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【中央大学】大学駅伝2019-2020振り返りと卒業生特集【箱根駅伝】

少し遅くなりましたが、

各大学の大学駅伝2019-2020シーズンの振り返りと、卒業生の特集を行っていきます。

新たな歴史を作っていく礎を築くことはできたのか、中央大学です。

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【中央大学】大学駅伝2019-2020振り返り

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全日本大学駅伝予選会2019結果

6位中央大学4:00:11.12
4組:15位森 凪也②29分09秒57 20位三浦拓朗②29分36秒84
3組:9位加井虎造③29分39秒71 25位池田勘汰③30分29秒06
2組:12位畝 拓夢③30分28秒14、16位大森太楽③30分37秒16
1組:5位矢野郁人③30分03秒92、8位川崎新太郎③30分06秒72

2-4(8)-8(10)-6(5)

 大エース不在も、メキメキ力を付けてきた森選手を中心に、持ちタイム平均トップ。満を持して復活出場を目指した全日本予選だったのですが…。

 出足は悪くなかった。1組は前回の箱根駅伝の復路で健闘していた矢野・川崎選手が一けた順位で入り上々の滑り出し。2組は復活した畝選手と戦力になり始めていた大森選手が二けた順位も10位台で5位以内の通過ラインで流れます。

 それが3組で微妙に狂います。トラックが得意な加井選手が29分39秒の組9位と奮闘しますが、主力角の池田選手がやや失速の30分台。通過ラインを割ります。最終組、森選手が29分09秒と他校エース相手に奮闘、三浦選手も29分半ばにまとめるも、5位チームにあと僅か届かず総合6位。7年ぶりの復活はなりませんでした。

箱根駅伝予選会2019結果

10位中央大10:56:46
15位森 凪也②63分58秒
25位畝 拓夢③64分20秒 35位三浦拓朗②64分37秒 51位池田勘汰③65分01秒
105位矢野郁人③65分45秒 124位川崎新太郎③66分02秒 151位岩原智昭③66分24秒
178位大森太楽③66分48秒 188位舟津彰馬④66分54秒 192位三須健乃介③66分57秒
上位10名
224位千守倫央①67分27秒 287位井上大輝②69分16秒

5㎞-10km(5㎞間)-15km(5㎞間)-ゴール(7.195㎞間)
8位-7位(7位)-9位(11位)-10位(13位)

 チームとしても、前回の箱根駅伝11位に引き続き、全日本予選も次点。悔しさが続く結果に、夏合宿奮起。例年より遅い日程に、高速化をにらんでスピードを武器にして仕上げてきた箱根予選はとんでもないことになりました。

 涼しい気候が続いていた中で箱根予選当日だけ炎天下。エース級の森・三浦選手、ロードに強い畝・池田選手まではまずまずまとめましたが、チーム5番手以下は10㎞以降に大きく失速。矢野・川崎選手が100位代前半でここまででまだ6人。

 スピードランナーの舟津主将も特に苦しみ200位以内がやっと。18㎞地点でギリギリの10位に落ちてからは、祈るのみ。結果、辛くも麗澤大を26秒差で振り切り、安堵の涙。失うところがなくなった中、箱根に向けて切り替えます。

箱根駅伝2020結果と振り返り

12位中央大学11:03:39(往路13位5:31:40、復路12位5:31:59)
1区16位千守倫央①63分27秒[16]2:14
2区17位川崎新太郎③69分01秒[18]3:54
3区12位三浦拓朗②63分32秒[16]7:15
4区11位池田勘汰③62分51秒[15]8:15
5区9位畝 拓夢③72分49秒[13]10:24

6区10位若林陽大①59分25秒[13]11:31
7区12位森 凪也②64分50秒[13]12:58
8区16位矢野郁人③67分21秒[14]15:54
9区10位大森太楽③70分05秒[13]17:46
10区6位二井康介④70分18秒[12]18:16

 とはいえ、総合力はシード権に届くかどうかギリギリのライン。そんな中、春からエースとして牽引してきた森選手が不調で7区へ。序盤はこらえて、3区以降でどんどん追撃していく作戦を取りました。

1区千守選手…びっくりの出走でしたね。秋口に1万29分09秒を出すも箱根予選は不振、デビューは次と失礼ながら思っていました。1区エントリーも当て馬かと。予想外のハイペース、1万mのベストよりも早いタイムで10㎞通過もまだついていました。そのあと遅れだしますが、63分27秒の区間16位は、下馬評よりもかなり踏ん張ったと言える結果でした。

