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【Part3】強化中堅&下位校の箱根予選と連合挑戦応援企画~2019年度

出雲駅伝も楽しみですが、
箱根駅伝予選会のエントリーの期日も10月15日(火)と迫っていますね。

期日までに強化中堅校の紹介をしていきます。

面白いけど、箱根駅伝を本気で狙うにはあともう少し強化が必要かなぁと思うチームになってきます。

とにかくまずはボーダーまで15分以内、順位としては15~20位以内を目標となりそうなチームです。このあたりから知っている大学・選手も多くなってくるでしょう!

チームとしても、そして連合に挑戦できそうな選手も注目です。

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強化中堅校の箱根駅伝予選会2019&連合応援企画

予定

今回は強化チームを8チーム紹介します。エントリー分を反映はできないですが、予想や展望、本気で連合選手を狙える選手を中心に紹介していくことになります。
 

ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(20㎞換算:~57分10秒/84回:1位)

SSS(9点)60分20秒~60分59秒(20㎞換算:57分11秒~57分49秒/95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(20㎞換算:57分50秒~58分27秒/95回:2位、94回:3位、93回:1-2位)

S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/95回:3-8位、94回:4-5位、93回:3-4位)

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)

G候補
※95回94回は例年より涼しく、93回は暑かった大会です。

G以上は連合選出の可能性あり…と個人的に思っている選手。いなかった時はG候補にエース級の選手を入れます。

出雲と同時進行になりますが、何とか進めていきます。

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[前回19位]日本薬科大学

参照サイト:陸上部 | 日本薬科大学

【過去3年間の成績】
95回19位11:04:55(ボーダーまで18分28秒)
94回17位10:22:28(ボーダーまで11分54秒)
93回18位10:33:32(ボーダーまで17分15秒)

S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/95回:3-8位、94回:4-5位、93回:3-4位)
ノア キプリモ①28分18秒93

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
時川朋也④30分24秒95≪18:予173位、17:予277位≫
山田直樹③30分34秒78≪18:予221位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
中山雄太①30分25秒90
大倉秀太③29分37秒90≪18:予225位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
今川深透③29分54秒06≪18:予324位、17:予226位≫
谷口 蓮①31分04秒92

G候補
溜池勇太④29分40秒75≪18:予330位、箱9区13位相当、17:予84位、16:予221位≫
寺澤 渉④30分27秒92
時川昌也③30分43秒13≪18:予311位、17:予289位≫
千葉勇輝③29分59秒05≪18:予238位、17:予201位≫
梶原尊人①31分30秒60
土屋祐太④30分26秒60≪18:予269位、17:予207位、16:予197位≫
中川竜大朗②30分57秒41

 じわじわ縮めてきていた箱根本戦へのボーダーが昨年初めて開きました。ただ、これは当時の留学生が4年生ということもあり、思い切って前半突っ込んで勝負しに行ったもの。これも一つの経験です。

 チームの強化は、ロード中心から10000mにも力を入れ始めています。今年は全日本予選を狙えるということで何度もチャレンジ。締切日前日に、新たに来た留学生のベスト記録で逆転での初出場!予選本番は最下位でしたが、一つ強化が形になりました。

 新たな留学生というのはキプリモ選手。早速関東ICでもしっかり入賞、6月日体大で28分24秒のベストをマーク。早くも今後が楽しみな存在だ。ロードが分からないが、62分きりは狙っていけそうだ。

 春先はルーキーの中山選手が非常に元気。いきなり30分25秒マークし、早くも日本人のエース格だ。1年は谷口・梶原選手あたりも頑張っていて、早くも予選出走しそう。面白い学年となってきそう。

 とはいえ長い距離は上級生も負けたくない。前回チーム2番手の4年時川朋選手、4番手の山田選手が10000m自己ベスト。まずは学生連合の16番手に手が届くかどうかといったところか。しっかり縮めたい。

 また4人いる29分台ランナーのうち、2人が復調傾向。特に前回5番手の大倉選手が戻ってきていて、昨年の記録より短縮できるかも。今川選手も何とか予選メンバーに入れそうな感じだ。溜池・千葉選手が戻ると心強いがどうか。

 他では地道に積み上げてきているランナーになるでしょうか。4年土屋・寺澤、3年時川昌・2年中川選手あたりが候補になるでしょうか。9月末はまだあがりきっていませんでいたが、この1か月が勝負。

 全日本予選に出場、確実に強化が進んでいるところを、箱根予選でもしっかり見せていきたいところだ。

[前回20位]明治学院大学

参照サイト:

