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【創価大学】大学駅伝2019-2020振り返りと卒業生特集【箱根駅伝】

少し遅くなりましたが、

各大学の大学駅伝2019-2020シーズンの振り返りと、卒業生の特集を行っていきます。

3年前の健闘から長い足踏み期間を経て、念願の初シード権を獲得した創価大学です。

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【創価大学】大学駅伝2019-2020振り返り

過去最後に箱根駅伝に出場した世代が4年生になり、勝負の年と言われていました。

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全日本大学駅伝予選会2019結果

12位創価大学4:03:32.57
4組:4位ムソニ ムイル④28分15秒68 32位福田悠一③30分21秒50
3組:13位葛西 潤①29分46秒43★ 33位鈴木大海③31分04秒49
2組:28位三上雄太②31分04秒78 31位甲斐治輝①31分15秒49
1組:27位横山魁哉①30分48秒71★、28位米満 怜④30分55秒49

13-13(15)-13(12)-12(4)

 そんな中、全日本予選は決してメンバーが整っていたわけではないのですよね。日本人エース米満選手が1組に回りました。その1組、飛び出した選手についていったものの息切れ、30分55秒1組28位は本調子から遠い結果に。ルーキー横山選手はひとまず踏ん張ったかな?

 2組は厳しかったですね。若手の三上・甲斐選手がともに30位前後。3組は大物ルーキー言われた葛西選手が頑張って組13位で29分台ベスト。ただ、もう一人学生連合で箱根を走った鈴木選手が調子が失速。代役4組に入れなかった時点でベストの状態ではなかったかも。

 最終組は故障から復帰してきたムイル選手が頑張って28分15秒で組4位の好走。代役4組は怪我から回復途上の3年福田選手。それを考えたら組32位は踏ん張った方かも。全体としては総合12位、全日本駅伝通過は今年もなりませんでした。

箱根駅伝予選会2019結果

5位創価大10:51:43

7位米満 怜④63分19秒
43位石津佳晃③64分46秒 52位福田悠一③65分01秒 56位葛西 潤①65分03秒
61位ムソニ ムイル④65分07秒 67位永井大育②65分13秒 81位築舘陽介④65分25秒
96位嶋津雄大②65分36秒 112位鈴木大海③65分53秒 141位大澤智樹③66分20秒
上位10名
196位上田結也④67分06秒 240位鈴木ニムラ④67分49秒

5㎞-10km(5㎞間)-15km(5㎞間)-ゴール(7.195㎞間)
3位-4位(5位)-3位(3位)-5位(6位)

 9月の記録会で主力選手が健在、そして多くの選手が自己ベストを更新し、非常に順調な夏だったと言える形、一気に駅伝ファンの評価が上がった中での、箱根予選となりました。

 そしてレースに、総合3位から5位付近をずっとキープするという高い安定感が光りました。ムイル選手が靴擦れで失速する誤算はあったものの、日本人エース米満選手が躍進。63分19秒の好タイムで、日本人トップ争い。

 その後3年生石津・福田選手が、若手成長株の永井・嶋津・葛西選手が中位でゴール。築館主将も3年ぶり二けた順位、鈴木選手が少し遅れたものの、何とか65分台。短い距離が主戦場の大澤選手も66分前半。多くの選手が安定した走りで、3大会ぶり3度目の出場が決定した。

箱根駅伝2020結果と振り返り

9位創価大学10:58:17(往路7位5:27:34、復路9位5:30:43)

1区1位米満 怜④61分13秒[1]
2区11位ムソニ ムイル④67分58秒[6]0:37
3区11位原富慶季③63分16秒[9]3:42
4区4位福田悠一③61分55秒[7]3:46
5区12位築舘陽介④73分12秒[7]6:18

6区16位葛西 潤①60分25秒[10]8:25
7区18位右田綺羅③65分15秒[11]10:17
8区9位鈴木大海③66分39秒[11]12:31
9区6位石津佳晃③69分43秒[11]14:01
10区1位嶋津雄大②68分40秒★[9]12:54

 4月から榎木監督に代わっていましたが、想像以上に結果が出ています。月間走行距離などの管理など行った改革が実を結びつつある形でした。予選の後も、エース級選手が好記録、また予選を走っていない選手が28分台で走って新戦力になったり、榎木監督の初陣に期待がかかりました。

