秒が最高であとは続かず。今は少し疲れも出てくる時期でしょうか。じっくり力をつけてほしいですね。
東海大学
5000m
1組
神薗竜馬①14分28秒48
鈴木雄太④14分33秒65
金澤有真②14分57秒12
永洞和希①15分02秒25
3組
長田駿佑③14分26秒99
入田優希①14分39秒33
宇留田竜希②14分42秒25
喜早駿介①15分07秒49
4組
佐伯陽生①14分14秒41★
竹村拓真②14分22秒41
石原翔太郎①14分32秒66
米田智哉④14分33秒74
6組
名取燎太④13分55秒23
松崎咲人②14分11秒77
本間敬大③14分35秒56
1500m
神薗竜馬①3分50秒65
5000m(2組目)
4組
杉本将太②14分47秒78
5組
佐藤俊輔②14分12秒82★
丹羽祐太①14分47秒81
上里聡史①14分50秒88
浮田直弥①14分57秒24
1日目は名取選手が日本人トップだったのが大きく話題になりましたね。勿論走力は高い選手ですが、ロードでさらに+αが出る選手。彼がある程度順調に来ているのはチームとしても非常に大きいです。松崎選手も続きました。
この他ではルーキー勢が頑張りました。佐伯選手がベストの14分14秒。さらに神薗選手が1日目の5000m、さらに2日目は1500mでいい記録を出しています。元々期待が高い石原・喜早選手は今は我慢の時期かな?
そのほかでは2年生の佐藤選手が14分12秒のベスト。昨年の上尾ハーフでもいい走りをした期待の選手の一人。やはり注目選手になっていきそうですね。
東京国際大・明治大
東京国際大学
5000m
1組
松尾凌和②14分53秒62
6組
丹所 健②13分56秒51★
1日目の5000mに期待のエース候補の丹所選手が出場。見事に初めての13分台をマーク。やはり走力が高いですね。いきなりの箱根1区高速レースにつけただけある選手です。
明治大学
5000m
2組
樋口大介④14分28秒60
吉川 陽①14分37秒31
斎藤拓海①14分38秒58
橋本大輝③14分40秒01
4組
手嶋杏丞③14分14秒76
金橋佳佑③14分23秒67★
杉彩文海①14分36秒38
6組
櫛田佳希②13分58秒62★
鈴木聖人③14分04秒54
加藤大誠②14分13秒45★
1500m
5組
馬場勇一郎①3分47秒31
佐久間秀徳③3分49秒63
明治大も収穫が多かったですね。エース級の手嶋選手の4組出場が気になりますが、その中で14分14秒でまとめきったのはまずまずでは?ロードで堅実な金橋選手もしっかり自己ベスト。1年生は4組と2組で走りましたが、まずはこれからかな?
最終6組では若手が躍動していますね。エースの鈴木選手は安定感ある走りでしたが、箱根を経験した2年生がぐっとベストを縮めてきましたね。特に櫛田選手の13分台はびっくりですね。一気に主力に成長。加藤選手はロードでおそらく化けるので、まずまずといったところかな?
2日目は1500mで期待の選手が出てきました。関東インカレ常連の佐久間選手を、ルーキーの馬場選手が上回る力走。インカレがあったら面白かったかも。
駒澤大・神奈川大・日本大
駒澤大学
5000m
1組
花崎悠紀③14分27秒05★
2組
宮内斗輝②14分42秒25
金子伊吹①15分01秒48
3組
新矢連士③14分32秒36
大西峻平③14分34秒92
赤星雄斗①14分40秒23
蓮沼直希③14分41秒30
6組
山野 力②14分14秒73★
佃 康平③14分18秒12
駒大は主力以外の選手が走りましたね。3月学内記録会で良かった花崎選手がしっかりベスト。最終組では、今年の箱根のエントリーメンバーに入っていた山野選手の力走がありました。秋にさらに進化するか。佃選手も最終組に食らいつき、メンバー入りの期待が高まっているみたいですね。
神奈川大学
5000m
4組
安田 響③14分33秒72
6組
川口 慧③13分59秒82★
今年の箱根7区8区で襷を繋いだ川口・安田選手が出場。最終組に出場した川口選手が素晴らしく、13分59秒と初の13分台!これで13分台&28分台のランナーに。神大の主力に一気に成長するでしょうか。
日本大
1500m
5組
三浦隆寛④3分53秒64
筑波大・駿河台大
筑波大学
5000m
2組
田川昇太④14分40秒26★
伊藤太貴③14分45秒15★
4組
岩佐一楽②14分14秒76★
猿橋拓己④14分35秒11★
相馬崇史④14分52秒90
6組
西 研人④14分00秒08★
5000m(2日目)
3組
児玉朋大④14分51秒99
村田修作②14分54秒29★
筑波大がベスト多く出ましたね。昨年は特に長い距離に特化していた影響があったとはいえ、物凄い大幅ベストがあったのは事実。岩佐選手が凄い成長で14分50秒台からの14分14秒は中々の離れ業。一気にチームのエース候補に。
そのエースの西選手は最終組でしっかり他校の主力と渡り合っていましたね。あと僅か100分の8秒で13分台となる成績で、チームを引っ張っていきます。
