ブログ更新しました! 東大陸上部長距離ブログ 〜Road to Hakone〜 : チーム 阿部@関東学生連合主将https://t.co/un4t3E0evb
— 東京大学陸上運動部 長距離パート (@uttf_long) January 4, 2020
少し遅くなりましたが、
各大学の大学駅伝2019-2020シーズンの振り返りと、卒業生の特集を行っていきます。
例年以上に注目ランナーが集まりました関東学生連合になります。
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【関東学生連合】大学駅伝2019-2020振り返りと卒業生特集
箱根駅伝2020予選会結果
17位山口 武③63分59秒 東京農大
32位吉里 駿③64分30秒 駿河台大
49位宮田 僚④64分57秒 麗澤大
55位吉井龍太郎③65分02秒 大東大
59位上土井雅大④65分05秒 亜細亜大
64位阿部飛雄馬④65分11秒 東京大
65位外山 結②65分12秒 育英大
72位船田圭吾②65分18秒 武蔵野学院大
77位大石 亮③65分23秒 専修大
84位菅原伊織③65分27秒 城西大
以上上位10名
90位渡辺晶紀②65分30秒 山梨学大
91位竹上世那②65分32秒 流通経大
99位武田貫誠④65分40秒 上武大
109位司代 隼②65分50秒 慶大
110位山田直樹③65分50秒 日本薬大
120位森 陽向③65分59秒 東京経大
以上上位16名
各大学1人&箱根未経験者に限ってということであれば、かなり豪華なメンバーでしたよね。100位以内で13名、16番目が120位で66分以内ということでまずまずのレベルでした。まあ、常連校が例年以上に入ったのもありますが…。
トップはやや予想外だった東農大山口選手唯一の63分台。下級生の頃から期待の高かった駿河台大吉里選手、2年連続次点に泣いた麗澤大から2年ぶりの宮田選手がトップ3.
65分前半に選手が固まりましたね。常連校から大東大吉井、山学渡辺選手に、今季好調のスピードランナー城西菅原選手も。近年遠ざかっている亜大や専修大も上土井・大石選手がしっかりとトップ10圏内です。
さらに、東大で箱根を出ると入学時に決めていた阿部選手がついに4年目躍進。これから箱根を狙う武蔵野学院大船田選手に流経大竹上選手、そして大きく話題になった開校2年目の育英大の外山選手とかなりバラエティに富んだランナーで形成されました。
箱根駅伝2020結果
OP関東学生連合11:12:33(往路[18.5]5:34:54、復路[18.5]5:37:40)
1区16.5吉里 駿③駿河台大63分32秒[16.5]2:19
2区19.5山口 武③東京農大70分27秒[18.5]5:25
3区10.5菅原伊織③城西大63分12秒[17.5]8:26
4区14.5上土井雅大④亜大63分24秒[16.5]9:59
5区15.5外山 結②育英大74分19秒[18.5]13:38
6区8.5竹上世那②流経大59分05秒[17.5]14:25
7区20.5宮田 僚④麗澤大66分11秒[18.5]17:13
8区8.5吉井龍太郎③大東大66分36秒[17.5]19:24
9区11.5渡辺晶紀②山梨学大70分22秒[16.5]21:33
10区20.5阿部飛雄馬④東京大75分25秒[18.5]27:10
監督は2年連続率いる事となった麗澤大山川監督、これに長年の箱根ファン懐かしい名前となる駿河台大徳本監督と上武大近藤監督がコーチとしてついています。
選手側の意見も聞き、今回は明確な選考レースはせずに、直前までメンバーを決めず、調整を行うということになりました。11月末~12月末まであらゆる記録会に連合メンバーが出場。最終的に2人が入れ替わる等、少し予想外なオーダーになりました。
1区吉里選手…下級生の頃から1500m・5千中心に他校のエースと戦っていた選手。ついに長い距離にも対応してきましたね。キャップがまた似合っていました。ただ、相当なハイペースにさすがにずっとつくのはきつかったですかね。63分半ばでは何とか走りきり区間17位相当の出足でした。
2区山口選手…一気に東農大のエース格に成長しましたよね。一度でも華の2区を経験できるのは本当に貴重です。下位の流れの中、どう追い上げるかというところでしたが、前後にいた大学のスピードにちょっと乗れませんでしたかね。70分台半ばで区間20位相当、総合19位相当に順位を落としての襷リレーとなりました。
3区菅原選手…往路で一番期待が高かったのは城西菅原選手ですね。箱根予選は暑さもありもう少しでしたが、全日本3区で区間2位、そして1万m記録会でも28分半ばと爆発的な走りをしていました。