1区米満選手…3大会前の数少ない経験者の米満選手が1区だったのですが…まさかの区間賞スタートでしたね!もともとロードのイメージ。今年になってトラックでも1万28分30秒と大幅に力を伸ばしていたとはいえ、もう少し後の区間の方が活きるんじゃないかと思ったり。

 それが予想以上の高速レースとなったことで、米満選手の走力が最大限生かせる展開に。六郷橋の仕掛けにも冷静に対応、大牟田高時代からのライバル東海鬼塚選手も振り切ると、残り数百mで先頭に!区間歴代2位タイの好記録で、創価大が史上初区間賞&トップ中継となりました。

2区ムイル選手…彼も3大会ぶり同じ2区での出走。前回は下位スタートながら後半あげていっての67分台でした。今回はトップで襷をもらいましたが、ガンガンいかず、やがて後ろのチームに追い付かれ7校での先頭集団となります。

 横浜駅前を過ぎてから、他の選手に先頭を譲ると、権太坂を過ぎてから徐々に後退。本調子ではちょっとなかったかもしれません。それでも何とか総合6位、創価大としては過去最高の順位を維持して襷リレーとなりました。

3区原富選手…箱根予選は走っていない選手ですが、直前の記録会で1万28分台で一気に台頭してきた選手ですね。スピードエース区間の3区、混戦の中少し順位は下げるものの粘りの走りを披露。区間11位の走りで総合9位で踏ん張ったのは想像以上の走りでした。

4区福田選手…今年になってぐっと伸びてきた選手でしたが、素晴らしい走りでしたね。序盤から区間上位争いを繰り広げると、中盤からはスタートから並走が続いていた早大の実力者を引き離す殊勝の走り。61分台の区間4位の好走でチームを7位に引き上げます。

5区築館選手…彼の走りを楽しみにしていたファンは多いでしょうね。佐久長聖高時代から上りで他校の主力と互角に走れるという触れ込みでした。上りに入って、明治大のエース級のランナーに追い付かれますが、そこから長い間互角の戦いに。その間に前のチームに追い付くなど混戦の中、過去最高の往路7位でゴールします。

6区葛西選手…創価大苦手の6区、結局最後の最後まで決まらなかったそうで、注目ルーキーの一人だった葛西選手の走力に託すことになります。他の大学の下りのスペシャリストにはかなわず、じりじりと順位を落としますが、60分半ばのタイムで総合10位、シード権ライン内に踏みとどまります。

7区右田選手…今年の秋になって長い故障から急浮上、1万28分台を出してメンバーに入ってきた選手。一旦、総合9位の中学大に追い付きますが、終盤苦しい場面で失速。後方追い上げるチームにも捉えられ総合11位に。シード権に向けて正念場が訪れます。

8区鈴木選手…前回の箱根駅伝連合チームで3区を走っている鈴木選手。今年は裏の8区を担当。堅実な走りで少しずつ総合10位の中学大に追い付きます。終盤スパート争いは、中学大の選手の方が分がありましたが、総合10位と僅か7秒差で襷リレーします。

9区石津選手…箱根予選でチーム2番手、ロードになると+αが出る選手として残していました。序盤から中盤は中学大をしっかり視界に捉える走り。ただ、その中学大の選手が区間2位の快走。横浜駅あたりからじりじりと引き離されていきます。それでも石津選手も諦めない走り、1分近い差にまで広げられますが、区間6位の粘走でアンカーに襷を託します。

10区嶋津選手…さて、今回の箱根駅伝で最も驚いた場面の一つに数えられるでしょう。ロードに手堅い選手としてアンカーに残した嶋津選手。榎木監督は「抑えていけ」と指示をしたそうですが、全く無視して区間記録を大幅に上回るペースで突っ込んでいきます。

 そして8㎞付近で中学大を捉えると一気に突き放し、総合10位に入ります。このあたりで脚に違和感を覚えますが、それも感じさせない走り。勢いは衰えず、さらに失速してきた東洋大を捉え総合9位に浮上しゴール。また個人でも68分40秒で10区の区間記録を13年ぶりに更新。創価大の初のシード権は歴史的な激走から生まれました。