駿河台大学
5000m
2組
清野太成②14分32秒27★
今井隆生③14分32秒59
阪本大貴③14分35秒93
駿河台は期待の選手が出場。主力以外で清野選手が14分32秒ベストでチームトップ10内。昨年箱根予選好走の阪本選手もまずまず。そして29歳で3年生編入話題の今井選手もベストから10秒以内では収めて、じっくり走力を蓄えているようですね。
東京農業大・亜細亜大
東京農業大学
5000m(2日目)
5組
高橋光晃①14分20秒79
並木寧音①14分31秒74
高槻芳照①14分43秒50
平間大貴④14分48秒96
松本虎太郎①15分00秒80
昨年予選好走の平間選手と、楽しみなルーキーズが出場。結果はそれぞれ異なりましたが、これからどこまで上がるか。今回は、ホクレンにも出場した高橋選手が連続で14分20秒程、また並木選手がセカンドベストで走ったようですね。
亜細亜大学
5000m
2組
竹井祐貴③14分35秒22
4組
大城義己④14分17秒25★
5000m(2日目)
2組
鬼頭神威①14分58秒31★
3組
兼次祐希④14分48秒90
4組
中西勝輝①14分46秒96★
坂口 歩①14分48秒06★
佐藤 颯②14分54秒66
永井康生①14分57秒78
5組
河村 悠③14分28秒48★
門田雄誠①14分39秒04★
実は亜細亜大が一番収穫があったのではないでしょうか。5000m1日目は最近好調の4年生大城選手が僅かながら自己ベストを更新する14分17秒。亜大トップレベルのスピードランナーに。
2日目は、3年エース河村選手以外は、若手ランナー。そして1年生の自己ベストが目立ちあしたね。特に14分50秒台後半がベストだった門田選手の14分39秒と約20秒のベストはインパクト高い。他にも中西選手らが更新。このあたり記録を伸ばすのは最近の亜大のいいところですが、今年もいい調子!
立教大・桜美林大・その他の大学
立教大学
1500m
5組
加藤 駆①3分53秒67
5000m(2日目)
1組
1位小池耀大①14分52秒94
2組
石鍋拓海③14分56秒33★
5組
中山凛斗①14分37秒58
ミラー千本真章②14分42秒77★
内田賢利①14分44秒73
増井大介④14分54秒57
上野監督が2度PMをしていた話題で盛り上がっていましたが、選手たちも頑張りましたね。2組で非強化生である石鍋選手が食いついて初の14分台はナイス!これはチームにいい刺激になります。1年生はまだ調子が上がり切っていないようですが、夏を超えて強くなるでしょうか。
桜美林大学
1500m
5組
永田 陸④3分52秒65
5000m(2日目)
2組
1位模 幸正②14分54秒67★
盛重完英②14分58秒18★
1500mで永田選手が関東インカレで出場できるレベルに。こういうところもしっかりチェックしたい。また、5000mでも模・盛重選手と2名が自己ベストを更新!嬉しいですね。
その他の大学
5000m(2日目)
2組
山形祥貴④14分54秒77★ 芝浦工業大
3組
大久保友貴③14分42秒33★ 帝京平成大
5組
橋本章央①14分36秒36 芝浦工業大
芝浦工業大も多く出場。その中で期待のルーキー橋本選手が、ホクレンに続き14分30秒台。チームを引っ張ります。また、叩き上げ4年山形選手の嬉しい自己ベストもあります。それから、帝京平成大の大久保選手が一気に成長、常連校に食って掛かる走力を付けつつあります。
高校生結果
3000m
吉岡大翔①8分19秒31 佐久長聖
長屋匡起①8分28秒25 佐久長聖
5000m
3組
佐藤快成14分23秒03 埼玉栄
4組
越 陽汰③14分12秒55 佐久長聖
伊藤大志③14分25秒61 佐久長聖
佐久長聖高からの出場が多かったですね。越選手が14分12秒で4組でトップ。組でトップになるのは嬉しい事ですね。また1年生が3000mに出場し吉岡選手が8分19秒と非常に良いレースでした。
その他のレース
兵庫県選手権
1位山端哲世14分15秒98 山陽特殊製鋼
2位藤本珠輝②14分16秒43 日本体育大
3位喜多村慧14分16秒64 須磨学園高
4位福永恭平14分21秒55 広島経済大
5位小田俊平14分25秒51 コマネチランニングクラブ
関東の大学生、地元の大学生、実業団ランナー、市民ランナーと色んな選手が上位を争っていて面白いレースですね。関東の大学生では、日体大の藤本選手が出場。14分16秒の2位とまずまずでした。
西湖10マイルTT
中央大
1位加井虎造④49分03秒
2位三須健乃介④49分14秒
3位大森太楽④49分31秒
4位手島 駿③49分34秒
5位湯浅 仁①49分39秒
中央大が大挙出場していたようです。上位のみ表記ですが、4年生加井選手が素晴らしいレース。ロードでもスピードが活かせるようになってきたのは大きく戦力的にプラスです。秋が楽しみ!