2区川崎選手…川崎選手もびっくりの箱根2区でした。調子が上がってきていたのは確かでした。他校のエース相手に勝負するのはやや厳しかったですが、自分のペースでは仕切り、69分01秒のタイムで区間17位。総合は18位に落ちましたが、ブレーキすることなく最初の2区間を終えます。

3区三浦選手…反撃の一手はスピードランナーの三浦選手から。昨年は直前の発熱で回避したので初の箱根路です。どの選手も3区序盤突っ込んで入っている中、三浦選手も序盤は区間6位あたり。2人交わして総合16位に挙がりますが、この前がやや遠かった。最終的に63分半ばの区間12位となります。

4区池田選手…続いてロードで手堅い池田選手。2年連続の4区の起用ですね。今年は前を追う展開の中でしたが、やはり安定指定しましたね。高速化の流れの中、区間11位。一つ順位を上げ、さらにもう1校に並びかける形で総合15位。何とか攻め区間という山登りに繋げます。

5区畝選手…2年ぶりの山登り。2年前は当時ルーキーながら区間10位と粘っています。走力をあげて戻って来た今季は攻める区間の予定でした。ただ、結果的に72分台も区間9位は納得いかない走りだったでしょうか。すぐ前の選手が区間記録ペースで突っ込む展開も難しかったかもしれません。その中で、2つ順位を上げて13位まであげたのは何とか貢献出来た所。

6区若林選手…秋が深まってきてからぐっと調子を上げてきていたルーキーですね。経験者を差し置いての起用でした。一斉スタートの選手が前後する中、しっかり戦い抜いて、59分半ばのタイムで区間10位。これからが楽しみな記録でした。

7区森選手…今季ずっと引っ張って来た森選手。何とか7区起用で勝負に出ます。64分50秒は何とかまとめましたが高速化の中では区間12位。見た目順位も下げてしまったのは悔やまれますかね。次、力を付けて箱根路で見たい。

8区矢野選手…事前の戦略では、ここが最後の攻め区間だったそうですね。前年区間一桁で走っている矢野選手で、シード権へ向けて実質ラスト勝負…でしたが、無念の区間16位。それぞれ悪くないのですが、追い上げるのは今回は難しい展開でした。

9区大森選手…そしてここからが結構良かったのですよね。長い距離で比較的安定している大森選手が、復路のエース区間を区間中位で推移。そして見た目の順位も上げていき、13番目に浮上。総合でも13位に戻します。

10区二井選手…4年生唯一の出走、彼が走るだけでも駅伝ファン感動モノでしたが、まさかの区間6位の好走。見た目も総合でも12位に浮上。1年時に1万28分台をマークし、エース候補と言われながら、長い故障や不調に泣いた選手ですが、ラストの箱根出し切りました。

 今回は予定のオーダーを組めなかった事もあり、ちょっとシード権を狙うのは苦しくなりましたかね。おまけに予想を超える箱根駅伝の高速化。追い上げを誓っていた3区以降まずまずのタイムで走っています。全体的に突っ込んで入っているのですが、中々区間10位以内とはなりませんでした。また、考えて直して挑むことになるのでしょうね。

【中央大学】箱根駅伝2020年3月卒業生特集と進路

 まあ、ここ以上に激動の4年間はなかったでしょうね。浦田前監督のチームに誘われてやってきたと思いきや、4月1日付で指導方針が全く違う藤原新監督になって、さらに夏合宿前にチームに不振を変えるきっかけにと、1年生の舟津選手がチームの主将に。

ここ4年間とその1年前のチーム記録

高3:箱根15位、箱根予選8位、全日本予選18位
大1:箱根予選11位、全日本予選17位
大2:箱根15位、箱根予選3位、全日本予選12位
大3:箱根11位、箱根予選8位、全日本予選DNF
大4:箱根12位、箱根予選10位、全日本予選6位

 しかし、報われずに予選敗退。連続出場が88で途切れる責任を一心に受ける事に。予選会後、今でも語り継がれる舟津選手のコメントがあったり。翌年箱根復活、3年目は次点にまで。少しずつチーム力は上がってきました。最終学年でシード権復活とはいきませんでしたが、印象深い4年間でした。