【創価大学】箱根駅伝2020年3月卒業生特集と進路

 ちょうどこの世代が1年生の時に、2度目の箱根駅伝出場し、往路9位・総合12位と善戦したのですよね。しかも1年生世代が5人もエントリーし2人出走していました。次の年には早くもシード権を獲得するのではという声もありましたが、そうやすやすとはいかなかったのですよね。

4年間の大学駅伝成績と入学前の成績

高3:予選14位、全日予選19位
大1:箱根12位、予選3位、全日予選DNF
大2:予選12位、全日予選11位
大3:予選15位、全日予選13位
大4:箱根9位、予選6位、全日予選12位

 2年時は高速化についていけず、3年時はエースの故障からチーム力が足りませんでした。それでも今年度就任した榎木監督の元、もう一度チームとしてまとまった結果、3年ぶり3度目の出場でシードの壁を破ったのですよね。その世代のそれぞれを振り返ってみましょう。

※関東インカレは2部です

ムソニ ムイル選手

ムソニ ムイル13分32秒42/27分38秒05/61分59秒
高3:
大1:箱根2区4位、予選4位、全日予選4組DNF、関東IC5千2位
大2:全日本1区5位、予選5位、全日予選4組2位、関東IC5千1位
大3:全日予選4組8位
大4:箱根2区11位、予選61位、全日予選4組4位、関東IC1万3位
進路:JR東日本

 入学直後からスピード抜群でしたよね。既に5千13分台のレベルではありました。ただ、1年前半は失敗レースが多かったのですよね。関東インカレ5千は独走優勝…かと思われましたが、最後の最後で青学大の選手に交わされて2位、

 そして最終組を託された全日本予選。狙っていた全日本駅伝初出場が眼前まで迫っていました。中盤過ぎまでしっかり先頭集団についていたのですが、急にトラックの途中でうずくまり動けなくなり途中棄権…。今となっては懐かしいですが、日本の大学でやっていけるかちょっと心配になったシーンです。

 秋になって逞しくなり、箱根予選はしっかりと走り個人4位。チーム2度目の箱根駅伝復帰に貢献します。本戦ではエース区間の2区を任され、終盤ぐっと順位を上げてリレー。駆け引き上手な面も見られました。

 2年目は関東インカレ5千でリベンジの優勝。全日本予選は同じ最終組で2位の好走。箱根予選も安定の個人5位でした。ただ、この時はチームで駅伝に出れなかったのが心残りか。全日本駅伝に選抜で選ばれ、高速1区で走っていたのも印象に残っています。

 そのあとは絶好調でしたね。八王子1万m27分38秒と日本人トップでもなかなか出せないタイム!5千も13分32秒、本当にトップレベルのスピードを手にしました。

 3年目が楽しみになりましたが、この年はあまりよくなかったですかね。春先はよかったものの、関東インカレエントリーせず。全日本予選4組8位は少々不調でした。そして…故障で箱根予選はエントリーから外れてしまいます。試練の年でしたね。

 最終学年、どうなるかなぁと思いましたが、春に復帰。関東インカレは1万mに出場し3位表彰台。全日本予選は留学生選手が増えてきた中4組4位、上々の出来でした。

 4度目の箱根予選は、まさかの靴擦れで失速するも通過に貢献。1万27分台のスピードを戻して、3年ぶりの花の2区。ただ、本調子に持って行けず区間11位にとどまったのが惜しまれました。

 進路先のJR東日本は、ちょうど留学生を入れ始めたところですね。ベテランの域のクイラ選手がいます。うまく切磋琢磨して、さらに強くなっていければいいですね。

米満 怜選手

米満 怜13分55秒86/28分30秒59/63分19秒

高3:14分30秒79/都道府県対抗4区3位、高校6区24位
大1:箱根8区3位
大2:全日予選3組21位
大3:予選63位、全日予選3組9位
大4:箱根1区1位、予選7位、全日予選1組28位、関東IC1万9位
進路:コニカミノルタ

 古豪大牟田高校の主力選手の一人、全体としては中堅くらいの選手でしたが、当時の創価大としてはトップレベルの入学選手でした。

 それが大学1年から箱根を走ったのですから驚きですね。それも、箱根予選はエントリーなし、直前の記録会で29分50秒を出してエントリーに入った選手。その中で8区に起用され、遊行寺坂もしっかり走り切って区間3位。これは将来創価大を率いそうな予感をした方も多かったかな?