過去3年の成績
95回20位11:05:45(ボーダーまで19分18秒)
94回26位10:42:07(ボーダーまで31分33秒)
93回20位10:36:10(ボーダーまで19分53秒)

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
坂上真生④30分17秒69≪18:予163位、17:予325位、16:予378位≫
市原拓実③30分24秒74≪18:予261位、17:予161位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
佐藤大輔②5千14分48秒21
千葉廉也①5千14分49秒00
雨宮大地④31分12秒39≪18:予275位、17:予285位、16:予240位≫

G候補
安藤 海③30分49秒93≪18:予309位≫
千葉諒太郎③31分17秒45≪17:予351位≫
池田優斗②30分54秒39≪18:予297位≫
山口拓海④31分21秒31
伊藤初黄③31分33秒02

 3大会前20位に突如入り我々を驚かせた明治学院大、昨年再び20位に入り、長い距離で一定の育成力があることを示しました。しかも、当時の4年生の選手が、学生連合で出走メンバーを勝ち取り、キャンパスが近くなる9区出走。学校関係者大きくわいたでしょう。

 さて、明治学院大は今年は2人も学生連合で出走できるレベルの選手が出てきています。一人は4年坂上選手で今年の主将です。前回も163位65分25秒と好走を見せていました。そこから1万mを30分17秒まで縮め、長い距離に自信を深めています。

 もう一人は3年の市原選手。2大会前の1年時に161位と好走。昨年末から復活してきて1万30分24秒、直近では5千14分34秒とスピードもついてきました。総合力がついた彼が上回るのか注目。2人とも64分台は十分狙えるレベルのはずです。

 3番手以降が少し差がありますかね。前回6番手までに卒業背が4人入っていては仕方ない。総合力という点では昨年越えは簡単ではないか。
 それでも秋には新戦力として2年佐藤選手、1年千葉選手が上がってきたようですかね。直近で市澤・坂上選手と同じ組で出走しています。初参戦でどこまでいくか。

 他、4年連続出走が近い雨宮選手、経験者の千葉選手あたりも状態が上がりつつます。他にも伊藤選手など直近の記録会5千mで15分10秒前後で上がってきた選手が多い。

 トラックの記録はあまり追う方ではないチームなだけに、それくらいでも不気味。底上げは密かに進んでいそうだ。まずは前回の順位・タイムが目標、そして今年も連合に出場して、明治学院大陸上部をアピールしたい。

[前回予選21位]桜美林大学

参照サイト:桜美林大学陸上競技部

【過去3年間の成績】
95回21位11:06:16(ボーダーまで19分49秒)
94回21位10:28:25(ボーダーまで17分51秒)
93回25位10:41:04(ボーダーまで24分47秒)

SSS(9点)60分20秒~60分59秒(20㎞換算:57分11秒~57分49秒/95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)
レダマ キサイヤ④27分43秒52≪18:予1位、17:予1位、16:予2位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
永瀬 孝③30分13秒08≪18:予158位(連合選出)、17:予384位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
佐藤拓巳④30分42秒98≪18:予203位、17:予323位、16:予330位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
前山晃太郎③30分18秒23≪18:予208位。17:予239位≫
白川大地①31分12秒62

G候補
小橋 新④30分52秒10
宮崎柔之介④30分56秒67
阿川大祐④30分52秒65≪17:予259位≫
岡野文哉④31分16秒01≪18:予296位≫
米谷 哲31分15秒34
浅田智哉③31分30秒05≪18:予350位≫
ダニエル カイオキ①28分20秒83

 順調に上がっていった順位が、昨年初めてストップ。ボーダーとの差も足踏みとなってしまいました。卒業生の穴というのが、ついに出始めたところですね。ここから上がっていけるがが正念場です。

 また大エースキサイヤ選手の最終学年でもありますね。2年時から予選トップに立ち、インカレなども次々と制覇。直近の日本ICは怪我していたのに優勝という異次元のことをやってのけている。怪我が心配だが、最後またまとめるはず。

 留学生の強化は抜かりなく、今年すでに1年生を迎えている。ダニエル選手が各大会お披露目とばかりに活躍中。1万mは既に28分20秒、少し粗削りですが、来年以降楽しみな選手です。

 日本人ランナーも地道に強化中。昨年予選で快走し、びっくりの連合選出となった3年永瀬選手が完全にエース。直近では1万m30分13秒の自己ベスト。予選前と言うことで楽しみ。65分を切れば、連合出走が大きく近づきます。