舟津彰馬・田母神一喜選手

舟津彰馬3分38秒65/13分50秒79/28分35秒07/62分49秒

高3:14分27秒78/都道府県5区10位、IH1500m12位
大1:予選115位、日本IC1500m2位、全日予選4組36位、関東IC1500m4位5千
大2:箱根1区12位、予選14位、日本IC1500m1位、全日本予選3組トップ、関東IC5千
大3:箱根6区17位、予選99位、全日予選2組23位、日本選手権1500m8位、関東IC1500m12位
大4:箱根補欠、予選188位、日本IC1500m4位、関東IC1500m3位
進路:九電工

 まずはこの選手の紹介ですよね。高校時代の主要大会の成績を見ると、1500mでインターハイ決勝に進んでいる反面、駅伝でも主要区間で結果を残しているのですよね。どちらも走れていました。

 大学入ってからすぐに結果を出したのは1500m。関東インカレでいきなり4位入賞しています。チーム状況があまり良くなかった中、明るい結果でした。全日本予選はいきなり4組を担当、36位とさすがに結果は出ませんでしたが、将来性を期待されての事。

 さて、その全日本予選が18位に沈んだ直後でした。箱根駅伝も予選落ちの危機ということでの、チーム改革のミーティングに。藤原監督が、当時の4年~2年に、主将を任せられる選手がいないという事で、危機感をもって行動していた舟津選手ら1年生に主将・副主将を託すという、大学スポーツにおいて異例の態勢でした。

 舟津選手は得意種目の1500で日本インカレ表彰に立ちつつ、長い距離も懸命に対応。箱根予選は何とか115位にまとめました。しかし、チームは次点で予選落ち。予選会後、卒業生やファンの前で「先輩方に文句を言うような人がいたら、自分が受けて立ちます」と涙ながらに言葉を振り絞ったシーンは、ずっと語り継がれるシーンです。

 自身も奮起、直後の記録会で5千13分50秒、1万29分02秒の自己ベストをマーク。沈むチームのムードを上げます。引き続き主将の2年時、関東インカレまでは不調で藤原監督に喝を入れられるシーンも。その後ぐっと状態が上がり、全日本予選3組でトップを取る快走。夏明けの日本インカレは1500m優勝!初タイトルを獲得します。

 リベンジを期す2度目の箱根予選、チーム全員が一丸となって上位へ。舟津選手も個人14位と素晴らしい走り。見事3位通過でチームを箱根路に導きます。八王子LDで1万m28分35秒のベストを叩き出し本戦へ。1区を担当し途中でペースが上がる難しい展開の中、区間12位で走り切りました。

 一旦主将の任務を離れた3年時、4月のアメリカ遠征で大記録を成し遂げます。1500mで3分38秒65!当時の日本歴代5位・日本人学生歴代2位にあたる記録。学生の域を超えて、一つ大きな成果を出しましたね!

 その後の関東インカレや日本選手権はややピークアウトしたようでうが、8位入賞はしています。全日本予選は、1組で途中棄権という悪夢の中、2組出走し組23位の成績に。箱根予選は99位と危なげなく走り、箱根は山下り6区。ここは区間17位と振るわなかったでしょうか。直後の丸亀ハーフで62分49秒のベスト記録を出します。

 4年生もう一度主将へ。個人種目でも勢いが戻ってきて、関東インカレ3位・日本インカレ4位の成績でしっかりチームに得点。最後の箱根へ集大成…と思われました。ところが4度目の箱根予選は暑さで大苦戦の188位。それでもラストの失速は免れてどうにか通過。

 最後の箱根駅伝へ向けてもう一度調子を上げていきましたが、チーム競争が激しくなり、出走メンバーには選ばれませんでした。それでも1500mが本職の選手が出られないところまでチームを引き上げたと考えればプラスなのかも。スピードランナーのいる九電工で再び快速を飛ばしてほしいです。

田母神一喜3分40秒66/14分29秒21/29分30秒91/65分00秒

高3:150m3分47秒63/高校2区16位、国体800m1位、IH1500m1位
大1:日本IC1500m5位、関東IC800m8位1500m
大2:日本IC1500m3位、日本選手権1500m7位、関東IC1500m10位
大3:日本IC1500m3位、日本選手権1500m3位、関東IC800m8位1500m4位
大4:箱根補欠、関東IC800m2位
進路:阿見アスリートクラブ