今回は19番目当たりの争いという難しい位置で走り出すことになりました。それでも横に3区経験者がいましたかね。途中で突き放して前を追いかける走り。区間11位相当の走りで一つ順位を上げて流れを作っていきます。
4区上土井選手…3年時の頃から亜細亜大の主力の一角を担っていた選手。3障の脚力もあります。前を追いかけて突っ込んで入っていっていましたね。終盤はやや苦しくなりましたが、区間15位相当。一つ順位を上げました。昨年よりは連合が前にいっています。
5区外山選手…びっくりのオーダーでしたね。元々5区は大東大吉井選手が希望していて、外山選手は6区山下りの希望だったような??一体どれくらいいけるのか、コアなファンは相当注目していたいと思います。
【第96回箱根駅伝】
5区:入生田
外山結選手(学生連合/育英大) pic.twitter.com/9pQn3eVaRp— なかやまけいすけ (@919_keisuke) January 2, 2020
結果として、下位に山登りのエース級の選手がいたこともあり、2つ見た目の順位は落として総合19位相当のゴールに。それでも、特に終盤に区間順位を上げて74分前半のタイムで区間16位相当。ロードに特化していたとはいえ、1万mベスト29分50秒台の選手。相当なペースで走り切りました。
6区竹上選手…直前の記録会で好記録を出していたとはいえ、サプライズ采配でしたね。箱根予選は12番手でしたが、そこからぐっと上がっていました。下りに入ってから一斉スタート組でも前の方まで浮上。区間上位争いにも顔を出しての区間9位相当で59分05秒は素晴らしい記録。見た目も14番手でリレー。山川監督、2年連続山下りの采配成功です。
7区宮田選手…予選チーム3番手ということで復路7区はちょっと意外だなぁと思っていましたが、ちょっと調子は落ち気味でしたかね。定点通過ごとに見た目の順位がじりじり下がっていき、最終的に見た目20番目へ。区間タイムも一人66分かかってしまっての最下位相当はちょっと不本意でしたでしょうかね。
8区吉井選手…最も、このあたりに常連校の選手を置けるのが今回の学生連合の選手層の厚さです。5区山登りも噂された大東吉井選手が力走。遊行寺の坂からペースが上がらなくなった法大・日体大・日大といった単独校を交わしていき、見た目17番に浮上。区間9位相当の個人記録も立派でした。
9区渡邉選手…山学渡邉選手も11番目から逆転で出場した選手ですね。夏前まではあまり名前を聞かなかった選手ですが、ぐっと成長しましたね。序盤で国士大を交わすと、終盤には神大・順大の同じ青系のユニフォームも交わします。見た目14番まで浮上して。しっかりとプルシアンブルーのプライドを見せつけました。
10区阿部選手…唯一国立大からのエントリー、そして東大から2年連続で箱根駅伝出走ランナーが現れたのもとてつもない事ですね。ただ、心身のピークは箱根予選になってしまいましたかね。全くペースは上がらず、抜かれも反応できず、75分台であっという間に見た目最下位に。総合では19番目相当のゴールとなりました。
【 #箱根駅伝 】復路
10区 16.5キロ過ぎ
阿部飛雄馬 選手(東京大) pic.twitter.com/9SXUQQUaae
— ▽ みさと (@run_nur07) January 3, 2020
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頑張ったと思います。チームのルール上、常連大のエース格の選手が出場困難というハンディがある中、往路序盤は下位の流れながらなんとか食らいつきました。区間中位の区間もいくつか出たのは良かったですかね。
まあ、麗澤大自前の選手が2年連続でブレーキ気味になってしまったのがちょっと残念でしたが、このあたりは次点チームとしての課題でしょうかね。
【関東学生連合】箱根駅伝2020年3月卒業生特集と進路
卒業生詳細は、ここ数年箱根駅伝から遠ざかっているチームや、箱根予選でまだ出場ラインとは、力の差があるなと感じたチームの中で、学生連合にかかわった選手を中心に行います。
長谷川柊・小林彬寛(専修大学)選手
長谷川柊(専修大学)13分46秒76/28分32秒76/62分49秒
高3:14分41秒30
大1:
大2:箱根2区21位相当、予選36位、全日予選4組13位、関東IC5千
大3:予選14位、全日予選4組37位、関東IC5千5位1万12位
大4:全日本1区19位、予選11位、全日予選4組7位、関東IC5千10位
進路:カネボウ