 そのほかでは、前回203位で4年連続出走も近い佐藤選手がベストに近い成績で上がっています。同じ4年小橋選手も直近で30分台。宮崎選手ももう少しでした。共に予選未出場の選手で、最初で最後どんな走りをするか。

 他出走経験のある4年岡野選手や3年浅田選手もベスト。少なくとも昨年から上積みがありそうだ。米谷選手や、楽しみなルーキー1年白川選手も順調。将来のエース候補として初戦はどうか。

 他、1万m30分18秒を持つ前山選手が最近試合に出ていないがどうか。彼が上がるとかなり心強い。総合的には、しっかりと昨年からボーダーとの差を縮めて、本戦に向けて前進しているところを見せたい。

[前回23位]関東学院大学

参照サイト:関東学院大学陸上競技部オフィシャルサイト

【過去3年間の成績】
95回23位11:07:51(ボーダーまで21分24秒)
94回24位10:31:29(ボーダーまで20分55秒)
93回17位10:33:32(ボーダーまで17分15秒)

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
関口大樹③29分42秒46≪18:予142位(連合選出)、17:予189位、16:予200位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
厚浦大地②29分58秒17≪18:予185位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
安達 駿④29分58秒17≪17:予247位、16:予216位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
川良昴世③30分23秒50≪18:予239位、17:予280位≫
小野元也④30分26秒73≪18:予241位≫
荒川将輝④30分28秒61
渡辺拓海③31分01秒12

G候補
山本旺輝④30分36秒93≪17:予322位≫
桑山敏哉④30分56秒90≪18:予301位、17:予219位≫
山田拓磨③30分51秒53
石本孝二③29分38秒74

 本戦復帰は中々叶わずにいますが、2年に1度は学生連合にて選手が箱根本戦に出走。チーム全体としてもボーダーまで20分前後でとどまっています。

 昨年末から今年にかけては10000mで結果が出て、久々の全日本駅伝予選出場に近づきました。チームとしても手ごたえを感じた今季は、箱根までの距離を縮めていくチャンスです。

 今年は学生連合入りが期待できる選手が少なくとも2名います。一人は前回連合入りした4年関口選手。前回はトラックの選考で惜しくも箱根に届きませんでした。得意の長距離ロードでしっかり結果を出していきたい。

 もう一人は急成長中の2年厚浦選手。前回も185位65分44秒と大健闘していました。今年7月学連記録会で1万m29分58秒のベストで調子は上々。ハーフでも一気にチームトップに駆け上がることができるか。

 他には2年連続しっかりまとめている3年川良選手、そして4年小野・荒川選手がトラック10000mでも健闘。予選出場は少ないですが、最後にまとめていきます。

 秘密兵器としては3年渡辺選手。7月士別ハーフで68分台の成績で自己ベスト。順調なら秋の箱根予選でぐっと短縮することも可能なはずだ。

 他、久々に上げつつある4年山本・桑山選手。1万m積極的出場の山田選手あたりか。冬のトラックで絶好調で密かに1万mチームトップの石本選手があがってくれば心強い。

 個人としては、今年もしっかり連合に選手を輩出し、かつての育成力が健在であること。チームとしてもしっかりとボーダーと短縮することが大事になってきます。

[前回24位]武蔵野学院大学

参照サイト:武蔵野学院大学陸上競技部

【過去3年間の成績】
95回24位11:09:23(ボーダーまで22分56秒)
94回25位10:36:21(ボーダーまで25分47秒)
93回27位10:49:28(ボーダーまで33分11秒)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(20㎞換算:57分50秒~58分27秒/95回:2位、94回:3位、93回:1-2位)
タイタス ワンブア④28分06秒51≪18:予30位、17:予6位、16:予236位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
船田圭吾②29分52秒19≪18:予175位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
下田季矢③29分57秒73≪17:予146位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
友村俊介②29分47秒80≪18:予180位≫
竹内嵩人③29分52秒63≪18:予260位、17:予411位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
藤井亮矢④29分30秒31≪17:予364位、箱7区16位相当、16:予42位≫
田村剣心③29分53秒13≪17:予212位≫
原田宗市②30分07秒82≪18:予268位≫

G候補
森 竜也④30分29秒83≪16:予352位≫
木下雄斗③30分27秒09≪18:予328位≫
木村純一郎③30分37秒80≪17:予310位≫
黒澤 明30分49秒62
武田裕督③30分57秒51≪18:予317位≫
佐藤 颯③31分02秒43
辻野大輝①31分33秒49