 2年生は全日本予選3組で中位と健闘していますが、箱根予選は怪我があったのかエントリーされませんでした。その後に復帰し、1万29分04秒と4千14分09秒のベスト!一気に記録を短縮し、エース格になってきます。

 3年時は全日本予選に合わせ、3組9位の成績。他校の主力とも戦えるようになりましたね。箱根予選はエース選手が欠場し、チームとしても突っ込んで入った結果、個人63位となります。そのあと、5千13分59秒のベストを出しています。

 4年目はチームを引っ張る存在。5千13分55秒のベストを出すと、初挑戦となった関東インカレ1万mは9位と善戦。調子が下がった全日本予選1組で28位の成績がありますが、夏に再び浮上。秋は記録会でPMするくらいになりました。

 勝負の箱根予選、エース選手がアクシデントで失速する中、個人7位の大健闘!他校のエースと戦って見せました。勢いは止まらず1万m28分30秒の大躍進。絶好調で3年ぶりの箱根駅伝を迎えます。

 任された区間は1区、話題になったスロースタートで走り出しますが、あとはハイペースの中しっかりと走っていきます。ラストのたたき合いで抜け出し、まさかの区間賞!大牟田高時代エースだった東海大鬼塚選手に勝利したのも話題に。初シード権に向けて流れをつけましたね。

 強豪コニカミノルタにいきますが、まだまだこれからの選手だと思っています。さらなる飛躍を期待したいですね。

築舘陽介・上田結也選手

築舘陽介14分30秒94/29分54秒26/64分48秒

高3:14分42秒81/高校6区9位
大1:箱根補欠、予選88位、全日予選1組37位、関東IChalf
大2:予選202位
大3:予選145位
大4:予選81位、全日予選補欠、関東IChalf15位

 佐久長聖高の選手がやってきてびっくり!5千14分42秒でしたが、高校駅伝6区9位でロードの方がよいのは当時からですかね。関東インカレハーフ、全日本予選1組にいきなり出場!結果はともかく、期待の高さの現れですね。

 箱根予選にも出場し、個人88位の健闘!早くも長距離ロードに対応してきました。そして、箱根前に高校時代から上りのロードの練習に滅法強いとの情報が。箱根5区にエントリーされ、その走りを心待ちにしました。ただ、直前に状態を落として当日はオーダーから外れ、翌年以降に持ち越しに。

 次が…長かったですね。チームも出場できなかったですし、個人でもなかなか結果が出ませんでした。トラックは1万m30分後半、長距離ロードも個人三桁順位でした。その中で3年暮れに1万29分54秒を記録。上昇気配を見せました。

 主将となって迎えた最終学年、関東インカレハーフで15位と結果を残すと、箱根予選では3年ぶりに二桁順位をとなる81位を記録。チームも3年ぶりに箱根本戦にコマを進めます。

 そして、ようやく山登りに挑戦。区間13位ながら、宮ノ下以降は明治大の実力者とかなり激しいバトルでしのぎを削りました。上りの適性があることは確かでしたね。チームは初シード権、初シード権獲得時の主将として、名前が刻まれました。

上田結也14分16秒38/29分26秒38/63分48秒

高3:14分37秒84
大1:箱根補欠、予選補欠
大2:予選230位、全日予選2組18位、関東IChalfDNF
大3:予選94位、全日予選補欠、関東IC1500mhalf15位
大4:予選196位、全日予選補欠、関東IC5千19位
進路:ひらまつ病院

 上田選手も中々印象深い選手でしたね。1年時に箱根予選・箱根本戦と立て続けにエントリーに入ると、その後のハーフマラソンで63分48秒をマーク。長い距離に早く台頭し、創価大の柱となると思われました。

 ただ、そのあと足踏みが続きますかね。。全日本予選は2組で中位で健闘しますが、箱根予選は230位とまさかの失速。連続出場を逃す一因に…。一転、記録会は1万29分26秒のベストをだいます。好不調の波がありましたかね。