いやぁ、もう一度箱根路を走っている姿を見たかったという駅伝ファンは数多いのではないでしょうか。
2年生の夏前に彗星のごとく現れたのが専修大長谷川選手ですね。関東インカレ5千にも出場していましたがこの時は目立たず。全日本予選最終組でいきなり組13位の成績、29分04秒の大幅ベストを叩き出していたのですからびっくりですよね。
長い距離はどうなるかと注目の中、予選36位とまずまずでまとめ学生連合へ。チーム事情もあり、いきなり華の2区に登場。最下位でタスキを受け取り、流れに乗れなかったか終盤に急失速。高速化が始まった中、75分台は厳しく。トップとの差9分50秒台でギリギリ襷リレーでした。
箱根駅伝2区鶴見中継所 専修大学(学連選抜) 長谷川柊君 pic.twitter.com/FcAUtxUuZW
— YUKADESUGANA (@ganarLmosa) January 6, 2018
その後の成長が凄かったですね!関東インカレは5千1万とも大活躍。1万mは周回ミスで入賞を逃すも5千でリベンジの5位。箱根予選は他校のエースと戦える個人14位に。その後学連で1万mベストとなる28分32秒をマークします。
最終学年は、狙っていたという全日本予選最終組で日本人トップ!選抜での全日本駅伝出場権を得ます。その後。ホクレンで13分40秒台を2度マーク。トラックのスピードは学生でも相当上位に位置していました。
最後の箱根予選は暑さでも崩れず過去最高位11位。ただ、チームは本戦に4年間出場できず、箱根はまだ発展途上の連合の2区一度になりましたね…。直後、全日本1区はピークが合わず1区19位。古豪カネボウでもやれる力をつけていますので、今後の活躍に期待したい。
小林彬寛選手14分16秒38/29分34秒99/63分52秒
高3:14分37秒10
大1:
大2:予選121位、全日予選2組19位、関東IC5千
大3:箱根補欠、予選55位、全日予選3組36位
大4:予選92位、全日予選4組28位、関東IChalf
上記の長谷川選手を追うようにして2年生あたりからぐっと台頭してきたのですよね。下級生のうちに1万29分58秒はマーク、2年時に関東インカレ5千にも出場しています。
さらに全日本予選にも初出場し2組19位とまずまずの成績、箱根予選も121位。その後の学連記録会で29分34秒のベスト。結構安定感が高い印象でしたね。
3年時以降は全日本予選は上位の組。3年時の3組36位はやや失速気味でしたが、4年時の4組28位はまずまず食い下がったといえる結果でしょうか。
箱根は3年時に最大のチャンスが訪れます。予選55位に食い込み、長谷川選手に続き、チーム内2番手。規定により連合に選出されます。
11月記録会も29分台でまずまず、12月末の記録会にも出場し、山下り第一候補としてエントリーされます。ところが直前で故障してしまい、当日変更に…。ここは痛かったですね。
最終学年、さらに上がりたかったですが、予選92位と順位を下げてしまいます。チームも出場を逃してしまい、大学駅伝で登場することはありませんでした。
上土井雅大・田崎聖良(亜細亜大)選手
上土井雅大(亜細亜大)14分13秒50/28分45秒71/63分34秒/3障8分55秒92
高3:14分53秒19
大1:全日予選補欠、関東IC3障
大2:予選179位、全日予選1組39位、関東IC3障4位
大3:予選37位、日本IC3障10位、全日予選3組20位、関東IChalf
大4:箱根4区15位相当、予選59位、日本IC1万、全日予選4組29位
進路:JR東日本
最初に活躍したのは3障でしたね。1年時から関東インカレ3障に出場。2年時には4位入賞を果たします。3年時は関東インカレはハーフでしたが、学生個人選手権は3障で8分55秒の自己ベストをマーク。夏開けの日本インカレでは10位に食い込んでいます。3障はこれで最後ですがまたいずれ走るのでしょうか。
長い距離に関しても、素質が高かったです。早い段階で1マン29分48秒を記録しているのですよね。ただ、初登場となった2年時全日本1組39位、箱根予選179位と、この時はまだ安定感がもう少しというところだったでしょうか。
それでも3年時になって成長、全日本予選で3組20位と他校の主力に食らいつくと、日本インカレ3障を挟んで、箱根予選は37位と大躍進。一気にエース級に成長してきます。
4年時は春先は故障などで試合に出れませんでしたが、全日本予選に間に合い4組29位。チームを引っ張ります。箱根予選は前年より成績が下がりますが個人59位で初めて連合に選出されます。
その後はメンバーを勝ち取るために連戦、11月は3度のレースで14分13秒、28分45秒のベスト記録をマーク。12月にも1万mで出場していますね。最終的に信頼を勝ち取り、箱根駅伝にエントリーされます。