 中距離が専門の田母神選手も中央大長距離ブロックに欠かせない存在でしたね。元々、学法石川高でスピードを磨き、インターハイ1500m優勝、国体では800mで優勝し、超高校級と言われていました。

 関東インカレ800m1500mどちらにも出場し、まずは大学陸上生活をスタートさせた中、7月からまさかの長距離ブロックの副主将に任命を受けます。難しい立場の中、自身の競技は日本インカレ1500m5位へ。箱根予選も懸命にチームを盛り立てていました。

 その後、ずっと800m1500mと中距離専門。関東インカレよりも、日本選手権や日本インカレで表彰台に何度も立って、しっかり学生中距離界を引っ張る存在に。専門の指導を受けたいと、800m元日本記録保持者の横田コーチの指導を仰いでいた時期もありました。

 それが4年時、長距離チームが全日本予選を次点で終えた後でした。期間限定で長距離選手に転身。最後の箱根駅伝を目指すと宣言。慣れない長距離を夏合宿中猛練習。秋には1万m30分18秒の自己ベスト。予選メンバーには選ばれませんでしたが、その後も走り込みを続けます。

 11月にはハーフ65分00秒、1万m29分30秒91の自己ベストをマーク!これだけ短期間で記録を縮めるとは、さすがのランナーですね。本戦のエントリーメンバーに選出、出走は惜しくもできませんでしたが、印象に非常に残る挑戦でした。巷で話題の阿見アスリートクラブでどんな成果を上げるか注目です。

二井康介選手・冨原 拓選手

二井康介14分22秒28/28分56秒00/64分54秒
高3:14分31秒11/都道府県5区12位
大1:予選110位、全日予選3組32位
大2:全日本予選補欠、関東IC1万m
大3:予選186位
大4:箱根10区6位

 二井選手も非常に印象に残るランナーでしたよね。高校時代は5000mトラック14分31秒ながら、都道府県対抗5区12位の成績。ロードに素質があるのではないかと言われていました。

 大学入学後、早い段階で戦力の一角に。全日本予選は3組で出走、箱根予選も走りチームが苦しむ中個人110位と健闘します。そのあとの記録会ですね、1万m28分56秒の好記録を出してびっくり!くしくも箱根予選落ちした直後、中大ファン中心に”エース候補”として話題になりました。

 ところが…ここから長い長いスランプを味わうことになります。関東インカレ1万mに出場しますが最下位争い、全日本予選は補欠に。秋のシーズン、チームが箱根の復活に沸く中、予選・本戦ともにメンバーには選ばれませんでした。

 3年時後半から記録はともかく少しずつ連続してレースに出場。15㎞ロードなどでたまに好走もありました。箱根予選には何とか出走し186位の成績。本戦はメンバーには入りませんでした。

 少しずつ安定しだしたのは4年生の後半になってから。箱根予選は出場せず、じっくり調整した上尾ハーフで64分54秒、その後の1万mで29分35秒のまずまずの記録。そしてここからぐっと調子が上向きました。初めて箱根メンバーに選ばられると、アンカーの座を勝ち取ります。

 序盤からまずまずのペース、並走していた選手を途中で振り切り、ぐっと区間順位を上げていきます。総合で一つ順位を上げてゴール。区間6位のナイスランでした。なお、4年生唯一の出場というのも印象に残りました。

 実業団には進まず、大学で陸上は引退。2月のかながわ駅伝でラストランでしたが、結果は長いスランプの時期と同じような成績に…。人知れず苦労あることは承知の上で、外に出る結果だけ見ていると不思議なランナーでした。

冨原 拓3分47秒46/14分13秒50/29分36秒88/65分17秒

高3:14分18秒77/都道府県1区12位、高校1区22位、IH1500m9位
大1:日本IC1500m7位、関東IC1500m
大2:箱根6区18位、関東IC1500m
大3:箱根補欠、全日本予選補欠
大4:関東IC1500m

 この世代、高校時代の持ちタイムはトップの14分18秒。1500mでインターハイ決勝のスピードランナー、駅伝も1区でうまく走っていて期待のランナーの一人でした。

 まずは得意の1500mで力になります。関東インカレは予選落ちしましたが、日本インカレで7位入賞。この時、舟津4位、田母神5位、冨原選手7位で、中央大のルーキーがトリプル入賞したのを覚えている人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。直後の10月に3分47秒46の自己ベストを出して、勢いがありました。

