第96回箱根駅伝2020のエントリーが発表されました。

29日(日)に暫定の区間エントリー、本戦2日(木)3日(金)のスタート直前に補欠最大4名入れ替えて本オーダー確定となります。

このサイトでは、29日(日)までに、各大学の本オーダーの予想を行っています。

続いて、箱根予選＆全日本メンバーの生き残りで総合力アップ！

日本体育大学の箱根駅伝2020戦力分析＆区間オーダー予想となります。

箱根駅伝エントリー
日体大
小縣佑哉 4
白永智彦 4
中川翔太 4
廻谷賢 4
山口和也 4
池田耀平 3
岩室天輝 3
大内一輝 3
太田哲朗 3
亀田優太朗 3
嶋野太海 3
野上翔大 3
大内宏樹 2
安達響生 1
藤本珠輝 1
盛本聖也 1
選手名鑑↓https://t.co/fSJc8Oux6G

— 月刊陸上競技 (@Getsuriku) December 10, 2019

箱根駅伝2020【日本体育大学】メンバー紹介＆戦力分析～独断ランク付け

　昨年久々に箱根駅伝のシード権失った日体大。チーム体制の変化などに巻き込まれたものの、強化は順調に進んでいる模様。主力も良くて、新戦力も台頭している。

　強化当初は、中川・山口・池田選手の3本柱でしたが、ルーキーの藤本選手が秋を超えて彼らを凌駕するタイムを叩き出して、一気に台頭。往路の戦いが面白くなってきた

　この他は、ほぼ横一線。過去に駅伝経験がある廻谷・岩室選手は勿論、秋から上がって来た選手として、太田・大内一・野上選手らが全日本駅伝を経てエントリーへ

　昨年も台頭があった白永・亀田選手、ルーキーもう一人の盛本選手も面白くなってきた。小縣・嶋野選手も出走ボーダーまであがってきた。全日本駅伝は中堅選手を抜いて14位だが、それ以上の順位の可能性は充分。シード権奪還なるか。

箱根駅伝2020【日本体育大学】区間オーダー予想～主力以外の配置は如何に

　往路は自分の中では、比較的すぐ決まったのですが…復路は皆さんはだれを選びましたか？

1区池田選手…出走すれば5大学駅伝5連続1区になりますが、彼以外のスターターが思い付かないですかね。今回は特に展開が読みにくい1区になりそうなのでなおさら。しっかりと一けた順位に付けたい。

2区山口選手…過去の箱根駅伝8区と2区とタフな区間で好走をしている山口選手。2年連続のエース区間2区になりそうですかね。一つまた走力をあげての2区。いい流れを継続させたい。

3区中川選手…前回はこの3区で途切れてしまったのですよね。そして最後までシード権内に上がれない悔しいレースに。

　今回は、主力選手の中川選手が好調で迎えられそうだ。過去の箱根は復路でしたが、もともとスピードが魅力の選手。2年時のガンガンいく走り、往路3区で再現できれば面白いです。

4区廻谷選手…新戦力を持ってくることも考えましたが、昨年の経験者の廻谷選手で予想します。少し好不調ある感じですが、上がったときの好走は凄いものがあります。最終学年調子を合わせたい。

5区藤本選手…さて、スーパールーキー藤本選手ですが、山登りになるのではないでしょうか？1年生ということもありますが、他の選手よりも試合数が少ないですし、山登りの準備と読みます。今の勢いでどこまで突っ走れるか要注目選手です。

#日体大記録会
5000m 43組
▷藤本珠輝選手(日体大) 13’54″12
13分台…！
本当すごかったです、おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/LWqT28ceSJ

— saya (@iam_saya_a) December 1, 2019

6区盛本選手…2大会前の廻谷選手平地予想、前回好走選手がエントリーから外れてしまったので、さてどうするかというところ

　もう一人の有力ルーキー盛本選手ということはないでしょうか。秋になってから徐々に上がってきていて、全日本など一部回避。ちょっと注目のランナーです。

7区大内宏選手…10番目の争い、非常に難しいところですが、全日本予選3組、箱根予選、全日本6区と起用が続いている彼が入ってくるのではないでしょうか。特に全日予選3組はまずまずのレベル。その時の走りができればと思います。

8区白永選手…長い距離を積んでいる上級生の区間と思っています。そうなると、白永選手など4年生あたりかなぁと思っています。しっかりまとめきる走りが見たいところ。

9区太田選手…秋になってぐんぐん伸びてきていますよね。箱根予選二けた順位、そして全日本駅伝アンカーは期待の高さの表れかと。その後の記録会も非常にいいです。安定感の高さと勢いで復路のエース区間を乗り切れれば。

10区亀田選手…予選や全日本はえんとりーなかったものの、上尾ハーフ以降一気に調子を上げてきた亀田選手をアンカーで予想します。昨年も出走するかどうかで言われていたのですよね。

　走りやすい上尾ハーフとはいえ、2年連続でしっかり結果を残して、トラックのスピードも上げてきました。いよいよデビューがあるのではないでしょうか

　こうみると、本当に箱根予選・全日本駅伝・箱根駅伝とメンバーが入れ替わりそうな…。他にも起用したい選手はいるのですが、10人以上余るくらい選手層が厚くなってきています。

箱根駅伝2020【日本体育大学】まとめ

前回箱根駅伝１３位の日体大が堂々の優勝宣言（スポーツ報知） https://t.co/Z7a5Pdz8z2

— Mr. 箱根駅伝 (@tasuki_run) December 16, 2019

　それにしても往路は楽しみになってきましたね。1区2区は前回は食らい付く池田山口選手だったのが、攻める事ができそうですし、さらに中川選手、ルーキー藤本選手らで更にガンガンいけます。

　復路はもう…記録会で29分一けた～29分30秒程で収まる選手が、エントリー漏れした選手を含めて多くいましたので、本当に激戦になっています。しっかり調整ができていれば、メンバーに選ばれれば好走がありえます。

　それにしても箱根予選・全日本駅伝と多くのメンバーが出走しましたね。そこからかなりの選手が振るいにかけられて選ばれています。全体の選手層は、2大会前の4位に匹敵するのではないでしょうか。

　チーム体制の変化で、以前よりかなり選手主体で動くことになった日体大。継続最多の連続出場を誇る伝統校が、新しい姿で箱根路を疾走するか。