準エース区間4区を走り、区間15位相当。下位の流れの中、頑張ったと思います。実業団は、最近勢いがあるJR東日本。上土井選手の勢いがチームを上昇されます。
田崎聖良(亜細亜大)14分16秒27/29分43秒91/64分38秒
高3:14分57秒69
大1:予選215位、全日予選1組34位
大2:箱根6区21位相当、予選114位、全日予選2組40位
大3:予選338位、全日予選3組39位、関東IC5千20位
大4:予選243位、全日予選1組19位
もう一人、亜大は連合で走った選手がいますね。94回大会で出走している田崎選手。こう見ると箱根予選4年連続出走するなど、チームには欠かせない存在でした。
高校時代14分57秒がベストながら、入学直後に1万m30分31秒をマーク。全日本予選1組で出走し34位と何とか食い下がっています。箱根予選も走り215位の成績でした。
2年時に上昇。全日本予選の2組最下位はちょっと心配でしたが、秋口に1万m29分43秒とベスト。箱根予選は114位ながら連合に選出されます。この時は箱根予選の成績+1万mの大会結果で出走メンバーを決定、予選12番手から記録会29分44秒の成績で逆転で出場権を勝ち取っています。
山下りを希望していて出走となりましたが、残念ながら64分かかりブレーキになってしまいました。その後、主要大会にも何度も出ましたが安定感がちょっと気になってしまいましたかね。
3年春5千14分16秒のベスト、関東インカレ5千20位まずまずと思いきや全日予選3組39位に箱根予選338位と失速。箱根予選は田崎選手が前年以上の成績ならチームでの復活のチャンスだっただけに悔しいところ。
最終学年は春先の怪我から全日本予選間に合わせて1組19位。ただ、4年目の予選会も243位。調整には4年間苦しんでしまいましたかね。それでも2年時亜大代表で箱根路を駆け抜けたのはかけがえのない出来事でした。
阿部飛雄馬(東京大)・藤井亮矢(武蔵野学院大)選手
阿部飛雄馬(東京大)14分35秒84/30分24秒18/65分11秒
高3:14分44秒86
大1:予選212位
大2:予選270位、関東IChalf
大3:予選224位
大4:箱根10区21位相当、予選64位、関東IC3障
東大から箱根路へ、1年浪人してまでこだわった目標です。高校時代に14分44秒とまずまずのタイムを持っていたとはいえ、体力を戻すところからスタートしています。
その中で1年目で予選で212位に食い込み、その後1万30分47秒を記録。順調にいけば3年時には…などと思っていたのですが、ここから想像以上に苦労したようですね…。3年目に何とか予選の順位を戻してきました。
もう後がない4年目、懸命の走力アップでした。関東インカレ3障出場はびっくりでしたが、そののちうまく繋がっていますね。ロードに絞っている中、1万30分24秒と3年ぶりベスト。箱根予選は大幅自己ベストで65分11秒の予選64位。ほぼ頭角と言える成績でした。
夢の箱根路は、アンカー。主将として締める役割でした。ただ、心身共にうまく合わせる事ができなかったですかね…。相当苦しんでの区間最下位相当でした。それでも、一つのモデルケースになることはできたと思います。
藤井亮矢(武蔵野学院大)14分31秒05/29分30秒31/64分03秒
高3:14分51秒32
大1:箱根7区17位相当、予選42位
大2:予選364位、関東IC1万
大3:関東IChalf
大4:全日予選1組39位、関東IChalf9位
衝撃の1年目でしたよね。高校時代は5千14分51秒のランナー。武蔵野学院大としては大物ですが全国的な無名でした。それが、1年の秋口に一気に1万m29分55秒を記録するわけですから、コアな駅伝ファンは一気に注目したのではないでしょうか。
箱根予選は42位でハーフ64分03秒相当の好走。この時の学連の監督の方針で、1万mの記録会で出走メンバーは再選考という厳しい条件。ギリギリのところ29分30秒31の自己ベストで、武蔵野学院大初の箱根ランナーの出場権を勝ち取りました。箱根7区、単独走ながら奮闘していた場面を覚えています。
【第93回箱根駅伝】
7区:大磯
藤井亮矢選手(学連/武蔵野学院) pic.twitter.com/9K007AsuMv— なかやまけいすけ (@919_keisuke) January 3, 2017
ただ、その後一つ藤井選手にとってはショックなことが起こります。学生連合のルールが改訂され、箱根経験者はメンバーに入れないことが決定されました。あとはチームで出場するしかないわけですが、武蔵野学院大はまだまだ発展途上のチーム。何とも言えない感情が沸き起こったのは想像に難くないです。