 ここ2年で少しずつ態勢を整えつつあるのが武蔵野学院大。総合順位は3つがえ、さらにボーダーも33分から23分と約10分縮めてきました。

 ここのところ強化している1万mの強化が実り、今年は全日本予選会に初出場!19位に終わりましたが、一つ大きな成果を上げました。箱根本戦に向けても、ボーダーまで大きく差を縮めるチャンスです。

 今年は何といってもエースワンブア選手が絶好調!これまでは良い時と悪い時と
差がありましたが、今年はインカレなど主要大会だけでなく、記録会全て高レベルで安定した成績。箱根予選も61分前半以内など大きな貯金が期待できるのではないでしょうか。

 日本人ランナーも少しずつ成長。前回チーム2番手の2年船田選手が順調に成長。1万m29分台にまで伸ばしてます。直近でも一人違う組で29分58秒、今年は学生連合に手が届く65分きりまで行けるかどうか。同じ2年では友村・原田選手も上がってます。 1年生では春先から1万m30分半ばを出していた辻野選手に期待ですかね。

 さらに2大会前で日本人2番手、学生連合まであと1秒だった3年下田選手も直近30分23秒と久々に調子を上げてきました。今年はまた面白そう。同じ3年では竹内選手が関東IC1500mで健闘、また記録会で木下・木村選手が大幅ベストで30分半ば。選手が揃ってきています。

 そしてジョーカー的存在が2人います。全日本予選1組走っている3年田村・4年藤井選手。田村選手は、武蔵野学院大の中で高校時代の実績がとびぬけている選手。良い悪いの差がありますが爆発力は高い。直近も30分台を出しているので、この1か月でぐっと上がるはず。

 藤井選手は覚えているでしょうか。3大会前の箱根予選であと言わせ、学生連合で大学史上初の箱根ランナーになった選手。その後は暫く結果が出ませんでしたが、今年関東ICハーフで9位の好走!一発集中力はある選手なので、上がるかどうか。

 ワンブア選手が最終学年、スピードもついてきていますので、今年は一つ勝負の年といってもいいかもしれません。どこまでジャンプアップできるか注目です。
 

[前回25位]平成国際大学

参照サイト:平成国際大学陸上競技部 – Google Sites

【過去3年間の成績】
95回25位11:11:44(ボーダーまで25分17秒)
94回22位10:30:05(ボーダーまで19分31秒)
93回21位10:36:15(ボーダーまで19分58秒)

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)
ステファン カマウ①29分57秒63≪18:高3区42位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
時任一輝③29分58秒76≪18:予139位、17:予290位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
工藤淳平④30分55秒95≪18:予282位、17:予267位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
片山拓海③30分40秒06≪17:予229位≫
矢沢彰悟④30分41秒97≪18:予285位≫
佐藤琥稀②30分46秒71≪18:予234位≫
河野翔太④30分52秒70≪18:予235位、17:予272位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
堤 真人③
山口貴士②30分57秒60
穴澤友崇①31分03秒90

G候補
氏原克仁②31分36秒77
岡崎竜也②31分21秒71
松本航平②32分04秒71

 ここ3年間徐々に順位が下がっている平成国際大。ボーダーも20分から25分に開いてしまった。ここあたりで巻き返したいところだが、今年はチャンスを迎えています。

 久々に留学生を迎え追撃態勢を整えようとしているところ。カマウ選手は、高校駅伝走行中にケガ、そこからまだ本来の調子ではないが、9月一関ハーフを64分台で走破。スピードも戻しつつあり、64分切までなら期待できそうでしょうか。

 さらに日本人は昨年に続き連合の候補者が出てきています。前回も139位の65分07秒と好走している3年時仁選手が絶好調。10月中大記録会5000mで14分18秒の大幅ベスト。順調なら充分連合入りできそうだ。

 選手層もぐっと厚くなってきていて、前回予選で66分台半ばで走り切っている2年佐藤3年河野選手が健在。さらに2年前229位で走りきった3年片山選手が復帰、4年矢沢選手が先日の記録会で同じくらいの成績だった。前回4名だった67分きりは増えそうか。