 2年時は長距離にも本格的に参戦。1万m29分36秒・ハーフ65分17秒のベストタイムをマーク。箱根予選はエントリーなくも、本戦で6区山下りに出場。ただ、本来の走りは出来ず区間18位。悔しさを味わいます。

 さらに伸ばしたいところですが、このあたりは足踏みしてしまいましたかね。3年時は全日本予選・箱根本戦とメンバーに選ばれますが出走ならず。

 4年時は、関東インカレに出場後、7月に3千m8分16秒をマーク、ホクレンにも参戦していましたが、秋以降はレースに出れず。メンバーにも選ばれませんでした。

安永直斗・岩佐快斗・岸 俊樹・安田一平選手

安永直斗29分29秒53

高3:14分23秒63
大1:全日予選3組40位
大2:箱根7区15位
大3:予選248位、全日予選1組13位
大4:

 彼も早い段階で主要大会を経験している一人なのですよね。チーム事情もあり、全日本予選3組に抜擢されます。当時はまだ力不足で組最下位となってしまいます。その後は暫くエントリーされません。

 再び上がってきたのは2年の箱根予選後です。予選の14人には入らなかったのですが、その後の記録会で1万m29分29秒の自己ベストをマーク。箱根本戦はエントリー、そして出走メンバーに選ばれます。長距離ロードは実質初経験、7区で単独走ながら何とか区間15位で粘ります。

 3年時の全日本予選で出走メンバーに選ばれ、1組13位の好走。じわじわ成長してきていると思われたのですが、ここがピークに…。箱根予選を初めて出走するも248位と不振。ここからは以前の走りとはいかず。4年生の春先以降はレースから遠ざかりました。

岩佐快斗14分40秒48/29分56秒19/64分16秒

高3:14分46秒
大1:
大2:箱根補欠、予選75位
大3:箱根補欠、予選補欠、関東IChalf
大4:箱根補欠、全日予選補欠、関東IChalf17位

 高校時代は実績が少なかったのですが、長い距離でじわじわ伸びてきましたよね。1年時に主要大会エントリーなかったのですが、勝谷マラソンでフルマラソンに挑戦しているのですよね。2時間20分台前半でチームトップでゴールしていて、長い距離で結果を出しています。

 2年時箱根予選出走メンバーに選ばれると、個人75位の大健闘!ここまでの実績からすると大健闘でした。トラック1万mも30分09秒を出して、箱根メンバーに。走れませんでしたが、夢に前進しました。

 3年時は関東インカレハーフの出走メンバーに。ただ、これは下位に沈みました。秋の箱根予選・本戦にはエントリーされたものの、出走はありませんでした。

 最終学年、2年連続の関東インカレハーフは17位でひとまずリベンジ。全日本予選のメンバーに初めて選ばれます。箱根予選はエントリーなしも、上尾ハーフで64分16秒のベスト記録更新!

 3年連続本戦のメンバーに選ばれますが…残念ながら僅かに届かず。これは悔しい結果だったでしょう。その中、エントリーしていたびわ湖毎日マラソンで出走。2時間19分台のタイムで自己ベスト。しっかりチームに足跡を残して卒業します。

岸 俊樹14分40秒38/30分27秒27/66分50秒

高3:14分40秒38
大1:
大2:
大3:
大4:

 3年時の頃が一番良かったですね。1万m30分27秒のベストを出しています。学生ハーフ66分50秒の記録があります。長い距離でコツコツ伸ばしてきていますね。最終学年はあまり試合に出れませんでしたが、4年間在籍しています。

安田一平30分18秒92/20㎞64分26秒

高3:14分25秒41
大1:予選補欠
大2:
大3:
大4:

 1年の頃に主力候補の一人になっていました。1万m30分18秒のベストを持っています。箱根予選で14人のエントリーメンバーに入っています。

 出走はなく、次の日の高島平20㎞に出場し64分26秒の成績でした。その後いくつか記録会に出ましたが、途中で退部した模様です。

 実は他にも、飯島選手ら高校時代比較的実績あった選手が退部したりしています。監督の交代や環境の変化など様々なことがありましたので、致し方ないのかもしれません。こんなところからも、激動の4年間だったのも伺えます。