2年目は関東IC1万mに出場。ここで29分台を記録するのですから力はありますね。箱根予選は留学生のグループに食らいつく姿も。15㎞まではそこそこでしたが、そこからは苦しみましたかね…。
3年目は調子を上げられず、関東ICハーフは周回遅れで棄権、箱根予選はエントリーされませんでした。もう本調子は見れないのなかぁと思っていましたが、4年目関東インカレハーフに合わせていました。入賞まであと少しの9位健闘。
さらにチームが初めて全日本予選の出場権を勝ち取り、出場へ。1組出走、ここでも飛び出したエース選手に食いついたのは何か思うところあったでしょうか。最終的には組39位に。その後は調子が上がり切らず、箱根予選にエントリーは無かったです。またどこかで見たい選手ですよね。
溜池勇太(日本薬科大)・関口大樹(関東学院大)・鈴木優斗(東京経済大)
溜池勇太(日本薬科大)14分37秒74/29分40秒75/64分21秒
高3:
大1:予選221位
大2:箱根9区14位相当、予選84位、関東IChalf
大3:予選330位、関東IC1万
大4:
日本薬科大2人目の箱根ランナーになった選手ですよね。なお、視覚に障害のあるランナーの伴走もしている選手でもあります。
1年目の予選は221位でしたが、その後1万30分半ばを記録するなど順調に成長。関東インカレハーフの経験を経て、2年目の予選で大躍進の84位。箱根予選の記録+1万m記録会の結果となった選考も勝ち取ります。
チームは波に乗れず、溜池選手が出走する9区で繰り上げスタートに。その中、集団の中ペースを保つと、横浜駅前を過ぎた所でスパート!勝負に出ます。最終的に1校に交わされますが、14位相当とまずまずの結果となります。
ただ、3年生以上になってチームを引っ張りたかったところですが、調子が悪かった時期が多かったですね。箱根予選も330位と苦しみます。
そのあとに一時調子を取り戻して1万m30分06秒を記録しますが、4年生になってからは名前を聞かず。箱根予選やチームが初出場した全日本予選にもエントリーはありませんでした。
関口大樹(関東学院大)14分37秒16/29分33秒21/65分04秒
高3:
大1:予選200位
大2:予選189位、関東IChalf
大3:箱根補欠、予選142位、関東IChalf
大4:予選137位、関東IChalf
進路:新電元工業
毎年確実に上がってきていた選手ですよね。箱根予選の成績を見ていると1年目200位、当時はまだ1万m31分台の持ちタイムでしたので驚きの結果でした。
2年目からは関東インカレハーフで経験を積みながらじわじわ力をつけていきます。2年目189位と少し積み上げます。3年目はホクレンで1万m29分台を出して、小穴ファンの間で話題に。
果たして箱根予選。142位まで浮上し、箱根駅伝学生連合の16人のメンバーに選ばれます。本戦には届きはしませんでしたが、最終学年で走るのでは…と言う期待も高まりました。
最終学年は自己ベストの137位となりますが、もっと伸ばしたかったのが本音でしょうかね。16番手のボーダーが上がり、メンバーにも入ることは叶いませんでした。
それでも11月末1万m29分33秒の自己ベスト、そして…実業団でも続けています。新電元工業で現役実行、地方の駅伝ではよく出場しています。走っている姿がまだまだ見れるかもですね。
鈴木優斗(東京経済大)14分51秒01/30分28秒03/65分20秒
高3:
大1:予選181位
大2:関東IChalf
大3:箱根補欠、予選154位
大4:予選177位、関東IChalf
東経大の鈴木選手は3年生の時に選ばれているのですが、とにかく状態が上がれば長い距離は本当に安定している選手でした。
5千15分台でしたが、入学後すぐに14分台へ。そして1年目の予選会でいきなり181位をマークします。1万mの記録はまだ32分台だったので、ちょっとびっくりでしたね。
2年目の春関東インカレハーフに出場していて、これからというところ、怪我だったかその時は箱根予選にエントリーしていませんでした。
3年目復活して、過去最高位となる154位をマークし学生連合入りへ!苦手なトラックも12月末まで複数回出場し、30分28秒ベスト。何とか箱根駅伝への切符を掴もうと必死でしたね。
その後、赤羽ハーフ・学生ハーフと連続して65分台をマーク、再度関東インカレハーフも経験し、最終学年の予選に活きればと思いましたが、177位と僅かにダウン。チーム内でも4番手だったのはうれしい悲鳴かな?チームの最高位20位に貢献しています。