 さらに3年堤選手、それに下級生も続きます。2年山口選手や1年穴澤選手も調子は上がってきています。少なくとも昨年以上の選手層になっていそうだ。

 これに昨年の上尾ハーフで65分台をマークしている4年工藤選手が調子を上げてくるかどうか。彼が戻ってくるとぐっと成績が上がるはず。

 なお、今年から、89回大会で選抜チームで出場した塚田空氏がコーチとして就任。もう一度チームを立て直していくきっかけの1年としたい。

[前回26位]慶應義塾大学

参照サイト:慶應義塾體育會競走部

【過去3年間の成績】
95回26位11:15:01(ボーダーまで28分34秒)
94回27位10:42:42(ボーダーまで32分08秒)
93回28位10:55:27

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
杉浦 慧②29分42秒01≪18:予192位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
小野友生②30分23秒64≪18:予216位≫
清水拓哉②29分55秒16≪18:予226位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
鈴木 輝②30分22秒67≪18:予254位≫
田島爽也④30分49秒22≪18:予273位、17:予288位、16:予369位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
印藤 剛②30分52秒28≪18:予292位≫
司代 隼②30分28秒81

G候補
森田剛史①30分42秒94
貝川裕亮①30分55秒66
前原裕磨①31分26秒42
前田拓海②31分30秒08

 前回の予選は強化1期生を迎えてのもの。一つ順位を上げる26位でボーダーとの差も少しずつ縮めてきています。今年はぐっと縮めてくるチャンスです。

 前回出走した2年生が順調に成長。前年在校生トップとなる192位65分47秒をマークした2年杉浦選手が、9月日体大で29分42秒と大幅ベスト。前回惜しくも届かなかった連合入りへ順調に強化を進めています。

 さらに多くの選手が前回から自己ベスト。2年清水選手も29分55秒、鈴木・印藤選手もこれに続いて伸びてきています。彼らは日体大で上位の速い流れに挑戦。いい経験をしているはずです。

 さらに前回未出走の司代選手も調子が成長著しく30分28秒。最近試合に出場していませんが、長い距離での好走が何度もある小野選手が復調すれば、上数名は箱根を狙うチームと並走できるかも。

 また2年だけでなく、4年生田島選手も今年5000mと10000mで大幅にベストを短縮。走れば4年連続出走となりますが、大幅な自己ベストを期待できそうです。

 選手層もじわじわ厚くなってきていて、1年森田・貝川選手が10000mで早くも30分台、前原選手も31分半ばときています。一つ上の世代がぐんぐんベストを更新しているのは心強いはず。

 今年は一気にボーダーまで15分近くまで迫ることも可能な陣容。そうなると一気に20位付近にまで順位も上げてくるかも?躍進しそうな慶大に要注目です。

[前回27位]東京経済大学

参照サイト:東経大陸上部HP 

【過去3年の成績】
95回27位11:16:56(ボーダーまで29分31秒)
94回28位10:45:55(ボーダーまで35分48秒)
93回26位10:47:45(ボーダーまで31分28秒)

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)
鈴木優斗④30分28秒03≪18:予154位(連合選出)、16:予181位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
湯沢亮太④30分26秒57≪17:予279位≫
村上 滋④30分44秒64≪18:予381位、17:予216位、16:予301位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
森 陽向③29分59秒26
宮田共也③30分32秒07≪17:予234位≫
樋田侑司②30分37秒09
大川歩希①30分37秒13

G候補
所河北斗④31分23秒82≪17:予317位、16:予251位≫
益子翔太郎①30分53秒97
小西竜也③30分52秒50
関 颯介②31分10秒38

 東京経済大は、ここ3年は27位付近、通過ボーダーからも30分前後(一人3分ほど)引き離されているところから中々短縮することができずにいます。

ただここ1年はトラック10000mを中心にして自己ベスト更新者が続出。上を狙える雰囲気は整ってきています。その10000mでは3年森選手が29分59秒の好記録。スピードで引っ張ります。

秋になってからチームは9月28日国士大記録会、10月13日学芸大記録会と2度10000mのレースに出場。長距離ロードでは経験ある4年生が頼りになりそうで、昨年連合出走の4年鈴木選手がベストに近い成績、もう一度狙いに行きます。

また2年前の予選会でまずまず走っている湯澤選手、唯一4年連続出場がかかっている村上選手が、ここにきて状態を上げてきて30分台をマーク。村上選手はベスト、最後にどこまで伸びるか。

これに2年生以下が食いついているのが面白い。9月28日には益子選手が30分台、10月13日には2年樋田、1年大川選手が30分37秒の大幅ベスト、新戦力も台頭してきて盛り上がっています。

 調子のあがっている選手は増えてきています。集団走などがうまく機能すれば、久々の25位以内、さらにボーダーにも20分以内が見えてくるはずです。