 ロードのイメージの一方、関東インカレも積極的に出場します。3年時はなんと1500mとハーフマラソンと両極端な種目に出場。ハーフで15位と結果を残します。箱根予選は、チームが失速する中94位と粘りの走りを見せ、その後に5千14分16秒のベストを出します。

 4年時はその5千で関東インカレ5千19位の健闘。最後の年の活躍が期待されましたが、それがピークだったのかなぁ。箱根予選は196位と苦戦、その後の記録会で調子が上がらず残念ながら箱根で走る姿は見れませんでした。

 それでも、ひらまつ病院で続けることを表明。波に乗った時の走りを再び見たいです。

鈴木ニムラ・吉留一喬選手

鈴木ニムラ14分29秒99/29分42秒16/65分04秒

高3:14分40秒07
大1:関東IC1500m
大2:関東IC1500m
大3:
大4:予選240位

 もともとはスピードランナーなんですよね。関東インカレは1年2年時に1500mで出場しています。2年目になって長い距離にも対応、5千14分29秒、1万29分42秒と短縮。一気にレギュラー候補となってきます。

 3年時は暫く試合出場ができないなど苦しみますが、4年時秋になって復調。1万29分51秒と結果を残して、箱根予選に初参戦します。これは240位と跳ね返されますが、世田谷ハーフ65分04秒と結果を残して、最初で最後の箱根に向けてアピールします。

 ただ、11月下旬以降の記録会で結果を残せなかったためか、16人エントリーには入れず。それでも最後まであきらめなかった姿は印象に残っています。

吉留一喬14分30秒94/30分00秒83/64分48秒

高3:14分49秒
大1:箱根補欠、予選86位、関東IC1500m
大2:
大3:
大4:

 高校時代は実績はあまりなかったですかね。関東インカレ1500mに出場していますが、この時は目立たなかったですかね。それが箱根予選86位の好走するのですからびっくりですよね。箱根駅伝は6区候補になりますが惜しくも走れず、学生ハーフは65分12秒をマークし。今後が期待されました。

 ただ、その後は故障が相次いだようですかね。2年11月5千14分40秒台、2月の八王子駅伝4区で区間2位の健闘がありますが、その後長い間レースから遠ざかりますね…。

 そのまま終わるかと思われましたが、4年上尾ハーフで70分オーバーながら試合復帰。12月には5千15分切りで走り切ります。さすがに箱根エントリーには間に合いませんでしたが、最後また試合で走れるところを見れたのは本当に良かったです。

竹下和真・三井貴久・深江夏樹選手

竹下和真14分36秒71/30分09秒06/68分16秒

高3:14分45秒
大1:箱根補欠、予選補欠、関東IC3障
大2:
大3:
大4:

 竹下選手も1年時伸びていたのですよね。関東インカレ3障に出場すると、箱根予選で補欠に。その後に1万m30分09秒の好記録を出すと、箱根本戦も16人のメンバーに入ります。

 2年目の飛躍に期待がかかりましたが、その後故障に泣きましたかね。ホクレンで出場がありましたが、その後はレースから遠ざかっています。

三井貴久14分25秒60/31分11秒45

高3:14分31秒92/都道府県4区2位、高校2区13位
大1:全日予選1組20位
大2:
大3:
大4:

 留学生をのぞいたら、三井選手が一番早く頭角を現していましたかね。高校時代の駅伝実績も抜けています。全日本予選1組20位と好走し、早くからの戦力が期待されましたが、秋以降は中々姿を見ませんでしたね。

 2年時2月の八王子駅伝で3区区間賞の成績があり、いよいよ復活と思われましたが、その後中々状態を上げることはできませんでした。

深江夏樹14分46秒14/31分19秒55

高3:14分46秒14
大1:関東IC3障
大2:
大3:
大4:

 これで全員紹介ですね。深江選手は関東インカレ3障に出場経験があります。実はこの世代、1年時のトラックシーズンで関東インカレor全日本予選の経験があるのですよね。

 深江選手もそのあとは台頭に苦労しましたかね。2年時彼も八王子駅伝に出場。1区3位の成績がありましたが、そのあとはあまり試合に出場できませんでした。